ラブライブ!シリーズ
らぶらいぶしりーず
KADOKAWAが発行する雑誌『LoveLive!Days』(開始時点ではアスキー・メディアワークスが発行する『電撃G's magazine』)、バンダイナムコホールディングス傘下でアニメ制作・映像販売会社の『バンダイナムコフィルムワークス(プロジェクト開始時点ではサンライズ)』と音楽販売会社の『バンダイナムコミュージックライブ(プロジェクト開始当時はランティス→バンダイナムコアーツ→現社名)』の3社による合同プロジェクト。
雑誌連載・音楽・ゲーム・アニメ・小説・ライブイベント・オンライン配信など、様々なメディアで展開するオールメディアプロジェクトを称しており、旧サンライズの若林プロデューサー曰く「良く勘違いされるが、アニメ(を主体とした)プロジェクトではない」とのこと。
部活動としてアイドル活動を行う女子高生たち「スクールアイドル」の青春の日々を描く。
後述のように、作中の地名や施設などは実在のそれをモデルにしている。
故にファンのいわゆる聖地巡礼も盛んに行われており、多くのファンが訪れている。
開始媒体の違い(後述の「沿革」を参照)はあるが、どの作品でも音楽・漫画・アニメ・映画・ゲーム、声優プロジェクトとしての動画配信やライブ活動を中心にファンを広げており、日本だけでなく北米・アジア・欧州・オセアニア、遠い所では中東(主にUAE・カタール)や中南米といった海外にも多くのファンが存在し、イベントや聖地巡礼のために来日する者も存在する。
歴代作品
特定のスクールアイドルグループを主役にし、他の作品のそれが登場しない、いわゆる「ナンバリングタイトル」に相当する作品を列挙する。
活動開始した年 | 作品情報 |
---|---|
2010 | |
2015 |
|
2017 | |
2020 | ラブライブスーパースターまとめbyばん |
2022 |
|
2022-2023 |
|
派生作品
ナンバリングタイトルから派生した作品。
その他
シリーズ全体を取り扱うコンテンツ、および作品の垣根を超えたコンテンツ。
- スクフェスシリーズ(2024終了)
- スクールアイドルフェスティバル(ゲーム・2023終了)
- スクフェスALL_STARS(ゲーム・2023終了)
- スクールアイドルフェスティバル2(ゲーム・2024終了)
- スクフェス感謝祭(イベント)
- ぷちぐるラブライブ!(ゲーム・2019終了)
- ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD(ラジオ)
- AiScReam(上記ラジオ番組パーソナリティによる越境ユニット)
- LoveLive!Days(雑誌)
- ラブライブ!フェス(イベント・2020)
- COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 〜LIVE with a smile!〜(イベント・2021→2022)
- ユニット甲子園(イベント・2024)
- ラブライブ!シリーズアジアツアー みんなで叶える物語(2024-2025)
コラボレーション
2作品以上のラブライブ!シリーズ作品と他作品・団体等とのコラボレーションを記載する。各作品単位でのコラボは各作品記事等を参照。
- ゲーマーズ:各作品の舞台における、作品より後に開店した店舗において看板娘を総選挙(ファン投票)にて選出している。店舗によっては複数名、選出されている。
- セガ:『無印』から『ニジガク』にかけて、イメージガールを総選挙(ファン投票)にて選出していた。セガがゲームセンター事業をGENDAに譲渡し、店舗ブランドがGiGOになってからは行われていない。なお、セガ時代から断続的に実施しているコラボカフェに関しては、GiGO以降も継続している。イメージガールについては該当記事を参照。
- セブンイレブン:『サンシャイン!!』『ニジガク』とコラボし、各作品からイメージガールを総選挙(ファン投票)にて選出していた。
球団 | 2022 | 2024 |
---|---|---|
東北楽天ゴールデンイーグルス | Liella! | Aqours |
オリックス・バファローズ | ニジガク | 蓮ノ空 |
北海道日本ハムファイターズ | Liella! | ニジガク |
福岡ソフトバンクホークス | ニジガク | Liella! |
千葉ロッテマリーンズ | Aqours | μ's |
