警告
※ラブライブ!シリーズのキャラクター記事群は現在、2020年頃から1ユーザーにより「一人称の『私』を『わたし』表記に改悪する」「公式セリフを改竄、捏造する」「最下部の人称・呼称表を新規作成・編集するが、記述内容がデタラメ」という編集が繰り返されています。 |
発見次第、修正をお願いします。 |
「私、かのんちゃんの出来ない事を出来るようになる! かのんちゃんの歌みたいに大好きで夢中になれるもの、私も持てるように頑張る!」
プロフィール
名前 | 嵐千砂都 |
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英字表記 | CHISATO ARASHI |
学年 | 1年(第1期)→2年(第2期)→3年(第3期) |
学科 | 音楽科→普通科(TVアニメ6話後半で転科) |
身長 | 155cm(シリーズ36位タイ) |
血液型 | B型 |
誕生日 | 2月25日 |
星座 | うお座 |
趣味 | 体を動かすこと、ダンス |
特技 | 初対面の子と仲良くなること |
好きな食べ物 | たこ焼き、桃、コーラ |
嫌いな食べ物 | ピーマン |
好きな言葉 | 「早起きは三文の徳」、「笑う門には福来たる」 |
好きな教科 | 体育 |
好きな動物 | ハムスター |
イメージカラー | ピーチピンク |
ユニット | 5yncri5e! |
CV | 岬なこ |
概要
『ラブライブ!スーパースター!!』に登場するスクールアイドルグループ・「Liella!」のメンバーであり、同グループが所属するスクールアイドル部の部長。
結ヶ丘女子高等学校の生徒としては1回生。
入学当初は音楽科だったが、1年生の途中で普通科に転科した。
主人公・澁谷かのんの幼馴染。ダンスがしたくて結ヶ丘に入学したが、何の因果かスクールアイドルをやることになった。
たこ焼きが好きで、たこ焼き屋でアルバイトしている。
たこ焼きに限らず丸いものが基本的に大好き。かのんの家で飼っているマンマルも目がマンマルでかわいいからと可愛がっている。
かのんからは幼少時から「ちぃちゃん」と呼ばれている、ファン(ライバー)からの愛称も、ちさとちゃん。より言いやすく愛らしいので定着しつつある。人物略称もちぃ(例・かのちぃ)である。
人物像
立ち振舞いはまさに体育会系。普段は穏やかで友好的な性格。
ダンスの特訓も嫌な顔をひとつせず引き受けるなど器量も広いが、怒ると怖く、唐可可が練習中にゲームをやりだした際には「でも、あっという間だよ?」とドスの利いた声と怖い顔で告げている。
音楽科に所属していた当時から普通科に対する偏見はなく、かのんと幼馴染ということもあってかスクールアイドル活動に対しては非常に協力的。観察眼にも長けており、平安名すみれの過去に寄り添ってあげられるのはかのんであると見抜いていた。
一方でノリの良い一面もあり、かのんの動画を撮影する際は可可と共に「たまんねえ~!」と叫ぶ、お化けの真似をしてかのんを驚かせるといった面も見せている。
1期生5人の中では最もアクティブな容姿をしているが、その見た目に反して意外と頭脳派なブレーンとしての一面を持つ。特に物事の判断能力は非常に高く、基本は誰に対しても親切ではあるものの、決して甘いわけではなく必要だと思えば厳しい態度も見せるスタイルを取る。
例えば可可とかのんにふたりで向き合う時間を作ったり、スクールアイドル部全体がダンスに関して自分に頼り切りになっていると知った時は、敢えて合宿に同行せずに自分たちで動くようにさせて自立を促すなどさせており、そうした彼女の行く先を見据えた細かい計らいは毎回的を射ており、指導を受けたメンバーはこれ以上ないほどの立ち回りをして最善の結果を出している。
