「分かりましたわ! 貴方の力、信じましょう! さあ、引いていらっしゃい! 栄光の一番を!」
詳しいプロフィールですわ
名前 | 黒澤ダイヤ |
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英字表記 | DIA KUROSAWA |
学年 | 3年 |
身長 | 162cm(シリーズ10位タイ) |
スリーサイズ | B80/W57/H80 |
血液型 | A型 |
誕生日 | 1月1日 |
星座 | 山羊座 |
好きな食べ物 | 抹茶味のお菓子・プリン |
嫌いな食べ物 | ハンバーグ・グラタン |
趣味 | 映画鑑賞・読書 |
特技 | 和琴・唄・着付け |
イメージカラー | レッド |
CV | 小宮有紗 |
所属ユニット | AZALEA |
公式媒体でのアルファベット表記は"Dia Kurosawa"。
人物ですわ
「ラブライブ!サンシャイン!!」登場するキャラクターの一人。
スクールアイドルグループ・Aqoursに所属する、浦の星女学院3年生。
同じくAqoursに所属している(※)黒澤ルビィ(1年)は妹。(黒澤姉妹)
※ラブライブ!シリーズの主役スクールアイドルグループにおいて、姉妹で同一グループに所属しているのはシリーズ初。2例目は第4作に登場する鬼塚姉妹(Liella!)
浦の星女学院の生徒会長を務める、黒髪ロングに美脚が優美な麗人。瞳は(妹とお揃いの)青緑色である。
口の右下にある艶ぼくろが大きな特徴(ただし、それに気づかずpixivにイラスト投稿してしまうユーザーも多少・・・・)。
姉妹の実家である黒澤家は旧網元の家系で地元一の名家であり、その長女として幼い頃から厳しく育てられてきた。
琴の稽古や家の催し事で着物は着慣れている。妹と共に特徴的な名前(ダイヤ・ルビィ)であるのは、(黒澤家の慣習として)女児には貴石(宝石)に由来する名前を付けるという風習があるかららしい。世界観が異なるものの、「幻日のヨハネ」では親族(黒澤家の分家?)としてコハクというキャラクターが登場している。
※黒澤家のモデルとなった(沼津・内浦の長浜地区にある)大川家屋敷は戦国時代から続く名門で、明治維新が起こるまでは内浦地区住民の総責任者たる浜名主だった。
性格はメディアによってかなり異なる。
基本の性格はプライドが高い完璧主義者で中途半端や曲がった事は許さないため、不真面目なAqoursメンバーへの注意がかなり多い。一方で自分の能力に自信があるためか、自らの容姿に関しては自画自賛する場面も。
TVアニメ1期の第2話が放送された事を機に、ライブやニコ生や浦ラジで小宮有紗が「ブッブー!ですわ!」をよく発言するようになった。
ライブ等のコーレスは「ダイヤッホー!」→(観客)「ダイヤッホー!」→「ブッブー!ですわ!元気が足りませんわ!(最初に戻る)」or「(最終評価を下す)」。観客は「ダイヤッホー」に思いっきりビブラートを効かせても良い。
妹が居るからという理由で、アニメ版・スクフェス版では小さな子どもへの対応が上手い。ドラマパート版でも下級生のわがままに付き合ってあげている。
アニメ、スクフェス、ドラマパートなどで「ピギィ!」「ぴぎゃあ!」という奇声を発している。
TVアニメ1期の第9話でダイヤも悲鳴代わりに発したのがきっかけで、姉妹共通の口癖になった(後述のドラマパートでルビィのマネで「ピギッ!」と言った事がある)。
ダイヤの性格上、よほどの事が無いと叫んでいないが、アニメだとルビィのような性格だった幼少期によく叫んでいたと描写されている。
ファンからの愛称はダイヤさん、ダイヤ様、ダイヤちゃん。
G's版での性格よ
G's本誌でのダイヤは、アニメ版のように「ですわ」口調を使っておらず、女性語に敬語を取り入れる程度である。
メンバーを呼び捨てか「名前+ちゃん」呼びをしており、善子の事も他のメンバーに倣い「ヨハネ(ちゃん)」と呼ぶ。ダイヤの方は後輩から「ダイヤちゃん」と呼ばれている。
警戒心がとても強く、普段から笑顔を振りまく性格ではないので、Aqoursメンバーとして活動している時は常に誠実さを心掛ける。ファン相手には強気で情熱的な女子として振る舞う。
