※本記事では、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のキャラクターとしての活動履歴と声優ユニットとしての活動について記述しています。
テレビアニメについてはアニガサキを、プロジェクト全体についてはラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を参照してください。
概要
『ラブライブ!シリーズ』の『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の主役として活動中の『スクフェス』発スクールアイドル12人+1人をまとめての名称であり、東京・お台場にある虹ヶ咲学園内のスクールアイドル活動を行う同好会である。
2017年3月末の『スクフェス』4周年プロジェクト「ラブライブ!PDP」の一環で誕生し、『ラブライブ!シリーズ』のオールスターアプリゲーム『スクフェスALL STARS』(略称『スクスタ』)でデビュー。
当スクールアイドル単独のアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の略称としても使われる(もっとも、いわゆる「ラテ欄泣かせ」の長い正式名称を持つ番組名であるため、実際の番組表などでは後述する略称が用いられる事が多い)。
通称「虹ヶ咲」「ニジガク」(公式やファン達が専ら使う通称。また、ラテ欄の文字数制限の観点から番組表のサイズによってはこちらが多用される)、「同好会」(虹ヶ咲メンバーのみが使う通称。他名称は学園名の通称も兼ねている為)、「虹」「虹ちゃん」(ラブライブ!シリーズメンバー役のキャスト達が使う通称)などがあり、英語での表記は「Nijigasaki High School Idol Club」。
作中の虹ヶ咲学園生からも通称で「同好会」と呼ばれる事はあるが(生徒会など)、虹ヶ咲学園には他分野の同好会も数多く存在する都合上、他の同好会と並べて呼ばれる場合のみ通称が存在しない。
グループカラーはイエロー(ラブライブ!フェスの、Tシャツを始めとするグッズより)。
メンバー
スクスタとアニメではメンバー構成が異なるため、各記事を参照。
スクールアイドル
2年生
3年生
1年生
※公式サイトやスクスタでのクレジットは、歩夢→かすみ→しずく→果林→愛→彼方→せつ菜→エマ→璃奈→栞子→ミア→ランジュの順。なおこの順番、かすみとせつ菜を入れ替えるだけでA・ZU・NA→Diver Diva→QU4RTZ→R3BIRTHになる。
※彼方・エマ・しずくの3人はラブライブ!PDPの展開以前からスクフェスに登場していた。
スクフェスの企画「第3回転入生総選挙」の「第1位 エマ、第2位 桜坂しずく、第3位 近江彼方」の結果が今回の抜擢理由となっている。
サポーター
スクールアイドル同好会に所属しているが、スクールアイドルではなく、同好会のスクールアイドルをサポートするキャラクターであり、ゲームのプレイヤーや視聴者など、ファンの代替存在。
『スクスタ』のキャッチコピーが「あなたと叶える物語」であることから、「あなた」と総称されている。
キャラクターとしては女性であることから、ファンからは「あなたちゃん」とも呼ばれる。
ゲームの「あなた」とアニメの「あなた」は、別キャラクターとして扱われている。
共通点は、虹ヶ咲学園に通う高校2年生であること、歩夢の幼馴染であること、サポートの内容に作曲が含まれること。
アニメでは担当声優がいるが、声優ユニットの「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」には含まれず、関連楽曲ならびにアニメに関連しないライブには基本参加しない。ただしスクールアイドルではない人物も歌える設定の楽曲には歌唱担当として参加している。
ゲームメディアではあるがアニメ準拠の設定である『スクフェス2』にも登場する。
ゲームの「あなた」の名前はプレイヤーの自由に決められる。また、容姿はゲーム内に登場しないので、二次創作として様々な容姿が作られている(参照)。
簡易プロフィール
名前 | 誕生日 | 血液型 | 学年 | カラー | キャスト |
---|---|---|---|---|---|
上原歩夢 | 3月1日 | A | 2年 | ライトピンク | 大西亜玖璃 |
中須かすみ | 1月23日 | B | 1年 | パステルイエロー | 相良茉優 |
桜坂しずく | 4月3日 | A | 1年 | ライトブルー | 前田佳織里 |
朝香果林 | 6月29日 | AB | 3年 | ロイヤルブルー | 久保田未夢 |
宮下愛 | 5月30日 | A | 2年 | 超オレンジ | 村上奈津実 |
近江彼方 | 12月16日 | O | 3年 | すみれ色 | 鬼頭明里 |
優木せつ菜 | 8月8日 | O | 2年 | スカーレット | 楠木ともり→林鼓子 |
エマ・ヴェルデ | 2月5日 | O | 3年 | ライトグリーン | 指出毬亜 |
天王寺璃奈 | 11月13日 | B | 1年 | ペーパーホワイト | 田中ちえ美 |
三船栞子 | 10月5日 | AB | 1年 | 翡翠色 | 小泉萌香 |
ミア・テイラー | 12月6日 | AB | 3年(飛び級) | プラチナシルバー | 内田秀 |
鐘嵐珠 | 2月15日 | B | 2年 | ピンクゴールド | 法元明菜 |
高咲侑 | 不明 (※) | 不明 | 2年 | 黒 | 矢野妃菜喜 |
あなたちゃん | 不明 | 不明 | 2年 | なし | なし |
※ 侑のビジュアル公開は1月29日。
キャラクターアイコン
イラストや映像、グッズ等で使わている。
いずれも顔文字で妥当といえるものが存在しているが、公式ではなく有志のファンによるもの。また、環境(PC、iOS、Android、ガラケー)によっては表示されないこともある。
以下に記載された一部の由来も、あくまでファンの推測なので注意。
アイコン | 備考 | |
---|---|---|
上原歩夢 | 🎀 | 可愛い物好き、衣装にもリボンを多用。実物は真ん中の結び目がハート |
中須かすみ | 👑 | アイドルへの思いが人一倍強く、作中の活動でも自分の治める王国(ワンダーランド)にファンを招待するイメージでステージ作りをしている。 |
桜坂しずく | 💧 | 「しずく」という名前から。実物は、右に小サイズ、左に大サイズの2つがあり、中に桜の花弁型のハイライトがある |
朝香果林 | 👠 | セクシーアイドルを自称、モデルでコーディネート好き。実物はつま先が左向き、足の甲に沿うような3個の光が乗っている。 |
宮下愛 | 🙌 | 実物は2人の右手ハイタッチが手首まで描かれている。現状Unicodeには「ハイタッチ」の絵文字が無いため、見た目が似ている「バンザイ」の絵文字で代用されることが多い。 |
近江彼方 | 🐑 | 眠たがり屋、作中で羊型のグッズを多く愛用。実物は寝ている |
優木せつ菜 | 🎙️ | 実物はスタンドマイクで、中に電撃マークがあり、右上を向いている。 |
エマ・ヴェルデ | 🍞 | パンの耳が好物。実物は食パン |
天王寺璃奈 | 🛜(📶) | 実物は猫耳のついたWi-fiマーク。2022年にWi-fiマークの絵文字が追加される前は、似たような意味合いを持つ電波強度の絵文字で代用するのが主流であった。 |
