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スクスタストーリー第20章炎上問題

すくすたすせかんどしーずんすとーりーえんじょうもんだい

スマホアプリ「スクフェスALL STARS」のメインストーリーにて、第20章から始まる2ndシーズンの展開に一部ファンから不満や疑問の声が上がり、Twitterのトレンドにランクインした事案。
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賛否両論が多い案件です。偏向的、主観的、感情的な内容を書いたり、不当に内容を削除したりするのは止めましょう
批判的になりすぎないように心がけましょう。
議論は、必ずコメントフォームで行い編集合戦大規模荒らしまとめ案件になるのを防ぎましょう。

概要

注意:この記事は「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS」のメインストーリー2nd Seasonのネタバレを含みます。

2020年10月31日にリリースされたラブライブ!シリーズのスマホアプリ「スクフェスALL_STARS」の2ndシーズン1話となる「第20章」のストーリー展開に、一部ファンの不満が噴出した事件。
どのようなことがあったのかというと

  • スクスタちゃんが留学より帰国
  • 新キャラ鐘嵐珠(以下ランジュ)がスクールアイドル部を設立
  • 同好会メンバー(10人)に、アイドル活動になに不自由ない環境を提供する代わりに、スクールアイドル部で自分のバックダンサーをするように要求(※ただし、ランジュが実力を認めたメンバーは、1曲くらい歌わせてあげてもいいと発言)
  • 朝香果林宮下愛三船栞子がこの要求を承諾し、同好会から部へ移籍。
  • 要求を承諾しなかった残りのメンバーは、ランジュが設立した同好会監視委員会によって活動を一切出来ないようにされる。
  • スクスタちゃん(あなた)は帰国するまでこの状況を知らなかった。
  • 桜坂しずくも最終的に部に移籍

これら問題は第20章だけでとどまらず、第30章まで続く2ndシーズン全体の問題となってしまった。

主な問題点

ストーリー

廃部の危機はこれで3回目。相談や連絡が取れていないことで過去にもトラブルが起きたのにも拘らず、また一切の相談がなかったことでトラブルが起きており、展開がワンパターンかつキャラの成長が見られない。
また、オールスターというタイトルなのにかかわらず、登場人物が偏っており、新キャラとニジガクの一部キャラで話が動いている。μ'sAqoursはほぼ出てこない。

桜坂しずく

移籍理由はスクールアイドル同好会とスクールアイドル部の違いを見つけて自分に足りないものを補うため。そのため、移籍までの描写が丁寧だったが、同好会残存組がまとまりかけていたタイミングでの移籍になったため、こちらに至っても一部ユーザーから不満の意見が出ていた。
ちなみに、1章でもしずくが同じような理由で同好会活動を抜けており(その結果、同好会に廃部の危機が出ていた)、成長が見られない、同好会では成長出来ないのか?等の意見もあった。

朝香果林

同好会メンバーと友達ごっこをしていたわけではないといいつつ、「部に移ったからと言って同好会との繋がりが消えただなんて思ってないわ」と発言。
部で最高のパフォーマンスを学んだはずが、23~24章でのトーナメントでは同好会側のかすみに惨敗して1回戦敗退。彼方・エマと和解した後も「ランジュを放っておけないから」と愛とともに部に残留したのだが、もはや部にいる意味が分からない状況になっていた。

宮下愛

移籍理由の1つに、同好会では自由に練習できないからとあり、同好会メンバーを見捨てて自分だけ練習するようなキャラではないのでは?とファンから非難の声が上がった。
また、活動妨害されている同好会に勝負を仕掛けたり(完全に相手が不利な状況)、部の問題を同好会に助けを求めるなどの行為から、サイコパス呼ばわりをされてしまった。
しかも、その状況で「逆境の中でこそ真価を発揮する」「逆に燃えるじゃん、同好会から学んで行こう!」などと発言。なぜ、同好会所属時代にそう思わなかったのか。
また、新曲の作曲をミアに頼む(ミアがスクスタちゃんに頼まないのか?と言ったのにそれを断って)ということもしている。
また、嫌がるかすみにしつこくカスカスと呼んでおり、これもいじめではないかと言われている。(とはいえ、この点は他のメディアでもある描写なので、スクスタ固有の問題というわけでもない)

三船栞子

入部から2ヶ月で部に移籍している。スクスタちゃんは留学中のため、旅立つ前日に入部したのに、帰国したら抜けていたという状況。
また、ランジュをワガママで迷惑(要約)といったと思えば、彼女は素直ですよと言ったり、言ってることが矛盾している。また、ランジュのワガママを止めるわけでもなく全て聞き入れているため、生徒会を使って同好会の活動を妨害するという、生徒会長としてあるまじき行為をしている。
一応、ランジュの暴走をある程度制してはいた。しかし、これも炎上後に判明したことなので後付設定である可能性が高い。