Aqours活動や日常生活で無精な姿のメンバーを見かけるとよく注意している。
様々な事業を手掛ける黒澤家の跡継ぎ候補でもある彼女は稽古やイベントへの出席が多く、生徒会長への任命や放送委員代わりの校内放送の仕事も行うなど、日々忙しく過ごしていた。
最初はアイドルに全く興味がなく、千歌にスクールアイドルに誘われても歯牙にもかけず「アイドルなんて軽薄なもの」「ありえない」と一蹴したが、(喜んで)Aqoursに加入していた妹のルビィを人質に取られたうえ、何らかの勝負に負けてAqoursに加入することになったとダイヤ本人は振り返っている。
Aqours加入後は、歌う自分や地域、それに周囲の人達が好きだと気付き、打って変わってノリノリで活動を開始した。
やるからには頂点へ、をモットーにしている。本当は(出来上がった衣装のジャンルの異次元さを見て)内心困り果てていたが、いざ着てみると「元がいいと何をやらせても映える」などナルシスト染みた自己評価を下した。
内浦の子なので水着姿に恥じらいが無くスタイルも悪くないと自ら評している。幼少からの習い事は種類が多く、音曲(琴)等アイドルに活かせそうな物もある。
ただ、一人の花見や美術館といった静かな場所を好む性分だからか、実はAqoursに入ってからもルビィとのアイドルの話や日常会話はあまり合わない。
気まぐれな中で好きと嫌いがハッキリ分かれており、Aqoursのイベントでは気合を入れて活動するが、興味の湧かない物には無関心になる。
一方でファッションとスイーツに興味がなく、好きな洋服はファンシーなルビィとは正反対のクールでノーブルな服ばかり。
暑いのと日焼けが苦手。水を掛け合うシーンの撮影は2回ともかなり楽しんでいる。
店の仕入れから接客までを支える活動が好き。
主に女流作家の本を読む趣味があるため国木田花丸と少し本の話ができるが読むジャンルは異なる。好きな映画は社会派の戦争映画。
内浦も好きだが、美術館や劇場、それに綺麗な建築物が多い都会に憧れている。
跡継ぎ修行をすべて辞めてしまった、ドジで計画性の無いルビィを「不肖の妹」と称し、多少の失敗は助けない形で自立できるように厳しく接するので畏れられているが、彼女の落とした財布を夜まで探したり、お小遣いの使い方を指導したり、道草で帰りが遅い理由の言い訳をしてあげたりしてサポートしている。一生言わないと決めているが結構ルビィの事が好き。
パーティーの多い黒澤家では季節行事はあまり重要視されておらず、誕生日も数え年制(ルビィ含む)なので大々的に祝っていない。クリスマスは時期的にたいてい夜はルビィと2人だけなのでお手伝いさん作のグラタンやケーキで小さく祝う。
名前は父親が命名。女子が生まれたら家の宝なので貴石から付けるとなったそうだが、カタカナにするか和名にするか悩んだらしい。親戚の女性はわりとみんな古風で和風な名前。
家では鍋料理がほとんど出ず、Aqoursと行く焼き肉店では千歌と善子と鞠莉が奉行になるのでおとなしく従うタイプ。
アニメ1期での性格ですわ
テレビアニメ版では初登場の第1話において、千歌のスクールアイドル部の創設請願書を「認めません!」と一蹴。カタブツな生徒会長という印象を視聴者に与えたが、一方でその割には妙にラブライブ!のルールに詳しいという一面を見せてもいたため、「もしやこのお姉ちゃん…」という疑念を同時に残していった。
案の定、第2話であっさり化けの皮が剥がれ、かなりガチの人だったことが判明するのであった。
それなのに、何故かスクールアイドルを嫌っており、これまでのスクールアイドル関連の部活の創設をすべて拒絶してきた。
しかし、後に浦の星女学院の理事長として戻ってきた小原鞠莉の電撃発言、千歌たちのファーストライブの出来(トラブルをダイヤの機転で解決)、ルビィの決意、花丸の申し出もあって、Aqoursの存在は黙認。(ただしルビィに対しては、節度を守るようにと念を押している)
ルビィの回想によると、かつてはμ'sの大ファンで、姉妹で簡易のコスプレをするほどの熱の入れようだった。