三船栞子 | 🔖 | 「しおり」という名前から。実物は1枚の栞 |
ミア・テイラー | 🐰(🎩)(🍔) | 実物は兎が帽子をかぶっているアイコン。虹ヶ咲のみの話題であるならウサギの絵文字で通じるが、後発の蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの日野下花帆のメンバーアイコンがウサギの正面顔なので、差別化のために「🐇」「🎩」で表されたり、好物に由来するハンバーガーの絵文字が使われることも。 |
鐘嵐珠 | 🪽(🍖) | 実物は「双翼に後光」といった感じのもの。2022年に翼の絵文字が追加される前は、好物に由来する肉の絵文字で代用するのが主流であった。 |
高咲侑 | 🖤 | イメージカラーの黒とときめくと目が♥️になることから |
※アニガサキのみ
特徴
ニジガクは、ラブライブ!シリーズの先達であるμ'sやAqoursとは活動方針や、登場する作品の展開が大きく異なる。後発作品でも似たことをやっていたりするが、μ'sとAqoursの展開が似通っていたこともあって、ニジガクは「シリーズで初めてやったこと」が多く、2024年現在でも「ニジガクしかやっていないこと」もいくつか存在する。
ソロ活動スクールアイドルの集まり
ニジガクはメンバー全員がソロで活動し、互いに競い合うという設定になっている。
一人一人がNo.1スクールアイドルという夢を目指して、時にライバルとして、時に仲間として切磋琢磨しながら活動中。
ライブの出番や順番の優劣付け、練習やポスター作りなど、事あるごとに全員が立候補して他メンバーに負けまいと意見をぶつけ合う姿が見られる(烏合の衆現象)。アイデアや掛け声もバラバラで船頭多くして船山に登る様相すら見せる事もしばしば。
そんな息の合わない関係性は、ソロ活動に活路を見出した本人たちにとってはむしろ共通点である。性格の面では全員気が合うので普段から一緒に遊び、1人1人のために行動できる仲の良い友人同士の集まり。全員が何かしらの得意分野や頼れる交友を持っているのもあり、お互い助け合いが常。
ソロが主体であることから、ソロ曲の多さもシリーズ随一。
2024年9月現在、少ない者でも4曲、多い者だと8曲も持ち歌がある(他作品だと、Aqoursメンバーが、多くて4曲)。
全員で1曲のパフォーマンスを披露するグループ活動も出来るが、それが可能だと判ってからもソロ活動を大切にし、グループでの活動は少数に留めている。
メンバーをシャッフルした派生ユニットとしても「均等に三分割3人編成」ではない(後述)などのイレギュラーさを併せ持つ。
グループ名なし
そのため、μ's、Aqours、Liella!の様な「グループ名」は存在しないので、所属メンバー全員で歌う楽曲については、学校名+部活動名である「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」が、ディスコグラフィー上の名義となっている。
この名義(グループ名)は、プロジェクト発表時に既に決まっていた。そのため、他の主人公グループと違い、公募によって決められたものではない。
しかし後に蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブという同じくグループ名がない媒体が登場している。
メンバー追加・キャスト交代
ニジガクでは、ラブライブ!シリーズで初めて、メンバーが増えた。
この場合のメンバー追加とは、『無印』でいう絢瀬絵里のように、プロジェクト上は初期メンバーだが、ストーリー上は後でグループに入ったということではなく、プロジェクト上でも初期メンバーではないキャラクターがメンバーに追加、ということである。
他にも、
- 1回目のメンバー追加の後、2回目のメンバー追加がある。
- 複数人が同時加入する。
といった事を、ニジガクはシリーズで初めて行なっている。
これ以降、ラブライブ!シリーズでは、メンバー追加が毎作品で行なわれている。
加えて、上述通りメンバーの中にはAqoursすら世に出る以前のメディアミックスから姿形が存在している超古参(スクフェス組)もおり、一番最後に入ったメンバー(ミア・嵐珠)とは、世に出る差が7年半も開いている。
さらに、2023年度にはシリーズ初の「メンバーのキャスト交代」も行われた。
これは前任者の病気というやむを得ない事情によるもの。
過去にも、病気で一時的に活動ができなくなったり、あるいは永続的にきちんとしたフルパフォーマンスができなくなった声優がいたが、彼女たちは交代という道を選ばなかった。
そのため、この交代劇は衝撃をもって迎えられたが、これは逆に考えると、キャストを交代してでもフルパフォーマンスのライブをファンへ届けるという想いや、2023年4月以降もニジガクの展開が長期的に続いていくという計画の表れだとも言えるだろう。
ゲームとアニメの二本柱展開
冒頭にも述べた通り虹ヶ咲はゲーム『スクスタ』からスタートし、2020年にテレビアニメ化した。
これまでのラブライブ!シリーズ作品は、テレビアニメ化する際に様々な設定が変わることはあっても、絵柄(キャラクターデザイン)が大きく変わることはなかった。
しかし、虹ヶ咲のアニメ版は、室田雄平氏の絵柄をベースとした『スクスタ』から大きく異なる、横田拓己氏の絵柄が起用された。さらに劇場版からはけろりら氏に代わり二度もキャラデザインが変わっている。ただ、このキャラデザの乖離もあってかラブライブ!シリーズでは珍しくfigmaやねんどろいどの類が一切出ておらず、これらの立体化はLiella!!に先を越されることとなった。
そしてストーリーとしての内容もゲームとアニメで大きく異なることもあり、虹ヶ咲は、ゲームとアニメ、2つのメディアを別々に扱う二本柱の展開をしている。
2024年現在でも、ゲーム(トキメキの未来地図)とアニメ(えいがさき)の二本柱で展開している。
二本柱展開は、グッズ展開にも影響している。
不定期に実施される「ラブライブ!シリーズ」のキャンペーンには2020年9月の回から参加しているが、初登板時点では「μ's・Aqoursとの三者合同扱い」のため、2023年時点では「ニジガク」単独でのキャンペーン開催(2021年10月にはLiella!単独でキャンペーンを実施したため、「ニジガク」としては単独でキャンペーンを実施出来ないまま「後続ユニットにまで先を越される」事態になった)およびアニメ1期放送前かつスクスタ準拠のため、アニメ準拠のデザインでのメンバーのノベルティは初期追加問わず存在しない(他グループは最低でも1回はクリアファイルがノベルティ化された上で他のグッズも存在するが、ニジガクに関してはクリアファイルも存在しない)ほか、あなたちゃん(もしくは高咲侑)のノベルティも存在していない(この時はキャンペーン開始時期において、その前後の時期に登場したばかりの三船栞子が早くも登板している)。
2021年2月に、虹ヶ咲×セブンイレブンのイメージガールとして、近江彼方が選ばれている。こちらは『スクスタ』絵柄準拠である。
スクールアイドルシアター
2024年にアトレ秋葉原内に開店した同店では、各作品のスクールアイドルの描き下ろしグッズが順次発売されている。ニジガクの描き下ろしグッズはアニメ絵柄準拠となっている。