埼玉西武ライオンズ | Aqours | 幻ヨハ |
※Aqoursと幻ヨハに関しては、大口スポンサーである西武鉄道との関係でもある。
- Jリーグ:2023年開催。J1リーグ18チームとμ's・ニジガク・Liella!がコラボ。
- Aqoursについては2022年からJ3・アスルクラロ沼津のオフィシャルパートナーとなっている。
- 蓮ノ空については2024年6月からJ3・ツエーゲン金沢のオフィシャルパートナーとなっている。パートナー契約する前の2023年(当時はJ2)にもコラボマッチを開催した。
- 2024年は、ツエーゲンとアスルクラロの試合(2月25日・10月20日)を「ラブライブ!ダービー」として、Aqours・蓮ノ空とのコラボレーションを行う。
- 異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦:2023年開催。THEiDOLM@STERとのコラボライブイベント。
- 東急歌舞伎町タワー:2024年開催。同施設でのスクミュ2024年公演に合わせ、幻日のヨハネを除く無印~蓮ノ空の全6作品とコラボ。
プロジェクト開始
- スクールアイドルとしてのグループ名や、グループ内部ユニットの組み合わせ、楽曲のPVのセンターなどを、ファンからの公募・投票で決めている。(一部グループや楽曲ではあえて行わない)
- シリーズものではあるが、前作が完全に終わってから次回作がスタートという流れではなく、過去作も同時進行している。そのため、いわゆる「現行作品」が複数存在するとも言える。以下は2024年11月現在の状況。
作品 | キャラクター | 声優ユニット |
---|---|---|
初代 | アニメおよび新曲リリースは完結。誌面連載とグッズ販売は継続中。 | トークイベントや生放送には不定期に出演。2024年第4クールにてシリーズ合同ライブに出演。2025年1月にワンマンイベントを開催予定。 |
サンシャイン!! | 本編アニメおよびスピンオフアニメ(続編を示唆する描写があるが未発表)は完結。新曲リリース、誌面連載、グッズ販売は継続中。沼津市及び関係する法人などとのコラボは拡大。 | 2025年6月に、単独でのFinale LIVEを開催予定。ただし、活動休止や解散はせず、FinaleLIVE以降の活動も予定・告知されている。今後の活動ではファンミーティングや沼津とのコラボ、イベントや合同ライブへの出演がメインとなると思われる。 |
虹ヶ咲 | ゲーム分野では、2025年4月に単独VNGを発売予定。アニメ分野では、劇場公開シリーズ3部作を展開中(2025年第2部公開予定)。 | 2025年春~夏に2度目のファンミーティングツアーを開催予定。 |
スーパースター!! | アニメ3期が放送終了。以降の予定は6thライブ以外は未公表である。 | 2025年3~6月にかけて6thライブツアーを開催予定。 |
蓮ノ空 | 初期メンバーが進級し、新1年生3人加入。各ユニットが3人体制になった。 | 2024年11月から2025年2月にかけて3rdライブツアー開催中。 |
ミュージカル | 2025年公演の開催を予定。2024年11月からシリーズ初の実写ドラマ版を放送中。 | 原則、声優ユニットとしての活動はない。2024年公演の直前に開催された異次元フェスにゲスト出演したのみ。 |
- 各シリーズの展開(限定的かつ極めて変則的な展開をする異端児である「ミュージカル」は除く)は「サンシャイン!!」・「虹ヶ咲」以降、グループ枠と非グループ枠(ソロ・ユニットなど)が順次開始される形で構成されるようになっている。キャストの世代としてはグループ枠(Aqours(92〜96年生)・Liella!(97〜04年生))のキャストと非グループ枠(虹ヶ咲(94〜99→02年生)・蓮ノ空(98〜06年生))のキャストが互いに概ね同世代で構成されており、それぞれの枠はおおよそ5年ごとに新シリーズの開始が告知される傾向がある(グループ枠は5の倍数の年、非グループ枠はその2年後)。また、グループ枠キャストとして選出されなかった者が非グループ枠のキャストとして選出される例(Liella!は追加メンバーでも例がある)が増えている。
- グループ枠では初代から継続して使われている「ラブライブ!〜」というプロジェクト名およびデザインの表記がされるが、非グループ枠では接頭辞としてラブライブ!は付くものの、それよりも学校名+所属チーム名を押し出したデザインのタイトル表記がなされている。
