「私と一緒に__青い海の中を散歩してみない?」
「ハグしよっ!」
プロフィール
名前 | 松浦果南 |
---|---|
英字表記 | KANAN MATSUURA |
読み方 | まつうら かなん |
誕生日 | 2月10日 |
星座 | 水瓶座 |
血液型 | O型 |
身長 | 162cm(シリーズ10位タイ) |
スリーサイズ | B83/W58/H84 |
趣味 | 天体観測・水泳 |
特技 | ダイビング・操船 |
好きな食べ物 | さざえ・ワカメ |
嫌いな食べ物 | 梅干し |
CV | 諏訪ななか |
担当カラー | エメラルドグリーン (青緑) |
所属ユニット | AZALEA |
人物
『ラブライブ!サンシャイン!!』のスクールアイドルAqoursに所属している浦の星女学院の高校三年生。青い髪の長いポニーテール、紫色の瞳が特徴。
「ハグしよっ?」が決め台詞。
コーレスは、「みなさん、ご機嫌いかがかなん?」⇒(観客)「ダイブいい感じ!」⇒「よーし、じゃあハグしよ?」。最後の台詞に合わせてメンバー8人の内の誰かにハグをする。
キャストがコーレスする際は、席から離れられないニコ生だと大体隣のメンバーなのだが、ライブでは歩き回れるので一体誰に行くのかが毎公演ごとの名物になっている。
高海千歌&渡辺曜とは全てのメディアにおいて幼馴染である。学年は違うが幼少期から千歌たちと遊んでいる。G's版やドラマパート版では千歌たちとの幼馴染設定が物語の軸になっている。
しかしアニメ版及びスクフェス版やスクスタ版等では、同学年の黒澤ダイヤ&小原鞠莉とも幼馴染になっており、そちらの時空ではこの3年生3人組の方が一際思い出の多いメンバーに変化している。
家は近くの島(淡島)でダイビングショップを経営。果南もしっかり手伝っており土日は忙しい。そのため特技がダイビングと操船。アピールポイントは家業を手伝っているうちに鍛えられた泳力と筋肉。
海が好きで、内浦に生まれた事を幸せに思っている。趣味は天体観測と水泳。
果南本人はそうは思わないが、スタイルがいいとよく褒められるらしい。
公式絵からも分かるように、細い体から豊満なバストが飛び出しており、まさにボン・キュッ・ボン。
テレビアニメ版ではダイヤからAqours随一のプロポーション持ちだと言われた事がある(他のメンバーは砂利扱い。ただし言った本人と、彼女が溺愛している妹も砂利に含まれているかは不明)。
それ故か、pixivイラストのR-18率は、Aqoursメンバーの中でもかなり高い。
また、なんぱいの項目にもあるように版権絵では明らかに設定数値(B83)以上の爆乳で描かれるのが平常運転なため、逆サバ疑惑までかけられている。
容姿の方も黒寄りの髪色なので和服も似合い、非常に髪も長いおかげで色んな髪型に出来るため、コーディネート次第で変化する外見のバリエーションが非常に豊富。
スクスタのURでの化けっぷりは特に顕著で、普段の体育会系イメージからは想像もつかないような正統派清楚美少女にもなれれば、幼めのあざとかわいい系やセクシーお姉さん系もこなせるというまさに可能性の獣。
ちなみに単純な外見の豊富さだけでなく、果南のURカードは性能面でも優秀と評されることも多いため実戦でも強く、「スクスタで最も覚醒した女」「スクスタの制作スタッフから最も愛された女」などと呼ばれることも。
ウェットスーツの下にビキニ(白黒横縞、縁取りはピンク)を着ており、スーツを脱ぐ時に胸のジッパーからビキニが見えるカットがいくつか描かれている。というかCD版以外のあらゆるメディアにそれぞれ1枚以上はある。
スクフェス初期のSRではクロスホルター式の赤いビキニだったり、スクスタではアニメ一期10話の青緑の縞ビキニだった。
ダイビング専門誌『DIVER』のラブライブ!サンシャイン!!コラボで果南が看板キャラクターを務めて表紙イラストが描き下ろされた時は普段とは別のビキニとダイバースーツのアンダー姿だった。
初期の性格は、簡潔に言えば「大人っぽくサバサバした性格で、あまり物事に拘らない。落ち着いていてどこかクールな雰囲気を纏っている」性格であった。