しかし、過去にアトレ内で展開していた期間限定ショップ「ラブライブ!キャラポップフェス」の描き下ろしグッズ「ペインタースタイル」シリーズは、『スクスタ』絵柄準拠であった。
同じ衣装で2度グッズ化
ゲームで登場した衣装が、アニメでもストーリーや演出で登場することもあり、そのため同じ衣装でもゲーム版とアニメ版で2度グッズ展開(アクスタ、缶バッジなど)することがある。
具体的には、『TOKIMEKI Runners』収録のソロ曲衣装や、「Love U my friends」の衣装などがそれに当たる。
リーダー不在
グループ活動を主としていないことから、リーダーとなるスクールアイドルがいない。
ただし、作品展開上では上原歩夢(CV.大西亜玖璃)がクレジット順の一番上になったり、キービジュアルで中心になったり、他グループと並ぶ際も彼女が中心になる(グループの性質上、輪番制になったり投票等でセンターが変化する扱いも出来そうな気もするが)、LoveLive!DaysVol.22で、他グループのリーダー・主人公である高坂穂乃果(μ's)・高海千歌(Aqours)・澁谷かのん(Liella!)と一緒に表紙を飾る、同様にyoutubeのラブライブ!シリーズ公式チャンネルでの映像の最後に表れるエンドカードでも穂乃果・千歌・かのんと一緒に登場する(2022年1月より、それまでは穂乃果と千歌の2人だった)など、虹ヶ咲のスクールアイドルとしての象徴的な扱われ方をしており、便宜上「主人公スクールアイドルに準じた扱い」となっている。
なお、テレビアニメ版では、非スクールアイドルの高咲侑がクレジット順の一番上になっている。
「部活動としての長(部長)」としては、『スクスタ』では「あなた」、アニメ版ではかすみが担っている。
「スクスタ設定」と「アニメ設定」
主要キャラクターの人物設定も特殊で、虹ヶ咲ではメジャーな設定が2種類作成されている。
「スクスタ版」と「アニメ版」の2つが並行世界としてどちらもメインで展開されている。それ故キャラクター基本設定も大きく2つに分かれている。
それぞれキャラクターデザインが異なるうえ、性格や立場も一部変更してある。たとえば中須かすみは同好会内の地位が変化する、三船栞子は生い立ちと行動理念が異なる、など。
他シリーズだと、メジャーな「アニメ版(ほかゲーム、ボイスドラマなど)」・マイナーな「雑誌版(ほかコミカライズ)」の2種類に設定が分かれている(μ's、Aqours)、または「アニメ版」ベースの設定1種類のみが普及(Liella!)しており、キャラクター基本設定は「アニメ版」1つを履修すればほぼ把握できるものなのだが、虹ヶ咲だけはそうはいかない。
高咲侑の存在の有無1つだけでは済まないこの要素が二次創作泣かせである。
→ 設定の相違点の詳細は『アニガサキ』記事で解説
媒体ごとの採用設定
スクスタ設定 | アニメ設定 | |
---|---|---|
固定 | スクスタ、生放送スペシャルドラマ、がさらじラジオドラマ、にじよん連載コミック版、タペストリーcomic book、スクフェス | アニメ、にじよん あにめーしょん、アニメーションMV(アニメ作画)、素顔のフォトエッセイシリーズ、他 高咲侑が登場するコンテンツ |
時に変更有り | 雑誌、ドラマパート、にじよん描き下ろし版、ライブ及び幕間アニメ(アニメコンセプトライブは除く) | スクフェス2、ライブ及び幕間アニメ(アニメコンセプト) |
※1つの作品中で2種のキャラクターデザインが混合して使用されている作品は、現状スクフェス2のみ。
スクフェスALL_STARS(スクスタ)
ストーリーの核心についての記述があります。ネタバレ注意!
同好会という名称ではあるが、部活動として扱われている。
ただし鐘嵐珠の初期の活動との対比で何故同好会にこだわるのかは理由付けられた。
部長となるスクールアイドルがいないこと、部活動内にスクールアイドルでない部員がいることも過去に前例のない特徴であり、このキャラクター「あなた」が部長を担い、事実上のリーダーとなっている(アプリではこの「あなた」がプレイヤーキャラとなっており、基本的にプレイヤー自身の視点で物語が描かれている)。
その他三作品との大きな違いとして、生徒数が3000人を数える大人気の学校なので廃校危機に瀕している描写がない。
このためシリーズとしては初めてスクールアイドル活動に廃校問題が一切関わっていない「純粋にアイドル活動だけを目的にしている部活」でもある。
ただ、その代わりに、ゲーム内でおいては廃部危機問題や、イベント開催中止問題が関わってくることになる。
ゲーム内での活動歴
1stシーズン(第1章~第17章)
本編開始前から部活動そのものは存在しており、元祖メンバーは桜坂しずく、中須かすみ、優木せつ菜、エマ・ヴェルデ、近江彼方の5名(しずく、エマ、彼方の3名は元々スクールアイドルに関心を持って転入してきたスクフェス組出身、かすみはアイドルに強く憧れているナルシスト枠、せつ菜とエマの2名は歴代シリーズでもお約束になっているアイドルオタク枠であることを考えると納得の行く設定である)。スクスタ開始時の時系列は初夏~夏(※制服が夏服)だったこと、アニメ1期連動ストーリーの回想から一年生が入学してすぐの春~初夏の出来事である(第6話回のグループ練習時期のシーンで既に夏制服)。
だが、個々のメンバーの事情や、考え方の衝突により上手く行かず、休止状態かつ廃部寸前に追い込まれていた。
そこに、スクールアイドルのことを知ったあなたがスクールアイドル活動に関わりたいと思い、生徒会長の中川菜々に申し出たところ、10人の部員を集めることを活動再開の条件に出されたため、旧メンバーに加え新たに4人のメンバー、そして実質的なプロデューサーポジションのあなたを含めた10人体制になった。
一時は同好会に所属する9人のスクールアイドルでグループを結成しようとしたが、9人の個性がぶつかり合い、無理にグループにするより、ソロのスクールアイドルとして各々活動した方が良いと判断し、グループとしては活動しない方針に。ここで、所属メンバーがソロでのスクールアイドル活動を主軸とする体制の「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」が本格始動となった。
新体制成立後は、スクールアイドルの文化祭として名高い「スクールアイドルフェスティバル」への参加を目標に掲げるが、関係者の離脱や東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う会場不足(注)によってスクールアイドルフェスティバルの運営自体が危ぶまれることが発覚したため、μ's・Aqoursとともに、参加ではなく開催に向けた運営活動を開始する。
(注)実際の東京オリンピック・パラリンピックは新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2021年に延期した後に開催された。