- ナンバリングライブでは、ライブタイトルにも差があり、グループ枠ではLoveLive!(例:ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive! 〜KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR〜)としている一方で、非グループ枠ではLiveとのみ表記される(例:ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 3rd Live Tour TRI TRI UNITY!!!)。ラブライブ!出場をしないとしている虹ヶ咲だけではなくラブライブ!大会優勝を目的とする蓮ノ空もこのような形になっている。
世界観・作風
- 個々の作品のストーリーは、主人公が仲間を集めてスクールアイドルとなり、様々な局面で奮闘する、というもの。
- 主人公のグループのメンバーは全員高校生で、同じ高校に通う。
- 同じバンナム系列であるTHEiDOLM@STERなどのプロジェクトとは異なり、アイドルものでよくある「プロとしての芸能活動」や「ファンとの交流」はあまり描かれず、主人公たちの学校生活・進級進学・将来の夢などが重視された青春ドラマとしての側面が強く描かれる。
- つまるところいわゆる「部活もの」なのだが、作中に顧問が全く登場せず、活動に関しては部活動に所属する生徒と、それを支える友人の生徒や家族や一部ファンのみで全てを取り仕切っている。そのためアイドル活動に欠かせない楽曲・衣装・振付などの制作もすべて生徒だけで完結している。特にアニメ媒体においてはプロと遜色ないスキルを発揮している。
- 男性キャラクターはごく僅かしか現れない。登場する学校のほとんどは女子校であったり、ファンも通行人もほとんど女性だったり、主人公の父親であっても顔出しがない(後述の外伝を除き、例外は1人のみ。)など、女性主体のストーリーで徹底されている。詳細はラブライブ!男性キャラを参照。
- 『幻日のヨハネ』のみ、外伝であるからか男性のサブキャラクターが声付きで登場する。動物型キャラにも男性声優を起用しており、メインキャラクターの父親にも声優がつき、主人公の父の容姿も公開された。
- 同じタイトルであっても、媒体(メディア)ごとにキャラクターの設定やストーリーが大幅に異なる(パラレルワールド)。逆に、タイトルが違っても、メディアが同じであれば世界観が同一の場合もある(シェアードワールド)。
- スクールアイドルの全国大会「ラブライブ!」に出場し、優勝を目指すのが主人公グループの主な目標となる。テレビアニメ版では彼女らが大会に挑む姿が物語の主軸になっていく。
- ただし、あえて出場しないことを選ぶシリーズ、そもそも世界観にラブライブ!が登場しない派生作品(主にゲーム媒体)もある。本シリーズの主題は、あくまで一学生がスクールアイドル活動を通じて何を成し遂げて何を得られたのかという面が大きいので、出場を選ばなかったからといってもそのグループやメンバーにとって問題ではない。
- 作中に登場する地名や施設はほとんど実在のものであり、街並みなども実在のそれをモデルにしている。そのため作中に登場した街・建物をファンが訪れる聖地巡礼が活発に行われ(特にサンシャイン‼︎は有名)、公式でもキャストがモデル地を訪れたり、コラボレーション企画を開催している。
- 複数人で活動しているスクールアイドルは、グループまたはユニットと呼称される。
- 各作品の主役スクールアイドルのうち、所属する部活動に在籍するスクールアイドル全員の集団はグループと呼ばれ、メンバー本人も自称する。
- 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はソロ活動、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブはユニット活動を主とするため、本人たちはグループと名乗らない。ただし、作品のファンからはグループと呼ばれる。
- 対して、グループないし部活動に属するメンバーから選抜されたメンバーによる集団はユニットと呼ばれる。
- 過去のグループ・ユニット名公募企画においても、考案者のクレジットを「グループ名考案」と「ユニット名考案」で使い分けている(μ'sに関しては、初期は「ユニット名考案」とされていたが、後に「グループ名考案」に改められた)。