過去作のような「あらぬ落とし穴に落ちる」という展開がないのは彼女の的確なサポートのおかげなのは言うまでもなく、5人全員が超人であるLiella!1期生の中でも一番凄いのは彼女なのかも知れない…あえて例外を挙げるならスクールアイドルを始めたばかりの実力ではどうしようもない相手が対戦カードだった時ぐらいでこればかりは仕方がない。相手が悪かっただけである。
この体育会系寄りの見た目からは想像もつかない冷静さや穏やかな性格と的確な判断能力の高さは彼女が元々そういうキャラではなかったことや、幼馴染と交わした約束(後述)を守るために鍛錬を怠らなかった努力の結晶か。
スタミナをはじめとしたフィジカル面ではLiella!メンバー中トップであり、劇中では他のメンバーがバテるようなメニューをこなしつつ殆ど疲れる様子を見せていない。
その他、手先は結構器用なようであり、コンパス無しで真円を描いたり(子供の頃からできていた模様)、OPでは可可と一緒にミシンで衣装作りをしていた。
口癖はどこぞの妖怪と同じく「うぃっすー」であり、挨拶や掛け声として使用したりしている。加入後はLiella!の掛け声にもなっている。
普段は何かと変な言動をする可可やすみれと比べて良識的で気の利いた面こそあるものの、
幼少期から丸いものには並々ならぬ情熱と愛を注いでおり、見つけると「まる〜♡」とうっとりする。それ故にタガが外れることもある。かのん曰く『いつもしっかりしているのに、丸いものが関わるとたまにちょっと変になる』とのこと。そのせいで最愛のマンマルにも距離を置かれる事も。『リエラジ!』冒頭ドラマではお団子ヘアーのメンバーを増やそうと3期生にウザ絡みした。
また、現状のLiella!メンバーの中で唯一嫌いな食べ物(ピーマン)が判明している(ファンブック情報)。
その嫌いぶりは書籍内で「細かくしてもムダだからねっ!!」とまで言い切るほどで、後述の通り並みならぬ努力を重ねてきたストイックな彼女でも一切克服できなかった模様。
外見
白髪に赤目。ただし肌の色は他キャラと変わらない普通の色であり、アルビノというわけではない。
髪型は左右にお団子状に纏めており(某チョコアイドルでは無い)、後ろ髪を下ろすなど髪型をアレンジする際も2期EDのような髪型交換、「未来の音が聴こえる」での髪下ろし以外は一切ここは変えないなど本人としてはかなり拘りがある模様(リエラジ!では、お団子がうまくまとまった日は機嫌がよくなり、逆にダンス中に団子を解くパフォーマンスを提案されて怒るなど)
また、Liella!一期生の中で一番小柄(身長155cm)であり、それに比例してかスタイルも慎ましやか。…が、二期生では彼女よりさらに身長が小さい割にスタイルの良い子が加入してしまったため、身長がフォローにならなくなってしまった。
テレビアニメ1期
第1話
第1話から登場。
可可から逃げるかのんに話しかける。
音楽科に不合格となり、もう音楽を辞めると宣言するかのんを「私はかのんちゃんの歌、聴いていたいけどな…」と励まそうとした。入学式中も暗い表情のかのんを心配そうに見つめており、「たこ焼き屋でバイトを始めたから遊びに来て」と言うなど、彼女になるべく寄り添おうとする態度が見られた。
店を訪れたかのんに対し、「音楽科の生徒をスクールアイドルに勧誘する」のは「歌にしても楽器にしてもダンスにしても、それ専門でずっとやってきたからそっちの方が大切だから」難しいということを告げていた。
第2話
唐突にラップを披露。
その後、かのんから葉月恋の弱点を調べるよう頼まれたため澁谷家を訪ねる。
調査の結果、恋の弱点は「一言でいうと無い」と断言。「一度他部に入って、恋に目を付けられないようスクールアイドル活動を継続しないか」と妥協案を出すも、本気でスクールアイドルを目指そうとするかのんの姿にそれ以上のことは言わなかった。
その後、代々木スクールアイドルフェスでの優勝を条件にスクールアイドル活動を許可された二人からダンスの振り付け担当として手助けを頼まれる。