現在の各メディア共通の性格は、常識人で声を荒げる事の少ない落ち着いたツッコミ役、たまに天然。他人に喋りかける時は余裕のあるお姉さんな感じで友好的。アニメ版では比較的気が強い。
スクフェスのDL画面で果南をタッチすると「ウインクしようとすると何故か両目を瞑ってしまう」と発言するが、実際は2ndシングル『恋になりたいAQUARIUM』やアニメ版のMVではバッチリとウインクを決めており、逆に1曲中に何度もウインクをしているのが確認できる。
ちなみに、果南の(初期の)自己紹介に「千歌に言われたからウインクの練習くらいはしておく」という台詞がある。
どの世界線でもフィジカルが並外れているのが大きな特徴。
電撃G'sマガジンの2016年3月号においてグラウンドたった3周(果南談)で疲れ果てているダイヤの手を引っ張って「まだまだあと30周は行くよっ♡」と言っているものがある。
アニメ版では毎朝の長距離ジョギングと長い階段登りを軽くこなすのを日課にしており、某スクールアイドル式夏合宿特訓1日分(ランニング10km、腕立て腹筋20セット、精神統一、発声、ダンスレッスン、遠泳10km)を共に制覇した。他のメンバーは倒れ伏している中で、果南だけは多少息を切らせている程度のスタミナモンスターである。
2017年2月25~26日開催のAqours 1stライブにおける幕間アニメでは、一通りライブをやり遂げたタイミングで「あと100曲はいける」だの「200曲は」だのと言ってのけた。ハンパねぇ……。
スクフェス版の14章では迫る水着イベントに備えて、メンバーに毎日セット数を倍々に増やすシェイプアップ筋トレを余裕の表情で指導。その章で開催された海ガールコンテストでは曜たちと白熱の体力勝負をした。23章では五月病気味だった善子&花丸をスポーツジムに誘ったうえ、2人の何倍も運動していた。
スクスタ版10章でも曜まで音を上げそうなペースのランニングを8人に強制していた。
グランブルーファンタジーコラボの中での幕間エピソードでは、ファンタジー世界で怪物達相手に戦う主人公よりも体力で上回っている描写があった。
そしてこれらの時空全てで自分の身体能力が非凡であることに全く気付いていない。
勉強面は、スクスタ版かそれ以外かの2種類で扱いが大きく異なる。G's版やアニメ版では勉強についての話が一切ないため、学力がどれくらいなのかは不明。(ただ、後述のようにアニメでは卒業後のダイビングの腕を鍛える場を海外に求めたりする当たり、少なくとも地頭の良さが窺える描写が所々にある)
スクフェス版でも勉強に自信があるようでテストも数学Ⅲの勉強を教えるのも軽そうな様子だった。ラジオ『ラブライブANN』2021年回のOPドラマでもスクスタ版リリース後にもかかわらず勉強に集中する方法をアドバイスできていた。それが何故かスクスタ版では学力下位の矢澤にこや中須かすみに並ぶほど勉強が嫌いですぐ遊びに行きたがる不真面目な生徒になっている。
楽曲はかわいらしくも透き通る声で歌う。
Aqours第2回(3rdシングル)センターポジション総選挙において1位を獲得。
中間発表時点で1位の津島善子に次ぐ2位という、第1回の結果(9位)そして投票開始の直前まで放送していたアニメ1期の中盤までの立ち位置からは到底予想も出来なかった順位におり、その勢いのまま善子を追い抜く形で1位に輝いた。
3rdシングル『HAPPY PARTY TRAIN』のセンターを務め、PVも果南主体になった。この曲をタイトルに冠した2ndライブのOPアニメも果南が主体で、このライブの告知や本番MCで果南役の諏訪ななかさんがよくメインを担当した。
船舶操縦士免許
多くのメディアでボートや水上バイクを操縦する姿が描写されている為、各種船舶免許を持っているものと思われる。
果南が取得可能な免許は航行エリアや船のサイズ等が制限されるものの、1人で船を動かし海に出る事が可能。
その点では、曜が憧れる大型船の船長職に一番近い存在なのだが、劇中では特にその辺りには触れていない。
アニメ版
取得免許:2級小型船舶操縦士免許
アニメ版では実家のボートに2年生組を乗せて、ダイビングへ向かうシーンが描かれている。
その時点で果南は高3の春(=17歳)なので、劇中では2級小型船舶操縦士免許を取得しているものと思われる。