しかし2年前のある日、突然スクールアイドルに関する全ての事を嫌うようになってしまった。
本人曰く「アイドルと生徒会長の兼任がかっこいい(意訳)」らしいが、もしμ's加入後のポンコツ化っぷりを見てしまったらどうなるのだろうか……(詳しくはPKDを参照して欲しい)
妹であるルビィに対しては、平素では毅然とした姉として厳格に接する傍ら、実は非常に気にかけている。特にスクールアイドルを頑張り始めた彼女の事は親のように優しく見守っていた。(詳細はこちらを参照してほしい)
第8話では千歌達6人によるAqoursのパフォーマンスを認めている。
松浦果南とは昔からの、小原鞠莉とは彼女が同じ小学校に転校してきてからの幼馴染。
話が進むにつれ、次第に果南・鞠莉との関係が紐解かれていき、第9話でダイヤがスクールアイドル嫌いになった経緯も判明。ダイヤが(果南以外には隠し通してきた)2年前の真実を鞠莉に語った事で、鞠莉と果南が和解してAqoursに加入、ダイヤもその場でルビィ達に迎えられて、ダイヤはAqours最後の9人目のメンバーとなった。ちなみに、第3話での砂浜のシーンで「Aqours」と書いたのはダイヤである。(詳細はまりだいなんに記述【リンク先に重大なネタバレ有り】)。
Aqours加入以降は、かつての経験と立ち位置、趣味もあってか、スクールアイドル活動に人一倍情熱を注ぎ、他の8人の前に立つなど、Aqoursの実質的なまとめ役となっている。μ'sを信奉しており、特訓したがり。
ただし融通が利かないのは変わらないので、鞠莉等におちょくられたりしている。
他メディアではヘマの多いルビィに厳しく気丈に接する事がほとんどのダイヤだが、アニメだと家の厳しさが強くない(親が姉妹のアイ活を応援している)ため、自分と同じ物を同じくらい全力で愛する不手際が目立たないルビィへの態度が甘々に変化。そしてダイヤの方も仕草がルビィにやや近くなった。
メンバーで果南だけをプロポーション良しだと判断している。
小学生時は焦るとルビィに似た小動物のような仕草が目立っていたが、口調や普段の立ち振る舞いは今のそれと変わらない。
この頃に東京を訪れた時、一人で路線図を見て「ゴチャゴチャ」しているのが怖くて泣いてしまった。それが原因なのかどうかは分からないが、東京をはじめとする都会に対して強い警戒心を持っている。2期3話にて内浦周辺の交通地図を見て制限時間ありの移動の為のルートを皆で模索していた途中で「ゴチャゴチャしてきた」と喚いていたので、今も交通図表を見るのが少し苦手らしい。
携帯電話でも、TVアニメ1期時点では花丸と2人だけのガラケー使用者である。
高校1年生時には、(現在のような)テンションの高いアイドル好きになっている。
アニメ2期での性格ですわ
アニメ2期は「μ'sそのものとμ'sに関する物事」が可能な限り描かれない作風に変更されたため、アニメ版の限定要素だったダイヤのμ'sオタクっぷりが封印され、かなり大人しくなった。
しかし、ラブライブ!の歴史を愛しアキバドームに憧れる姿は相変わらず。
1話では、生徒会長として理事長挨拶をまともにしようとしない鞠莉に挨拶用の例文を小声で読み上げるが意味不明な言葉に変換されてしまっていた。次回開催のラブライブ!の話題になると鞠莉の横に並び2人で明るく告知をした。
同話の中盤で鞠莉が至極真面目に登壇する必要ができた時も隣に立って途中で挨拶を交替していた。
鞠莉の父親の判断で訪れてしまった浦の星の統廃合決定を一人で覆そうとする鞠莉、それに気付いて他のメンバー7人に隠れてでも支えようと動き出した果南の意思を見抜いたダイヤは2人に優しく詰め寄る。
千歌が鞠莉の父のいるアメリカに行ってなんとかすると言い出した時は、果南と共に鞠莉の今までの苦労を説き、彼女を何とか引き止めた。
目標を見出した千歌に導かれて8人で復唱しあった「奇跡を!」を最初に言ったのはダイヤである。
2話では鞠莉の提案で1年生と3年生の6人が集められ、ラブライブ!予備予選用の曲作りを開始。