- ライバルのスクールアイドルのチームについてはその限りではなく、主役スクールアイドルチームにおけるグループと同じ意味でユニットと呼称している。ライバルグループに関してはこれまで4人以上になった例がないためメイングループのようにミニユニットを組むことができないという事情もあるが、ユニット甲子園においても、Saint SnowやSunny Passionはグループではなくユニット扱いであった。
- 各作品の主役スクールアイドルのうち、所属する部活動に在籍するスクールアイドル全員の集団はグループと呼ばれ、メンバー本人も自称する。
ライブ・キャスト陣
- 二次元キャラクターを「メンバー」、担当声優と演者を「キャスト」と呼び分ける。
- サンシャイン!!以降、グループ名に「~ちゃん」を付ける風潮が生まれている。→Aqoursちゃん、虹ちゃん、Liella!ちゃん、蓮ちゃんといった具合。
- 担当声優もキャラクターに則りスクールアイドルとなって声優グループやユニットを結成、ステージイベント出演やグラビア等のアイドル活動を行う。
- 担当声優もライブやイベントにて、自分が担当しているキャラクターのアニメPVと同じダンスや振り付けを披露している。PVが無い楽曲もオリジナルの振付を入れており、アニメPVを後から作成する事も可能に。
- キャスト陣にも各々の愛称が付き、一部グループでは自己紹介の際に必ず含む(「【キャラクター名】役の【キャストの愛称】こと【キャストの本名】です」など。)などして周知に努めている(「キャラクター・キャスト」を参照)。
- ラブライブ!シリーズで活動する前に定着した愛称を通すメンバーも少なくない一方で、この界隈でしか名乗らない新規愛称が付くメンバーも多い。新規愛称が浸透する者もいれば、他界隈の愛称が結局強い者も、他メンバーとの接し方で次第に愛称が変化していく者、増えていく者もいる。
- ライブ出演するライバルグループキャストも同様だが、唯一の例外がLiella!加入後のウィーン・マルガレーテ役・結那(芸名のフルネームが愛称)。
- 作品が増えるのに比例して、キャストが自作品以前開始シリーズのファン(ラブライバー)である率が増えている。
- 2015年のμ’sの紅白歌合戦初出場以降、年末年始にキャスト陣のステージが開かれることも珍しくなくなり、2021年にはついに有観客での年越しライブまで開催されるに至る。
- しかも、年末といえばあの真冬の3日間戦争のシーズンであり、pixiv御用達のラブライブ!絵師達は即売会に参加することも考慮の上でチケット抽選申し込みをしなければならないという何とももどかしい事態になってしまっている。
- ラブライブ!シリーズに由来する声優ユニットは数あるが、一般的なアイドルグループや作品由来でない声優ユニットのように恒常的なマネジメントを受けているのは、Aqours・Liella!・蓮ノ空の3グループのみ。他の声優ユニットに関してのマネジメント体制は不明だが、イベント等がある都度に各人の事務所を通じてオファーされていると思われる。そのためか、シリーズ合同イベントなどでは前者3グループは比較的全員集合ができているのに対し、それ以外のグループは各々のスケジュール等が理由で全員揃わないこともある。
グッズ
- イベント用応援アイテムにラブライブレード!と呼ばれる各メンバーのパーソナルカラーに色替え出来るペンライトがある。市販のペンライトや応援グループ以外のラブライブレードでも代用可能だが、同じ系統の色でも色合いがかなり異なるものや、反対にブレードでは見分けがつきにくい色(特にピンク系統)、鐘嵐珠のピンクゴールドなどのレア色も存在するため、事前のチェックは必要。
- 各メンバーごとにキャラクターアイコンと寝そべりぬいぐるみが用意されている。
- キャラクターアイコンはメンバーの属性や趣味や名前を抽象的にアイコン化したもので、名前の隣や背景、グッズにあしらわれる。キャストやラブライバーはそれらをPCやスマホにある似た絵文字で再現してSNS交流で用いる事もある。
- 寝そべりぬいぐるみは派生して他の作品もラインナップするようになった。ラブライブ!のキャラのみ初代から継続して全員白目なのは、初代アニメ作中に出てきたμ's9人がモチーフのモグラ叩きをモデルに作られたこと、そのような背景やインパクトある見た目、かつ可愛さを追求して作られたものであるためで、後発作品も含め伝統的なものとなっている。
