概要
『ラブライブ!』の主役である9人組のスクールアイドルグループ。
そして、9人を演じる声優陣による声優ユニット。
グループ名は『電撃G's magazine』誌上でファン公募・投票によって決定した。
考案者は御児勇馬氏。
読みの『ミューズ』はギリシャ神話の文芸を司る女神たち『ムーサ』に由来する。
ゼウスとムネーモシュネーの娘で9柱いるとされる。
読みが某薬用石鹸と同じ事から公式でもよくネタにされている。一応販売元に許可をもらっているとのこと。
なお、グループ名公募企画が始まるまでは、タイトルそのままに「ラブライブ!」と名乗っていた。
グループカラーはピンク(ラブライブ!フェス等のグッズなどから)。
漫画版
ユニット名は、メンバーが9人揃い、「ラブライブ!」へのエントリーをする際に、穂乃果が勝手に決めた設定になっている。
音ノ木坂学院の廃校の報を受けた穂乃果が、当時所属していた剣道部の一員として関東大会で優勝するも、入学希望者が増えなかったため、近所の女の子に教えてもらったA-RISEのライブを見て、スクールアイドル活動を始めた。
幼馴染であることり、凛、花陽とともにファーストライブ(曲はA-RISEのもの)を近所の公園で行うが、付け焼刃のダンスは見れたものではなく、通行人からも嘲笑される始末。それを見かねて、海未が加入する。
その後、「ラブライブ!」の開催が発表され、参加条件である部活動となるため、オトノキの部活動の要件である部員9人を集めようとしたところ、「ラブライブ!」の副賞であるUTX学院への編入権がほしい真姫とにこ、部員不足で解散になった超常現象研究会の希、オトノキをバカにするUTXの生徒会長を見返したい絵里が加入し、9人となった。
部員が9人となったため、「ラブライブ!」へエントリーしたが、それを気に入らないUTX生徒会長から「どうせうちのA-RISEに負けるのだから、恥をかく前に辞退すれば」と因縁をつけられた結果、負けた方が「ラブライブ!」を辞退する、A-RISEとの三番勝負をする羽目になる。
アニメ版
ユニット名は、1期8話で絵里と希が加入した際に希から「占いで出てたんや。このグループは9人になった時、未来が開けるって。だから付けたん。9人の歌の女神『ミューズ』って」と、(「文芸」と「歌」の違いはあるが)由来に関連付けた命名理由と、同時に命名者が希であることが明かされた。
音ノ木坂学院の廃校の報を受けた穂乃果が、街頭ビジョンのA-RISEのライブを見て、スクールアイドル活動を始める。幼馴染のことりと海未が加入し、級友であるヒフミトリオの協力のもと、偶然知り合った真姫に曲を作ってもらい、ろくな指導者もなく独力で振付を考え、マスターし、見事に踊り切る。しかしながら観客は、後にメンバーとなる6人しかいなかった。
その後、かねてからアイドルに興味のあった花陽と親友の凛、音楽活動をしたい真姫、一度アイドル活動を挫折したアイドル研究部部長のにこ、生徒会長の絵里と副会長の希が加入し、9人となった。
第1回ラブライブ!は穂乃果の体調不良で棄権するも、第2回ラブライブ!は順調にコマを進め、見事優勝する。その後、ラブライブ!の運営から乞われる形で海外遠征をこなしたが、3年生が卒業してしまうことから活動を終えることを決め、自分たちだけではなくスクールアイドル全員が素晴らしいということを伝えるため、合同のイベントを主催したのち、活動を終えた。
声優ユニットとして
デビュー時、9人のうち声優として既に活動していたのは南條・内田・三森・徳井の4名のみで、残り5名は声優業ほぼ初挑戦という、2010年当時の声優ユニットとしては珍しいメンバー構成だった。この、声優未経験者の登用という手法は、ラブライブ!シリーズのみならず後発のアニメ・ゲーム系声優ユニットでも取り入れられ、μ'sはその意味でも2010年代以降の声優ユニットのロールモデルとなったと言える。
メンバー間の年齢差は、最年長の南條(84年7月)と最年少の飯田(91年10月。結成当時、未成年)で7年3か月の差があり、これはラブライブ!シリーズの声優ユニットで最も大きい年齢差になる。
また飯田以外は全員が80年代生まれであり、シリーズで唯一、80年代生まれがいるユニットでもある。
それぞれが異なる事務所に所属していたため、グループとしてのマネジメントはランティスが担当していた。
テレビアニメ化以前はアナーキーな活動もしており、今では考えられないが、コラボカフェにメンバーがゲリラ的に現れ、その場に居合わせたファンに名刺風カードを配布、その場でサインを書くというようなこともしていた。
特にラブライブ!以外での声優活動がなかった一年生組3人は日韓チャリティーコンサートなどアニメと関係ないジャンルのイベントにも出演したりしていた(「KARIP(久保ユリカ、飯田里穂、Pile)」という名義を使うこともあった)。
活動のすべてが、前例のない手探り状態。それがμ'sの置かれた状況であった。