だがその中で果南&鞠莉コンビと善子&花丸コンビの2組の意見がまともに合わせられない事が判明し、ダイヤはルビィと共に2組(1年の善子&花丸コンビと3年の果南&鞠莉コンビ)の間に立って悩ませられる羽目に。2組の「ロックだ」「哲学だ」「アイドルらしくない」「元気な曲が良い」という音楽性のぶつかり合いに混じってダイヤもちゃっかり「そこにお琴を!」とか主張している。2組が仲良くなる為に温泉での裸の付き合いを提案するが、あまり効果は見られなかった。花丸のツテで辿り着いた寺での不意打ちの虫や雨漏りの雫には妹と一緒に悲鳴を上げた。
果南と鞠莉の破天荒っぷりには10年前後の交友でだいぶ慣らされた模様で、鞠莉自作の爆音ハードロックにご満悦の果南に同意しており、その果南と鞠莉が長話や読書が苦手と熟知している。
3話、鞠莉のヘリで予備予選の会場へ移動する計画に目を輝かせるが頓挫。ラブライブ!予備予選のステージ番号決めの抽選引きに立候補した善子に、自分は運勢「超吉」だと立ちはだかった(この時、梨子が千歌用にやった占いサイトをこっそり自分も試した)。善子が自らの癖のせいで勝った事がないじゃんけんで勝ちに行くが、何故か負けてしまい、潔く善子に抽選引きを託したが結果は……。(敗因の理由は津島善子記事で解説)
予備予選の本番当日、新曲『MY舞☆TONIGHT』のダブルセンターをルビィと担当。今回珍しくルビィがデザイン作成した衣装は和が基調で、ダイヤの衣装姿は千歌たちに綺麗だと感心される。特にルビィは「ずっとずっと思ってたんだ、お姉ちゃん絶対似合うのに、って」と呟くほどで、2期2話で明かされた「2年前の衣装担当がダイヤとルビィの2人だった」過去からダイヤはルビィを抱き寄せる。梨子の「良い妹さんですね」の声に力強く「自慢の妹」だと答えた。
4話はタイトル通りの主役回。
Aqoursが3話での活動で金欠になった事が明かされた日に、鞠莉と果南が後輩達に「鞠莉ちゃん」「果南ちゃん」と呼ばれ同い年の親友のような付き合いをする姿に驚愕。それに対して自分は今も「ダイヤさん」としか呼ばれないし親しいやり取りも特に増えていない。そんな2人が羨ましくなり、Aqoursの活動資金を稼ぐ為の全員参加によるアルバイトの間にルビィ以外の後輩5人と距離を縮めようと奮闘。ついつい普段通りの生真面目で高圧的な態度が出るのを悔いた結果、次第に言動が物凄く唐突かつ支離滅裂になってしまい、仲間達からはどうしたものかと心配された。
終盤に起こった騒動でのダイヤの立ち振舞いで、千歌達はダイヤとこれからどう接していきたいのかを決めて真っ直ぐ伝えた。
6話で果南が旧Aqoursのフォーメーションノートに記していた難しい振付を今のAqoursに取り入れるか悩んでいたので、ダイヤは珍しく鞠莉に同意。千歌に振付を託すのを勧め、これがAqoursの東海地区予選突破へと繋がった。
8話のラブライブ!北海道地区予選でSaint Snowがまさかの敗退、その帰りの函館観光中に思う所がある妹・ルビィの表情に気付く。彼女はSaint Snowの鹿角姉妹のように、今回のラブライブ!が終わるとダイヤがスクールアイドルを引退して一緒に活動できなくなる事を恐れていた。ダイヤはそれに対して笑顔で、ルビィが成長してくれて嬉しい、満足していると答えるが、この時密かに拳を握り堪えている。
9話でルビィが突然、Aqours1年生組だけで姉と共に参加出来る最初で最後のラブライブ!で予選敗退に終わってしまい落ち込んでいる鹿角理亞を慰めるためと言って数日間の函館滞在を決め二・三年生を沼津に帰したので、まさかルビィがAqoursを脱退するのかとパニックに陥り飛行機内で叫ぶ。さらに彼女達は北海道の滞在を延長したため気が気でなかったが、最後に函館に呼び戻され、そこで用意されたサプライズに感極まる。
『Awaken the power』ではメイン担当の一人になった。
ダイヤの日本舞踊を他人に指導できる技能は、果南曰くスクールアイドル活動にも活かせるらしい。
G's版とは異なり、ルビィ好みの服を選べる特技を持つ。
10話で高校卒業後の進路を東京の大学に決めた(無事に推薦で進学できたようである)。12話で煩雑な東京の交通網に対する苦手意識は既に克服済みだとアピールしている。