そのまま可可からスクールアイドルをやってみないかと誘われるが、音楽科で忙しい千砂都を気遣って制止するかのんに複雑そうな表情を見せていた。
ファンからは、過去作のように盛大にこじらせる展開があるのではないかと心配されていたが…
第3話
かのんのあがり症が再発したのは『フェス優勝』という新たな重圧がかかったからと分析し、人前で視線を受けながらの作業に慣れさせるべくたこ焼き屋での接客を経験させるが成果は出ず。
続いて可可とともに、かのんに可愛い服を着せて「たまんねえ~!」と写真(動画?)を撮って盛り上がるが、これもあがり症の克服にはならなかった。(ちなみに、この時撮ったものをネット上に上げて「いいね」をたくさん集めるつもりだったらしい。畜生である)
そんな中、急遽『Sunny_Passion』のフェス参加が決まったことに舞い上がる可可の部屋に、かのんと3人で集合する。強豪グループの急遽参加に加え、あがり症再発という絶望的な状況に不安げな表情を浮かべるかのんを見て「二人で過ごす時間も大事だよ」と二人で向き合わせる時間を作る。
帰り際、可可に再びスクールアイドルに誘われるが、スクールアイドルそのものに興味はあるもののダンスとの掛け持ちは難しいこと、真剣にスクールアイドルを目指すかのんに対して生半可な気持ちではできないと断る。
そして始まったクーカーのライブでは、声を張り上げて彼女たちを応援していた。加えてライブ中では意味深な表情を浮かべており、視聴者の間でもその表情の解釈や、彼女が加入するまでの展開の予想に様々な声が挙がっていた。
第4話
かのんと可可の二人を(あくまでもスクールアイドルの部外者として)サポートする姿勢は変わっていない。劇中、雨天により練習が中止になり「いつも長い時間付き合わせてごめん」と謝るかのんに「二人のために力になりたいの!気にしないで!」とまったく気にしない様子を見せた。
幼馴染だけあって、かのんがお化け嫌いなのを知っているらしく、スクールアイドル同好会の部室の古びた雰囲気に怖がる彼女を面白がってからかっていた。
すみれのスクールアイドル同好会加入に伴いセンターを決める選挙では、黒板消しをマイク代わりにノリノリで仕切り、かのんが圧倒的な差をつけて1位になった時に「どうせなら、部長も一緒にやっちゃったら?」となし崩し的に部長に任命しようとする。
後に、センターに固執するすみれの本心に理解を示すかのんに「じゃあ伝えないといけないんじゃない?今、一番すみれちゃんを理解してあげられるのは…」と背中を押し、間接的にではあるがすみれが本格的にスクールアイドル同好会に入部する一助となった。
第5話
冒頭で、先生から提案されダンス大会への出場を決める。
猛暑日のため澁谷家のカフェで涼んでいた(この時マンマルにメロメロになってだらしない表情を浮かべている)ところ、突如サニーパッションが来客。
その際、クーカーのダンスを称賛されるもどこか含みのある言い方に引っ掛かりを覚え、直接二人に真意を問い詰めたところ「自分たちで動いている感じがしない」と、クーカーのダンスが自分に依存していることを指摘される。
加えて、聖澤悠奈からの「君がメンバーだったら脅威だったけどね」という言葉もあって何かを決心し、彼女たちの故郷の島で練習することになるかのん達とは別行動をとり自分はダンスの練習に専念することを宣言する。
そして、遂にラストで彼女も何かを決心したかのように赤と黄色の髪結びを整え、視聴者に鞄の中から見える『退学届』という盛大な爆弾を落としていくのだった……。
第6話
幼少期の彼女が詳細に描かれた。
幼いころは弱気で泣き虫なために周りからいじめられていたが、かのんから庇われたり一緒に遊んでもらえてきたことから、「かのんに守られるだけではない強い人間になりたい」という思いを抱えていた。