しかし、スクールアイドルフェスティバルの開催に向けて動き始めたところで、虹ヶ咲学園の生徒「三船栞子」を起点とした生徒会長再選挙、そして「同好会廃部危機」が起きる。栞子は「スクールアイドル」そのものを快く思わない考えを持っており、現生徒会長である「中川菜々」が「優木せつ菜」としてのスクールアイドル活動にうつつを抜かしているが故に生徒会長としての仕事を全うできていないと断言。そして自身が新しい生徒会長となった暁には「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」は廃部にすると宣言。実質的な「宣戦布告」を同好会に行い生徒会長再選挙に向けて動きだした。同好会メンバーもせつ菜もとい菜々の危機、そして同好会自体の危機を救うため奔走するが、結果は栞子が再選挙を制し新生徒会長となってしまう。(これにより、部活動内に生徒会長がいない状態となった。)その後、なんとか一方的な廃部自体は避けられたものの「スクールアイドルフェスティバル開催」と並行して「三船栞子との対立に伴う同好会そのものの存続危機」に直面するという同好会にとって苦い日々が続いた。
だが、栞子側も順風満帆ではなく自身の強引なやり方が災いし、学校説明会で実施する部活動紹介の準備をうまく取りまとめられない事態が発生していた。その事を知った同好会は部活動紹介を成功させるために栞子に協力を申しで、栞子も部活動の事を知るために仮入部の形でスクールアイドル同好会の活動に参加。最終的に無事に学校説明会を成功させることができ、ここで栞子と同好会メンバーが深く交流した事が契機となり、一時は深刻だった栞子と同好会メンバーの対立の溝が徐々に埋まり始めていく。
そして第17章にて、会場問題やボランティア問題を経て、ついにスクールアイドルフェスティバルの開催を実現。栞子も一連の出来事を経て「スクールアイドル」そのものに対する考え方を改め、自身もスクールアイドルとして「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」に正式加入。
(これにより、あなたを含めた11人体制となると同時に、再び部活動内に生徒会長がいる状態となった。)1stシーズンの物語の主軸となった、「スクールアイドルフェスティバルの開催」は実現という形で、「三船栞子との対立に伴う同好会そのものの存続危機」には栞子と完全に和解、そして彼女自身も同好会に正式加入という形でそれぞれ終止符が打たれた。スクールアイドルフェスティバル終了直後、あなたが音楽科のカリキュラムの一環として、海外に短期留学することが明かされ同好会メンバーそして歩夢があなたを送り出し1stシーズンは幕を閉じた。
Intermission(第18章・第19章)
あなたが留学中の物語。
西木野真姫の別荘を借りての、ニジガクとμ'sの合同合宿で、とある事件が発生する。
水着回。
2ndシーズン(第20章~第30章)
2020年10月31日より配信。あなたが留学から復帰すると、スクールアイドル同好会をはじめとした虹ヶ咲学園に大きな変化が起こっていた。
学園に新設されたスクールアイドル部、その部へと移籍したメンバーの感情、同好会と部それぞれの活動の違い、その対立の中で同好会と部のメンバー13人の目指す道が1人ずつ語られる。
ソロ活動だからメンバー個々の属性に比較的自由が効くとはいえ、プロジェクト上の本来の所属を完全に抜けて長期間他の所属に移籍したメンバーが出たのは歴代のシリーズでも初の動向。そのあまりにも特殊な物語展開は、他の虹ヶ咲メディアミックス作品には反発の大きさもあってか反映されていない。
栞子の姉三船薫子が企画・実現させた大規模PV作成イベント「スクールアイドルエキシビション」の開催が告知され、章の後半はそれに出演できる各学校のスクールアイドルの代表1名または1グループを決める校内オーディション開催の話に移る。
12人は最終的に4つのユニットを結成。
メンバー達が皆スクールアイドルとして何がしたいかを少しずつ見つけた末に、長かった対立を経て鐘嵐珠は同好会と和解、なぜ部ではなく同好会が良いのかを明示。部を廃部にした嵐珠はミア・テイラーと同好会に加入し13人体制となった。
「あなた」は移籍直前の嵐珠から何故スクールアイドルにならないのかと問われ、その結論としてスクールアイドル(=スクールアイドルを愛する者)の立場から1曲を作り上げる。完成した楽曲『L!L!L!(Love the Life We Live)』は新生同好会12人と彼女らを応援してくれる皆の歌として講堂で披露された。
2ndシーズンの内容に関する反響について
2ndシーズンとして展開されたストーリーについて、ラブライブ!シリーズの中でも大きく賛否が分かれる内容となった。詳細は鐘嵐珠、虹ヶ咲学園スクールアイドル部の記事でも触れられているが、2ndシーズンは「考えの相違によるスクールアイドル同士の衝突」が描かれているのが最大の特徴で、これは歴代のシリーズではなかった展開である。アニメ版サンシャインにおいて登場初期のSaint_SnowはAqoursに対してやや辛辣な描写があったが、あちらは衝突というよりも競争相手である故にの意味合いが強く、またあくまでそれぞれの立場は「別の学校の別のグループ同士」であった。
対してこちらは1つの学校(虹ヶ咲学園)に2つのスクールアイドルの部活が存在して、その間に溝ができているという歴代のシリーズでは存在しなかった立場による構図となっており、さらに上記2ndシーズンの記載でも触れられている通り元々所属していた部活を抜けて、別のスクールアイドルの部活に移籍するメンバーが現れるという展開も歴代のシリーズにはなかったものである。
このように、全体的にこれまでのラブライブ!シリーズとは毛色が異なるストーリー展開となっており、メインストーリーとして2ndシーズンの展開中は様々な反響がスクスタプレイヤーの間で発生していた。特に反響が大きかったのは2ndシーズン最初の物語である第20章配信時で、ニジガクメンバーが同好会と部に分かれ溝を作ってしまっているという状況が提示された時の衝撃は非常に凄まじく、さらにこの時点では鐘嵐珠はさながら同好会を壊した悪役のような印象であり、第20章配信当初は荒れていないとは言い難い状況となってしまった。ただ、その後ストーリーが進行していき全貌がまとまっていくにつれて内容に肯定的な評価をするプレイヤーも増えていき最終的には賛否両論というところで落ち着いた形となった。この一連の展開については2ndシーズン完結後も賛否含めた様々な意見が飛び交っており、様々な意味で非常に濃いストーリー展開がされたシーズンであった。
詳細はスクスタストーリー第20章炎上問題を参照されたし。
Intermission(第31章)
今回は31章のみ。13人になった同好会の日常話。
全員一丸になって嵐珠の日課を参考にしたハードすぎるトレーニングを試してみたり、嵐珠のとある夢を知ってそれを叶えに行ったりする。
3rdシーズン(第32章~第41章)
2ndシーズンで「スクールアイドルエキシビション」のオーディションパートが終わり、本題の合同PV作成パートに入った期間~その終了直後のストーリー。
1stシーズンぶりにAqoursが、ここで初めてμ’sが「あなた」との10人で活動しPVのテーマについて話し合ってから、舞台は虹ヶ咲に映る。
虹ヶ咲は全校生徒参加のダンスを予定していたが、最終的に生徒達の日常風景を撮影した動画集をPVとし、無事完成。
Aqoursが沼津で大きなワンマンライブを開催するので同好会で観覧に行こうとすると、薫子がマイクロバスを用意。薫子を運転手に14人でSA寄り道をしながら沼津へ向かった。ライブ終演後一緒だったμ'sらと共に打ち上げをし、帰りのバスでも賑やかな一行だったが、「あなた」はスクールアイドル達が夢を追って輝く姿を応援する日々を送る内に「自分には夢がない」と思い知ってしまい、ついに泣き始める。