- 二作目以降はアニメ放映後にエピソードをフィーチャーしたグッズが「【主人公が通う高校名】購買部」と称してゲーマーズやプレミアムバンダイから出るのも定番になっている。ゲーマーズの店頭で期間限定ながら購入可能だが余程のことがない限り再販はされないため、その場で確保することが推奨される。
- 元々ファン企画に支えられている一面もあるため、ニジガクの電撃オンライン四コマでミヤコヒトが採用されて以降、pixivユーザーの絵師一覧でもお馴染みだった絵師のイラストが採用される機会も増えている。専門誌「Lovelive!Days」発行以降はさらに増え、商用グッズ化されることも珍しくない(この方式が定着する以前、ラブライブ!公式から「同人即売会での非公式商用グッズの販売禁止」がアナウンスされていた)。
- 2010~2015年1月:「ラブライブ!」単独期
「ラブライブ!」が始動。2012年末までは『G's』の一企画として小規模な人気しかなかったが、2013年のテレビアニメ化、『スクフェス』の展開などにより人気が爆発した。
- 2015年2月-2016年3月:「サンシャイン!!」始動・二本柱期
2015年2月に「サンシャイン!!」が始動し、「ラブライブ!」との二本柱の展開が始まる。「ラブライブ!」は6月に劇場版が公開、人気最盛期を迎えるが、2016年3・4月のファイナルライブをもって声優活動が一時休止となった(キャラクターの活動は、誌面やゲームでの展開が継続)。
- 2016年4月-2017年8月:「サンシャイン!!」単独期
「ラブライブ!」の人気を引き継ぐ形で「サンシャイン!!」の展開が本格化。2度のテレビアニメ化や、「ラブライブ!」にはなかった一般メディアでの露出により、その人気を確立していく。
2017年3月に『スクフェス』4周年プロジェクトとして、後に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会と呼ばれる事になる新スクールアイドルたちの活動開始が発表された。
- 2017年9月-2020年1月:「ニジガク」「スクスタ」始動、シリーズ9周年
「ニジガク」の展開が本格始動するとともに、「ラブライブ!」の活動が再開。最盛期ほどではないが、声優による各種イベントへの出演が実施されていく。
シリーズ9周年に当たる2019年には、1月に劇場版「サンシャイン!!」公開、秋に「ラブライブ!」「サンシャイン!!」「ニジガク」のクロスオーバー作品となる『スクスタ』がサービス開始、冬に「ニジガク」のアニメ化が発表され、2020年1月には初のシリーズ合同イベント「ラブライブ!フェス」が開催された。
- 2020年2月-2022年7月:「スーパースター!!」始動、コロナによる制限
「ラブライブ!フェス」で発表された「スーパースター!!」が始動。だが、直後から流行した新型コロナウイルスにより、「スーパースター!!」のみならずシリーズ全体での展開が大幅に縮小されるという苦境に立たされてしまう。一方テレビアニメ分野では、2020年秋には「ニジガク」アニメ版1期、2021年夏に「スーパースター!!」アニメ版1期を放送と、一年以内に異なる作品のアニメを放送するという、密度の高い展開となった。
2020年7月、『G's』から独立する形で、シリーズ専門誌『LoveLive!Days』が創刊される。
2021年末、2度目のシリーズ合同イベントとなるカウントダウンライブを開催。
2022年2月、後に蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブと呼ばれる「バーチャルスクールアイドル」のプロジェクトを発表。春には「ニジガク」アニメ2期、夏には「スーパースター!!」アニメ2期が放送された。
- 2022年8月-2023年1月:「スクミュ」上演
「スクミュ」のプロジェクトが発表。リアルアイドルが出演することもあって賛否両論であったが、12・1月の公演で前評判を払拭する高評価を得た。
2022年10月末の発売号をもって、『G's』が廃刊。以後、雑誌展開は『LL!D』に集約される。
- 2023年2月-2024年5月:「蓮ノ空」本格始動
2022年2月に初報があった「蓮ノ空」が、2023年2月に本格始動。3月には『スクフェス』が10年の歴史に幕を閉じ、翌4月に後継作となる『スクフェス2』がサービス開始となった。6月には「ニジガク」アニメ版OVAがリリースされたが、「ニジガク」の柱の一つであった「スクスタ」がサービス終了となった。7月には「サンシャイン!!」のスピンオフである「幻日のヨハネ」アニメ版が放送開始された。8月、「スクミュ」再公演を開催。