ミア・テイラー

スクスタちゃんやかすみを見下すような発言など、天才が故にプライドが高い言動が目立っていた。
ランジュに無理矢理日本に連れてこられた被害者であるため、後の璃奈との和解もあり、他メンバーよりはヘイトは少な目だった。

鐘嵐珠

かなり横暴で、自分の言うことを聞かない相手にはすぐに怒り、挙げ句の果てには部屋に籠っていたミアを連れ出すためにドアを破壊するなどの行動もしている。
理事長の娘という立場を利用して、スクールアイドル部を設立後、元は同好会の部室であった部屋を接収して理想の部室(豪華な応接セット、高価なトレーニング機器の設置)を作り上げる。
そして、同好会のメンバーを部に入れるため、彼女たちのスクールアイドル活動を「学校から認可されていない」ものとして妨害することを思いつき、その実行役として「監視委員」なる役職を設立し、同好会の活動を妨害した。
また、スクスタちゃんに対してはかなり敵視をしており、態度が悪いだけでなく、「あなたもいたの(不満)」「あなたはいらない」などともはやいじめレベルの行為をしていた。

理事長(ランジュの母親)

おそらく、この炎上問題の元凶の可能性が高い。
ランジュの母親はニジガクの理事長を務めており、ランジュが学内で様々な特権(部室の改装、外部講師の学内活動、監視委員の設立)を行使できたのはこのためである。
後にメインストーリー28章の回想内で「自由はニジガクの基本」と発言をしていたが、スクールアイドル部から同好会への仕打ちについてはノータッチであり、娘の暴走を完全に許している。自由を尊重する学校とはいえ、これは倫理的に問題があり、娘が所属している部への過剰な援助・贔屓となってしまっている。
なお、この炎上問題の影響の為かランジュ達と異なり、2023年現在でもこのことについて一切の擁護描写がなく、テレビアニメ版(OVAも含む)やにじよんの設定内にも登場しなかったため、ただ印象が悪いだけのキャラクターとなっており、ママライブ!の中でも一番印象が薄い存在となっている。

その他

ひどい扱いを受けているのに、当事者のスクスタちゃんが全く気にしていない。いじめのような行為もそんなこと程度の認識で、鈍いとかそういう問題ではなくなっている。

その後どうなったか

  • 監視委員会(活動妨害)→ランジュが必要ないと言ったため解散。栞子が同好会に報告し、なぜか感謝されている。しかも、同好会ファンを選んだため、妨害は最小限にしたと言っているが、オンラインライブでは歌うことすら出来なかったメンバーがおり、矛盾している
  • 部室などの乗っ取り→なかったことになり、普通に同好会メンバーが部室に戻っていた。
  • 栞子→シーズン1の件について謝罪したが、シーズン2に関しては謝罪は一切なく、ランジュのフォローをするのみ。同好会メンバー的には元々仲間意識があるようだが、一部ファンからはいまだに受け入れられない原因となってしまった。
  • ランジュ→「同好会メンバーと仲良くなりたかっただけなのに、接し方が分からず空回りして迷惑掛けてしまった。」ということで謝罪したのだが、当初のプロ云々やバックダンサー云々の話はなかったことにされてしまった。謝罪したので許すという声も増えたが、栞子のように2ヶ月で再び敵に回るのでは?と疑われてしまっている。
  • 愛と果林→部がランジュによって廃部になり、ようやく戻ってきた。部の問題を同好会に助けを求めただけ、イメージが悪くなっただけなどと一部ファンから言われており、ユニットもスクスタちゃんが一切関わっていない同好会に対抗するために組んだことにされてしまった。
  • 同好会メンバーが「ランジュちゃん達の気持ちを理解していなかった」と謝罪。いじめる側の気持ちを被害者が理解しなければいけないのか、被害者側が謝罪する意味が分からないなどと新たな問題をひきおこしてしまった。


反響

公式動画以外でも、各プレイヤーが投稿した動画のコメントでストーリーやキャラクターに対する批判のコメントが投稿されたり、配信者が自らの肉声で批判を行うなどもされる事態に発展していった。

トレンド入りは天王寺璃奈の素顔や三船栞子の同好会入部などくらいしかなく、影響の大きさがわかる。
批判的意見だけでなく、好意的な意見もあるが、見解の相違によりファン同士の争いも発生。