「あなた」の悩みを聞いた12人のスクールアイドルは「あなた」の悲しみを晴らし、全員で歌詞を書いて新しい1曲を作ろうと提案した。
4thシーズン(第44章~第46章)
数々の大型スクールアイドルイベントも終わった後の、虹ヶ咲学園での日常と各メンバーの進路についての話。
全校生徒に進路希望調査が配られ、将来を考える機会ができた虹ヶ咲学園生。
璃奈がゲーム開発コンテストに応募、開発チーム4人組の残り3人を同好会から選抜して結成し48時間制限のコンテスト本番に挑戦。彼方も高校生No.1パティシエ決定戦に出場する。
そんな中、彼方の同級生である加藤ツムギが同好会と関わっていく。
5thシーズン(第47章~)
受験生に向けた、学園紹介パンフレットを製作中の栞子たち生徒会。
うまく纏まらず同好会に相談すると、彼女達は入学当時のパンフレットが今思えば情報不足だったかもしれないと振り返った。
パンフレットを充実させるべく、学校施設の調査、各部活動や同好会への取材を行っていく内に、学園生の他学科体験プログラムが大々的に実施される事になった。
アニメ版(アニガサキ)
2020年10月3日~12月26日放送のアニメ版1期、2022年4月放送のアニメ2期では、あなたに相当するアニメオリジナルキャラクター「高咲侑」を中心に活動が始まる。
スクスタとは別の世界であり、部活がしずく、かすみ、せつ菜、エマ、彼方の5人グループで始まり一度休止になった経緯こそ共通しているが、μ'sやAqoursが絡まないため、同好会が一度廃部になる等を始めとしたまた別の物語が展開される。
愛・エマ・栞子・ミア・ランジュは顔のデザインがスクスタから変更されたり、制服や練習着を皆が日常で着用するタイミングもスクスタとは違って描き分けられたりと、キャラクターデザインが一部アニメ用に描き直された。
詳しくは「アニガサキ」を参照。
声優ユニットとして
所属レーベルはLantis。便宜的にアーティストマネジメントもLantisが行っている。但し、常時声優ユニットとしてマネジメントされておらず、イベントごとに出演交渉が必要である。
他のラブライブ!シリーズ声優ユニットがバンダイナムコミュージックライブ(StarRise)によってマネジメントされているのに対し、虹ヶ咲はその対象になっていない。
2024年4月、バンナムがマネジメント事業の新屋号としてStarRiseを設立した際も、Aqours・Liella!・蓮ノ空がマネジメント対象として紹介されていた中、μ'sや虹ヶ咲は紹介されていない。
虹ヶ咲においては固定の声優ユニットではなく、『虹ヶ咲』という作品の都度に召集される「個の声優の集まり」という存在であることを示している。
後述するように、元々虹ヶ咲はソロスクールアイドルという設定であることから、全員が集まることを想定せずにキャストを起用しているので、声優ユニットとしてのマネジメントも不要という方針が当初からあったのだと思われる。
これはファンの憶測でしか無いため正確なマネジメント形態やその理由は不明である。
事実、反証となる憶測では、メディア出演は「虹ヶ咲」としてのグループでの出演が多く、マネジメントを個々の対応にするメリットはさほどないことや、元々アニメ化の予定がなかったように、μ'sのようにそこまで展開が拡大する見込ではなかった可能性も考察されている。
ラブライブ!シリーズの通例に従いキャラクターの担当声優がスクールアイドルとしてライブやメディア上でアイドル活動をする。グループではないのでグループ名もないキャラクター版の虹ヶ咲とは異なり、「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」という名のグループとして活動する。
高咲侑役の矢野妃菜喜はスクールアイドルではないがアニメ版に関係したイベントのみに主人公の学生兼ファン代表として出演。
自己紹介する時は、高咲侑役・矢野妃菜喜か上原歩夢役・大西亜玖璃のどちらかが、二人共居なければ適宜誰かが「皆さん、こんばんは(こんにちは)。私たち・・・」と言い、全員で『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会です。よろしくお願いします』と言い、必要に応じて個人の自己紹介を続ける。
ソロ主体のため、声優にとっての初出演ライブであっても、ソロパフォーマンスを要求されている。
メインキャストがプロジェクトの途中から増えているのも、シリーズ初の特徴。
2019年10月配信の『スクスタ』8章から三船栞子役の小泉萌香が作品に参加、2020年8月3日の発表でメインキャストおよびユニットメンバーに追加、配信番組に出演し、全員曲にも参加、個人曲もリリースされた。新メンバー(栞子)が追加されること自体は、ニジガクのプロジェクトが公表された2017年に決まっており、小泉が受けたオーディションも「ニジガクの新メンバーのオーディション」だった。
アニメ放送開始からは、高咲侑役の矢野妃菜喜が2ndライブの告知でお披露目され、メインキャストとしてアニメ関連の配信番組に出演し始める。ただ、作中のポジション上、基本歌ったりはしないので、「声優ユニットとしてのニジガク」の一員として扱えるかは微妙な立場である(3rdライブ、5thでは「応援出演」。ピアノ前奏、一部登壇し参加、にじたび!では特例で本格歌唱&ダンスをした)。
2020年9月配信の『スクスタ』19章でミア・テイラー役の内田秀、鐘嵐珠役の法元明菜が参加。2021年8月31日に正式メンバーに追加、内田はスクスタ22章感想回の生放送でゲストとして先に出演したが、法元は正式加入後の生放送が初出演の場となった。
『スクスタ』とアニメは明確に世界が異なるため、『スクスタ』で配役が存在しない矢野と、アニメ1期の出演がなかった小泉・内田・法元は、アニメ2期放送直前特番が初の公式共演となった。
2022年9月10日から開催の5thライブでついにメインキャスト13人総出演が叶う。
イベント外のオフショットでは一度当時のメインキャスト11名勢揃いが実現している。2020年12月26日開催のアニメOP/ED CD発売記念リリースイベント『トキメキらんらんるんるんGo!』の前日リハで9人のアニメ版スクールアイドル役キャストが集まった場所に矢野と小泉が駆けつけ、11人勢揃いのクリスマスプレゼント交換会が開催された。(鬼頭明里のTwitter投稿より)
なお、3rdライブの来場者・オンライン視聴者用アンケートでは、虹ヶ咲で好きなメンバー/好きなキャストの設問において、11人(22人)全員の名前が選択肢として記載されていた(なお複数選択が可能であり、ヒトリダケナンテエラベナイヨー!!!とはならずハコオシダイカンキー!だった)。
林鼓子を入れた新生虹ヶ咲の13人は、異次元フェスのステージ上で勢揃いした。
段階的にメンバーが増えたことによる特殊編成の多さも特徴の一つ。
2020~2021年はスクスタとアニメ1期の2つの媒体で加入メンバーが10人と9人に分かれていたので、栞子未登場だったアニメ1期準拠の3rdライブは9人で参加、10人出演の2ndライブ中でも9人曲(『未来ハーモニー』など)を披露していた。
10人組ユニットになった折に、虹ヶ咲楽曲の取り扱い方が9人時代から著しく変化。特に全員曲は元々9人曲だった物でも担当メンバーを後から次々増やしている。