11話の浦の星の閉校祭ではルビィと一緒に『ラブライブ!クイズ』を主催し、主にクイズ出題を担当。第2回ラブライブ!でμ'sと共に出場していたスクールアイドルグループ達の名を問い、解答を間違えた参加者達に存分に知識を披露した。そして、自らがクイズ大会の主催者であるにもかかわらず、見事優勝を果たしている。
12話のラブライブ!直前の自由時間には、前日お参りに行った神田明神に再び戻り、Aqoursのラブライブ!優勝祈願の絵馬を書いている。本人曰く、昔から自分が書いた願いは叶っているのだそう。
千歌にラブライブ!で勝ちたいかと問われた際、浦の星全校生徒の想いを背負う者として勝ちたいが、それよりもAqoursの黒澤ダイヤとして誠心誠意を込めて歌いたい、どこであろうと心を込めて歌を届けるのがスクールアイドルとしての誇りであると答えた。
4話以降、視聴者から「ダイヤちゃん」と呼ばれ始めた彼女だが、以後千歌達からどう呼ばれる様になったかは強調されて示されておらず、結局、7話でさりげなく元の「ダイヤさん」のままになった事が判明する。……が、実はその後、(とあるタイミングから)しれっと「ダイヤちゃん」呼びに変更されている。
アニメ版でのダイヤは、三年生内の熱い友情やルビィの優しさに触れて涙ぐむ事はあったが、目の前で仲間たちが泣いても、号泣するルビィ・鞠莉・果南に胸を貸しても、ダイヤだけは大きく涙を流す描写は一度も無かった。(幼少期を除く)
小学生時で既に今の性格の大部分が出来上がっていたゆえ、児童達の前の檀上で喋る際は恥じらいが無く、果南と鞠莉もダイヤのその姿を見て雲の上の存在のようだと感じていた。仲良くなるまでは素が分からない子だったせいで、果南と鞠莉以外とは一緒にいる事のない人見知りだった。また、当時は(生粋の箱入り娘だった)鞠莉を果南と共に連れ回していたので、鞠莉の両親からは余りよく思われていなかった。
昔、「誰が枕投げが強いか」という理由で喧嘩した事があり、3年生になった現在でも火が付くと止まらない。
ダイヤが誤魔化す時にほくろを掻く癖を持つのは、(長年の幼馴染である)果南と鞠莉だけの秘密。
2期でも携帯電話は変わらずガラケーで、『スノー SNOW』風アプリで(加工済の)ルビィの写真を保存している。この機器でSaint Snowの予備予選ライブの動画を閲覧している。
ダイヤは1期6話と2期4話で一人舞を踊り、観た人を魅了していたが、後に「華やかさと存在感(をAqoursに与えていた)」と評される事になる。
劇場版についてですわ
3年生組がイタリアへ卒業旅行に行ったため、(オープニングを除けば)序盤からの出番はない。新しいAqoursの活動が上手くいかない千歌達の現状を観た聖良からは、(上述のように)ダイヤが持っていた「華やかさと存在感」の大きさを評されている。
中盤でイタリアに千歌達も向かったため、接触を経て合流する。千歌達をイタリアに向かわせた、この騒動の原因である鞠莉の母からは「デスワー」呼ばわりされていた。合流の場に乗り込んで来た鞠莉の母がスクールアイドルを貶める発言をした際に、思わず反論しようとした千歌を即座に制止し、感情的になってもこの場が収まらないという(冷静かつ)的確な判断を下している。
劇場版において、浦の星の卒業生である3人は後輩の6人を見守る立場にあるが、特にルビィが後半パートで活躍し、その姿を身近で見続けてきたダイヤはその傾向が顕著だった。ルビィの成長に感じ入るなど心を動かされているシーンが各所にある。
一方で、イタリアではホテルで同室のルビィの入浴後、ルビィの髪を拭こうするも制止されるシーンがある。この様子から、今までは妹の髪を拭くのが当たり前だった可能性が高く、姉妹を演じる小宮、降幡両氏からは「さすがに甘やかしすぎ&甘えすぎでしょ」と(トークの場で)苦笑まじりにネタにされていた。
漫画版での性格ですって
性格やキャラ相関はG's版に基づいており、果南を呼び捨てにして、千歌から「ダイヤちゃん」と呼ばれている。
生徒会長を務め、日々の校内放送も担当。
黒澤家の子として家の仕事相手との交流も慣れた様子でこなす。