漫画版
取得免許:特殊小型船舶操縦士免許・2級小型船舶操縦士免許
漫画版では水上バイクを操縦するシーンが登場することから、2級小型船舶操縦士免許に加えて、特殊小型船舶操縦士免許を持っているものと思われる(2級だけだと水上バイクは操縦できない)。
果南の家
家のモデル
劇中で果南の家のモデルになっているのは、内浦の淡島に実在するあわしまマリンパーク施設内の「カエル館」。外観が看板以外ほぼそのまま。
現地ではアニメコラボの一環として、吊ってあるダイビングスーツや「カナン」「テンチョー」といった表記のあるダイビング用ボンベが屋外のウッドデッキに展示されている。
晴れた日には、このウッドデッキから淡島ホテル方面の空を眺めつつ「小原家でしょ……」と呟くだけで、気軽にアニメ版の果南気分を味わえるのでお勧めである。
ちなみにこのカエル館は日本で最もカエルの展示種数が多い水族館なので、カエルが好きな方は是非館内も見学して頂きたい。
カエル館は、劇中では『恋になりたいAQUARIUM』CDのドラマパートにしか登場していない。
これは、劇中の淡島のカエル館が建っていた場所が『[[サンシャイン!!>ラブライブ!サンシャイン!!』のプロジェクト初期で完全に果南の家に置き換わったのが理由だと推測される。
現実世界の淡島は、原則としてあわしまマリンパークの入園者か淡島ホテルの宿泊客しか上陸できない。
また、ホテル側の桟橋は(悪天候時などを除き)ホテル宿泊客しか乗降できないので、一般客が島に滞在できるのは、あわしまマリンパークの営業中のみとなる。
これから果南の家へ行ってみようと考えている方は、事前にあわしまマリンパークの営業時間や休館日をチェックすることを忘れずに。
あまんちゅについて
またアニメ放映とちょうど同じくして、伊豆半島の反対側を舞台とし、ダイビングをテーマにしたアニメ(あまんちゅ)が放映された。伊豆やダイビングに興味をもたれた方はそちらもぜひご覧いただきたい。ちなみに原則論ではスクーバダイビングをするのに免許(ライセンス)は必要ない。世間一般にライセンスで呼称されているのはダイビングの世界的な信用ある団体が設けた安全や基本技術習得の認定でしかないので公的な資格ではない(正しくはCカード)。
しかし実際には安全上それがないと潜らせてもらえないところがほとんどである(体験ダイビング除く)。
本作原案の公野櫻子は実家がダイビングスクールかつ、父方の実家が静岡県東部(富士市)という背景をもつ。そのため、静岡県東部やダイビングには幼少時から強い縁があり、それが本作の背景にもなっていることをインタビューで語っている。果南や彼女の家業はその意味で公野の経験がストレートに反映されていると言える。
G's版
頭が空っぽである分、気持ちの切り替えが早いのだけは自慢だとアピールしている。
姉妹みたいに過ごしてきた千歌がスクールアイドルを始めたが、彼女がスクールアイドル勧誘活動を始めた早々に果南は声を掛けられる。笑顔を振りまく事に自信が無いのと自他ともに認めるアイドルをやらなそうな見た目だった事から誘いにすごく驚くも、千歌のやる事ならなんでも、とすんなり手伝ってあげる気になりあまり悩まず加入。
普段スニーカー履きばかりでアイドルらしさと言う物もまだまだ分からないが、千歌から教わったアイドルの力を実感し、これから皆にも伝えていきたくてアイドル勉強中。ちなみにカラオケは好きではない。
淡島でダイビングショップを営む祖父との2人暮らし。
果南は祖父を「おじい」と呼んでいる。祖父は無口であるものの曜や鞠莉に好かれている。
本作で展開されている文章はダイビングショップに関する記述が非常に多く、一通り読むだけでダイビングショップでの果南の365日をおおよそ知る事ができる。祖父仕込みの古風な手入れ方法を大切にしている。GWは小さい頃から毎年手伝いの記憶しかないほど忙しく、年末年始の頃は客がだいぶ減って暇になる。
ダイバーなので遊びに行く時も、もしもの時のために救急キットを常備。
「淡島ホテル」を親が経営している小原鞠莉も同じ淡島に住んでいるため一緒に通学している。
趣味もダイビングで、別の生き物になったような異次元感覚が醍醐味だと語る。ダイビングやプール水泳の後の休憩時間の解放感がお気に入り。