『TOKIMEKI Runners』から順に歴代の9人曲をライブイベントごとに10人以上の曲としてブラッシュアップ、最終的にほとんどの9人・10人曲を12人で歌える曲に進化させた。原曲音源の歌唱パート追加は現在、1stアルバム~3rdアルバム表題曲の9人→10人→12人版、『Hurray Hurray』9人→12人版のみ。『Sweet eyes』等のc/w曲には追加メンバーのソロ歌唱パートは無い。『Love U my friends』は専用衣装が用意され『Just believe!!!』と共に12人版のスクスタPV追加、R3BIRTHファンミーティングではR3BIRTHが担当メンバーなしの『全速ドリーマー』を歌った。
逆に9人でないと披露できていない曲は2021年までのアニメPV付楽曲のみ。(『未来ハーモニー』『虹色Passions!』等)『にじたび! TOKIMEKI FAN MEETING TOUR』もR3BIRTHが1名でも出演してるか否かで歌う全員曲を変えてある。
途中加入したメンバーのうち、内田は英語が母国語、法元は中国暮らしの経歴からネイティブの中国語話者、と語学力に長けた新メンバーの追加により、ミアとして全歌詞英語曲(『Toy Doll』『stars we chase』)、嵐珠として中国語交じりの曲、と外国語を目玉にした曲をリリースできるようになったグローバルユニットになっている。
こうしたライブ内容の特異さに比して、活動範囲は比較的狭かったりする。
『TOKIMEKI Runners』のリリースイベントでキャストが全国を回ったものの、その後のイベントは関東周辺に集中しており、活動4年半にしてやっと4thライブを大阪で開催するに至った(なお、関東で開催しないナンバリングライブ(他は必ず関東の施設が含まれる)を開催したのは現状虹ヶ咲のみ)。
μ'sはライブイベントこそ関東圏のみであったものの、活動5年目にファンミで全国を回っている。Aqoursは活動3年目にして早々に全国ツアー(名古屋・神戸・埼玉)を開催した。
1stライブ直後に流行が始まったCOVID-19の影響もあるかと思いきや、コロナ後に活動開始したLiella!は活動1年半にして全国10都市を回るツアーを行なっており、なおさら虹ヶ咲の活動範囲の狭さが際立っている。
2023年ついに全国6都市でのファンミーティングツアーが開催。トキランリリースイベントから実に6年越しの全国イベントを開催する運びとなった。
地上波出演も他シリーズと比べるとかなり少ない。
過去に出たのはNHKの特番やフジ系「オダイバ!!超次元音楽祭」くらいで、他シリーズのグループ出演が常連化している「FNS歌謡祭」「音楽の日」「CDTVライブ!ライブ!」などといった歌番組にはまったくと言ってもいいほど出ていない。
来歴
キャラクター発表から遅れること半年、2017年9月21日に開催された「東京ゲームショウ」のブシロードブース「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル 新情報発表会ステージ」にて、担当キャストが発表された。
(この日が結成日とされる)
この場で新作ゲーム『スクフェスALL_STARS』のリリースが発表されたが、その主題歌『TOKIMEKI Runners』を含め、音楽面での活動予定は発表されなかった。
そのためメンバーは、インターネット配信の生放送や収録動画、ラジオ番組のみで活動していくことになる。
2018年に待望の1stアルバム『TOKIMEKI Runners』をリリースし、その前後に無料イベントや抽選イベントを開催した。
それからは、ソロ曲を初披露した「校内マッチングフェスティバル」の開催、2ndアルバム『Love U my friends』のリリースを経て、1stライブ~5thライブを開催し精力的に活動している。
2020年には、『スクスタ』でサブキャラクターとして登場した三船栞子を演じる小泉萌香が正式な追加メンバーとなり、ラブライブ!シリーズ史上初の10人組声優ユニットとなった。
2021年3月には、スクスタのゲーム機能を再現し且つソロ活動なので楽曲アレンジのしやすさも活かした、シリーズ初の持ち歌シャッフルライブ『校内シャッフルフェスティバル』も開催。
シリーズの前例を基にしたライブのセトリ予測すらも不可能な変幻自在さがさらにグループの異色さを際立たせた。
2021年8月31日に、これまた『スクスタ』のサブキャラクターとして登場したミア・テイラーを演じる内田秀、鐘嵐珠を演じる法元明菜も正式に加入決定。総勢12人となり、シリーズ最多人数グループの記録を再び更新した。
内田・法元の加入に前後して、2021年4月に楠木ともり(優木せつ菜役)が持病を理由(詳しくは個別記事を参照)にライブパフォーマンスを制限し始めた影響により、虹ヶ咲でも同年5月からステージ数を絞るなどの制限が課されるようになった。
3rdライブやA・ZU・NAファンミでは一部にとどまっていたが、2021年大みそかのシリーズ合同カウントダウンライブからはソロ曲のみのパフォーマンスとなり、5thライブではほぼ全曲でダンスを抑えた歌唱枠として参加。MC中も挨拶以外では椅子に着席しているというような配慮がされるようになった。
しかしながら2022年11月、病状を理由に2023年3月31日をもって、アニメやゲームなどへの出演を含む『ニジガク』の全活動から降板すること、4月1日以降は別の声優が後任となることが発表された。
楠木の公での活動は、ステージ活動は2023年2月5日開催の「ユニットライブ 〜A・ZU・NA LAGOON〜」DAY.2公演、トーク番組出演は同月19日配信の「ありがとう!A・ZU・NA LAGOON」(事前収録)をもって最後となった。
アニメは、同3月まで放送の「にじよん あにめーしょん」は楠木が最後まで演じた。
ゲーム『スクスタ』については、「(3月末までの)活動期間にかかわらず、収録済のストーリーまでCV.楠木ともりによる公開を続ける」と発表された後、4月末に『スクスタ』自体のサービス終了が発表された際に「サービス終了まで楠木がせつ菜を演じる」と明言された。
2023年3月25日、アニメジャパン2023のラブライブ!シリーズ新情報発表会にて、楠木の後任が林鼓子であること、2023年夏発売予定のOVAでのせつ菜は林が演じる(公式PVの概要欄において判明)ことが発表された。
4月1日以降、生配信、生放送スペシャルドラマ、マンスリーアンケートスペシャルボイスと、順次、林が出演するコンテンツが公開される。
4月15日にリリースされたスクフェス2では、楠木は一切出演していない(ただし、2023年3月以前にリリースされた楽曲は、林ではなく楠木が歌唱しているバージョンを実装している)。
ライブイベントは「にじたび! TOKIMEKI FAN MEETING TOUR 広島公演」より出演開始、既存楽曲のせつ菜ソロ曲や全員曲、ユニット曲を新録音源と共にカバーしながら何曲も一気に披露した。
キャスト陣(担当声優)
ラブライブ!シリーズ全作品に関わっている音響監督の長崎行男によれば、アニメ化の予定がなく、あくまでゲームとしてのプロジェクト展開を想定していたため、プレイヤーに語り掛ける「声の演技」を重視して選ばれた。