また、スクールアイドル部に移籍した経験を持つ愛、果林、しずく、栞子の四人に対しては、一時期は(後述するアニメなどではスクールアイドル同好会から裏切った経験が一度もないのに)スクスタ20章での行動に批判的な意見を持っていたファンから『裏切り者』と呼ばれてしまった事例もあった。

その他、10月31日配信のキャストによる生放送やアニメのチャットにもスクスタのことが書き込まれ、無関係なキャストやアニメ関係者も巻き込む形になってしまっていた。

20章への苦情は「意見をお問い合わせやアンケートで送る」等の方法で制作側に伝えることができる。

問題による影響

Youtube公式動画

ラブライブ!シリーズ公式動画では前代未聞初の3000以上ともなる低評価を獲得したほか、動画内のコメントでも批判コメントが殺到。第21章配信前までには、低評価数がおよそ4600にのぼっている。


Twitter

第20章配信開始当日の10月31日、「スクスタ第20章」がトレンド入りを果たした。
また、シナリオライターの雨野智晴氏のTwitterの10月31日のツイートに多数の辛辣な意見が寄せられた。

スクフェス感謝祭生放送

配信からの2週間後に放送された生放送では、あろうことか20章の感想を読むことをメインとした内容だった。当然ながら感想は上記の問題を無視した差しさわりのないものしか読まれなかったが、キャストは明らかに意気消沈し、当然コメントは荒れに荒れる放送事故一歩手前な惨状となった。また、スクスタストーリー2ndシーズン開幕を祝した配信であったにもかかわらず、第20章について触れたのは前述の僅か数分程度だけであった。

同時放送中のアニメへの波及

TVアニメ・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会放送中に本章が配信されたことで、「アニメが本史」などと言われるようになってしまっている他、アニメ内に特定キャラクターが登場する度に揶揄するようなコメントが発せられるなど、問題はアニメにも波及。
同好会が元通りになる展開が次章の第21章ですら見込めないものとなっているため、アニメという新たな媒体で虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を推している一方で、元となったスクスタでは同好会内部で亀裂が生じ続けているという、完全にミスマッチの形となってしまっている。
下手をすれば、アニメが放送終了する12月末までに、同好会やキャラ各々の抱えた問題が解決しないことも考えられる。

特に、20章配信の一週間前にMV込の個人回第4話「未知なるミチ」が放映されていた宮下愛については前述の20章での立場からダメージが大きく、20章配信当日に放映されたエマ・ヴェルデ個人回以降も尾を引いている他、朝香果林役・久保田未夢が「ゲームとアニメの果林は別々に観てほしい」とツイートした。

桜坂しずくは、第8話「しずく、モノクローム」放送後にスクスタにて配信されたアニメ連動ストーリーにて、しずく自身が辞める宣言をしたことで同好会メンバーが本気で心配し、かすみがサシで話したところただの芝居演技であることが発覚、その後こっぴどく叱られ反省するという内容が描写された。ストーリー第20章で同好会を現在進行形で偽りなく辞めている状態の中で、アニメ連動かつ演技とはいえ同じゲームで「辞める」描写をしてしまっており、しずくに対する追い討ちとも捉えかねない連動ストーリーとなっている。後の21章でも言動に問題が生じる。

さらに朝香果林に至っては、第9話「仲間でありライバル」の予告の時点で「スクスタと同じく同好会を辞めるのではないか」と不穏な空気を漂わせていることと、担当声優がTwitterでエマ回の放送前当時と同じく思わせぶりなツイートをしていることから、スクスタで傷ついた視聴者の傷を抉るような状態で放映を待つ状態となってしまっていた。
蓋を開けてみれば、果林の特徴を存分に描き同好会代表として大舞台で成功を収めるという快挙を成し遂げており視聴者からも絶賛されていたため、これに関しては特に問題はなかった。

運営会社への影響

運営会社であるクラブゲームスの決算報告にて、第1四半期(2021年1月~3月)及び第2四半期(2021年4月~6月)の減収要因の1つとして依然スクスタが名指しされていた。
具体的なデータは無いものの、配信開始から大分期間があり、ゲームシステムの問題ではないと思われること、2ndシーズンの展開が嫌になってスクスタを離れ、同時期に配信開始したウマ娘プリティーダービーへ移行するユーザーがTwitterなどでそれなりに散見されたため、ネット上では関連性が指摘されていた。
しかしスクスタとウマ娘はゲーム性が大きく異なるので(高校生くらいの年齢の可愛い女の子が歌って踊るシーンがあるぐらいの類似性はあるが)、一部ファン層の被りはあるだろうが、ウマ娘の配信開始が必ずしもクラブゲームス減収の直接の原因とは言い難いため、ウマ娘が配信開始したせいというよりも、スクスタのユーザーからの信頼を失墜させ、ユーザー離れを起こしてしまったスクスタ運営のせいだと言うべきであろう。