旅をするなら石垣島や西表島に1ヶ月くらい滞在して潜ってみたいし、パラオ、モルディブ、グレートバリアリーフにも行きたい。
もう一つの趣味の天体観測は冬の空を好み、小学生の時に星座早見盤で見つけたオリオン座とカシオペア座に感動して以来その2つが好き。
意外にも虫が平気。
テレビ1期
性格は普段は大らかだが、他のメディアよりかなり強気。機嫌が悪いと相手によっては喧嘩腰にもなる。腕組みの姿勢を取る癖がある。
アニメ版のAqoursでも群を抜いた体力自慢と運動好きで、気持ちが落ち着かないとその辺りを走ってこようとする。
物語開始当初、ダイビングショップを運営している父親が骨折で療養しており、物語前からずっと家業を手伝うために休学していた。3年生に進級しており、2年生時点での出席日数は足りていたようである。
2話では千歌達による梨子のダイビング体験を指導者として見守っている。日曜日は家の船は仕事で私的利用不可になる。
幼馴染の千歌と曜とは家のテラスでかき氷を用意しながら親しく日常会話をしたり千歌から飽きるほど千歌の母提供のみかんのお土産をもらっては果南の母提供の干物を返す間柄だが、小原家のヘリを見て苦虫を噛み潰したような表情をしていたことから、二人の間(もしくは両家の間)に何かあったことを匂わせていた。
千歌が1話でスクールアイドルを始めると言い出した時は「応援してる」と返しつつも作業の手を一瞬止めており、続く3話において千歌・曜・梨子の3人による初ライブを体育館裏で聴いていた時はその顔から切ない雰囲気を出していたなどの事から、スクールアイドルに対しても良い感情を持っていない描写があった。
6話にて理事長から渡された復学届を提出し、9話から学校に復学。
小学校の時から一緒の小原鞠莉、それ以前からの付き合いの黒澤ダイヤとは性格をよく知っている幼馴染だが、物語中盤まで鞠莉と会話する時の果南の顔はずっと険しいものであった。だが、濡れたウェットスーツ姿のままで鞠莉の部屋を訪ねた回もあるため、人間関係が完全に崩壊しているという訳ではない。
5話、7話と本編に全く出て来ない回すらあり、EDでのキャストクレジット表に「松浦果南 諏訪ななか」とあってもそれはメンバー全員によるアバンの「前回のラブライブ!サンシャイン!!」やアイキャッチ「ラブライブ!サンシャイン!!」コールのみといった状況が続いていた。
しかし9話にて、今まで鞠莉とすれ違っていた理由が明らかになったため、その真意を経た後に晴れてAqoursに加入した。
>果南の過去についてのネタバレはこちらの記事に記載。
Aqours加入後の果南は、はっちゃけるダイヤ&鞠莉を尻目に、3年生組で唯一の常識人という落ち着いた立場でメンバーを見守り時にアドバイスしながら活動しており、経験を活かしてダンスコーチと振り付け決めをしている。上記の通り、この媒体でも人並み外れた体力が目立つ。
学校の統廃合は阻止したいと言う気持ちはあるが、一年生の時にあったラブライブ!で必ず勝ちたいと言う必死な想いは今は無くなっていると自覚している。
鞠莉と千歌は果南の事を、後悔を嫌い多少のアクシデントくらいで好きな事をやめたりしない、どんな失敗をしても笑顔で次に走り出して成功するまで諦めないと評価している。
幼い頃からハグが好きで、親愛の挨拶時や友達とのじゃれ合いなどで事あるごとにハグをしているが三年生になってからはあまり見られない。
小学生の頃、鞠莉と初めて出会った時もハグを要求していたが、自宅の敷地内にアポなし突撃をかましてきた見知らぬ小学生にいきなりハグを要求された鞠莉が一体どんな気持ちだったのか、それは永遠の謎である。
12話と2期1話で鞠莉がふざけながら抱き着いてくる行為を受け「訴えるよ?」と抗議。
スクールアイドル部のお祝いには、朝獲れたばかりの新鮮な魚を大きな舟盛りにした物を部室に持って来ていた。
第12話で地元の学生ファン1人に名指しでサインをお願いされた。
夏休みの学校練習では終了後に学校のプールに練習着のまま飛び込む(第13話では果南の後に善子、鞠莉が続く)。
セリフから考察する限り、果南はダイヤに咎められても着衣飛び込みを繰り返し率先してやっている模様。
就寝時はお団子頭にしている。