また、グループ活動が主となる他の作品と異なり、キャラクターがソロ活動をしているという設定から、全員のスケジュール合わせなどを意識しなくても良いこともあり、すでに声優として活躍している者も含めた選考が可能となったという。
こうした選考条件をもとに選ばれたキャスト陣は、久保田を筆頭にすでに数年の声優経験がある者から、大西のように虹ヶ咲が声優として初仕事という者まで、多彩な構成となった。
スケジュール合わせを意識しなくても良いという前提で選ばれてはいるものの、結成当時は久保田のみ他グループ(i☆Ris)と兼任であり、まだスケジュール合わせはしやすい状態であった。
しかし2023年現在、予定外のアニメ化やライブもあって多くのスケジュール合わせが必要になっている。
にもかかわらず、キャストの多くが他グループと兼任し始めたり、ソロ活動も始めたり、そもそも声優として超売れっ子になったりと、シリーズキャストの中でも屈指の多忙さを極めており(かつ人数が一番多いので)、全員集合の機会を作るのが非常に厳しく、ライブでの全員曲については、事前の全体練習が一切できずに、相良曰く「当日になってようやくフォーメーションの打ち合わせをすることもあります(笑)」。そのため、ライブ開催数日前になってメンバーの体調不良が突如発覚して演出が変わるといった事態も珍しくない(3rdの楠木の体全体の不調、5thの鬼頭の手の不調、6thの田中の喉の不調など)。特に久保田・鬼頭・楠木・小泉は、同好会としてゲストに招かれているテレビ番組やイベント等にスケジュールの都合で出演しないまたは別撮りとなることがある(楠木はスケジュール以外にも身体的影響への特別な配慮もあった)。
年齢は、判明している中では、最年長の田中(H6年10月)と最年少の楠木(H11年12月)で年齢差は約5年であった(Aqoursは約4年、μ'sは約7年)。楠木より年少の林(H14年5月)の加入で年齢差は約7年半に広がる。この内、指出(H10年9月)・楠木(H11年12月)・林(H14年5月)は平成2桁生まれであり、史上初の平成2桁生まれがいるユニットとなった。
ニジガクはスクスタでの活動を主体として始まったグループであるが、スクスタの配信元であるブシモの総元・ブシロードが運営する響に所属する声優がいないのも、Aqoursと共通している。ただし、前田が別途所属するグラン・エプレ及び小泉が別途在籍するスタァライト九九組・Peaky P-keyはブシロードが主導するグループである。
なお、スクドル側の主人公ポジションである歩夢役の大西亜玖璃は実際にアイドルだった人物であり、真正のアイドルがアイドル役を担当している事になる。また、スクドルではないが侑役の矢野妃菜喜も同様に私立恵比寿中学所属の元アイドルだった。
過去作においても元アイドルだったキャストこそいたものの、主役ポジションが共に元アイドルというのはかなり異質である。
名前 | 生年月日 | 血液型 | 愛称 | 出身 | 所属事務所 | 配役 |
---|---|---|---|---|---|---|
大西亜玖璃 | 1997年5月2日 | A | あぐぽん | 愛知県 | リンク・プラン | 上原歩夢 |
相良茉優 | 1995年4月17日 | O | まゆち | 京都府 | HIGHPINE | 中須かすみ |
前田佳織里 | 1996年4月25日 | A | かおりん、前田 | 福岡県北九州市 | アミューズ | 桜坂しずく |
久保田未夢 | 1995年1月31日 | A | みゆたん | 埼玉県秩父市 | 81プロデュース | 朝香果林 |
村上奈津実 | 1995年9月7日 | A | なっちゃん | 東京都 | ゆーりんプロ | 宮下愛 |
鬼頭明里 | 1994年10月16日 | B | あかりん | 愛知県名古屋市 | ラクーンドッグ | 近江彼方 |
林鼓子 | 2002年5月15日 | A | ここちゃん、はやまる | 静岡県浜松市 | mitt management | 優木せつ菜(2代目) |
指出毬亜 | 1998年9月20日 | AB | ちゅんるん | 埼玉県 | WITH LINE | エマ・ヴェルデ |
田中ちえ美 | 1994年10月6日 | O | ちぇみー、田中 | 静岡県 | ステイラック | 天王寺璃奈 |
小泉萌香 | 1996年2月27日 | A | ぴっぴ、もえぴ | 兵庫県 | アミューズ | 三船栞子 |
内田秀 | 1996年5月24日 | B | しゅうしゅう、秀ちゃん | 豪州ニューサウスウェールズ州 | ジャストプロ | ミア・テイラー |
法元明菜 | 1996年8月5日 | B | みんみん、ほーみん、菜宝(中国語圏) | 大阪府(出生地は鳥取県 | ジャストプロ | 鐘嵐珠 |
矢野妃菜喜 | 1997年3月5日 | A | ひなきちゃん、ひなのん | 兵庫県 | ソニー・ミュージックアーティスツ | 高咲侑 |
楠木ともり | 1999年12月22日 | A | ともりる | 東京都 | ソニー・ミュージックアーティスツ | 優木せつ菜(初代) |
注)田中は生年非公表。ただし、虹ヶ咲の配信番組で鬼頭から「同い年」と言われたことがあるため、94年生まれと考えられる。その後、本人がインスタライブにて言及し、実質的に公表している。
ディスコグラフィー
提供楽曲は基本的にソロ。全員曲はアルバムCD1枚に1曲、アニメOP曲シングルとED曲シングル、アニメ各最終回挿入曲、他単独シングルとしてリリースする。
派生の内部ユニット(後述)楽曲はユニットシングルとして単独でリリース。アニメBDの特典楽曲はμ’s・Aqours・Liella!のようなアニメ準拠の特別なソロやデュオトリオ新曲作りの場にはなっておらず、全てユニットと全員での新曲披露とアルバム楽曲12人verリリースの場に置き換わっている。
音楽面における旧2作との大きな違いとして、ほぼすべての楽曲の作詞を畑亜貴が手掛けた旧作に対し、ニジガクは同氏の参加楽曲は非常に少なく、他に複数の作詞家が作詞に関わっていることが挙げられる(その中でも"Ayaka Miyake"氏が虹ヶ咲の楽曲の作詞の中心人物となっている)。
- 2018年11月21日 1stアルバム『TOKIMEKI Runners』
- 2019年10月2日 2ndアルバム『Love U my friends』
- 2020年7月29日 アニメーションPV付き1stシングル『無敵級*ビリーバー/未来ハーモニー』
- 2020年9月2日 3rdアルバム『Just Believe!!!』
- 2021年10月6日 R3BIRTH 1stシングル『MONSTER GIRLS』(ミア、ランジュの1stソロ曲が収録されているため掲載)
- 2021年10月13日 4thアルバム『L!L!L!(Love the Life We Live)』
- 2022年10月12日 シングル『永遠の一瞬』
- 2023年6月7日 シングル『KAGAYAKI Don't forget!』
- 2023年10月4日 5thアルバム『Fly with You!!』
他はラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会オリジナル曲一覧参照
ユニット分け
同好会分室