果南同様、スクールアイドルの事は存在も知らない。千歌の勧誘も「何それ」と関心なくあしらった。千歌からは昔から真面目な人という事で、まだスクールアイドル部の創部の可否を決定する立場の人物としか捉えられていない。
千歌達が妙な部活を創ろうとしてても、ルビィが何か隠れて準備中なのを見つけても、詮索しないで見送っている。
スクフェス版での性格ですわ
口調や性格はアニメ版寄りだがアイドルオタクではない。「ブッブー、ですわ」はメインストーリー20章以降少しずつ登場。
生真面目で何か目的を持てば脱線しにくい。無駄話やおやつの過剰摂取、不要な騒音や散らかりなどの不摂生と脱線とおふざけが許せず、メンバーの気が抜けていると一喝し、メンバーの意識改革を図る。
Aqours全員での買い出しやキャンプでは引率の先生のように注意喚起ばかりしている。自分の意思でストイックになる事ができるため、試験勉強は悩んだことが無く勉強に不要な物は捨てるとまで言ってのけた。
一方、一度何かに熱が入ると止まらなくなる。変なタイミングで張り切る時があり、風邪予の防運動や徹夜の練習の言いだしっぺになったことも。
抹茶味の菓子にだけは目が無く、抹茶チョコの試食コーナーで次々に大人買い。『第5回おさんぽラリー』ではメンバーに隠れてまで埼玉や大阪の抹茶スイーツ巡りを楽しんだ。学校の弁当の後の抹茶プリンを鞠莉の珈琲と一口交換したことも。
22章『ダイヤの愛しい日々』はそんなダイヤにスポットを当てた回である。
AqoursではPCでライブイベントの連絡メールを送受信する役を担当。果南&鞠莉主体の3年生で練習の先導役もしている。急に練習の休みを3年生が言いだすのは珍しい。
Aqours主催イベントと聞いてサイン会を希望したり、スクールアイドルフェスティバルへの招待を受けて感激したり、地元の人へのライブ披露を楽しみにしたりと、Aqoursがスクールアイドルとして人気になるのを夢見ている。
最悪、生命に関わりそうなメンバーの危ない挑戦は極力許可しない。
生徒会の仕事の関係で練習に合流するのが遅くなる日がある。
生徒会長の書類整理の大変さを痛感しているので、同様の仕事量を抱える(のに要領が悪い)理事長を手伝いに行くことも。各学年の委員長や部活の部長との会議で使われる生徒会室は、家と同じく習慣的にすごく綺麗な片付け方をしている。
学校の皆や近所の人に喜んでもらえそうな校内ライブや行事イベントの案が出ると二つ返事で賛成する。バレンタイン・ホワイトデーだけは「学校への過度なお菓子の持ち込みは本来好ましくない」と厳しいが、本音を言うと「勉強に支障の無い範囲なら自分もみんなと楽しみたい」が立場のせいで口に出来ず、その都度、果南が代弁してきっかけを作ってあげている。
怪しい地図での宝探しや練習になりそうにないキャンプの実施は(最初は)反対するが本番はちゃっかり楽しんでいる。流れ星への願いは「みなさんの健康」。
責任感が強いが、そのせいで引き受けた仕事は一人で抱え込んでしまいがち。
おまけに他人の失敗は許せても、自分の失敗は許せないので、習得したい物のコツが掴めないとだんだん意固地になる。その事に誰かが気付くまで業務や努力を続け、疲れを溜めてしまう。
『第21回メドレーフェスティバル』のイベントストーリー『意地っ張りな優しさ』はこの面が強調された主役回。Aqoursの2名に依頼されたボディボード体験の撮影を、都合の悪い果南に代わってダイヤが渡辺曜の相方に立候補したは良いが、ダイヤはサーフィンに乗れた事が無く不得意な分野だった。
料理は得意。14章で海鮮丼、25章で抹茶ミルクかき氷を作り、オードブルや弁当はルビィと一緒に作ったりとルビィの好物が多め。サマービーチ編では黒澤家のカレーは蜂蜜をお玉で入れる激甘カレーが伝統らしい。ハンバーグ嫌いの事は素直に認めていないが気まずい顔をしていた。ミンチ料理でも肉そぼろなら平気。
果南と曜の体力勝負についていける身体能力持ち。スタミナは普通。スケートが上手い。
徹夜経験が19章までに一、二度あった。工作も得意な方。
スクールアイドル歴はメインストーリーの中盤までと後期以降とで異なる。