千砂都がダンスを始めたのも、かのんにとっての歌のように、大好きで夢中になれる事を出来るようになろうという決意からだった。
そんな彼女がダンス大会に向けて抱えていた決心とは、もしも大会で優勝できなかったら退学し、海外へダンス留学をするというものだった。
「かのんの横に立って支えたい」という思いが、やがて「かのんを支える強い人になるには、彼女の出来ない事を自分一人で出来なくてはいけない=一人でダンスの結果を出せなければ、かのんの近くにいる資格が無い」と思い詰める原因にも繋がり、それが彼女に退学という選択肢を与えてしまっていた。
夜にかのんと電話をした際にも、退学を考えているなど想いの源流ともいえる彼女に言えるはずがなく、どこか余所余所しい態度になっていた。
そして迎える本番当日、緊張からひとり会場の控室から離れて不安げに窓を眺めていたが──
かのん「ごめんね」
かのん「気がつかなくて」
千砂都の余所余所しい様子をかのんが見逃すはずもなく、千砂都が不安を抱えているのではないかと察したかのんは悠奈に頼んでダンス大会の会場まで連れてきてもらったのだ。
そうして会場まで応援しに来たかのんを見て安心感を覚えた彼女は、「結局、自分はかのんがいなければダメな弱い人間なんだ」と塞ぎ込みそうになる。
そこでかのんから告げられたのは、かのんにとっての大切な思い出であり心の支えになっていたのが「かのんができないことを、できるようになる」と宣言した千砂都の姿であること、それからの千砂都は尊敬すべき大切な存在であること、そして、「二人が同じ思いなら、二人で支え合おう」という言葉だった。
それらを聞き、抱えていた重圧からも解放され、いつもの『うぃっす』という掛け声とともに会場へ向かい…
結果、堂々の優勝。
そして、退学届けとはまた別に「もしも大会で優勝できたら」出すつもりだった書類──『スクールアイドルに専念したい』という理由の書かれた普通科への転科届も提出し、正式にスクールアイドルのメンバーとして加入した。
なお、第5、6話で大切そうに彼女が持っていた赤と黄色の髪結びについては作中で詳しく語られることはなかったものの、幼少期に誓いを立てた時にも握りしめていたこと、冒頭でいじめっ子から奪われそうになった時に激しく抵抗していたことから、「入手経緯にかのんが関わっているのでは?」とファンの間では予想されている。
第7話
休み明けとライブ疲れで腑抜けた様子の可可に「シャキッとしなさい!」と活を入れつつも、転科記念にと普通科の制服を見せびらかす。
驚くかのんと可可に転科の理由を軽く話し、可可から「愛デス…!」と感激される。
普通科としての初登校早々、生徒会発足に伴い生徒会長として名乗りを挙げる恋に対抗して、可可と共にかのんを会長として出馬させようとする。
自薦するすみれを全力でスルーした挙句「ドチラサマデスカ」と悪態をつく可可に悪ノリして「す…なんとかさん」とまですっとぼけたが、かのんが自分の代わりに出てくれるならとすみれを擁立したことに不満気に溜息をつく。
その後、すみれがタコ焼きを賄賂に投票の呼びかけを行う作戦に渋々乗っかり、「どうだろー…ギリギリセーフ?」と不安がった所、案の定理事長からアウトの通告を受ける。
一時は、普通科の生徒にも配慮した公約を掲げた恋が会長に就任したことを良かったかもしれないと納得しかけていたが、公約違反をした恋へのリコール動議に「本当にそのぐらいしないとだめかもしれない」と同調する。
その後、恋の真意を知りたいと尾行し、多少の危機を乗り越えつつも恋の自宅に到着した(なお、途中気配に感づいた恋から隠れるため立て看板に隠れていたが、それでリュック含めて気付かれることなくやり過ごせていたあたり…)
成り行きで葉月家に客人として入ることになってしまい、慌てるかのんに対して平然と出された紅茶を飲んでどっしり構え、チビ(大型犬)に追い回されている最中も息切れもせずスマホで実際にいる犬だと検索する余裕を見せるなど、だいぶ肝の据わった面が見られた。
