“ 「誰もが大好きを言えちゃう世界を、私はもっともっと広げていきたいんですっ!」
「果てしない夢かもしれないけど、みんなとならいつか実現できると信じています。」 ”
“ 「始まったのなら貫くのみです!!」
“ 「私の大好きを受け止めてくれてありがとう」
プロフィール
名前 | 優木せつ菜 |
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英字表記 | SETSUNA YUUKI |
読み方 | ゆうき せつな |
本名 | 中川菜々 |
本名の英字表記 | NANA NAKAGAWA |
本名の読み方 | なかがわ なな |
学籍 | 虹ヶ咲学園 |
学年 | 2年 |
学科 | 普通科 |
所属クラブ | 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、元生徒会長(スクスタ・アニメ) |
身長 | 154cm(シリーズ41位タイ) |
血液型 | O型 |
誕生日 | 8月8日 |
星座 | 獅子座 |
スリーサイズ | B83/W56/H81 |
イメージカラー | スカーレット |
肩書き | ????→本気 |
所属ユニット | A・ZU・NA |
CV | ※楠木ともり(初代)→ 林鼓子(2代目) |
※エーラス・ダンロス症候群発症により、2023年3月31日をもって降板。
人物紹介
『スクフェスALL STARS(スクスタ) 』初登場の『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のキャラクター。
虹ヶ咲学園2年生。他校からも注目を集める期待の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会所属スクールアイドルである。
黒髪ストレートロングの右の髪を一房くくったヘアスタイルと、多種多様カラフルな瞳の色の持ち主が揃うラブライブ!シリーズのスクールアイドルには珍しく、神秘的な黒い瞳の持ち主。
ラブライブ!シリーズのスクールアイドルでは、μ'sの矢澤にこ・Aqoursの黒澤ルビィと身長が同じで、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の中では、天王寺璃奈に次ぐ背の低いアイドル第2位である。
電撃組では中須かすみよりも僅差で低く、公式四コマでもかすみがそれを指摘する場面がある。
性格はハキハキとしている。興奮しなければ冷静でルールを守る真面目なしっかり者。
スクールアイドルとしての姿は、とにかく情熱的。
スタンドマイクが映える力強いパフォーマンスと、自分をまっすぐ相手に伝えられるアピール、元気いっぱいの笑顔が持ち味。普段の大人びた顔立ちから一転、笑うとかなり幼い印象を受ける。
「『大好き』を世界中に溢れさせちゃうスクールアイドルになる」という大きな野望を掲げている。今の世の中好きなことを素直に好きと言うのは、恥ずかしかったり、誰かにバカにされたり、色んな事情があったりして、難しい。スクールアイドルの世界はやってる人にも応援している人にも大好きが溢れているので、そんな誰もが大好きを言える世界をもっともっと広げていきたい、自分の好きを他人に押し付けず、みんなの『大好き』を誰も否定しない世界を作る、という理念の下で活動している。
スクールアイドルはソロ活動を以前からやっていたため、スクールアイドル同好会開始の時点で既に全国的に有名だった。そのため実力は同好会メンバーの中で抜きん出ている。同好会の初期メンバー5人のグループ活動では実質のリーダー格、現在の同好会では朝香果林が良きライバルでダンスのアドバイスを頼まれている。周りが思うほど自分の力に余裕を感じておらず練習やトレーニングを徹底。家では夜に筋トレをしている。見張る人がいないと練習をやり過ぎてしまうのが玉に瑕。
必殺技は「せつ菜☆スカーレットストーム」。
ただ、「校内でその姿を見た人はいない」という都市伝説のような噂がある。
もっとも同好会活動中の姿を見ようと思えば見られるので誇張である。正確に言うと「誰も優木せつ菜が虹ヶ咲学園に属する何者なのかを知らない」である。部活以外で姿を見た者はいないらしく、学年も学科も非公表、制服姿も見せないので、正体はやはり謎に包まれている(詳しくは疑惑参照の事)。
視聴者やメンバーには2年生で学科が中須かすみと同じ普通科である事は明かされていた。
2019年までは「????系スクールアイドル」と、彼女だけ肩書きが伏字だった。
校内での服装は、なんとスクールアイドル衣装(しかもライブ用衣装と別)。着ると気持ちがキリッと引き締まるからである。服装名も制服ではなく「放課後スクールアイドル」。
夏用の「放課後スクールアイドル」服は、2020年までは存在せず作中も冬服を着続けていたが、2020年9月にスクスタのニジガク夏制服衣装として半袖の物が実装された。冬服で赤&金&黒だった部分が爽やかなエメラルドグリーン&ピンクに変わる。
その実態は、アニメとライトノベルとゲームが大好きな、典型的かつ熱狂的なアニメオタク。
彼女の野望にある「大好き」の原点とは、このオタク趣味と、スクールアイドルの事である。自身の歌でもよく題材にしているので、この趣味は作中のファンに公表している。
最初はメンバーにも内緒にしていたが、キズナエピソード3話で「あなた」にバレて喜ばれてから、メインストーリー7章で果林としずくにも打ち明けて、公にするようになった。
深夜アニメは録画やBlu-rayでリピート視聴、リアルタイム出来たら19時から明け方までハシゴ、愛読書はハマったラノベ、アニメを観て号泣し、毎季最推しキャラができる。ジャンルは見境無いようで一応好き嫌いはあり、特に大好きなジャンルは熱い展開のファンタジーやスポーツのようだ。それらから、たくさんの勇気や大好きを貰っている。
現実で好きなアニメと似たシチュエーションに逢うと、「あれは!私の好きなアニメで主人公とライバルが手を取り合うシーン!」等と興奮し、誰も聞かない内にその作品の事やアニメのお約束を語り始めてしまう。所謂厨二病で、創作を作ると英単語を並べ立てた必殺技を作る。イベント『勝ち抜け!スポーツバトル』エピソードのアーチェリーでは推しの弓使いキャラになりきって技セリフを大声で叫んでいた。好きなことを話しだすと、伝えたいことや共感してほしいことがありすぎて話し過ぎてしまう。天王寺璃奈にその弓使いのアニメを何時間も語っており、果林に大好きな本の話を電話で3時間喋り続けた日も。アニメ連動ストーリー第11話ではついに語りのボイスがテキストウィンドウから少しはみ出した。
電撃大賞(外部リンク)に投稿した事がある。 一番好きな音楽ジャンルはアニソン。その理由は、「歌詞にキャラクターの名前が入ってたり、物語とか設定とかにリンクしてたりすると、作詞作曲者の方も作品のこと大好きなんだって思えて、すっごくうれしくなっちゃう」から。さらに日曜朝放送のアニメ・特撮番組も欠かさずに見ている模様。『虹ヶ咲学園 ~お昼休み放送室~ ドラマCD 日常コンチェルト』のドラマパート「エマと愛のお花見パーティープロデュース!」では「メタルレンジャー」という戦隊ヒーロー(人数は9人)の口上を虹ヶ咲の9人丁度で再現するのをお願いして叶えてもらった。アニメ1期第4話ではライブの話し合いで「ニジガクレンジャー」なる言葉を口にし、また1期第9話で正体を明かさないことを変身ヒーローに譬えていること、スペシャルドラマでも「戦隊ヒーローチョコ」や夏祭りの戦隊お面を購入していた所から、大の特撮好きでもある。TRPGにも興味がある。
桜内梨子の隠された趣味をいつしかせつ菜が把握、そしてオタク趣味を相互理解。今ではオススメ小説を貸し借りや紹介し合い、池袋へ薄い本を買いに行く仲になっている。このせつ菜の存在が、あろう事かあの梨子が「あなた」にその趣味を明かしたり、毎日劇場で園田海未にまで趣味を紹介するか検討をする鍵になってしまった。
無自覚で何時間も喋り続ける割に作品紹介プレゼン自体は簡潔で上手く、聞く相手を惹き込んでしまう。作中では何度も布教に成功し、小説や漫画を貸したり購入に至らせたりしている。目をきらきらさせて趣味を楽しみ語るせつ菜の顔をメンバー達も気に入っている。
アニメオタクと同時にスクールアイドルオタクで、知識は矢澤にこ達に負けない。スクールアイドル追っかけのエマ・ヴェルデと情報共有をし合っている。
スクールアイドルは高校生になったら必ずやると決めていた。
ラブライブ!シリーズの歴代作品には必ずスクールアイドルオタクは2名以上いるが、それとは別でアニメ等、多方面のサブカルにも詳しいオタク少女は現状ではせつ菜と三笠マーヤ、スクフェス転入生の西村文絵ぐらいである。
テンションが上がると熱く大声になる。スクスタのテキストでは台詞の末尾に「!」(!×1個)が多くなり、最高潮では「!!」(!×2個)が付く。
二次創作でのせつ菜の中には2020年2月頃から"うおおおおおお!!!!!!!!!"とただただ叫ぶキャラとなっている物が増えているが、実際に「うおおおお~~~~っっ!!」とテキスト付で言っているのはせつ菜URカード「やらないわけにはいきません」(2020年9月『チョイ悪イメチェン計画』イベントガチャ実装)サイドエピソード。