・更に第3四半期でも(2021年7月~9月)赤字を計上し、同じくスクスタが名指しされていた。

・そして2021年12月23日、KLabゲームスがスクスタからの撤退を発表し、2022年1月6日より開発・運営をマイネットゲームスへ移管されることとなった。また配信元は日本語版・海外版ともブシロードへ移管されることとなった。
なお、マイネットゲームスはネット上で「ソシャゲ(ソーシャルゲーム)の墓場」と言われており(※)、「サービス終了に一歩近づいたのではないか?」とTwitterで話題になったそして……(後述)。

※必ずサービス終了するわけではないが、グラフィティスマッシュサンリオ男子など複数のタイトルがここに移管後数年でサービス終了しているため。そもそも論としてゲーム運営が順調の場合、あるいは多少の売上減程度でサービス移管を行うことはほぼありえない事態であるため、サービス移管を行うことと元々の運営元がその管理・運営を諦めたことはイコールの話ではあるが、だからといってマイネットゲームスに移管したから必ずしもサービス終了するという話ではないが……(後述)。

・さらに、2022年9月27日に行われたブシロード株主総会の質疑応答で、2023年春にリリースされる『スクールアイドルフェスティバル2』の開発会社は「KLabではない」ということが判明された。
それが直接の原因かは不明ではあるが、せっかくサービス開始したにもかかわらずファンからは厳しい意見が多い。
具体的には、1の頃からシステムがほとんど変わっていない筈なのに遊びづらくなっている、ガチャのシステムが1よりも悪くなっている(※1)、モブ達全員のリストラ(※2)、1からの引継ぎが事実上無いも同然(※3)、など。
ただし、まだサービス開始直後であるため、今後改善されていく可能性は十分高い

※1:「μ'sとAqoursで分かれていた」1と異なり、2は「全メンバーが1つのガチャから登場する闇鍋システム」となっている。具体的には例えば高坂穂乃果単推しである場合、全メンバーは40人なので、PUを考えず、また排出される各メンバーが全員均等な排出率であると考えた場合、推しである高坂穂乃果が出る確率は1/40=2.5%となる。さらに最高レア度のURが3%の排出率なので、高坂穂乃果のURが欲しいと考えた場合の排出率は3/40%=0.075%という絶望的な確率になる。
そのためPUを考えずにただガチャで引き当てることだけを考える場合、望んだキャラのカードを手に入れたいと思った場合の排出率はグループ毎に分かれていた1よりも約1/4まで下がっていること、どうしても特定のキャラを推してしまう作品故に「推しではないキャラが出やすくなった」=「自分にとっての当たりが出にくくなった」=ガチャが悪くなったというイメージを持たれやすい。
余談だが、グループ毎の人数も異なるため全てのメンバーが均等に排出されるとして計算すると、9人ずつであるμ'sとAqoursとLiella!は9/40ずつの22.5%ずつだが、13人である虹ヶ咲だけは32.5%となり、グループ毎の排出率では10%もの大きな差ができてしまう。

※2:モブキャラ達は原作には登場しない、スクフェス1オリジナルのキャラクターであったため、キャラ達の権利がKLabにあった可能性もあるし、虹ヶ咲の主要メンバーとして昇格した3人の生徒達との整合性を取るための可能性もある。虹ヶ咲メンバーはアニメ主人公だった高咲侑が登場するなどアニメ版に近い世界であるため、アニメ版にも登場した元スクフェス1のモブ達が今後登場する可能性自体は一応皆無ではない(少なくともアニメ版の世界には存在しているため)。

※3:1からの引継ぎによって得られるものは「プレイ度合いに応じた特典アイテムの配布、1で得ていたカードのイラストを閲覧できる図鑑機能」のみであり、1でどれだけ強いカードを集めていたとしてもほぼ1からの集め直しになる。さらに1からの引継ぎには1の時に使われていた「スクフェスID」が使用できないため、「引継ぎ期間中に1で引継ぎ用のコードを発行しておいて、2でそれを入力する」しか引継ぎ方法が無く、何らかの事情で引継ぎ用のコードを発行できていなかった人は引継ぎすらできないという状況だったことも逆風となっている。ただし、「スクフェスID」がKlab独自のシステムであったことを考慮すると、別会社はそれを利用したくともできない状況であった可能性は想像に難くない(なお、2ではOSアカウント、もしくはTwitterアカウントとの連携、もしくは引継ぎパスワードの発行を利用して引継ぎができる)。

・そして、スクスタ同様に、KLabが開発・運営を担当していた『スクールアイドルフェスティバル』に至っても、2023年3月31日にサービス終了することが判明。これと前述の出来事によって、KLabが開発・運営を担当しているラブライブ!シリーズのゲーム作品は、2023年4月以降存在しない状態になる。

さすがに火は冷めたのか?