12月、アイドルマスターシリーズとの合同ライブ「異次元フェス アイラブ歌合戦」が開催。「ラブライブ!」以外の5作品の主要グループが出演し、固定ファン以外にも大きく注目される機会となった。
2024年1月、「スクミュ」再々公演を開催。2月にはファイナルライブ以来となる「ラブライブ!」単独イベントを開催。3月には、3度目となるシリーズ合同イベント「ユニット甲子園」を開催。3月末、『スクフェス2』がサービス終了となり、初代『スクフェス』から11年弱にわたって続いたスクフェスシリーズの歴史の幕が閉じた。
- 2024年6月-:「永久hours」始動・世代交代の始まり
ラブライブ!14周年・Aqours9周年となる2024年6月30日に、「永久hours」プロジェクトが始動。この9周年・10年目の節目をもってAqoursは(9人での)最後のワンマンライブを開催することを発表。
アニガサキの最終章も控える中で、2016年の『無印』ファイナルライブ以来の、世代交代を実感させられる発表となった。
なお、ほぼ全ての活動が一時期行われなくなった『無印』ファイナルライブ時とは異なり、9人での単独ライブ「のみ」の区切りであり、今後も地元愛まつりなど、活動は続くことも発表されている。
ここでは、複数の作品に関わっているスタッフを挙げる。
- 若林悠紀
サンライズ所属のプロデューサー。全作品に関わる。
『無印』『サンシャイン!!』のキャラクターデザインを担当。『ニジガク』のキャラクターデザインは別だが、スクスタの作画では彼の画風を取り入れていた。『スーパースター!!』ではキャラクター原案を担当。
『無印』『サンシャイン!!』の原作(アニメ版関連では原案)として雑誌と書籍の文章を担当。『ニジガク』『スーパースター!!』『ミュージカル』では原案として名前が挙がっている。
『ニジガク』『スーパースター!!』のテキストを担当。
『ミュージカル』を除く全作品に音響監督として関わる。キャスティングにも関わっている。
『無印』『サンシャイン!!』『スーパースター!!』のアニメ版のメインライター(脚本家)。
『無印』『サンシャイン!!』のボイスドラマやライブ幕間アニメのメインライター。
『無印』『スーパースター!!』の監督。『ニジガク』にも一部の回で演出や絵コンテ担当として関わっている。
振付師・ダンサー。複数のシリーズで、MVやリアルライブの振付を担当。キャスト陣のダンス講師も行う。
『蓮ノ空』の声優ラジオ『かんかん&こなちのみらくら補習室ラジオ』第29回でシリーズラジオ初出演。
イラストレーター。『LoveLive!Days』の表紙を始め、『無印』『サンシャイン!!』『ニジガク』『スーパースター!!』のイラストを担当。4グループから1人ずつ選抜された『LL!D』表紙もたびたびこの人が担当。
漫画家。『無印』のSIDや『サンシャイン!!』のコミカライズを担当。
イラストレーター。『無印』『サンシャイン!!』『スーパースター!!』のグッズイラストなどを担当。
イラストレーター。『サンシャイン!!』『ニジガク』『スーパースター!!』『蓮ノ空』のグッズイラストを担当。『LoveLive!Days』では『無印』の一部イラストも手掛けている。カウントダウンライブやパ・リーグコラボでは総勢26人分のSDイラストを描き上げた。
イラストレーター。『サンシャイン!!』の「Find Our沼津」やグッズイラスト、『虹ヶ咲』の「紅蓮の剣姫」のイラストを担当。
『サンシャイン!!』を中心に活動。4コマ漫画&コミック『マルのヨンコマ』作画担当。「LoveLive!days」内コーナー『みんなで浦ラジ!』では「浦ラジ」タイアップでAqoursのイラストを、『降幡愛のラブ&ライブ』ではシリーズ全キャラクターの描き下ろしイラストを担当する。
漫画家・イラストレーター。『ニジガク』の漫画『ニジガクときめきお弁当箱』の作画、『スクミュ』の各種グッズイラストを担当する。
シリーズの各メインキャラクター記事ほぼ全てで、1編集者が2020年秋頃より
- 記事最下部に人称・呼称表の欄を新規作成する
- 呼称表には誤ったデータをわざと入れている(東條希⇔三船栞子「三船はん→栞子はん」⇔「東條さん→希さん」等)
- 2023年5月頃には「虹ヶ咲」⇔「蓮ノ空」等の、現状ほぼ実現しないクロスオーバー呼称表を妄想のみで作成