1章では3年生までアイドルを知らずAqoursの活動も最初反対していたが、加入してすぐに意見を変えた。1章でμ'sを敵(ライバル)として映像で研究しようとしている。かなり早めにスクールアイドル好きになり、ルビィ並に知識を得た後、μ'sやA-RISEを参考にしているが、特別μ'sやアイドルが大好きにはなっていない。μ'sの夏合宿メニューは把握している。
2018年10月のイベントストーリー『鞠莉とダイヤの大掃除』よりダイヤの憧れから始まった果南&鞠莉との3人のAqoursをしていた設定に統合され始め、28章辺りからメインストーリーにも採用された。35章の東京観光でμ’sの聖地巡礼をして感無量。
ほくろを掻く癖は、(この時空では)ルビィに知られている。
しかも(居合わせなかった善子以外の)後輩に暴露された。
ルビィをホーム台詞で「不肖の妹」と言っており、サイドストーリーではよく叱っているが、メインストーリーではルビィがアイデア出しやイベント準備と本番をしっかりこなすのでよく褒めており、彼女が困っていると大声で叫びながら助けに行き、優しく支えている。
家では琴、華道、日本舞踊、茶道、長唄と端唄の稽古をしている。琴の練習は聞いてくれる人がいる方が力が入る。花見や月見イベントで披露している琴は、両親から持ち出しの許可を得て持ってきている。
タイムトラベルは大正浪漫が希望だがタイムマシンの事故やタイムパラドックスが怖くて妄想出来ない。
動物編では興味を持ってヘビの飼育を体験。
結婚式では白無垢を着ると決めているとウェディング編で語っている。
カラオケは姉妹でよく行く以外に果南&鞠莉とも行くのでレパートリーが増えているらしい。
ブレーメン編では語尾に「にゃ~ん♪」と喋るダイヤが見られる。
9章1話とハロウィンPart2編で千歌の声真似をしている。
自室はスペシャルごほうびBOXの中身の内2018/5/20に追加されたAqoursメンバーのお部屋ホーム背景で初公開。完全な和室で、本を置いた文机の他は床の間と床脇を生け花や骨董で飾っているのみ。
スクスタ版ですわ
『スクスタ』では、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の憧れ兼友達として登場する。
スクフェス版と同様、生真面目なまとめ役。
同じ生徒会長を担っている者として中川菜々や三船栞子の相談にも乗っている。
今作では同学年の設定である絢瀬絵里を、最初は本人にも悟られなかったくらい密かに推していたが、実は彼女を尊敬している大ファン。
この事をルビィ達にバラされてからも、生徒会長として(表面上は)落ち着いて接している。
スクスタではスクールアイドルオタクの設定は無くなり、スクールアイドル知識や熱量はルビィが一人で持っている。
ドラマパート版での性格ですわ!
ドラマパートでは真面目で完璧主義者、常識人のまとめ役
……に見える、怒りっぽい性格の天然として描かれている。
メンバー公認の真面目で責任感が強くて準備が良い性分なのに、進行の都合で忘れ物をさせられている。恥や外聞のために噓、言い訳を言った回もあるが、鞠莉によると普段は誤魔化さない性格との事。
「ダイヤ、ダイア、どっち?」とネタで聞かれた際は、意外にもスルーでネタを終わらせた。
初登場の『恋になりたいAQUARIUM』では納得のいかない事や鞠莉のジョークへのツッコミを常にキレながら行うというキレ芸を披露。当時の鞠莉に付けられたあだ名は硬度10、石炭、ペンギン、人でなし、ムチなど。
その後の作品からは徐々に性格が丸くなり、日常会話には普通に参加、少しふざけているメンバーには注意をして、相当常識外れな事をしだした者を大声で叱責する役になっている。
その雰囲気に恐れを抱くのはルビィぐらいで、千歌や花丸や鞠莉達のボケにされるがままの巻き込まれ役も担当している。
高校生なので、宝探しのような幼い行動は普段の精神状態だと恥ずかしくてできない。
回によってメンバーへの接し方が変わるのだが基本的に、計画性の無いルビィと千歌をほとんど信用しておらず、梨子のことは彼女なら山で遭難しないと思うほど信頼している。常識人の曜はそれなり。
