- 脚本:平林佐和子
- 演出&絵コンテ:伊礼えり
- 作画監督:市原圭子ほか8名
- 総作画監督:横田拓己、冨岡寛、渡邊敬介
最速放映日:2020年12月12日
あらすじ
合宿で侑が提案した「スクールアイドルフェスティバル」開催に向けて動き出す同好会。しかし、生徒会へ提案するものの簡単にはいかない。
やりたいことはバラバラ、だけど1つに絞らなければいけない。みんなの願いを叶えたい侑は思い悩んでいた。
同好会の皆が他校との打ち合わせや意見の募集、会場の確保など様々な苦難に奮闘している中、歩夢だけはフェスティバルよりも侑の変化に目が入るばかりで…
小ネタ
- せつ菜の中川菜々モードが久々の登場。
- 副会長らに申請書が却下されてしまうことを懸念してか冷や冷やした表情をした他、副会長がスクールアイドルに浸り始めた際にはせつ菜が好きだと言われて動揺した場面も。
- かすみが密かに開発していた、かすみんBOXが登場したのもこの回。しかし、投票数が0という本末転倒な結果になってしまった。
- 直後に愛が起点を利かせて、様々な意見を募集する張り紙を顔面部分にセロテープで貼り付け、璃奈のサポートもあって大量の用紙が投函された。両者は直接の打ち合わせはしていないものの、間接的にあいりなの力でフェスティバルに向けて駒を進めた。
- 虹ヶ咲学園の同好会に新たに「焼き菓子同好会」が登場。
- 侑の部屋に飾られていた、幼少期に歩夢と二人で映っている写真の中で、幼い侑はなぜか「ぱ」と書かれたシャツを着ている。歴代ラブライブ!シリーズ主人公のシャツの法則(穂乃果の「ほ」、千歌の「チ」)から外れているため、放送終了後、掲示板やツイッター上で様々な考察がなされた。主な説は以下の通り。
- 侑の部屋のシーンで映るヘッドホンは通称青帯、SONYのMDR-7506と思われる。同製品は高音と低音のバランスが同社製品の通称赤帯(MDR-CD900ST)よりも良く、作曲をする人向けと評されることが多い。
さらなる深読み小ネタ
- 本編開始後6分ぐらい、バス停「東雲一丁目」にて歩夢と侑がバスを待つ間の会話、画面中央で二人が会話しているその右に、交通標識(歩行者専用道路標識の一種?)がある。左側が子供、右側が大人らしきデザインなのだが、ちょうど二人の位置関係に置き換えると、歩夢が子供側、侑が大人側となる。新しい関係を多くの人と作っていこうとしている侑に対し、幼い頃からの侑との関係を変化させたくない歩夢との対比の隠喩ともとれる。
- 開始後13分より少し前ぐらい、歩夢が侑を待って一緒に帰宅するシーンの最中、画面左上に交通標識「指定方向外進行禁止」が大きく映る。標識の白い矢印は上方向と左方向に伸びており、つまりは右折禁止。そして右折は「ゆうせつ」(侑とせつ菜のカップリング)とも読める。それを止めたいのはいったい誰か…
- また、終盤の歩行者信号の赤、非常口(通常の出口=終わり方ではない?)の表示なども意味深に取れて興味深い。