当時批判が多かったストーリーであったが、2ndシーズンが終了し、時間も経過したこともあってか、2022年10月時点ではさほどファンの間で問題とする眼は減ってきている。
同年4月より1期からのスタッフが無事続投した形でアニメ版第2期の放送が開始され、多くの人が色々な意味で注目していたであろう栞子やランジュが描かれたが、結果としては絶賛する意見がかなり多かった。
一方で、"(スクスタの物語においてのやり方は実際非常に悪いが)対立した理由や性格自体は好きだったのに、流石に毒気を抜きすぎ(特に栞子)では?"という意見も見られ、特に「部」への昇格の可否を問う展開がAパートで描かれた第11話において、部昇格のメリット/デメリットについてあまりしっかり描かれずどこか感情論主体で部を否定してるとも取れる描写がされており、「スクスタへの当てつけか」「炎上も大分収まったのに流石に気にしすぎではないか」と、普段は称賛の声が圧倒的多数のアニガサキにしては珍しく強めの不満の声も聞かれた。
それが影響しているのか、「部」への昇格の可否を問う展開が描かれた第2期第11話のニコ生アニメアンケートの評価では、1の評価(とても良かった)が90.6%(ちなみに、シリーズ全体では第1作第1期第6話と同じ数値である)を記録し、前回の話(95.5%)と比較すると、4.9%も減少(アニガサキ2期全体ではワースト4位(1位は第2期第1話の87.8%)、1期・2期全体ではワースト9位(1位は第1期第1話の84.5%)である)、5の評価(良くなかった)も、第1期第1話の2.0%を少しだけ上回って2.2%を記録し、アニガサキ1期・2期全体では5の評価が最も高い話になってしまった。なお、4の評価(あまり良くなかった)も第2期第1話の1.9%を越えて2.1%を記録している。
最も2期決定告知が21年5月の3rdライブであったことや久保田氏の「アフレコは去年(21年)のうちにやっていたんですけど」という証言などから推測するに、もっと早い段階で、つまり2ndシーズン終了(21年8月)前後という、この問題がまだそれなりに燻っていた時期にアニメのシナリオ作成が進められていたと見られ、放送時期にどの程度火が鎮まっているかまだ不透明であった以上、大事をとって徹底的にリスクを避けた過剰配慮な内容になったのはやむを得なかったとも言える。そうしたアニメの背景事情に理解を示す視聴者からは「スクスタが燃えなければもっと面白くなっていたかもしれないのが残念だ」と惜しむ声も出ている。

注意点

意見が異なる人との議論は冷静に行うこと。
またアニメ関係者、キャストに何らかの意見を送る場合は、彼らの職務の範囲・権限をよく理解した上で、それにふさわしい文章を送ること。

スクスタの終焉

2ndシーズン1話となる「第20章」が公開されてから2年半後の2023年4月30日、ついに2023年6月30日をもって、スクスタをサービス終了をすることが発表された(参考)。
前述したように、2ndシーズンは、2022年10月時点でファンの間で問題とする眼は減っていた。だが、スクスタ20章については、現在でもトラウマに残っている人が多く、中には、『運営会社への影響』で説明したように、スクスタ20章や2ndシーズンの展開が嫌になってスクスタを見限り、ウマ娘プリティーダービーに移行した人も少なくなかった。
その後、2022年9月25日に『スクールアイドルフェスティバル2』が発表され、その後にその作品の前作であった『スクールアイドルフェスティバル』が2023年3月31日にサービス終了することが決まったことにより、多くのユーザーに見限られてしまったスクスタも、今後次第ではサービス終了する可能性が高いのではという懸念が多かった。
そして、前述したように、2023年6月30日にサービス終了することになり、リリースしてから3年9ヶ月という短命でスクスタがサ終してしまうことになってしまった。

結局、スクスタ20章や2ndシーズンのストーリーの炎上が後々まで尾を引いてサービス終了の要因の1つとなったのは事実だろう。

関連タグ

ラブライブ! ラブライブ!シリーズ スクフェスALL_STARS
炎上 ラン虐 雨野智晴
虹ヶ咲学園スクールアイドル部
虹ヶ咲学園理事長 ランジュママ
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