趣味にも特訓にも真面目であるが、それゆえに特に意味のないようなことでも深く考え込んでしまう癖がある。一言で言えば、『熱血系真面目ポンコツ』であり、真面目さがおかしな方向に飛躍してしまうことがしばしばある。
スクスタを例に挙げれば、単なるボディタッチを「くすぐられても笑わず精神力を鍛えるための訓練」だと本気で勘違いしていたり、毎日劇場で松浦果南の提案したハードな練習メニュー「『地獄の』トライアスロン」を文面通りに解釈し、そういった類いの単語が好きなメンバーまで巻き込んだり。そういう意味ではこの人の提案した超スパルタ特訓メニューをガチで実行しそうな要注意人物候補の一人でもある。毎日劇場の「善子が天使に追われている byA・ZU・NA」シリーズもせつ菜のラノベ由来の妄想が始まりである。
真面目ゆえに向学心もあり、 勉強への苦手意識は無く、特別に好きな教科が無い代わりに勉強を通じて知らないことを知ることは楽しい、いずれの教科も答えを探すゲームとして勉強をすると楽しめると言う。普通科上位の成績を取り、休日は勉強後にアニメや小説を読む。宿題は時間を決めてやっている模様。嫌いな教科は強いて言えば保健であり、「ちょっと恥ずかしいので、苦手な理由は言いたくない」とのこと。
苦手分野は料理。作るのはかなり好きであるが、見た目はあの某国民的アニメに登場する悍ましい料理を彷彿とさせる毒々しい紫色で、味は最悪。
スクスタ序盤で”家庭科実習の復習が教科書通りに行かないからおかしい”とリベンジ中だと言って始めた。料理していると、食材を加えない工程で混ぜたりするのは普通なので、隣にコーチ(主に近江彼方や上原歩夢)が居ればちゃんと作れるのだが、味付けで「パンチのある隠し味を入れよう」「栄養のために」「あえて正反対の味を」「レシピをアレンジした」と思い立ち、パンチのあり過ぎる調味料(ラー油など)やクセの強いブレンド(プロテインなど)を数種類ぶち込みたくなるようだ。
つまりメシマズである。
スクスタイベントストーリー『スペシャルスイーツを召し上がれ』ではついに、ケーキのレシピアレンジで黒澤ルビィを卒倒させた(一応事情説明すると、本来参加するはずの彼方の代理で作り、それを歩夢が監視していたのだが、彼女の知らないところで我流のケーキも作っていた)。その後も、イベント『1番のクリスマスプレゼント』エピソードで「手作りケーキを用意した」と告げた時にはルビィと先の悲劇の話を聞いていた小泉花陽&南ことりが戦慄した。第26章で鐘嵐珠に中華料理を振る舞って腹痛を引き起こし(その後彼女は胃腸を鍛えた)、A・ZU・NAの『Dream Land!Dream World!』CDドラマパートでも家族の海外出張土産の漢方をチョコに混ぜ、A・ZU・NAの試食会で全員を眠らせたらしい。
味覚がおかしい描写は無いので、たぶん一切味見しないのだろう。未だに自分の料理の腕を自覚しておらず、倒れた人を見ても困惑して首をかしげるのみ。周りの方もせつ菜にメシマズだと伝えられないのか料理を必死に遠慮して遠ざけるばかりである。
私服はパーカーやブルゾンの上着を多用、ポロシャツやワンピース等の服の上に重ねる独創的なファッション。身長も相まって幼い印象を受ける。
楽しいことに対して素直にテンションが上がり易いので、自分を動物に例えると犬。しかし、公式4コマ漫画第42回(外部リンク)では、朝香果林・中須かすみのリクエストで、猫耳カチューシャを着けて、猫キャラせつにゃを爆誕させた。(誕生日が8月8日、「世界猫の日」)
ただし、スクフェスALL_STARSの「わくわくアニマル」衣装ではパンダだった。
余談だがこのパンダ衣装、胸元が強調されているため、山手線ラッピング電車では胸(というか谷間)が見えないような構図にされていた。
アイドルステージ衣装は、白いキャバリアブラウスにダービータイやクロスタイできっちりとしたネックラインを演出しその上にジャケットを羽織る、華やかで学生らしいフォーマルな装いで、せつ菜の生真面目な性格を強く反映したデザインである。フォーマルドレスやウェディングドレスなどに見られる正装に付き物のデコルテラインや背中の肌露出や、朝香果林の様な大胆な肌露出度の高いアイドルステージ衣装とはデザイン指向が異なっている。
前述した通り、アニメやスクールアイドルで好きなものに触れて興奮すると暴走、早口かつ大声の長文でまくし立てて周りを置いて行ってしまい、最後に我に返る。怒ると畳み掛けるような勢いで説得しに掛かる。その癖を改善したがっているが難しい。
同好会設立時の初期5人グループでも最初はせつ菜が実績を作り、中須かすみや桜坂しずく達に「この人について行けば大丈夫」と思ってもらえる頼もしさだったようだが、なりたいスクールアイドル像が全く異なる仲間4人の意見を聞けず4人を導くアドバイスも的確でなく、次第に同好会がギクシャクし始める。部活動研究発表会でグループ活動が不可能な5人だと気付いた時に一番落ち込んだのがせつ菜だった。同好会を潰した原因が自分の暴走のせいだと一人猛省し、スクールアイドル同好会に情熱を持った人がいてくれれば、と「あなた」が同好会の部員を10人に増やすのを待ち、部長を任せた。
虹ヶ咲メンバーは7人がキズナエピソード21話までにファンクラブを作っているが、せつ菜は今はまだ入ってくれた一部の人だけを優先したくない、とファンクラブを作るのを先送りにした。それでもSNSでライブの反響が拡散されてソロライブ参加者が増えている。
因みに、スクフェスではクール属性。
パッと見外見だけならそれっぽいが、実際はパッション全開の性格なので人は見た目によらないものである。虹ヶ咲の2年生スマイル属性枠は宮下愛が居るし、もっともクールは大抵そんなキャラばっかりなのだが…
他メンバーに呼ばれているあだ名は、宮下愛の「せっつー」、小原鞠莉の「せっちゃん」。
驚きの正体
その正体は、虹ヶ咲学園の生徒会長で本名は中川菜々。つまり、優木せつ菜と言う名前は芸名で、せつ菜の制服姿が未公開だった理由が機密事項なのはこの生徒会長としての姿を秘密にしていた為だと思われる。そのため彼女はシリーズ初の「本名で活動しないスクールアイドル」という事にもなる。
声色は(高くてテンションもすぐ上がる)せつ菜とは対照的の、低くて重みのある落ち着いたものにしている。その変貌っぷりは、ずっと隣で過ごしてきた同好会メンバーも気付けず、事実を知ってからも2人をパッと結び付けられないほど。
眼鏡を取って三つ編みを外せば、声も変えて瞬時に優木せつ菜へと変身できる。
フォトエッセイによると、視力は悪く、せつ菜モードの時はコンタクトレンズを装着。
媒体別活動(電撃組)時代は皆に正体を隠し通していたが、スクスタとアニメでは序盤にスクールアイドル同好会から離れた後、同好会メンバーに正体を明かして新生同好会に再加入した。以後メンバーだけの前では菜々の格好でもせつ菜として振る舞うようせつ菜の声でいる。同好会メンバーはせつ菜の正体を自分達だけの秘密としている。生徒会長の菜々と人前で接する時のみ(作中ではキズナエピソードや9章)、メンバーも彼女を「会長」「菜々ちゃん」「菜々さん」と呼ぶ。
以上の事を踏まえてファンの間でも「彼女」の呼び方については議論が交わされる事があり、スクールアイドルと生徒会長とできっちりと分けて呼ぶファンもいれば、たとえ「優木せつ菜」であっても「中川さん」「菜々ちゃん」などと(当人達としてはあくまで罵倒ではなく親しみを込めて)呼ぶファンもいるなど様々である。
また、アニメ版では当初からキャスト欄における楠木ともり氏の役名が「優木せつ菜 中川菜々」と表記されており、早い段階から二人が同一人物である事が示唆されている。
もっとも、スクールアイドルの諸先輩達が「本名名義」で活動している事(よく誤解されがちだが、南ことりの「ミナリンスキー」はあくまで「バイト先での源氏名」という扱いであり、芸名では無い)から、本名のまま活動する事が諸先輩方の慣例なのか、せつ菜…もとい菜々の事例が特殊なケースなのかは現状では断言出来ない。
一方で「自分が『優木せつ菜』である事を棚に上げ、歩夢達に廃部を告げた」事に関しては、真相が判明するまでは「影でほくそ笑みながら『歩夢達を弄ぶ』のを楽しんでいるのでは?」などと、一部では自作自演だのマッチポンプなどと解した向きがあった(実際のところ、作中の描写では菜々本人には「悪辣さや自身の行為を悪びれる」などの悪女じみた言動こそ無かったとはいえ、それでも「廃部を告げる際に『歩夢達を納得させるだけのもっともらしい方便』などを用いず強引に話を打ち切った」事を踏まえると、手放しで「清廉潔白である」とも言い難い)のもまた事実であり、「優木せつ菜としては嫌いにならなくても、中川菜々としては嫌いになりそう」「一歩間違えたらビンタどころか非難されたり袋叩きにされても文句は言えないくらいの事はしてる」「事情はあったとはいえ、結果として『騙されていた』歩夢達はもっと怒っても良い気はする」「とりあえず『歩夢達を欺いた』事に関しては弁明の余地はあっても弁解の余地は無い」などと苦言を呈するファンも少なくない。
