概要
『NEXON』を退社したメンバーが立ち上げた『Dynamis One』が開発している新作ゲーム「プロジェクトKV」の概要及びティザーPVを公開したのだが、それをきっかけとして韓国ユーザーがゲームの内容及び『Dynamis One』のメンバーに対して激怒し、発生した炎上である。
経緯
発端
2024年9月1日に「プロジェクトKV」の概要及びティザーPVが公開された。
これまで「ブルーアーカイブ」に主幹スタッフとして参加していたisakusanが『NEXON』を離れてから初めて担当するゲームだけにそれがどの様なものになるのが大きな注目を集めていた。
しかし、その内容は
- 学園もの
- 「学寮都市」という世界観
- 登場人物の頭の上にはヘイローのような光輪がある
と、まるでブルアカの生徒が持つ武器を銃から刀に変えただけの焼き直しに見えたのである。
さらにプロジェクトKVの公式アカウントがよくブルアカが公式4コマ漫画を依頼している不純な純粋物氏に描いてもらったプロジェクトKVの漫画を投稿する。
そんな状況の中、ブルアカの総括Pであるキム・ヨンハがブルアカとプロジェクトKVは無関係であるというポストをリポスト。
これによりブルアカでやりたいことをやり切ったisakusanらによる全く新しいゲームを期待していた韓国ユーザーから失望と怒りを買った。
これだけならまだ挽回の余地があったのだが…
NEXON社員による暴露
注:この項目に書かれている情報は裏取りがなされておらず、デマである可能性があります。そのことを念頭に置いて読んでください。
一応、社員しか入れない場でのやりとりなので韓国国内では信憑性が高いとされています。
さらにこのタイミングで企業の従業員だけがその企業のコミュニティに入れて、匿名で意見交換できるアプリである「Blind」にてNEXONのブルアカチームの人事異動が発表された直後、NEXON退社組の行動を告発する書き込みが行われ、それが韓国のブルアカコミュニティに流出したのである。
参考:https://m.ruliweb.com/community/board/300143/read/67463634
その内容はと言うと
- Dynamis Oneを立ち上げたパク・ビョンリムがNEXONが退社する際にブルアカチームから20人ほどの人員を引き抜いていった。しかも、引き抜かれたのはその多くが各分野の責任者クラスの人間
- さらにビョンリムをはじめとした退社組は給与面での不満を煽り、引き抜き工作を行っていた。しかし、退社組は給与の受領額が多いほうであり、インセンティブもきちんと受け取っていた
- 退社組は本来禁止されているリモートワークを特例として許可されており、その裏でプロジェクトKVの仕事を進めていた。中には体調不良を理由に長期休暇を取った後、復職後わずか2週間で退職したものもいたという
- 退社組は普段からプログラマーチームを小馬鹿にしており、そのせいでプログラマーは誰1人として引き抜き工作に応じなかった
これらの情報が出るとさらに韓国ユーザーの世論は加熱。取り付く島は完全に無くなった。
韓国ユーザーの反応
これらの経緯から韓国ユーザーはNEXON退社組を「金に目が眩んでブルアカを捨てた逆賊」と認定し、激しく批難している。
韓国は儒教社会であるが故に不道徳的なものに対して極めて不寛容である。故に「個人の利益を追求し」、「果たすべき役割をないがしろにし」、「社会の調和と秩序を損なった」とみなされた者の糾弾に、異論すら許されない環境になりやすいのである。
退社までの経緯とこれから作るゲームが古巣に対する挑発のように見えたことから、NEXON退社組はこうした儒教社会の地雷を見事に踏み抜いてしまったのである。
特に本件の首謀者であるパク・ビョンリムは日本ユーザーから「これが失敗して職を失ってももう転職先はないだろう」などと言われている。
さらにDynamis Oneは各種告知などを日本語のみで行い、韓国国内での炎上は完全に放置した。これも韓国ユーザーの憎悪を煽るには十分だった。
ちなみにDynamis Oneは日本市場しか見てない様な態度をとる割に日本語が不自由な点が見られたのだが、後日、 Dynamis Oneにはまともに日本語が出来るスタッフがいないことが暴露されている。
ティザーPV公開から数日後、韓国ユーザーの間でプロジェクトKVについて「刀じゃなくてふたなりチンポチャンバラしたほうが人気になるんじゃないか」という意見が出て、それが好意的な評価を集めてプロジェクトKVにとって初めてとなる肯定的な評価となった。
これは韓国語で男性器を「ゴチュ(KOCHU)」、勃起は「バルギ(VALGI)」と発音するところから由来したものだと考えられている。
これを伝え聞いた日本ユーザーは最初は「向こうも大概だなあw」というノリで笑っていたのだが、少し経つとその行為がまだキャラ設定が開示されていないキャラたちにキャラ崩壊を目的としてそうした二次設定を植え付けてミームで作品とキャラを殺そうとしているという可能性が浮上し、その執念に戦慄している。
日本ユーザーの反応
概ね「中立からの静観」という態度が多い。
日本のサブカル分野においてこうした大手からの独立で揉める事態は少なくなかったため、こうした騒動について少なからず耐性を持つものが少なくないことに加えて何よりも国内メーカーの話ではないため、自分たちが騒いでもどうにもならないという点から日本国内でら大きな騒ぎになっていないのが現状である。
とはいえ、上述した情報が出た後は炎上という規模にはなっていないもののNEXON退社組、特にパク・ビョンリムを批難する声もある。
また、今後のブルアカに対する心配はあるし、下手したら共倒れになってしまうのではという危惧は存在している。
しかし、NEXON退社組が抜けた後に作られたとされるイベント「Sheside_outside」、「月華夢騒」が共に好評だったことからこうした不安も杞憂に終わるのでは、という声もある。