テレビ2期
2期は、1期ではあまり描かれる事がなかった、スクールアイドルとして、そして高校3年生としての果南が表現されるようになった。
頼り甲斐はあるが弱点もあり、頑固で強がりな面がクローズアップされている。
癖で取る姿勢は胸の前の腕組みに加えて、(善子がよくやっている)手を頭の後ろで組むポーズが追加。
1話で悩みを抱える鞠莉に誰よりも早く気付いて詰め寄り、誤魔化そうとする彼女をお姫様抱っこするなど、序盤から全力で頼れるお姉さんぶりを発揮。体が硬い善子の柔軟運動に補助、というより痛そうな体重掛けをした。
が、2話で鞠莉ともどもアウトドア派で案外人見知りで読書、長話、長風呂が苦手、そして夜の古寺を訪れた時に、実は果南がルビィ並の怖がりであることが発覚した。普段の夜の暗さは平気なので、どうも何かが来そうな雰囲気がダメらしい。幼馴染みの鞠莉とダイヤはこの事を当然把握していたようで、「はぐぅ~」と鳴きながら恐怖の余り所構わずハグしまくる果南を顔色ひとつ変えずにあしらっている。
8話でタワー展望台のガラスの床を見つけた時も果敢に挑戦して足がすくんだ。
このように、2期での果南は苦手な物を見ると最初はわざとらしく平気な風に振る舞うが、結局苦手な感覚に負けて怖がるというシーンが目立っている。
今回の新曲作りでは、この話まであまり会話していなかった1年生の花丸&善子と音楽性の違いで対立、鞠莉作曲の爆音ハードロックは体を動かしたくなると絶賛していた。(ただし1年生トリオには不評だった)
続く3話では、Happy_Party_TrainのPVよろしく、みかん農園の作業用モノレールの運転士を務めている。
その凜々しい姿にファンは沸き上がったが、次の瞬間、「もっとスピード出ないの!?」と叫びながらブレーキを破壊するというお約束の展開を成し遂げ、これまでの体力キャラに加えバカ力キャラを手に入れた。もっともそのおかげで学校説明会のライブには間に合ったので結果オーライではあったが。
4話では2話での交流がきっかけで1ヶ月ちょいの交友によって花丸にかなり懐かれており、彼女から本を好んで借りるまでになった。序盤のみ口調が「うむ!」「よきにはからえ!」等になっていた。この交流の間にダイヤが悩みを抱いていたように見えたので鞠莉と一緒になって事情を聴きに行き、彼女の希望に従いサポートに回る。
5話でふいに、偶然が重なってここまで来た、これが最後のラブライブ!だから後悔はしたくないと、ある1冊のノートを抱えた手を隠しながら千歌に話す。
6話でノートの中にあるのは 3人の時に記し実践していたMIRACLE_WAVEの難易度の高いダンスフォーメーションであると明かされる (記述内容は8話で不鮮明だが閲覧可能)。
3週間後に控えたラブライブ!東海地区予選で勝てるようなダンスのレベルアップと学校の統廃合阻止に向けた入学希望者の増加、その両方を一気に狙える切り札として、果南はこのフォーメーションを今のAqoursに復活させようか悩む。だがそれは全メンバー、特にセンターに強いる負担が大きく、2年前に果南のセンターで練習していて鞠莉が足を怪我、それで鞠莉の将来を奪いかけたため、果南はこの事を未だにトラウマの様に感じており、徐々に「出来ないこと」だとこのダンスフォーメーションを封印する方向に向ける。昔、千歌や鞠莉にやらない後悔のつまらなさを説いていた果南は、それとは逆にやって起きる後悔を恐れるようになってしまっていた。
その事を鞠莉とダイヤが察し復活させようと説得しに来たが果南は失敗を恐れている事を理由にノートを海に投げる。しかし鞠莉が体を張ってノートを海から拾い上げ、改めて説得。翌日のAqoursの練習で千歌の悩みを聞いてダイヤがフォーメーションの存在を提示、千歌のやる気を受け、果南は持っていたノートを千歌に託す。その正体は 「センターの人間が決めポーズでロンダート&バク転を行う」 というもので、危険になりそうならすぐ止めると言って約1週間練習させたが結局完成出来ず、果南は日時制限を設ける。諦めずに練習し続けて最後のチャンスの時を迎えた千歌にまっすぐ「ありがとう」と礼を述べた果南は、『MIRACLE WAVE』の本番でロンダート&を決めた千歌を見届け三年生3人で小さく涙を浮かべる。