なぜスクールアイドルをやるのに変装する必要があったかはキズナエピソードで明らかになっていくが、話によれば両親が笑顔の少ない厳格な人物で、漫画やアニメはもちろんのことスクールアイドルも禁止されていたそうで、それでもスクールアイドルを諦めきれない彼女は生徒会長「中川菜々」として活動する傍ら変装してスクールアイドル「優木せつ菜」としても活動していたのである。
漫画やアニメは親に隠れて見ている。そのせいか見てる間の大きな独り言が癖になった。今まで本は生徒会室に持ち込んで隠し、録画も親のいない隙に飛び飛びだったが、メンバーに趣味を打ち明けてからはメンバーの家で保管と録画を引き受けてもらっている。
本人曰く「優木せつ菜」という名前の由来はお気に入りのライトノベルの登場人物のユウキくんとセツナちゃんから取ったという。作品はアニメ放送中で、現実世界で怪我が重いユウキくんが仮想現実で仲間達と冒険し、彼の隣には回復役のセツナちゃんが寄り添い続ける、果林としずくに「ご都合主義だ」と思われてもなお最後には感涙させた作風である。
...但し、スクスタの世界でも有名なあのグループのメンバーの一人と同じ苗字にしたのかは不明。スクスタではA-RISEグッズを買うため行列に並んでいる。
自室はマンションの一室で、写真立て以外は小物が少なめ。本棚は一面赤本などの問題集で埋まりトロフィーも数個置かれている。ベッドの頭側にベランダがある。
アニメではモデルは有明にある高級マンション。窓の無い、本棚も衣類用のクローゼットになった部屋に変わっている。
スクスタにおいて
生徒会長になったのは、両親による「リーダーシップを取れるような人間になってほしい」という育成方針に応える為の小学校からの習慣と、門限も休日外出も厳しくないから。もはや自分の生きがいのひとつだとやり甲斐を感じている。先生からの信頼も厚い。
だったが、メインストーリー9章で三船栞子に生徒会長の座を降ろされ、生徒会からも離れた。キズナエピソードで両親に「スクールアイドルのせいで生徒会長を降ろされた」「スクールアイドルなんかくだらない」とスクールアイドルを理解されないまま塾や習い事を勧められ、人生初の家出。「本当の私」でいられるスクールアイドル優木せつ菜として両親をライブに呼び、両親が見た久しぶりの娘の笑顔に、活動を全力で応援してもらえるようになった。
母親の呼び方は「お母さん」。親には唯一敬語を使わずに話す。
漫画とアニメ趣味も明かしたのだが、長年の習慣のせいで、両親が来ると楽しんでいる物を隠す条件反射が抜けないのが悩み。夢はリビングで堂々と見ること。
後に親との確執はすっかり改善。第30章で大好きな特撮の映画を母と観に行き、イベント『1番のクリスマスプレゼント』でせつ菜が部屋でクリスマス会を開くと話すと母親はオードブルを用意してくれた。
栞子が苦境に立たされた時に、栞子が自分以上に生徒会長の素質と情熱を持っていると実感し、彼女も自分達と同じ一生懸命頑張る人だ、と協力する事に決めた。部活動説明会やスクールアイドルフェスティバルを通じてお互いに認め合い、菜々の会長再任用の公約だった「みなさんの大好きなことを実現できる場所としての学園づくり」の為の校内意見収集アプリも栞子が実現させている。
生徒会長を解任された件は、栞子に「生徒会長は一番大好きな物を守るために無理をしてやっている」「『大好きは力になる』と言う菜々自身が『大好き』を実現できていない」と見透かされたのが、結果として自己矛盾していた野望の見直しと、親の理解に菜々の後ろめたさといった活動の障壁を全て取り払うトリガーになったので、むしろ感謝している。
栞子の同好会加入後は新旧生徒会長の視点で双方同好会のアドバイスを送り合い、せつ菜オススメの作品を一緒に観る間柄になった。
今はやっと訪れた平和な日々に幸せを噛み締めながら、野望であるみんなの『大好き』を肯定する方法を考えている。
第23章では宮下愛もせつ菜をライバルとしており、勝負でせつ菜には勝てた事が無いとの事。
公式4コマ漫画
公式4コマ漫画(ミヤコヒト(Twitterアカウントリンク):作)は電撃組として電撃オンライン分室のコミカライズに初登場し、そのまま同作者の連載作『にじよん』にも同好会9人として続投されている。
電撃オンライン分室4コマでは、活動初期だったので正体はメンバーにも秘密だが、スクスタ開始前までプロフィールが謎だらけだったせつ菜の素顔が電撃オンライン分室連載のテキスト会話回と共に紐解かれている。
善良で感激屋、自身の信条・信念を曲げぬ情熱家であり、クソ真面目で義理堅く、友情を信じ、朴念仁レベルで自身に対する悪意には鈍感でかすみのイタズラを全て良い方に捉え、他人に対しては臆面も無く好意を伝えようとして相手を困惑させる力強い純真さを発揮する。自身の高い能力に慢心せず謙虚。そしてアニメのお色気シーンも直視できないウブ。(なんだただの天使か)
ラノベ・アニメ・ゲーム(ソシャゲ)のオタク的な趣味が劇中明確に登場し、熱い作品愛も語られる。例の即売会も全力で楽しんでいる。
第40回(外部リンク)にて上原歩夢・中須かすみの2人を役柄・設定付け、脳内小芝居妄想に耽る細やかな暴走もした。趣味を反映してゲームやゲームイベントを紹介しており、腕前は電撃組のレギュラー3名の中で最も高い様だ。
注目の料理の腕前は第22回(外部リンク)では、撮影中だったホームビデオカメラの録画が停止され、いかなる出来栄えだったのかは不明である。第33回(外部リンク)でかすみは、「とても上手に作れたと言えるヴィジュアルじゃない」と評し、果林は、「すごく独創的というか…イノべーティブ」「料理業界に革命を起こすぞという力強い意思を感じる そんな芸術作品」などと新製品紹介中のろくろ回しIT企業CEOじみた評価を下した。
『にじよん』ではバレンタインチョコを出して全員が拒絶する中上原歩夢があえて食べてくれたがガクッと気絶させた。
第14回(外部リンク)・27話『正体』で果林は、瞑目し両掌を上に向け、両指をわきわきと動かしながら「あの感触は確かに人間の女の子よ」とかすみに述懐した。が、劇中で実際に果林がせつ菜の身体を触る描写は無く、第28回(外部リンク)・56話『気分』で果林がせつ菜を抱きしめた時も、果林が棒立ちのせつ菜の頭を胸に抱き寄せる形であった。第6回(外部リンク)・12『秘密』で「女の秘密はヴェールの様なもの」と言い、思い遣り深く思慮深い果林が、せつ菜の「正体」を訝るかすみに対して女の子と即断言した真意と真偽は依然不明である。
『にじよん』では、スクスタの設定が反映されている。
『にじよん』はスクスタ作中の時系列なので、せつ菜の秘密は同好会で共有している。その他の生徒には根も葉もない噂をされてしまっているが。
アニメ
アニメ版では、せつ菜のキャラ設定に変更箇所が多い。
- 廃部前の旧スクールアイドル同好会では部長。(スクスタでの「あなた」の前の初期部長は不明)
- 同好会のまとめ役。ライブ申請や打ち合わせでは高咲侑と共によく代表を務め、合宿ではリーダーだった。ただし新スクールアイドル同好会の部長ではない(1期第11話の生徒会へのスクフェスの案提出は自称部長の中須かすみと高咲侑が行っていたが、その二人のどちらかが本当の部長なのか生徒会長としての職務を行うために二人に託したのかは定かではない)…だったが、上述の2期第10話で三船栞子が入部届を出そうとした際、せつ菜・侑両名が自分は部長ではないことを明らかにし、ここで初めてかすみが部長である(彼女に職務を託した)ことが判明した。
- 「放課後スクールアイドル」服が出るのはOP『虹色Passions!』映像だけで、劇中一度も着ていない。OPでは手袋が無い。
- 「放課後スクールアイドル」服の代わりに着ているのは、夏の練習着。そしてせつ菜が学校制服を着た姿が初出。(スクスタ1章に髪を下ろしきったイラストは一度登場している)1期第7話以降は制服姿のせつ菜が校外を歩いている。
- 正体の判明がうっかり自ら明かすものから、同好会の外の人物である朝香果林が看破したことが原因となっている。
アニメ1期
1期第1話ではダイバーシティ東京プラザにてライブを行い、それを目撃した高咲侑と上原歩夢がスクールアイドルに興味を抱くきっかけとなった。
披露した曲はCHASE!。1人でのライブだったが、観客によると「本当は新しいグループのお披露目をする予定」だったらしい。
翌日、せつ菜が虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部員だと知った高咲侑と上原歩夢が同好会の部室を訪れるのだが、そこに現れた生徒会長の中川菜々に「彼女(せつ菜)はもう来ません。」と言われ、更に「同好会は廃部になりました。」と告げられた。
せつ菜の正体は第2話の最後で明かされる。
第1話の『CHASE!』ライブを最後に優木せつ菜は姿を消したが、生徒会長の中川菜々が「せつ菜と直接話して、同好会廃部と彼女の活動休止を聞いた」と説明した文言が朝香果林には引っかかり、彼女の調査により「優木せつ菜なんて生徒は生徒名簿に載っていない」と証拠を突きつけられた。
(ここから先、第3話のネタバレ注意!!)