- 公式セリフの改竄(言った事の無いセリフを口癖とする、語尾の捏造、1文字だけ付け加える)
- 女性語キャラクターが好きなのか、該当キャラは特に被害に遭いやすい
- 助詞・助動詞をあえて正しくない形に書き変える(「大の苦手」→「大な苦手」)
- 人称・呼称表のタイトル、中の説明文には定型文を用い、第三者の書き換えを拒絶
- 「一人称の『私』」を徹底的に嫌い、「わたし」「わたくし」表記に改竄(呼称表、公式作品のからの引用セリフ)←※ 毎回必ず行う
等の悪質な編集を行っており、シリーズ関連の呼称表データは信用性が無い状態です。
妄想100%のクロスオーバー呼称表を削除した際には削除荒らし扱いを受けました。
3年以上もの間、数ヶ月に一度のペースで1シリーズ5〜10記事ほどを纏めて編集する傾向にあります。
同様の編集を見つけた場合は、報告と訂正をお願いします。
2023年9月に全キャラクター記事の人称・口調・呼称欄の一斉削除が実施されると、9月28日に「◯◯◯◯の呼称表」記事を新規作成(白紙化済み)。問題はまだ継続中とする。
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皆さんこんにちは。今回はカオスエンパイアとの最終決戦三部作の後編、オンブルマスターとの戦いに決着が付きます。 ※内容を修正しました。13,697文字pixiv小説作品 【祝5周年!】ヒデヨシーラカンスの「pixiv史」~Hideyoshi Chronicle~
※注意!※ 本文は「18歳以上推奨」です(「R-18」ではない)。 「これまでの作者の全ての作品を振り返る」がコンセプトになっているため、R-18作品についても同様に言及・紹介しているからです。 …ただ、本投稿自体に「R-18」フィルターを付けることはしたくなかったので、 直接的な描写について触れることは避け、「18歳以上推奨」のタグをつけることで処理しました。 念のため上記、ご承知おきください。 ―――――――――― どうも、ヒデヨシーラカンスと申します!! 2021年で、私がpixivを始めてから丁度5周年を迎えました。 せっかくなので、5年間の集大成として「これまでの歩み」をまとめてみることにしました! ~私自身について・主な活動など~ ■ニチアサ、主に「仮面ライダー」シリーズの大ファン。アイドル声優ユニット“Aqours”キャストをヒロインにした「オリジナルライダー」シリーズを展開中です。 ■「ラブライブ!」が大好き(西木野真姫ちゃん&津島善子ちゃん推し)。「ラブライブ!」シリーズほかの「多重クロスオーバー」シリーズ公開中! ■「プリキュア」も大好き。お気に入り作品の二次創作ほか、主に推しキャラでえっちな“ワンライ”(R-18)をよく書いてます。 ■「のんのんびより」のファン。5年前に上げて、未だに自分史上最高ブクマ数を更新し続けている二次小説があります。 ■「ヒプノシスマイク」がマイブーム。推しはMTCで、先日二次創作を上げたら2週間で20近くのいいね/ブクマいただきました!! …ほか多数。 もしどれかに興味を惹かれた方は、是非私の作品をご覧になってみてください!! はじめましての方も、おなじみの方も。 これからもどうぞ、よろしくお願い致します!!!37,396文字pixiv小説作品- 珍説シリーズ
「ラブライブ!サンシャイン」の後継は「虹ヶ咲」か、「スーパースター!!」か、「蓮ノ空」か。
令和期(虹ヶ咲だけは平成末期に展開開始、本格展開はスクスタ以降なので令和期作品扱いします)のラブライブ作品、シリーズが進むにつれて大人の事情が見え隠れしているように思え、少々自分の考えていた説を書かせていただきました。 「自分はこう思います!」とか「ちょっとここは違うのではないかな?」みたいな意見もお待ちしています。(コメントはしなくても構いません)3,114文字pixiv小説作品 - 設定集(超ディメンションヒーローズNEO)
超ディメンションヒーローズNEO 世界観
悟の兄です。今回は超ディメンションヒーローズNEOに登場する並行世界や用語を紹介します。また、本編のストーリーが公開され次第、情報を更新していきます。 ※2022年5月29日、情報を更新しました。5,593文字pixiv小説作品 超ディメンションヒーローズNEOに関する重要なお知らせ
皆さんこんにちは、悟の兄です。今回は超ディメンションヒーローズNEOに関する重要なお知らせがありますので、良ければご覧下さい。3,303文字pixiv小説作品