第8話
表立った活躍はないが、恋のスクールアイドル同好会加入に伴い結束を強めた普通科と音楽科の生徒に学園祭の準備を呼びかけたり、文化祭でレインボータコ焼きを販売していたりと、要所要所での活躍も見られる。
また、ライブ後の挨拶の際に並んだときのスタイルから、視聴者からは最も大きいとみられたすみれに対して千砂都は小さいと見られた模様…。
第9話
ラブライブ開催の話題で集まる中、恋が普通科の制服を着ていることに驚く。科による制服の区別を無くそうという話に、かのんと「みんなで音楽科の制服を着てみようか」と盛り上がるが、可可から話が脱線したことを責められてしまう。
ラブライブ出場に向けて結ヶ丘スクールアイドル部のグループ名を決めようという会議では、「MARUMARU CIRCLE」を提案。恋に手で丸を作って眼鏡っぽい顔にする、チーム名を決める際に丸がいかに素晴らしいかを主張し、
「そう!マンホールも、ボールも!まんまるな目も、水滴も!月も地球も太陽も、すべて!丸なんだYO!」とY字バランスならぬマル字バランスを披露しピルエットで舞うなど、丸への愛を存分に語っていた。
…が、あまりに個人の好み丸出しだったために(熱心にメモを取っていた恋以外に)総スルーされてしまった。
動画投稿中、恋とかのんが喧嘩を始めた際でも丸を連呼し、コメントにも無数の丸が溢れていた。
歌詞が思いつかないというかのんをカンヅメにし、途中でベッドで寝ようとするかのんに「かのんちゃーん♪歌はできたー?」と剣呑な声で問いかけ、笑顔で監視するも結局逃げられてしまった。
後日、同級生との話で歌詞のアイデアを思いついたかのんを笑顔で見送り、夜に差し入れとしてタコ焼きを澁谷家に届けに来ていた。
第10話
ラブライブ地区予選の課題が「ラップ」であったため、ダンス教室で何度か習ったというラップを披露する。が、ダンスに夢中になって肝心のラップを中断してしまうため本番には向いていないことが発覚したため断念。
すみれがセンターに決まったことへ反発する可可を窘めたり、それでも何だかんだと力を入れた衣装を作ってやったことに微笑むなど、可可を気にかける描写が見られた。
余談だが、新曲『ノンフィクション!!』で見せた表情が、普段の子供っぽい仕草とのギャップもあり5人の中でも特に煽情的と評判。
第11話
かのんの幼少期のトラウマの克服が主題になっているため、彼女の幼馴染である千砂都も準主役に。
理事長から、かのんと千砂都の母校の小学校で歌を教えてほしいと頼まれる。しかし、トラウマのきっかけとなった場所で歌うことに不安を覚えるかのんを見て、他のメンバーと相談して小学校の下見をしつつ彼女が歌えるかの確認をすることになる。
そうして思い出の講堂では、怖気づいて声が詰まりかけたかのんの手を繋いで5人で歌い、無事に下見を終える。
しかし、東京予選の課題が『独唱』に決まり、満場一致でセンターがかのんに決定するものの、その夜可可を呼び出して「かのんが『みんなが居るから歌える(=一人では歌えない)』ままではダメなんじゃないか」と話す。
そして、かのんを除く4人で協力し、小学校訪問をかのん一人で向かわせ、一人で歌う状況を作るという千尋の谷に落とすような策に出る。可可からは「ひどい」と非難を受けるも、それでも厳しい試練を敢えて課すことでかのんを成長させれば、「ラブライブ!どころじゃない、飛び越えて世界一…いや、すみれちゃんが言うみたいに、銀河一にまでなれる」と力説。かのんの可能性をとことんまで信じきる千砂都の態度を見て、可可も聞き入れた。
本番当日、真意を察したかのんから礼を言われ「誰かを支えたり力になるためには、ちぃちゃんが頑張ったみたいに一人でやり遂げなきゃいけないんだよね」と言われる。それに優しく頷きながらも、「それに一人じゃない。いるはずだよ、あの頃のかのんちゃんが。歌を全世界に響かせようとしていた、かのんちゃんが」と励ます。