第3話「大好きを叫ぶ」は担当回。
果林から「優木せつ菜=中川菜々である事」を見抜かれ、観念して認めると、果林に同行していた元同好会仲間のエマ・彼方・しずくが困惑して何故廃部にしたのかと質問してくる。「ラブライブ!を目指すつもりなら皆さんだけで続けて下さい」と対話を拒否しつつも、同好会はせつ菜抜きで再新設できることを教えた。
当時、同好会5人のグループお披露目ライブに向けて中須かすみの練習を熱血にコーチしていると、次第にスパルタかつパフォーマンスも彼女の望む「可愛い」から「熱意を伝える」ものに曲がって行ってしまい、かすみに練習を拒絶された瞬間に間違いに気付く。「自分の大好きを押しつけてしまった」と猛省、4人には同好会休止とだけ伝えてから、自分1人だけ学園から存在を消す覚悟を決め、人数制限の関係で同好会としての基準を満たさなくなり、結果廃部させて引退したのだった。
使用許可のいる音楽室で無断でピアノによる拙い『CHASE!』を演奏する人物、高咲侑と出会う。彼女は先日の『CHASE!』を観て熱烈なスクールアイドル好きに、そしてせつ菜ファンになっていた。そんな彼女からせつ菜の引退を「あのライブが最後じゃなくて始まりだったら最高だろうなって」と悔しがられると、菜々は「良い幕引きだったじゃないですか……」「彼女のファンならラブライブ!に出てほしいと思うでしょう」と、冷静さを欠いた様子で返答した。せつ菜にはスクールアイドルなら誰もが目指すラブライブ!を仲間と目指す資格はないと断言。
旧同好会組と果林、新同好会を立ち上げて新入部員の侑と歩夢を連れたかすみが合流して話し合うと、エマ達3人はせつ菜の引退の是非を「それはイヤだよ!」と叫び、当時せつ菜を支えられなかった件を反省する。かすみも第2話での気付きにより、当時のせつ菜の熱血コーチからの同好会分解は回避できる方法があって、それを見つけるにはせつ菜がいてくれないとダメだと結論付けた。
校内放送で「中川菜々」「優木せつ菜」の2名が屋上に呼び出される。菜々が出向くと侑が待っており、せつ菜の復帰をお願いされる。
「私がいたら!! ラブライブ!に出られないんですよ!!」
激昂する菜々に、侑は叫んだ。
「だったら、ラブライブ!なんて出なくていい!」
侑はラブライブ!をまだよく知らないファン初心者ゆえ、ラブライブ!自体の価値を貶したのではないと詫びてから、最高のステージじゃなくてせつ菜ちゃんの歌が聞ければそれで十分なのだと、「こんなに(スクールアイドルを)好きにさせたのはせつ菜ちゃんだよ」と伝えた。
自分の大好きを貫いても良い。侑に肯定され悩みを吹っ切った菜々改め、三つ編みと眼鏡を外した制服姿のせつ菜は、始まりの歌『DIVE!』を屋上をステージにして歌い、学園を沸かせた。
『DIVE!』を観た愛と璃奈はステージの楽しさにすぐさま同好会入部を決めた。
歩夢の入部理由も侑と同じ『CHASE!!』で、果林も『DIVE!』を背中向きで観てからのエマの手伝い開始だったので、同好会新メンバーの入部理由は全員せつ菜のステージが関係している。
2年生になるまでにも活動していたので、第3話の時点で動画サイトのせつ菜ライブ映像のコメント欄にラブライブ!参加を期待され、引退を惜しまれ、韓国語や中国語でも応援してもらえるほどの人気がある。それでも人気スクールアイドルの特権であるスクールアイドルグッズ化はまだされていない(後の2期第2話時点で9人のグッズが販売開始)。
第4話以降は他メディアと変わらぬ明るさとパッションを全開にして活動している。
それでいて現役の生徒会長かつ旧同好会では部長だった事もあり、新同好会でも活動方針決めやライブ申請の際には中心で発言する、冷静なまとめ役を担っている。
ただし旧同好会のグループ解散事件はしばらく彼女のトラウマとして根付き、第9話でダイバーフェスに出演するメンバー1人を決める機会に、果林に1人に絞るべきだと冷徹に意見される。後日、彼女から言い過ぎたと謝罪されると「前みたいにならないようにどこか遠慮していたから、そう言ってもらえてありがたい」と感謝した。
選ばれた果林が本番前にプレッシャーで落ち込んでしまうと、隣に座って励まし、同好会全員でのハイタッチもトリで「いってらっしゃい」と声を掛ける役割を担う。
スクールアイドルの方向性は「大好きを伝える」。やりたいステージは「火薬もドーンと派手に!」との事。
せつ菜の正体はTVアニメ2期の開始時点でも同好会10人だけの秘密。
説明する機会がなかった愛と璃奈には、彼女たちが面倒を見ている子猫のはんぺんに第3話で飼育許可を出した際に菜々の姿で対話したのが接点となり、第4話で愛からせつ菜の顔をまじまじと見つめられて見破られた。
生徒全員に内緒にしている行為を「変身ヒーローみたいなスクールアイドルも良いかも」と楽しそうに行っている。第9話では着替え中に生徒に見つかりそうになって、練習着で眼鏡を掛けたせつ菜が果林に助けを求めてきた。
第10話の合宿は、今後のライブの事を話し合うためにせつ菜が発案、合宿地も用意した(費用節約のため学園の校舎内だったが)。
合宿中はせつ菜にしてはかなり冷静かつ厳しくコーチ。
普段出来ていない練習をすると周知徹底させ、朝食を玉子料理パーティーにしたいと勝手に決める9人を「そんな事している暇はない」と窘めて、1日目の夜の就寝前に余興で肝試しを始めた1年生トリオと、雑誌掲載の特殊メイクを果林の手でそれぞれ顔にド派手に施して遊んでいた3年生トリオにはガチ説教。
スクスタ版においてはどちらかというと悪ノリ等には乗る立ち位置であるが、アニメ版においては「生徒会長「中川菜々」」と同一存在だというのは明確になっている。
2日目もランニングが退屈だと結託して鬼ごっこを始めた者たちを叱ったが、追い回している内にせつ菜もすっかり笑顔で鬼役を遂行、愛たち3人と協力して逃げる役6人を集めて遊んだ。直後のプールも持参してあった可愛い水着で遊び、仕舞いには愛が枕投げ大会をするという宣言にノリノリで返答していた。
合宿で侑が提案したスクールアイドルフェスティバルの実施が決定すると、夜遅くまで残って仕事をしていた。
第11話で生徒会にスクールアイドルフェスティバル開催許可申請を提出する際に、生徒会長の菜々として生徒会副会長(2年生)と書記の双子(3年生)の計3名を交えて侑&かすみに応対していた。その時、書類不備を指摘してきた副会長に、「スクールアイドルが何なのかは分からないですが楽しいイベントになると良いですね」と応援してもらう。
それから1週間。同好会のファンとして多くの生徒達が支援してくれて申請書が完成、書類を提出して申請が通った日には、副会長はそれまでに動画で同好会の事を勉強して来ていて、イベントに参加してみたいと気持ちを変化させていた(前回の申請で、菜々がスクールアイドルを解説してしまい、「(詳しいのは)生徒会長たるもの当然です」と言い訳すると「私も見習わないと……」と尊敬された)。
しかも一番好きになったのは「せつ菜ちゃん」だと告白。これには菜々もつい舞い上がった声色で「せつ菜さんも喜んでいると思います」と自身の想いを告げてしまうと、副会長からは「もしかして、会長もせつ菜ちゃんのファンなんですか!? こんなに近くに同志がいたなんて! 今度一緒にライブに行きましょう!」と感激されてしまった。
せつ菜はそのハプニングさえ変身ヒーローみたいと嬉しそうなのだが、第12話で行われたせつ菜の特設ステージの会議が、司会は副会長、その隣に佇むのは主役のせつ菜という構図で、せつ菜はバツが悪そうに大人しくしていた。
第13話の本番では、しずくとW主役のヒーローショーを熱演。裏方の演劇部の下、火薬や煙をふんだんに使い、悪役のかすみを退治するのに使った必殺技はかの「せつ菜☆スカーレットストーム」だった。
侑が作中で最初に好きになったスクールアイドルがせつ菜である。
その一件から図らずとも、アニメにおける歩夢の幼馴染への想いに割って入る人物となってしまった。しかも、せつ菜は歩夢の想いをほとんど察していなかった。
歩夢は本当は侑と2人きりでスクールアイドルがやりたかったのだが、音楽室の一幕、合宿、フェスの準備と刻が進むにつれ、せつ菜は侑と2人きりで会話をする機会が多くなっていった。侑はせつ菜をきっかけにピアノを本格的に始め、上達しだすのだが、ピアノを始めたこと自体歩夢は把握しておらず、フェスの開催許可が下りたお祝いの日の夜、せつ菜は歩夢に侑のピアノの話をした。
翌日のフェスの各ステージ打ち合わせの時から、歩夢と侑が喧嘩、と言うよりは歩夢が侑を避けており両者の様子がおかしい現場を目撃する。
練習終わりにせつ菜は歩夢と一緒に帰り、雑談をする。復活後どんどん変わっていく同好会のためにどんどん進んでいかねばと話した所で、歩夢は、侑の傍に居たいのと同時に、ファンが応援してくれる今も嬉しくて、侑の方は新たな夢を見つけて……だとすると、自身はこのまま侑から離れて行ってしまうのではないかと変化を恐れていた。
「始まったのなら、貫くのみです!」
せつ菜による激励の拳に、歩夢は決意を固め、返事のグータッチ。旧同好会時代から転変の象徴だったせつ菜が、侑との仲直りと、2人(特に歩夢)の成長の架け橋となった。
趣味の面は他メディアと同様なので、オタク属性はしっかりと描かれている。
第4話では璃奈がシリーズ物アニメを観ていると知ると、各シリーズの名シーンを目を輝かせてオーバーリアクションで語り合った。
第9話ではライトノベル『紅蓮の剣姫』(原作:炎照ちげ)のⅦ巻を購入しにゲーマーズに来ている。手に取る時も嬉しそうに鼻息が荒い。作中のゲーマーズでは人気スクールアイドルのグッズも扱っているため、それが目当ての侑と歩夢が連れてきてもらっていた。