7話で訪れた統廃合までの残り数時間を静かに見守り、残り数十分でプールに向かって学校の良さを叫ぶ。だがその願いが届かず統廃合が決定、父親にもう一度掛け合おうとした鞠莉に対して、これ以上言えば鞠莉の理事長としての立場が危うくなる事や彼女の父が裏で学校の統廃合阻止に向けて努力していた事を挙げ、学校の統廃合を受け入れさせた。
翌日のAqoursの練習ではいつもの調子でコーチを担当したが、千歌の涙を見て、皆が同じ気持ちだと伝え練習中止を宣言。しかし浦の星の全校生徒の呼び掛けで9人の意志はラブライブ!棄権から決勝へと向き直った。
8話で北海道地区予選にAqoursがゲストとして招待された際、以前、鹿角聖良に上から目線の言葉を投げられたのの仕返しとして、果南は本番前の聖良に少し嫌味を言ったが、彼女からは当時の言動に対して謝罪された。
9話の一年生組の函館滞在の延長の理由を「(ダイヤがルビィに)何か気に入らない事をしたんじゃないか」と考察したが、事情を知った後はダイヤへのサプライズに協力。
10話は鞠莉を主体とした三年生主役回。小学生時代から小原家の反対もそっちのけでダイヤと一緒に、箱入りお嬢様の鞠莉を連れ回して遊んだ思い出を振り返る。
鞠莉やダイヤが卒業後の進路をそれぞれ沼津の外の地(鞠莉はイタリアの大学に、ダイヤも東京の大学に進学)にしたのと同じく、果南も海外にダイビングの資格を取るため海外への留学を決めたと告白。
体力の異常さは相変わらずでSaint Snow指導の長距離マラソン後も全く息が上がっていない。
11話の閉校祭では近所の幼稚園の子ども向けに教室で海を表現した展示を作り、曜と2人でうちっちーの着ぐるみを着て接客。果南は従来のうちっちーとはデザインが違う「初代っちー」モデルを着た。
12話、ラブライブ!決勝直前である前日の自由時間時は葛西臨海公園に行った。
千歌からラブライブ!で勝ちたいかと聞かれた際は、これで終わりで清々する、せっかく決勝まで来たから勝ちたい、でもそれ以上に今という時をもっともっと楽しみたい、と答えた。
13話の卒業・閉校式で、卒業生代表として理事長の鞠莉から卒業証書を受け取り、逆に鞠莉に送る卒業証書と感謝状の生徒一同代表にもなった。
片付けが終わり何も無くなったスクールアイドル部の部室で字が消えたホワイトボードを見つめ、残っていくものがあると呟く。ずっと強気でいた果南だったが、最後に学校の門を閉めるその時に号泣する後ろ姿が描かれた。
劇場版
鞠莉やダイヤと共にイタリアへ卒業旅行に行ったため序盤の出番はなし。
3年生卒業後のAqoursの活動が軌道に乗らず苦戦する千歌達の現状を見た聖良から「松浦果南のダンス」がAqoursのダンスの完成度を高めていたと評された。
中盤で千歌達6人もイタリアに向かったため、ヴェネツィアで6人と接触した後、フィレンツェで合流する。千歌達の後を秘かにつけて来て、その場に乗り込んで来た今回の騒動の大本である鞠莉の母からは「ハグ―(ハグゥ)」呼ばわりされており「鞠莉に余計な入れ知恵をしてきた存在」と認識されていることが、その際の台詞から窺える(見方を変えれば、昔から知恵が効く、地頭が良いと見做されていた事になる)。
その後、ローマに移動した一行が泊まるホテルで千歌達から(同席者は鞠莉と曜)これからのAqoursについて相談を受け「それは千歌達自身で掴むしかない」「でも心は常に一緒にいるよ」と激励した。
映画全体としては、他の3年生と共に卒業生として後輩たちを見守る立ち位置であり、それで満足できない鞠莉をダイヤと共に諫めたりもしている。
なお、他のメンバーの家族が(鞠莉の母を含めて)終盤のライブを観る姿が描かれている中、果南の家族だけは描かれなかった。ライブ出演者の家族ではなく、鞠莉の母のように劇場版で重要な役割をしていたわけでもない以上、やむを得なかったのだろうが……。
漫画版
初期設定通り、千歌の一番の親友として登場。千歌の部屋で朝食を取ったり、食事処で一緒に接客の手伝いをしたりしている。土日は家のダイビングショップ手伝いに専念する。学校へは水上バイクで通学。