そうしてトラウマを完全に吹っ切り、見事歌い切ったかのんの姿に感激してステージに乱入し抱きつく。続いて3人もステージに上がり、5人揃ったLiella!で改めて歌を届けようというところで話は幕を閉じた。
第12話
トラウマを克服して、前向きな面が出るようになったかのんを見て「以前と変わった」と言う恋に「そんなことないよ!これがかのんちゃん。私が知ってる…」と、本来の幼馴染を取り戻せたことを喜んでいた。
東京大会予選の課題が決まり、リモートライブ用の会場も他生徒が協力して用意してくれると言い、東京大会予選への準備も本格的に整う。
ランニング中、「私、この学校でよかった!こんなに心がワクワクする毎日になるなんて思っても見なかった!」と言うかのんに、「私も!」と同調する。
本番当日、公園でダンスの振り付けの確認をしつつも、地面に描いた5つの丸を見て「大きな丸になったね」と優しい声で呟いた。
テレビアニメ2期
第1話
屋上でダンスの練習をしていたところ、偶然割り込んできたきな子がスクールアイドル部に入部希望の新入生ではないかと勘違いして盛り上がる。
東京に来て間もなく勝手がわからない状況で道に迷ってしまった彼女を見かねて、「どうやら送ってあげた方が良さそうだね…」と提案、かのんにきな子を任せることにする。
入学式当日、恋と共に新入生のファンから囲まれる。去年の東京大会のポスターを見て複雑そうな表情を浮かべるかのんに「あんまり根詰めない方がいいよ?次勝てばいいんだし、明るく行こっ」と過度なプレッシャーを与えないよう気遣っていた。
しかし、入学式からしばらく経っても一向に新入部員は集まらず。新入生にとって今までのLiella!という存在が大きく却って入部に気後れさせている現状を見て「優勝を目指すなら、いっそ5人のまま続けるのも手」とぼやく。
後日、きな子をライブを通じてスクールアイドルに誘わないかというかのんの考えに乗りライブを披露。ライブ中ではなんと投げキッスを披露するという中々破壊力抜群のカットも。
第2話
入部したはいいものの練習についていけず思い悩んだ様子のきな子を見て、「他の1年生が入らないことで、先輩たちの中で自分だけ遅れているように感じてしまう」現状を危惧。
入部希望者もやはり練習が厳しそうに見えるというイメージから全く集まらない現状を見て、練習量を減らして新入生加入へのハードルを下げることを提案。結ヶ丘にスクールアイドルを定着させることも考え、目標を「ラブライブ!優勝」から「ラブライブ!出場」に軟化、練習メニューも時間の短縮をはじめとして大きく簡易化。
校門前でチラシ同封のたこ焼きも配布して一時は大盛況になるも、かのん始めとしてスクールアイドル部のメンバーはどことなく物足りなさや違和感を覚え、きな子もその様子を見て居たたまれない気持ちを覚える。
後日、いつもの朝練の時間に自主トレをしていたところ、なんときな子も含めた他のメンバーも同じコースで練習していたところに出くわす。
そこできな子からLiella!の皆と一緒に優勝を目指して(辛いメニューだろうと)前向きに頑張りたいと言われ、指針を戻すことにする。
1期ではブレーンのような立ち回りを見せた彼女にしては珍しく(本人も認める通り)迷走しかけてしまったが、彼女が気遣う対象だったきな子本人から説得を受けたこともあり早急に指針を戻しており、あらぬ落とし穴に落ちる展開は回避できた。
第3話
かのん、きな子に遅れて屋上に向かったところ、部室前にメイから差し入れられたオレンジジュースがあったため二人に持ってくる。さらに遅れてわざわざ競走までして来た可可とすみれにも「しっかり味わって飲んでねっ!」と元気いっぱいに差し出す。
ある日の夕方、公園できな子のダンスレッスンに付き合い、きな子が帰った後かのんからラブライブ!への決意を聞かされる。