ルビィの事は相当不甲斐ないと思っているが、ルビィが危機に瀕した時は全身全霊で護ると決めている。ルビィが他人に渡るのを嫌がるくらい溺愛しており、ルビィの生活面の不器用さが心配のあまり気に掛け過ぎた事も。ただし話の流れでルビィを突き放した回もある。他の子どもにも優しく接するお姉ちゃん気質。
ルビィの声真似ができる。しかもクオリティが高い。千歌に「吹雪の音」のモノマネを教えた。
常識はあるのに、他人の言う事を真に受けやすい性格。
非常識な理論を何度も熱く説得されるとついに「自らの認識が間違っていた」と考えを改めてしまい、ノリノリで非常識な流れに沿って動いてしまう(なんとか抗った回もあるのだが)。
花丸や善子らの言うことに乗せられて、SPや任侠、逮捕劇、若大将パロディ、野球漫画等を模した全力コントを始めてしまったことも。気が動転すると理屈がムチャクチャになる。
家は代々アジ漁師の網元だった家系の血筋。
自分は凡人じゃないと自信満々にアピールしている。お茶やお華に自信があり、和の空気は嫌いではない。だが運動神経は無い。
DJ DIA(DJダイヤ)
2021年2月28日、コロナ禍のため再々延期を余儀なくされたAZALEA 1stライブの代替イベントとして実施されたAZALEA歴代ライブ配信イベントにて、新規映像でサプライズ出演。
2021年11月15日・16日のAZALEA 2ndライブではライブの幕間として生出演した。
元々は(ダイヤを演じる)小宮有紗氏の個人活動の一つだったDJが、小宮が他作品で担当したDJキャラを経て、(なんの前触れもなく)ダイヤにまで影響を及ぼした結果である。
幻日のヨハネ
『幻日のヨハネ』には、黒澤ダイヤによく似た主要人物「ダイヤ」が登場する。
ヌマヅ行政局の執務長官。「ルビィ」という妖精族の末裔である妹と暮らす。実の姉妹と製作サイドで明言されている一方で、種族が違う理由は明かされていない。また、本編でも存在するかは不明だが親戚の少女(ほぼ同世代くらい)であるコハクが補佐官として登場している。
余談…ですわ…
最初期のダイヤは(善子とともに)2年生設定だったのがすぐに3年生に変更された。もし2年生のままだとルビィとの年の差がたった8ヶ月半ということになり、現実ではありえない事になっていた。ちなみに、当初の2年生メンバーだったのは千歌・梨子・ダイヤ・善子の4人。
前作では1期と2期の間に生徒会長の交代があったものの、今作では(最終的に統廃合になってしまったが)1期、2期共にダイヤが務め上げた。
ラブライブのTVアニメシリーズの中で、一人のキャラが一貫して生徒会長を務めたのは(『アニガサキ』13話でのライブ後の後日談のシーンを加味すれば)事実上この作品のみである。
(校則の関係でスクールアイドルを兼任出来ない『蓮ノ空』や生徒会長自体が登場しない『スクールアイドルミュージカル』は除く)
ラブライブ!シリーズの生徒会長リスト
学校 | TVアニメ1期 | TVアニメ2期 | TVアニメ3期 |
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音ノ木坂学院 | 絢瀬絵里 | 高坂穂乃果 | |
浦の星女学院 | 黒澤ダイヤ | 黒澤ダイヤ | |
虹ヶ咲学園 | 中川菜々/??? | 中川菜々(13話まで)/三船栞子(13話でのライブ後の後日談シーンから) | |
結ヶ丘女子高等学校 | 葉月恋(7話から) | 葉月恋 | 葉月恋/桜小路きな子(10話から) |
誕生日が元日の1月1日である関係上、ライバーたちは新年と同時にダイヤの誕生日を祝い、その結果、沼津中が盛り上がる形となり、店の関係者が「元日なのにダイヤの誕生日だから休めない」という現象が発生している。
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ラブライブ!サンシャイン!! Aqours AZALEA 姉 生徒会長
黒髪ロング ほくろ 美脚 黒澤姉妹 PKD お嬢様 深窓の令嬢
東條希、澁谷かのん:アニメ版におけるラブライブ!シリーズ作品のグループの名付け親繋がり。更にかのんは妹持ちな点やツリ目な点も共通している。