漫画、ゲームとスクールアイドル衣装は、親に見つからないようクローゼット内の赤いトランクに保管して隠している。
『無敵級ビリーバー』PVで彼方に示唆されていた通り、料理の腕はメシマズ。
第10話で自信作です!と璃奈に見せたのは、紫色の煙を漂わせ、鍋いっぱいの濃い紫色の液体が沸騰した、独創的な臭いのスープ。引き気味の璃奈に味見してもらうと、彼女が璃奈ちゃんボード「!?」「あわわわわ……」を見せて押し黙るくらいのマズさであった。
ところがそれが食卓に並ぶと、飲んだ侑が「見た目よりマイルドで美味しい」と褒める。実はなんと彼方がこっそり味を調節していた(せつ菜の手料理が、せつ菜の味付け後に改善されたのはこれが史上初)。
あの園田海未の寝起きを思わせるほど眠りを妨げられるのを嫌うようで、合宿の就寝時間中に騒ぎ始めたかすみに、秒で上半身を起こし枕を掴んで剛速球で投擲、顔面にクリーンヒットさせて沈黙させた。それらは全て眠ったままの行動だった。
母親は第3話にて声付き(CV.白石涼子)で登場済み。
模試の勉強を応援するためホットドリンクを机に持ってきてくれている。
2期でも第6話以降で度々再登場した。
アニメ2期
『第2回スクールアイドルフェスティバル』の告知PVはバトルパロディ物という事で、作中のせつ菜はソロライブのイメージと同じく、王道の火属性を使用した(邪悪を取り払う赤い風ではない)。
そのPV映像はせつ菜の口から、「(後述の)実行委員会の話し合いで、校内東棟の巨大なライブスクリーンで流せる様になった」と同好会に報じた。
2期でも生徒会長・中川菜々として、虹ヶ咲のオープンキャンパスの生徒会会議で、実行委員会の説明会を行う等早速活躍のシーンを見せる。
引き続きせつ菜の正体や関係性は隠しており、オープンキャンパス実行委員の三船栞子から、『スクールアイドルフェスティバル』について「学園の生徒のみなさんにとって、良いイベントになるのなら、私も応援してみたいです。」と告げられた際に、つい高揚して当事者かの様に返事してしまい、委員会一同から戸惑われた。
第5話にて、せつ菜として遊んでいた最中、栞子からの電話のやり取りでは眼鏡をかけて(そうすると菜々に切り替われると思われる)、菜々の声で対話した。それを目撃した歩夢達からは「切り替えがすごい」と評される。
その後も文化祭実行委員となった栞子との関わりが多く、第2話では虹ヶ咲の文化祭とSIFの日程が近くなりそうで、両方に参加する生徒の負担が増える可能性があるとの懸念を話し合った。翌第3話で彼女から「両イベントを合同開催にする」という、思い切ったアイデアが提案され、「学園の承認がとれるか」「他校のスクールアイドルや、ファンが参加出来る仕組みを作れるか」という課題に対し、「お任せ下さい、学園に掛け合ってみましょう。」と意気込む。生徒会の交渉と、栞子が作成したプレゼン資料の甲斐あって、第4話で正式に決定した。そして、合同開催を成功させるにあたって、スクールアイドル同好会と文化祭実行委員会をまとめる責任者に栞子を任命する。
第5話「開幕!ドリームランド」はA・ZU・NAとしての担当回前篇。
駅内で侑としずくのデート(本当はデートではない)を怪しむ歩夢と偶然会う。事情を聞き、2人の後を歩夢に連れられる形で電車に乗る。デートの真相を暴こうとする彼女を探偵みたいと評する。遊園地まで尾行し、転びそうになった女の子の風船を取って(女の子は歩夢が助けた)女の子に返したがしずく達に見つかり、(別の親子連れの子供が付けていた、ヒロインのお面を見た)歩夢の「ヒーローショーを見に来た」という言い訳に同調し、女児向けヒーローショーでしずくと一緒に大盛り上がり。4人で『A-ROSSO(Aロッソ)』へ見に行き、アトラクションで遊んだ。
その後しずくから、第2回SIFの前夜祭で、ノートに書き記されたアイデア「少女と野獣の恋愛演劇(タイトル未定)」の主演と、タイアップユニットをせつ菜と歩夢に任せたいと明かし、2人は承諾。今回の外出はしずくがアイデアを増やす為に侑の意見も取り入れる為だったとも知る。
スクールアイドルの展示会にも見に行き、そこで嵐珠とも邂逅(第1話では栞子と共に遠くの位置でやり取りを見ていたため、直接対面するのはこれが初)。第1話以上に嵐珠から好き放題言われる侑を庇い反論するも、「そうやって甘やかすから良くないのよ!」とはじかれ、侑への批判を言われる。しかし侑は取り乱す事なく冷静に対応、嵐珠が帰省した後、真逆ながら持論や意見を述べる事ができる両名を「お2人共、熱いですね」と評する。
しかし自分に批判を重ねて傷ついたしずく(上記のアイデアを説明された時も「勝手に妄想した」と謝罪された)を元気づける為、彼女が設定を考えた演劇(セリフはアドリブ)を歩夢と実際に行う事を考えた。せつ菜が野獣役で、歩夢は野獣を恐れない少女を演じる(劇の行方はA・ZU・NAのアニメの記述を参照)。その劇の中で魔女役のしずくをユニットに誘い、3人で拍手喝采を浴びる。
同話のCパートでは「思わず練習に夢中になってしまいました」と菜々の姿で急ぎ、栞子とすれ違い、会釈する。その際に栞子から、普段の菜々にはなかった、右側の髪につけていた逆三角形の髪飾りに気づかれ、見られているが……?
第6話「"大好き"の選択を」では主役回であり、前回に引き続きA・ZU・NAのメイン回後編。
冒頭では、同好会の部室で映像研究部(第4話でDiverDivaのオンラインライブにも協力してくれた。姿は初登場で、大きなメガホンを持つ、せつ菜より小柄な金の短髪の女子(監督?)と目の下に隈がある、黒い長髪に長身で早口な映像カメラマンの部員2名のみ確認)から「今年の文化祭が第2回SIFと合体した記念にフェスのメイキングを取らせてほしい」と持ち掛けられる。その際に金髪女子から「特に優木せつ菜ちゃんの正体にも迫りたい」と言われ、「それだけは絶対にダメです!」と取り乱してしまう。
その後も、かすみ達からカメラで映されるのも躊躇い、メンバーが校内で聞いたせつ菜の正体の噂(大物女優や、宇宙人等といった都市伝説レベル)で冷や汗をかく。自身も噂は知っていて、「(みなさんが想像を膨らませた)夢を壊す事は出来ません。それに生徒会長とスクールアイドルは異なる物ですから。どちらも大好きでやりたい事なのでこのままの方がいいと思うんです」と伝え、同じくアイドルファンと音楽科の二重生活をしている侑からも理解される。
生徒会の業務を終えて退出、栞子の手伝いを「生徒会とは関係ない用事なので」と断り、同好会の部室で歩夢としずくと合流。髪型はせつ菜で菜々の眼鏡をつけたままの中途半端な恰好。一方こけし同好会なる部活の申請書類の記入漏れを菜々に話そうとした栞子が、部室棟の廊下を通過しようとした。「自分はせつ菜と菜々ですが、私は結局1人。2学期中で会長の任期は終わるので、合同行事を菜々としての集大成にしたいんで(す)……」漏れ聞こえた大声に思わず部室の扉を開けた栞子、彼女は菜々=せつ菜なのだと即納得し、3人はフリーズ。慌てて誤魔化すも、無理があり過ぎて栞子は何も言わぬまま、その虚偽を理解してもらえなかった……。観念した3人でこの事は内密にと頼み込み、栞子から「会長とせつ菜さん、両名の活動を理解している(どちらも皆さんを幸せにできる適性がある)為、話すつもりはありません」と秘密にする事を快諾され、感謝のあまり涙目で抱きしめる。
そんな最中、「同好会と嵐珠の人気で、締め切り直前に応募のキャパオーバーがあり、合同イベントの予定を全て行なうのは困難になった」というトラブルが発生(かすみだけはせつ菜の正体バレを気にしていたが、栞子には既にバレていたと、この時しずくから初めて明かされ、自身はしずくや歩夢と苦笑いしている)、急なアクシデントだった為、他のステージも借りられず、フェス中止の噂が立っている事を嵐珠からも心配される。そして生徒会の会議でどちらのイベントを優先するか、選択の末、菜々は遂に「合同開催は白紙、例年通り文化祭のみに戻す」という苦渋の決断に至る。屋上で歩夢としずくにこの件を伝え、生徒会長として独断で嵐珠含む参加者全員に謝罪しようと予定するが、なぜか笑顔を向ける歩夢達、そして遅れて駆け付けた同好会全員から「生徒会は菜々(せつ菜)1人だけじゃない。生徒会と私達同好会を頼ってほしい」と伝えられ、歩夢の「やりきりたいんだよね?(拳を突き出し)始まったのなら貫くのみ!でしょ?」と1期第12話とは逆の激励と、侑の「もう一度考えよう。みんなで!」という言葉に、涙を浮かべて頷く。
残り1週間。生徒会役員にも、同好会メンバーを引き連れて相談し、東雲学院、藤黄学園、Y.G.国際学園、嵐珠と、オンラインでの参加者を集めて会議する。しかし何の案も出ず、途方に暮れる一同だったが、Y.G.国際のラクシャータから「うちの学園も来週から文化祭(開催日は虹ヶ咲とは異なる)ですが……」という発言と、東雲と藤黄からも同じ週に文化祭を行う情報を聞き出し、それぞれの開催する日程を整理。何と代表4校の文化祭が全て別日で、「他校の文化祭もSIFと合同開催する」という大胆なアイデアにチャンスを賭けたのだ。早速4高校に申請をお願いし、4日開催できる運びとなったが、全部のライブと出し物がスケジュールにギリギリ足りず、あと1校をと考えていた。そこに救世主の如く現れた紫苑女学院の黒羽咲夜と咲良の2人姉妹。合同開催への協力を立候補してくれた。彼女たちはランジュのファンで、今回ランジュの声で集ったと言う。今は単独行動している彼女に感謝を誓う。
いよいよ前夜祭を明日に控えた夜。その話題をし始めた母親に、大事な話を持ち掛ける。
そして無事に迎えた前夜祭当日、全生徒に向けたメイキング映像内のビデオメッセージで生徒会長の菜々として登場。しかしおもむろに「自分の大好きを隠す必要はない」と髪を解き、スクールアイドルのせつ菜、公の場でもう一つの姿をサプライズで明かす。当然、せつ菜の大ファンである副会長は、驚愕のあまり絶叫した(中の人曰く「オタクの雄叫び」だそう)。