フェス当日、かのんの動画撮影をしようとし、途中すみれに割り込まれるもタイミング悪く(ある意味良く)バッテリー切れ。クラスメイトから応援され、かのんに「自分たちのやってきたこと、信じよっ」と喝を入れる。
第4話
なんとここにきて彼女にとって転機が訪れる。
生徒数と部活動の増加もあり、結女の部長会を開くことになる。1期4話でかのんを部長に推薦したことはあったが、あのあと結局部長は決めずにいたため、この機にリーダーであるかのんを部長にしようかとメンバー全員と意見が一致。放課後、バイト先で部長のことを話すも、かのんは何と千砂都を部長に推薦。千砂都は「そういうの向いてないし無理」と断る。
そんな折に四季が体験入部したいと申し出てきて、後日一緒に軽いレッスンとフォーメーション合わせを行うことに。途中で割り込んできたメイも誘おうとするが、四季と揉めて怒ったメイは帰ってしまう。
四季が体験入部してきた日の放課後、Liella!全員+四季でメイの自宅(マンション)前で部屋の様子を観察。視線を感じたメイが窓を開けて外を眺めようとしたため、慌ててマンション近くの塀に隠れることに。
この時、なぜかかのんから両シニヨンをハンドルかコントローラーのように持たれて、冷や汗をかきながら何とも言えない表情をしていた。
その後、「向いてないからスクールアイドルにはならない」とメイと四季が口論になる様子を見て、幼い頃の自分を思い出す。
無理だ無理だと怖気づいて泣き出す自分のことを、かのんが「自分ができないって思いこんでるだけ、だから大丈夫!」と励ましてくれたあの時。
そして今、自分もまた同じようにやる前から無理と決めつけ諦めていたことがあることを思い出す。
来たる部長会、そこで千砂都はなんとスクールアイドル部部長として席に立っていた。自分にもやれるのではないかとチャレンジしたいと部員全員の前で自薦し、満場一致で可決。
四季とメイが正式にスクールアイドル部に加入した後、部長として8人のLiella!のかけ声の音頭を取る。
今回でなんと部長に就任(主人公の幼馴染キャラとしては初の事例)したが、彼女のダンス大会優勝の実績や、グループ内でもレッスンで仕切っている姿と1期で見せた判断力や冷静さを考えれば納得とするファンの声も多い模様。
余談
現代に生きるサムライ
当初は、歴代幼馴染キャラの中ではやや大人しめという評価もあったが、いざ1期第6話が放送されると、かのんの隣に並ぶために努力を続け、転科・退学を迷いなく決断するという「澁谷かのん=人生」ともいえる重さで評価は一転。
人によっては前作で衝撃的なムーブをかました歩夢以上とも言われているほか、その生き様にサムライの魂を見出す声まで上がるほど。
中国人?
白髪のお団子髪が特徴から、「可可より中国人っぽい見た目」と評されることもある。実際に出演依頼を受けたLiyuuが初見で「千砂都が自分が演じる中国の子かと思った」とインタビューで語ったこともあった。
グループ唯一の早生まれ?
これまでの主要グループには、早生まれメンバーは少なくとも2人いたが(ニジガクでさえ、追加メンバーが入る前でも3人いた)、Liella!の早生まれメンバーは、2期生も含めて千砂都のみであった。
…のだが、後にウィーン・マルガレーテが3期生として登場。そのプロフィールで、彼女が1月生まれと発覚したため、Liella誕生から3年越しに、2人目の早生まれメンバーが誕生した。
家族構成
1期生メンバーで唯一家族構成や実家が明らかになっておらず、謎に包まれている。
今後、判明することがあるのだろうか。
関連イラスト
関連タグ
南ことり、園田海未、松浦果南、渡辺曜、上原歩夢…過去作における幼馴染キャラの先輩方。
南ことり、渡辺曜、中須かすみ、エマ・ヴェルデ…過去作で生えてきた先輩方。
高咲侑…千砂都とは逆に、劇中で普通科から音楽科へ転科した。