千歌がμ'sに大ハマりし、スクールアイドル部を立ち上げる決意をした時に真っ先に声を掛けられたため、スクールアイドル部2人目のメンバーとして活動している……と千歌は考えている。果南はOKとも言ってなかったのだが千歌の情熱に負けて否定はしないであげた。
梨子が正式加入した頃から千歌たちの練習の描写が始まり果南も参加。曜が加入する頃にはすっかり初期メンバーになっている。
性格は少々天然が入っているが落ち着いた冷静さを持つのに加えて、興味の薄い話題は話半分に聞く態度を取るなどして、押しの強い千歌をうまくあしらっている。スクールアイドルを全く知らないという具合に流行り物にはかなり疎い。
スクフェス版
常に笑顔か軽い注意か呆れツッコミばかりの、非常に落ち着いた保護者役。
先輩らしい指導シーンが多め。メインストーリーでは、Aqoursの練習でダンスコーチを担当。3章ではダイビング業のおかげでフィッティングが上手いということで、曜の衣装作りチームに入った。6章では鞠莉と振付決めを行っている。
9章のメンバーのダイビング体験時には1人で8人分の詳細な教習を行っている。
水中息止めのタイムは常人をぶっちぎる。毎日のランニングで足が速い。
ダイビング関係なら夜遅くに起きていても大丈夫らしい。
料理が上手い描写があり、バレンタインチョコの作り方を指導可能。店で食べた簡単なイタリア料理を作ったことも。海の家では焼きとうもろこしを作る。梅干しが苦手。
演劇は全力で役になりきる派で、桃太郎の鬼を共演の善子に付き合って堕天使風味にした。
家にはボールペンがいっぱいある。ホームセンターでは抱き枕の感触に興味を持っていた。
テスト勉強法は音楽を聴きながら行い、最近は水音のヒーリングCDがメイン。劇中ではテストの手応えが良かった回がある。先生編では数学Ⅲを担当。
家の外観はG's版やアニメ版同様のデザインだが、果南の自室は18章でメディアミックス内初お披露目。
パジャマ姿の立ち絵は、アニメ1期10話の服装のタンクトップが半袖に変化した物になっている。
ホーム画面の誕生日限定ボイスによると、誕生日会は海の中で開催。(※2月10日です) 結局海に潜るチームと陸で準備チームに分かれた。
スクスタ版
『スクスタ』では、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の憧れ兼仲間の1人として登場。
性格はスクフェス版寄り。アニメ2期の設定からお化けが怖く、同じ怖がり仲間である絢瀬絵里と震えていた。
日課は早朝ジョギング、と言いつつ第3章では1時間ランニングと学校前の坂をノンストップで上り下り。
メインストーリー第3章・第4章はAqoursのメイン回で、沼津の「サマーフェスティバル」にて運営と特別ライブのためAqoursは活動した。果南は鞠莉と盆踊り大会ではオリジナルの振付考案と振付スクール開催、本番の盆踊りの先導を担当。
第10章でスクスタ版オリジナル設定である勉強ができない果南が初登場。勉強嫌いで全体的に成績が悪い。夏休みの宿題も8月22日時点で手つかず。勉強させられるとなると逆らったり逃げたりしている。
その反動からか、コーチを担当している練習はいつも以上にハードだった。虹ヶ咲の同好会存続を賭けた「部員はテストで全教科60点以上」の課題にAqours・μ’sも学力向上の目的で乗り28人で猛勉強した結果、60点以上を取れ成績は28人中25位(それでも最下位とは1点差)。
果南のキズナエピソード1話~15話は、ダイビングショップ前を訪れた「あなた」が果南と再会した事から、ダイビングショップがSNSフォロワー2桁から人気になれるよう宣伝やPV作成をダイヤ&鞠莉とも一緒に考えて実行。その反響の中で果南がキビキビと働く姿が見られる。その末に果南は、進学か就職か、Aqoursを卒業したら自分は、と将来を考えているとも明かす。
16話からはAZALEAの3人のストーリー。
イベント『君と雨に歌えば』エピソードは主役。千歌の代わりに作詞を引き受けるが全く書けず、虹ヶ咲でエマ・ヴェルデに相談に乗ってもらい、雨の日に「もんじゃみやした」周辺を6人で遊び回った。
同じくイベント「月夜の幸せ」では何と、「丸眼鏡に三つ編み」という、普段の彼女の容姿や性格からは想像できないスタイルを披露した。