マジシャンに扮した演劇部部長の手品でA・ZU・NAのメンバーとして登場。『Infinity!Our wings!!』を披露し、観客や推しのライブに感極まった副会長(大泣きの様子がこの人の様だった)からの歓声と拍手を受ける。
この秘密を事前に明かされた菜々の母も娘の新しい一面や成長に戸惑う事も憤慨する事もせずに笑顔だった(昨日聞かされたばかりだが、態度は厳格どころかむしろ好意的だった)。
こうして、「5校合同文化祭 第2回スクールアイドルフェスティバル」の前夜祭は成功した。Cパートでも『Dream Land! Dream World!』を披露している。
第7話ではSIFがスタート。1日目(東雲学院)は菜々の姿で虹ヶ咲の校門で案内をする栞子と副会長のもとに姿を見せると、副会長は表向きは会長相手に普通の会話をしてきたが、意気揚々と背中部分にせつ菜の名前を入れた刺繍を施したスタッフ衣装の半纏を見せてきたので少々引き目の表情で見守った。3日目(YG国際学園)は、かすみと共に和装姿でSIFのチラシを持ってポーズをキメるカットがあり、後方にいたYGの生徒から注目の眼差しを向けられていた。
4日目(紫苑女学院)は、同校のスクールアイドルと2年生組で一緒のステージに立った。咲夜から歴代の紫苑女学院スクールアイドルの展示があることを聞いて侑も入れた4人で足を運ぶと、音楽科に来た教育実習生の三船薫子と出会った。薫子は紫苑女学院のOGで、侑が凝視していたある写真は薫子と妹の三船栞子であること、姉の勘として栞子はスクールアイドルをやりたいという気持ちは変わってないことを語る。
この話を聞いた4人で栞子にスクールアイドルをやってみるよう打診するが、栞子からは「夢を諦めた」と固辞される。
合流した1・3年メンバーに栞子の事情を話し、栞子を放っておけないという侑が「向いていることだけするとか、みんなをサポートするとか、それだけ聞けば正しいと思う。でも、それって・・・後悔、するんじゃないかな」と打ち明けた際は歩夢、愛と共に微笑む。もう一度栞子に自分たちの思いを伝えるべく再び2年生の4人で栞子を探して、実行委員ではなく参加者の立場で文化祭を見て回ろうと誘いをかけ、5人で紫苑女の文化祭を満喫した後に栞子を同日のSIFの舞台ともなったステージ、栞子の「夢」が始まり、引退宣言をした薫子が涙を流した、暖かくも苦い思い出の場所に連れていく。そこに同好会メンバー全員で集まり、せつ菜は「やりたい事を、してください。(中略)今度は、私達に三船さんを応援させてほしいんです。私がスクールアイドルと生徒会長を両立できたのは、同好会、生徒会、ファンのみんな、そして三船さん、あなたがいたからです」と説得をする。
栞子からは「姉はラブライブ!に出れなかった事を後悔している」と胸の内を明かされる。そこに現れた薫子の「後悔なんてしてない」という言葉に背中を押され、自分にできるかと呟く栞子に「大丈夫です。そばにいますから」と激励した。栞子はステージに立って『EMOTION』を披露した。その後の栞子から「フェス期間中は運営責任者としての職務を全うするが、終了後に仲間に入れてほしい」と申し入れられる。それ以降は呼び名を「栞子さん」と下の名前に変えた。
第8話でのSIFの最終日(虹ヶ咲学園)では、フェスのオープニングアクトをランジュに打診していた模様で、開始前に各校のスクールアイドルが集まった控室で遥から聞かれたときにその経緯を話す。
侑が曲作りに行き詰まり、3年生組に連行…もとい気分転換に外に出て1年生組と合流後に歩夢・愛と共に合流、「みんなには何度も相談乗ってもらってるのに」と落ち込む侑に、「相談くらい、いくらでも乗ってあげますよ」と返す。この時は菜々の姿だったが、この後のランジュのステージを応援するためにステージ裏に姿を見せた際にはせつ菜の姿になっていた。
最後のステージでは「ある人が、提案してくれたから、今回のフェスティバルは実現しました。」と、名前は出していないが栞子に感謝の言葉を伝えている。
第11話では菜々の姿で栞子と生徒会室で会話しており、栞子から次の生徒会長選挙には出るのかと聞かれるが、次の選挙には出ないことと残りの学生生活をスクールアイドルに捧げることを栞子に話す。その栞子は次の生徒会長選挙に出馬することを打ち明け、「栞子さんの叶えたい未来を作ってください」とエールを送った。
第13話の同好会ファーストライブでは、ソロステージでA・ZU・NAメンバーのメドレー形式の2番手(全体としても最後から2番目)として「MELODY」を歌っており、観客席でその姿を見た母親も涙を浮かべていた。
最後にメンバー全員で歌った「Future Parade」での曲間に挿入されたカットには、2期5話の即興劇の練習か、部室内でタキシードとネコ耳らしきものを着用して野獣となった王子役のせつ菜が魔女役のしずくに顎クイをする迫真の演技を見せ、扉を開けたと思われる歩夢がその姿を見て思わず本を落としているシーンと、スーツ姿で歩夢がかすみのネクタイを締める姿を舞台裏で見てせつ菜を含めたその場にいる面々が顔を赤らめている姿が、更にコートを着たスーツ姿のカットでもしずくの肩に手を添える姿が描かれている。
ライブ後の後日談として璃奈とアニメ談議で盛り上がる中、彼方の膝枕役をしていた。また、生徒会長の職務は11話で語った通り、栞子にバトンを渡している。
にじよん
「にじよん あにめーしょん」ではアニガサキの設定となっており、自身のメイン回ともいうべき第10話「かすみとせつ菜とドッキリ」ではかすみにドッキリを掛けられるが不発。
終盤はソロライブとして「CHASE!」を熱唱、その途中の突然の停電で一時周囲は騒然となるが、中断した個所からアカペラで歌い始めてサビ前に電気が復旧して歌いきっている。ちなみにこの回はアカペラ以後のシーンがエンディング扱いとなる特殊EDだった。
補足
なお、上記の第5話で『銀河SHO☆JO隊 トキメキレインボー』なる変身ヒロインのショーを見に行ったが、これはどう見てもこのシリーズ作品のパロディであろう。詳細はこちらにて。1期4話でエピソードを熱弁した、璃奈もずっと観ているというシリーズアニメもどうやら本作で、コスモスとジャッカルというキャラ名が一致する。
1期第3話以来に登場した母親だが、これまでのせつ菜からは「どちらかと言えば厳格な親(父親か母親かについては明言されていない)」と言われていたが、正体が明かされた後も笑顔で娘とその友達のライブを見届けてていた為、厳格とは程遠い印象だった。しかし菜々がこれまで家族にもオタク兼スクールアイドルとしての一面を隠していた事から、(1期第3話での描写から)母親は菜々が勉強を怠らなければという条件付きで今後のアイドル活動を認めていた可能性、つまり少なくとも勉学においては厳しいと思われる。
もしくは劇中で触れられてなかった父親の方がもっと厳格で、サブカルチャーな趣味を認めてなかった可能性、あるいはその両方も否定は出来ない。
おそらく菜々は両親が厳しいあまり、2人の印象がごちゃ混ぜになり、自分がせつ菜としてアイドル活動をする最大の要因であった「両親には自分の大好きな物への気持ちは伝わらない」という思い込みが出来ていた可能性がある。しかしそんな娘の心配とは裏腹に、母親は今後娘のどんな活動でも応援するような姿勢だった。
いずれにせよせつ菜(菜々)自身の変化によって、心の壁に隔てられた親子関係に終止符が打たれた。
1期第4話以降、現在の同好会の部長は誰なのかがハッキリとしていなかったが、2期第10話にてせつ菜でも侑でもなくかすみである事が判明した。同話冒頭で入部した栞子から入部届を渡されるが、自分は部長ではないと困惑気味に返している。せつ菜は旧同好会の部長だったので栞子が間違えるのも無理もない。
レジェンドオブニジガク
ファンタジーTRPGノベル『レジェンドオブニジガク』シリーズでは主人公を務める。
オ・ダイ・バ王国の聖騎士「セツナ」は、仲間たちと共に世界を救う冒険を繰り広げる。
紅蓮の剣姫
電撃文庫の30周年記念ライトノベル『小説版ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 紅蓮の剣姫~フレイムソード・プリンセス~』(作:五十嵐雄策)でも主人公を務める。
アニメ1期9話の一瞬登場したライトノベル『紅蓮の剣姫』がまさかの題材に。
せつ菜が大好きなラノベ『紅蓮の剣姫』のミニフィルムを撮影する事になった同好会メンバー。主役「紅姫」を演じるせつ菜の思いとは。
キャスト
プロジェクト開始から2023年3月31日までは楠木ともりが、2023年4月1日以降は林鼓子がせつ菜を演じている。
楠木ともり
2023年3月31日までせつ菜を演じる楠木ともりは、ソニー・ミュージックアーティスツ所属。
キャスト発表当時17歳の高校生で、ニジガクメンバーで当時は最年少。
声優としてもデビューしたての新人だった。
ニジガクにかかわらず演じるキャラクターに対して熱く誠実な想いを抱くタイプで、「大好きを否定しない」「大好きを広めたい」というせつ菜のキャラクターとマッチしていた。
ステージ上のパフォーマンスも、せつ菜の熱いキャラクターを表現することを第一に考えており、「CHASE!」のシャウトは定番となっている。また3rdライブでは「DIVE!」に合わせて、髪に青いインナーカラーを入れていた。
降板・交代発表
2022年11月1日、ラブライブ!公式Twitter上でかねてから関節の病気に悩まされておりラブライブ!での活動制限があった楠木ともり氏の降板が発表された。