発足当初は3人ずつに分かれて、各媒体でテレビ・アプリ・アナログゲームのレビューやフリートーク、4コマ漫画連載といった活動をしていた。スクスタリリース前の2018年に媒体活動は終了。このため、追加メンバーである三船栞子、ミア・テイラー、鐘嵐珠の3人は分室に所属していない。
テーマ別活動
「広がれ虹のWA!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 テーマ別活動」が、「Road to Next TOKIMEKI Stories」内の新企画として2021年10月24日に発表された。
メンバーが得意だったり興味を持っていたりする4つのテーマでチーム分け。まだやった事のない楽しい事にチャレンジしファンと一緒に実現する企画。
新作ミニゲームアプリ『TOKIMEKI RunRuns』リリース、4thアルバム衣装と新作グッズ作成、海外向け生放送、漫画媒体上や映像でキャラと声優が料理し活動をモチーフにした全員曲も誕生、など活動内容は意外と大規模。
派生ユニット
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会においても、μ'sやAqoursの時と同様に歌唱用の内部ユニットを結成。ソロ活動ではない楽曲提供やイベント参加は主にこの内部ユニットで活動していく。
組み合わせやユニット名の公募・投票が行われた。人数構成は、従来の「3人ずつ×3組」とは異なる「2人組」「3人組」「4人組」という、新たな試みがなされている。
ユニットの「組み合わせ」は2019年2月~4月にかけて、「ユニット名」は同年5~6月にかけてインターネット上の投票により決定。
当時は初期メンバー9名のみしかいなかっため、三船栞子以降の新規メンバーはこの企画に含まれていなかった。
その後、2021年7月に栞子、ミア、嵐珠の三人ユニット結成企画が実施されユニット名を公募。
普段のソロ活動をする理由に「他メンバーと合わせられない個性」という設定がある以上、ユニット結成理由も他グループと違い明確にある。
結成経緯
各メディアで異なる。
スペシャルドラマ
2018年12月配信。
9人時代「次の校内ライブは3曲しか歌えない」問題が発生すると代表3名が決まらず、先の媒体別活動から得たチームの力を信じ3ユニット結成を決意する。
2019年1~4月の劇中のファン投票でメンバー構成とユニット名が決定。
スクスタ
R3BIRTH以外は、いずれも第26章にて結成。
校内から代表1名または1グループを選ぶ「スクールアイドルエキシビション」のオーディションで、作戦としてDiverDivaが手を組む。そこからQU4RTZ、A・ZU・NAも結成。
28章でR3BIRTHも生まれ、4ユニットで競い合った。
アニメ
いずれも2022年放送の2期にて結成されている。(ラブライブ!シリーズのアニメ作品で派生ユニットが結成されたのは虹ヶ咲が唯一である)
QU4RTZは、同好会を拒絶して活動する嵐珠に寄り添いたいエマが提案者となって結成。
DiverDivaは、川本美里を元気付けたい愛が、自分を正してくれた果林に提案する形で結成。
A・ZU・NAは、しずくが歩夢&せつ菜の2人ユニットを想像し彼女らが主演の創作演劇の台本を作る。最終的に2人に見せると2人が実演、アドリブ演技に熱が入っていく内にしずくも劇に加わり、3人ユニットを結成。
R3BIRTHだけは結成が言及されなかったが、嵐珠の呼び掛けにより1stライブ内でその3人組でのステージを披露した。
月分け
R3BIRTHの3人が加入したことで、ラブライブ!シリーズ史上最多の12人体制となったが、同じ12の数で構成される1年(12か月)に由来する楽曲があり、メンバーそれぞれが異なる月を担当している(なお、誕生日についてはその限りではない)。
以下、楽曲(企画)ごとの割り振りを表形式で記す。
月 | New Year's March! | アニメにじよん2 | NIJIGAKU Monthly Songs♪ |
---|---|---|---|
1月 | 天王寺璃奈 | 三船栞子 | ミア・テイラー |
2月 | 宮下愛 | 中須かすみ | エマ・ヴェルデ |
3月 | 中須かすみ | 優木せつ菜 | 上原歩夢 |
4月 | 上原歩夢 | 上原歩夢 | 中須かすみ |
5月 | 三船栞子 | 宮下愛 | 近江彼方 |
6月 | 桜坂しずく | 桜坂しずく | 桜坂しずく |
7月 | ミア・テイラー | 朝香果林 | 宮下愛 |
8月 | 近江彼方 | 鐘嵐珠 | 天王寺璃奈 |
9月 | 朝香果林 | ミア・テイラー | 三船栞子 |
10月 | 優木せつ菜 | エマ・ヴェルデ | 朝香果林 |
11月 | エマ・ヴェルデ | 近江彼方 | 優木せつ菜 |
12月 | 鐘嵐珠 | 天王寺璃奈 | 鐘嵐珠 |
ライブ
グループやユニットのワンマンライブやファンミーティングの他、学校の名前をグループ名に冠していることから「校内○○フェスティバル」というイベントを複数開催している。
また、ライブタイトルに「Love」が含まれない(ラブライブ!μ's First LoveLive!でいう「Love」の部分がない)。ただしサブタイトル部分はその限りではなく、4thライブは「~Love the Life We Live~」、6thライブでは「I love You ⇆ You love Me」がサブタイトルとして採用されている。
過去の公演記事へのリンクは、ラブライブ!シリーズのライブイベント一覧に記載。
開催予定のライブは以下の通り。
ファンミーティング
- 『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 LIVE&FAN MEETING TOUR ニジガク校外学習歌おう♪踊ろう♪語ろう♪』
- 2025年4月5・6日 オリックス劇場
- 2025年4月12日・13日 幕張イベントホール
- 2025年5月10日・11日 福岡市民ホール 大ホール
- 2025年5月17・18日 仙台サンプラザ
- 2025年8月16・17日 Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール
- 2025年8月23日・24日 カナモトホール(札幌市民ホール)
補足
2023年放送のショートアニメ「にじよん あにめーしょん」1期第1話のサブタイトルとしても使用されている。
関連タグ
ラブライブ!シリーズ ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
スクールアイドルフェスティバル スクールアイドルフェスティバル2 ラブライブ!PDP
スクールアイドル μ's Aqours Liella! 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ スクールアイドルミュージカル
- シスタープリンセス:原案者が同じ作品。初期ヒロインが9人で追加ヒロインが3人で計12人になったこと、更に12人中3人が外国出身という共通点がある。
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズ:スーパー戦隊シリーズ第46作。オニシスターの変身者「鬼頭はるか」の苗字が近江彼方の中の人、名前が妹と一致していることを始め、名前ネタに関して只ならぬご縁を持つ。詳しくはこちらのコラボタグにて。