毎日劇場では他グループの体力自慢達と友達になってしまったばかりに、園田海未と「地獄のトライアスロン」を考案。2020年4月22日回の立案時点でテスト走行を行った優木せつ菜に巻き込まれた善子は怯えその後7月27日回でその4人に囲まれ走らされたかすみは泣いた。
ところが7月17日に初期体験者の星空凛が無尽蔵のスタミナだったためにセット数が増加、10月1日に朝香果林にきつかったと言われながらさらに体幹トレーニングを足す「地獄シリーズ2」の原案が誕生。
2021年4月15日には宮下愛にまで「エグいメニュー」と言われながら善子がいつも文句を言いながらやってるのがすごいと指摘されたのでAqours用をさらにレベルアップさせた。そして鐘嵐珠の加入でさらにもう一段階パワーアップしていった。回を重ねるごとにトレーニングメニューがどんどん過酷になっている気がするが……。
イベント『新春丑年特別エクササイズ』エピソードでは、高坂穂乃果と千歌が餅の食べ過ぎとぐうたらで太ってしまうと、先生の果林と共にその助手として同行。果林や海未との羽根突きラリーで羽が見えない速度を出し、曰く「技の海未、力の果南」。
ドラマパート版
初期はかなりの常識人で、鞠莉&ダイヤや花丸に振り回される苦労人ツッコミとして活動。
ところが『ジングルベルがとまらない』ドラマパートで突然、ほぼボケ台詞しか言わない板前親方役の果南が登場。CD視聴者と作中の曜に大きな衝撃を与えた。
『ほんとのクリスマスパーティー』騒動の全ての元凶。(ルビィの板前化は果南の影響、ダイヤ達の任侠劇は以前、果南がその魅力を教えたのがきっかけ)
その後は、話が変わる度にその時共演するメンバーと話題に応じて立ち位置を変えており、コントにも参加。『Awaken the power』CDでは果南には珍しい乙女役の演技の数々が終始聞ける。『Thank you, FRIENDS!!』CDではリトルデーモン化。
他に強烈なボケ役が出現するとだいたい大人しいのだが、実はその合間に「マグロを一本釣りしたかった」「自分の方がわかめに好かれてるみたいな?」等、変にボケている。
最初にツッコミをしている回でも気が付いたら鞠莉や花丸等の悪ふざけに乗っかっていたり。
2ndライブの幕間アニメ名古屋公演編では「やばーい!」を連呼するネタに徹底していたが、そのネタの基となる「『やば珈琲』=『やばい』」をAqoursで最初に言い出したのは別のドラマパートでの果南。
千歌と2人組になると、千歌のトンデモ理論にはツッコミを入れるが、次第に普段の呆れツッコミと同じトーンでボケを挟んで、千歌にキレツッコミを返されるダブルボケ漫才に発展する。中盤に差し掛かるにつれ果南もノリノリになっている。
千歌から曜と並んで「海ボケ」扱いされたり、海鮮の店でテンションがハイになったり、「私は誕生日に舟盛りでも嬉しい」「シウマイはホタテが入ってるから完全食品」といったセリフから、海産物を見境なく盲信しているフシがある。
果南の担当声優は特定の他ジャンルアニメ作品好きで有名だが、
その影響なのか近年のライブ幕間アニメでは、眼力を発動して「松浦果南が命じる」と詠唱したり、推理ドラマで「あっれれ〜?」「松浦果南。探偵さ」の声と共に登場したりして場内の爆笑を誘った。
関連イラスト
関連タグ
朝香果林、澁谷かのん:同シリーズで名前が「か○ん」なキャラ。
近江彼方:同シリーズで名前が「かな○」なキャラ。
このように名前の一文字変えるだけで別のキャラになってしまう候補が三名もいるため、カップリングタグの略称付けが非常に難儀になりがちなキャラでもある。
絢瀬絵里、葉月恋:ラブライブ!シリーズのポニテ繋がり。
東條希、エマ・ヴェルデ:「母性が強い」「ライブでの点呼順が8番目」「スクフェスでの基本属性がピュア」「血液型がO型」「巨乳」など、共通点・類似点が多く存在する。
公野櫻子:GOD(ラブライブ!サンシャイン!!の原作者)。実家はダイビングスクールであり、かつては果南のように家業を手伝っていた経験もあるとのこと。果南の設定には自身の経験を多く反映している。また、父親(沼津の隣、富士市出身)が広告を出しているダイビング雑誌に果南が掲載されることになった際には、親孝行できたような気持ちだったと語っている。