明確な「スクールアイドルユニットのメンバー声優」の降板や配役変更はこれまで一度もなされなかったため、シリーズでも前代未聞の事態である。
この衝撃的な発表に多くのファンは動揺を隠しきれず「出来る事なら起こってほしく無かった」「正直この決定を受け入れたくは無いが、彼女(楠木氏)の将来には代えられない」「ナンジョルノの一件(後述)があったから『なんとかなる』と思ってたのに…」などと楠木氏を労ったり惜しんだりする声が相次いだ。
似た様な事例としては絢瀬絵里役の南條愛乃氏(先天性の「膝蓋骨亜脱臼、半月板損傷」によるライブ活動の一部制限を実施)が挙げられるが、所属ユニットのファイナルライブまでは絵里役を務め上げ、その後はμ'sのワンマンライブがないこともあり、今に至るまで降板はしておらず、ソロやfripSide(2022年4月まで)のライブ活動も症状と上手く付き合いながら通常通りに行っている。
声優ユニット活動をしていなかったA-RISEも、そもそも劇場版以降にキャラクターとしての登場がない事もあり、代役を立てるまでには至っていない。
この2例を踏まえれば、「楠木氏が『ライブへの出演不可能』を理由に降板」するということは、逆に言えば2023年4月1日以降も「ニジガクのライブ活動が確定している」ということを意味する。
実は先述した南條氏の一件から、Aqours以降では「最初から『ステージ上でのパフォーマンス』も出来る人員」を念頭にキャスト選考が行われていたのだが、その様な(キャストを労った)予防線を張ったにもかかわらず、今回の事態へと至ってしまった事になる。
なお、楠木氏のせつ菜役としての公的な活動期間は、2017年9月のキャスト発表から2023年3月末日までの約5年6か月となるが、奇しくも初代『ラブライブ!』μ'sのファイナルライブまでの活動期間も、2010年9月のキャスト発表から2016年3月末(正確には翌日4月1日)までの約5年6か月であり、開始・終了月もほぼ符合している(つまり、前述の南條氏の活動期間とも一致する)。
加えて、楠木氏を含めたニジガクキャストお披露目の場には、ファイナルライブぶりにμ'sとして登壇した新田恵海氏もいた。
また、せつ菜が生まれるきっかけとなったスクフェスも、楠木氏のせつ菜役としての活動終了と同じく2023年3月31日をもってサービス終了となる。
引継ぎのキャスト(非公式ではあるが、後任キャストは事実上の「4期加入メンバー」とも言える)に関しては、A・ZU・NAユニットライブ後夜祭収録の時点では決定済み。
文字通りの「新メンバー」である小泉氏、内田氏、法元氏とは異なり、今回の場合は「中の人としては『新入り』であっても設定上は『同一人物』である」ため、後任メンバーの名前も顔も分からない当初の段階からニジガクファンのみならず降板を知った人たちの間では「抜けるともりちゃんも大変だが、後任の声優も大変だ」との不安の声も上がったが、大西亜玖璃氏は前述のA・ZU・NAユニットライブにて「ともりちゃんの想いも受け継いで次の子も頑張るし、ともりちゃんの想いはずっと残り続けるし、歩夢としずくとせつ菜のA・ZU・NAは永遠に一緒です。だから皆さん、安心してください」と笑顔で語った。
降板発表後の活動
今回の場合、「発表・即降板」ではなく、2023年3月31日というゴールが設定された事が特徴。
2023年1~3月放送(BD収録の未放送話含む)の『にじよん あにめーしょん』は、全話とも楠木氏がせつ菜を担当した。
『スクスタ』に関しては、降板発表時に「上記活動期間に関わらず、収録済のストーリーまでCV.楠木ともりによる公開を続けさせていただきます。」と告知されており、収録済みのストックがなくなり次第、後任による音声でのストーリーやカードが実装されていくと思われていた。
しかし、その後『スクスタ』自体が2023年6月30日16時をもってサービス終了すること、そして「ストーリーについても、スクスタのサービス終了まで優木せつ菜役は楠木ともりさんに務めていただいております。」と発表された。加えて、6月リリース予定のスクスタニューシングルでも、特例的に楠木氏がせつ菜役として歌唱することも発表された。
これに合わせて、本人も「スクスタのストーリー、システムボイス、歌唱においては最後までCVを担当させていただきます。」と発言した。
楠木氏が虹ヶ咲の一員として出演する最後のライブとなった2023年2月4日/5日のA・ZU・NAユニットライブは、直前の1月27日に新型コロナウイルスに関する日本政府の新方針が発表されたことで、ラブライブ!シリーズでは3年ぶりの声出し解禁となる奇跡的なタイミングとなった。
ソロで最後に歌ったのはCHASE!、ライブの締めはTOKIMEKI Runnersで、いずれも初イベントで披露した曲である。
MCの様子などはEdge Lineの記事を参照。
前田佳織里 楠木ともりへ涙の抱擁!大西亜玖璃ヒトデプレゼント
配信での最後の出演は2023年2月19日に放送された「虹ヶ咲学園UNIT LIVE!後夜祭~ありがとう!A・ZU・NA LAGOON~」。
上述のライブについての感想が主な内容だったが、終盤に改めて楠木氏が最後の挨拶を述べ、優木せつ菜役としてはラブライブ!の表舞台から去る形となった。そして後述の引継ぎ式をもって無事完走を果たした。
林鼓子
こうして勇退した楠木氏の後を引き継ぎ、2023年4月1日以降から本格的に活動。
2022/3/25開催のanime japan2023のラブライブ!シリーズ合同ステージの中で、本人のコメント動画とともに発表された。その後の3月31日にはその林氏の進行で楠木氏からの引継ぎメッセージを受け取る動画が公開されている。
2023年4月15日配信の『スクールアイドルフェスティバル2』(スクフェス2)と、同年6月23日公開の劇場版OVA『NEXT SKY』のせつ菜は、林氏が担当する。
新声優発表当日に公開された『NEXT SKY』の予告映像では一言のみではあるが、早くも林版せつ菜のセリフが登場している。
『スクフェス2』においても、2023年4月から公式サイトのキャラクター画面でこれまでは表記なしだったせつ菜の声優表記とボイス視聴ボタンが追加されている。
声優活動だけでなく後述の「キラッとプリ☆チャン」出演時期に行ったライブ活動等人前でのパフォーマンスも数多く経験し、子役から芸能活動を始めているベテランである事から、発表があった時はネット上でも安心した声が多かった。
引き継ぎパフォーマンス
せつ菜が参加してきた既存曲は、スクフェス2等では原曲音源のまま提供されている。
ライブ公演は、2023年4月~7月の期間開催した虹ヶ咲の全国ファンミーティングツアー『にじたび! TOKIMEKI FAN MEETING TOUR』の初回公演から林氏が出演開始。彼女はツアーの代表として6都市18公演にフル出演した。
ライブステージは、せつ菜参加の既存曲を、林氏が楠木氏のカバーと言う形で新規披露する。
せつ菜のソロ楽曲全5曲は、初演から3ヶ月も経たずに全曲披露。
全員曲も専用衣装を着用しながら徐々に参加しており、5月には急遽揃ったA・ZU・NAメンバーでA・ZU・NA楽曲も2曲行った。
振付を同じくし、『CHASE!』のフェイク等前任と同じ演出も混ぜながら、楠木氏のお家芸だった『CHASE!』や『MELODY』等のサビ前アレンジはあえて行わず原曲に忠実に歌唱するスタイルであるが、千秋楽では1曲アレンジを行った。
前任者およびシリーズとの縁
林氏は前任の楠木氏と同日に声優アワード新人賞を受賞している。
また、いくつかの作品で共演経験があり、特に林氏が高校時代に主役を演じた「キラッとプリ☆チャン」では姉妹役(姉→桃山みらい<林>、妹→桃山ひかり<楠木>)だったという縁があり、楠木氏の妹分とも言うべき存在だった。ニジガク既存メンバーでは相良茉優・指出毬亜・久保田未夢ともプリ☆チャンで共演している為、課題だった既存メンバーとの打ち解け合いを重視した人選とも言える。
林氏が声優となったきっかけが、テレビアニメ版『ラブライブ!』でラブライバーとなったことだった。
声優としては、『劇場版ラブライブ!サンシャイン!!』のAqoursに憧れる女子生徒役、『ラブライブ!スーパースター!!』にはモブキャラ役で出演しており、特に『劇場版サンシャイン!!』では「私もAqoursみたいなスクールアイドルになる」という台詞があり、中の人の話とはいえ本当にスクールアイドルになる夢を叶えてしまった。
余談だが、DAMカラオケのコンテンツ「あにそんボーカル」にて、μ'sの楽曲「Snow halation」をカバーしている。
人気
マンスリーランキングでは常に上位をキープしていた。
特に2017年は2位、1位、1位、2位、1位、2位という圧倒的な成績を収め、同年のMVPに輝いた。
その後は果林にトップの座を渡しつつあるが、それでも3位以上をほぼキープしている。
この人気ぶりは寝そべりぬいぐるみにも反映されており、「せつ菜の寝そべりだけ先に完売した※」や、「メルカリでせつ菜の寝そべりの取引価格が高い※」「缶バッジの価格が蓮ノ空より高い」と言われるほど。
以下、1位を獲得した総選挙を挙げる(カッコ内は結果発表時期)。
- スクフェス 5th アニバーサリーキャンペーンガール 27人総選挙 ニジガク(2017年11月)
- ODAIBAゲーマーズ 看板娘総選挙(2020年2月)
- 虹ヶ咲1st_live ヘッドライナー総選挙(2019年7月)
- 虹ヶ咲1st live アンコールトップバッター投票 Day1(2019年12月)
楠木いわく、『キャストが決まる前から人気があった(=自分のおかげでキャラクターの人気が上がったわけではない)』とのこと。
