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概要

アイドルマスター』シリーズのキャラである如月千早秋月涼のカップリング。他の涼にまつわるカップリングと違って後ろに来ている事が多く、「りょうちは」と言われることはあまり無い。ちなみに、千早と(『SideM』以外の)涼の身長は共に162cmである。

アイドルマスターDS』本編では、涼のシナリオでCランク後半の時に「オールド・ホイッスル」出演経験のある千早が登場し、後半のオーディションで涼の超えるべき壁として立ちはだかっていく。アメリカから帰国した千早は、武田蒼一の手により涼を千早のコンサートに2度招待し、彼に歌を歌う事とは何なのかについて諭している。

「他人の真似をせず自分なりの歌を歌う」「迷った時は歌詞の意味を理解する」「そうすれば歌えない歌は無い」と教えられた涼は、千早への憧れから彼女を超えるための敵対心に変わり、武田がギリギリで作曲に間に合った「Dazzling World」を手にし千早に戦いに挑む。

オーディションの後、千早がアメリカに戻る際、涼に人との絆を教え、空港から去っていった。

涼が『SideM』でボーカル重視のステータスになったのは、千早や武田によって涼の素質を開花させた結果かもしれない。

二次創作において

涼にとっては、とは別のベクトルで千早は師匠にあたり、千早との出会いをターニングポイントとして捉えられているが、二次創作においてはそういったシリアスな要素は皆無に等しく理由(ワケ)あって胸パッドを当てている涼に、貧乳である千早がフォローする展開が多く(そもそも千早がアメリカに行ってしまった以上、涼が「オールド・ホイッスル」で男であることを明かしていたのを千早が知っているかどうか怪しい。ただしコミカライズ版では海外に行っておらず、涼の「オールド・ホイッスル」出演の手助けをしている)、ネタ系のイラストが多く描かれる傾向にある。

ちなみに

そのルートのサブイベント「立食パーティー」では、涼が転けそうになった時は千早の腕に捕まるのが正解だが、その際胸をタッチすると上手く掴めず転んでしまうという展開がされる。

また、千早が酔っ払いに胸の事を言われた際に涼がなだめようとする時の選択肢で、本来胸が小さい方が楽と言うのが正解だが、その人に見返す為に胸パッドを貸すという選択肢もあり、彼が千早に堂々と言った影響で二人が周りに笑いものにされ赤っ恥をかいてしまうオチとなっている。

まさに公式が千早いじめである。

現状

昨今の作品でサザエさん時空&パラレル設定が主体である事が災いしてか、千早の「オールド・ホイッスル」出演経験のある設定は抹消されている模様であり、『SideM』の涼から千早の事が言及されるのは律子と違って全く無い。上記のように「Dazzling World」の誕生経緯の中には千早の存在も大きいが、その事情が無かったかのように扱われている。(言及が無いのはやよいあずさも同じだが、千早周りの設定が大きい為に不自然さが目立つようになっている)

千早自身においても、『DS』当時はトップアイドルとして名を馳せていたが、以降の作品にて新作が登場するごとに成長がリセットされる事から「涼の恩師の一人」という設定が活かせられなくなったとも考えられる。

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