※桜小路きな子(Liella!)や乙宗梢の舌出し、安養寺姫芽の寝顔(蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ)の寝そべりが登場したあとは相場が落ち着いている。
楽曲
他のスクールアイドルとの合同曲は、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会およびA・ZU・NAを参照。
余談
非公式愛称
一部ファンからは同じ制作会社の作品「機動戦士ガンダム00」の主人公が「刹那・F・セイエイ」で名前がせつ菜と同じ読みなこと、TOKIMEKI_RunnersのPVにてサビに入る時にせつ菜が走って赤い光と一緒に衣装に変わる演出が劇中登場するシステムに擬えてトランザムカラーなどとファンからネット上で呼ばれている
また、ミヤコヒト氏による公式の四コマ漫画にて、(ボカされてはいるものの)せつ菜がガンダム00の漫画を読んでいる(そして表紙には刹那)描写もある。
そして、同然このようなイラストも描かれている。
ちなみに、お台場にあるガンダムはユニコーンガンダムである。惜しい。ただし、ユニコーンガンダムにはデストロイモードというボディが赤く光るパワーアップ形態がある。
疑惑
注意:本項目は、2019年9月時点で虹ヶ咲作品のファンが記した、せつ菜の秘匿された公式設定への独自考察をまとめた場所です。
シリーズでも2例目は難しいであろうレアケース、その扱われ方がどうであったかを記録する目的で残しています。
2019年9月中旬時点、同好会メンバーの中で唯一学園生徒制服姿が未公開(制服姿の公開時も彼女だけアイドルステージ衣装だった)その理由は機密事項。
さらに、彼女はアイドル活動以外のシーンで姿を目撃されていない。それは学園の全校生徒、すなわち同好会のメンバーからもであった。部活で顔を合わせるだけでなくそれなりに仲も良いメンバー達が全く気づかないというのは普通に考えてありえないことであり、それを根拠に正体について様々な説が飛び交っていた。
「優木」姓 | 「優木」姓からA-RISEの優木あんじゅの血縁者であるという説。こちらは冒頭の目撃情報が無いこととは関連性は無い。「スクスタ」ではA-RISEの参加は発表されていないものの、キズナエピソード(※1)等に「A-RISE」の名前が登場している事からスクスタの世界線でもA-RISEの存在は確認されている。(※1:17章、鞠莉のキズナエピソード2話等) |
「幽霊」部員? | 「校内で誰も彼女の姿を見掛けない」説を受け、学園モノ定番の幽霊、そして他校の生徒や教師、職員・用務員、果ては公式4コマ漫画第14回の中須かすみの迷推理から宇宙人・ロボット説まで飛び出した。(未来人、異世界人、超能力者が加われば『涼宮ハルヒ』シリーズ「SOS団」が出来上がってしまう……) |
普段は地味子説 | 「校内で誰も彼女の姿を見掛けない」と言われているが、普段の制服姿はかなりの地味子で目立たない上にアイドルモードとのギャップが激しく、他の人からも見分けが付かないほどの陰キャラなのでは?彼女の普段のオタク趣味や言動からその可能性もある。また公式4コマ漫画第26回での「違う自分に変身する」というのも普段の"地味な自分"から"アイドルの優木せつ菜"としての自分を言ってる可能性がある。 |
男の娘説 | 男子禁制がモットーのラブライブ!シリーズからして可能性は低いが、上記の電撃組4コマのネタとして提示された説。果林直々に否定している。 |
生徒会長説 | 中の人が中学生時代生徒会長だったことや、これまでのシリーズには必ずグループ内に生徒会長がいたことから浮上した説。なお、スクフェスALL STARSの新キービジュアルでは、せつ菜は絵里やダイヤと同じ紫色の衣装にカテゴライズされていたのだが…? |
関連pixiv
公式4コマ漫画作者。仕事・公式関連以外のラブライブ!二次創作イラスト(ファンアート)が投稿されている(2018年5月時点)
関連YouTube動画見てください!!!!!
関連イラスト
制服
差別化の観点から、ゲーム版は中川菜々の姿、アニメ版は優木せつ菜の姿とする。
夏服 | 冬服 | |
ゲーム版 | ||
アニメ版 |
私服
ソロ楽曲衣装
CHASE! | LIKE IT! LOVE IT! |
DIVE! | ヤダ! |
チェリーボム | |
ユニット楽曲衣装
Dream Land!Dream World! | Maze Town |
Infinity!Our wings!! | Blue! |
グループ楽曲衣装
Love U my friends | 未来ハーモニー |
Just Believe!!! | 虹色Passions! |
L!L!L! (Love the Life We Live) | ミラクル STAY TUNE! |
Colorful Dreams! Colorful Smiles! | 繚乱!ビクトリーロード |
Future Parade | 永遠の一瞬 |
Sugar Sugar Yummy Yummy Parfait | Go Our Way! |
関連項目
ラブライブ!シリーズ関連
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 元祖スクールアイドル同好会
スクフェスALL STARS スクールアイドルフェスティバル
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会メンバー
学年 | スクールアイドル | 非スクールアイドル |
---|---|---|
1年生 | 桜坂しずく / 天王寺璃奈 / 中須かすみ / 三船栞子 | |
2年生 | 上原歩夢 / 宮下愛 / 優木せつ菜 / 鐘嵐珠 | あなた(ゲーム)/高咲侑(アニメ) |
3年生 | 朝香果林 / エマ・ヴェルデ / 近江彼方 / ミア・テイラー |
他
スクスタのURイラストにてあんじゅが所属しているA-RISEのストラップを持っているイラストが書き下ろされている
ラブライブ!シリーズ歴代の眼鏡キャラ
- 国立音ノ木坂学院:小泉花陽 アニメ版無印
- 浦の星女学院:渡辺曜、国木田花丸 アニメ版サンシャイン!!
- 虹ヶ咲学園:中川菜々(優木せつ菜) スクフェスALL_STARS・アニガサキ
- 結ヶ丘女子高等学校:澁谷かのん、米女メイ アニメ版スーパースター!!
- 蓮ノ空女学院:日野下花帆 石川県立図書館描き下ろしイラスト
ラブライブ!シリーズ歴代の認められない系生徒会長
- 国立音ノ木坂学院:絢瀬絵里 アニメ版無印
- 浦の星女学院:黒澤ダイヤ アニメ版サンシャイン!!
- 虹ヶ咲学園:中川菜々(優木せつ菜)、三船栞子 スクフェスALL_STARS・アニガサキ
- 結ヶ丘女子高等学校:葉月恋 アニメ版スーパースター!!
- 蓮ノ空女学院:大賀美沙知
関連人物・キャラクター
せつ菜関連
煉獄杏寿郎:赤い炎キャラ繋がり。リーダーシップもある。アニメのせつ菜がライブで、侑と歩夢を始めとする多くの観客を、スクールアイドルの世界へ誘った様に、煉獄も無限列車での任務で、自身の大活躍によって、多くの一般市民を守り抜き、後輩達や弟、父親等、共に多くの人の人生を変えた共通点もある。
巴珠緒:中の人(初代)が同じブシモ繋がりのキャラ(せつ菜が料理が苦手なのに対し、此方は料理上手である)。
宵崎奏:同じく中の人(初代)が同じである以外に、身長が同じ、漫画やアニメを見る事が趣味などの共通点を持つ。
橋本さとみ:こちらも同じく中の人(初代)が同じ別のアイドル作品の登場人物。しかし、こちらはアニオタでは無く、根っからのアイドルオタクである且つアイドルマネージャーという立ち位置であるため、同好会のマネージャーである高咲侑と似通っている。また、作中内にて前作とコラボしていた。
桃山姉妹:(桃山みらい&桃山ひかり):どちらも中の人繋がりの姉妹(みらいは2代目の声優、ひかりは初代の声優)。
椎名立希:中の人(2代目)が同じである他、共に8月生まれ(せつ菜は8日、彼女は9日)と言う共通点を持つ。
如月千早/渋谷凛/最上静香:同じバンダイナムコ繋がりのキャラ敬語丁寧語遣い。
菜々関連
- ダブルフェイス(名探偵コナン):推理漫画作品『名探偵コナン』に登場する、文字通り、2つ(あるいは3つ以上)の顔(名前)を持つ人物達。もしかしたら変身ヒーローだけではなく、彼等からもインスピレーションを受けたと思われる(?)。
- 暁美ほむら:状況は違うが、「三つ編みの眼鏡姿」と三つ編みを解き、眼鏡を外した姿とで別の自分になるというのが共通。
- 高山紗代子:アイドルマスターシリーズの熱血真面目系眼鏡外し髪型チェンジアイドル。
名前関連
刹那・F・セイエイ…余談参照。ちなみに津島善子がライブでせつ菜本人より先にこのネタをやっている。
東せつな…フレッシュプリキュアの登場人物で名前繋がり。イメージカラーも赤であり、加えて「正体」に関しても相通ずる面がある。
結城明日奈:(ソードアート・オンライン)…ユウキアスナ/ユウキセツナと名前が2文字違い。せつ菜の中の人も共演している。またスクスタ内でせつ菜が好きと言ったアニメ作品に設定が酷似しており、元ネタではないか?とファンに言われている。そのため、こんな動画まで作られた。
せつな(半妖の夜叉姫):半妖の夜叉姫の登場人物で名前繋がり。アニメの制作会社が同じで、アニガサキと同じ時期にアニメが放送されていた。2期が放送された時期にはEテレでアニガサキの再放送が同じ時間に実施されたことで二人の「せつな」が重なった。ちなみに後前の時期に放送されていたヒーロー系のアニメにも同名のキャラが登場していた。