活動方針の一つなのかは不明だが、他のラブライブ!の声優ユニットと違い、ライブの舞台裏がほとんど公になっていない。
他のユニットでは通例になっているワンマンライブBDでのメイキング映像は、μ'sでは一切存在しない(唯一、1stライブだけ、ライブ中にステージのスクリーンに上映する形で、練習風景を見ることができた)。
μ'sも出演したラブライブ!フェスは、他のユニットも出演しているにもかかわらず、メイキングがBDに収録されていない(ただし、AqoursのファンクラブCDの特典映像ディスクに、Aqoursを中心としたメイキング映像だけが収録されている)。
2015年4月以降、持病により南條はワンマンライブ(およびラブライブ!フェス)以外のライブパフォーマンスを辞退している。出演したライブでも、ステージの数を限るなどして負担を減らしている。
来歴
キャラクター発表から遅れること3か月、1stシングル『僕らのLIVE君とのLIFE』リリース後の2010年9月30日、『電撃G'sマガジン』誌上にて声優が発表された。
同時にグループ名を募集し、同年11月30日に「μ's」の名が選ばれた。
その後、半年に1枚のペースでナンバリングシングルを、その間にミニユニットやデュオトリオシングル、ソロアルバムをリリース。
2012年2月に、1stライブを開催し、『ラブライブ!』のシリーズアニメ化決定を発表。その約1年後にアニメ版が放送され、全国的に知られるようになった。
2015年5月に発売された2枚目のベストアルバム「μ’s Best Album Best Live! Collection II**」がオリコンアルバムウィークリーチャート(同年6月8日付)で初登場1位を獲得。
劇場版公開日が迫っている絶好のタイミングでの首位獲得となり、アニメキャラによるアルバム週間チャート首位獲得では2組目、キャラ名義としての史上初のアルバム月間総合1位という快挙も同時に成し遂げた。
2015年12月31日放送の第66回NHK紅白歌合戦に出場。
年が明けて2016年、3月2日のファイナルシングル発売を経て、3月31日、4月1日に東京ドームで開催されたファイナルライブを持って、2012年から始まったライブイベントに幕を閉じた。
声優の紅白歌合戦出場と東京ドーム公演は、いずれも水樹奈々に次いで2組目であり、ユニットとしては初である。また、アニメキャラが正規な歌手として紅白歌合戦に出場し、平日の東京ドーム公演(約5.5万人×2日※しかも年度末)を超満員で成功させたのも前人未到の記録である。
一部マスコミでは「μ's解散」と報道されていたが、公式は「解散」と一度も言っておらず、これに対し新田恵海は、「東京ドームで開かれるファイナルライブですが、解散というわけではないんです」とコメントし、さらに徳井青空も「集大成となるライブに仕上げます」とコメントした。そのため、解散はデマだったことが明確となった。ラブライブ!サンシャイン!!のプロジェクト本格始動以降は、アニメ版の完結・ワンマンライブの終了により解散というよりは、「一時活動休止」の状態が近い位置付けであった。なお、1stシングル発売からファイナルライブ2日目までの活動期間は5年7か月29日である。
その後も、「スクフェス」にはμ'sの新規カードが絶え間なく追加されており、「ラブライブ!」出演者としての仕事は変わらず継続されていた。
μ's再活動へ
2017年9月21日に開かれたTGS2017スクフェス発表会にて、新田恵海が伊波杏樹(Aqours・高海千歌役)や虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会とともに登壇。
「ラブライブ!」出演者として実に1年半ぶりに公の場に姿を現した。
そしてその場で、18年配信開始予定(後に19年秋に配信開始)のスマホアプリ『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS(スクスタ)』ゲーム内でμ'sの参戦が正式に告知され、後日のAqours2ndライブでも新録ボイスの掛け合いがサプライズで初披露となり、会場はファンの大歓声に包まれた。また同年配信予定のパズルゲームぷちぐるラブライブ!においても、寝そべり化したμ'sとAqoursが登場した。
2019年5月30日、ラブライブ!9周年記念記者会見にて、μ'sから新田恵海、Aqoursから伊波杏樹、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会から大西亜玖璃ら三人が代表として登壇した。そして来たる2020年1月18・19日にさいたまスーパーアリーナにてラブライブ!フェス(3コンテンツ合同ライブ)を開催するという衝撃の内容が発表され、μ'sが約4年ぶりのライブの場に復活するとあって、Twitterでの世界・トップトレンドをはじめネット上ではその話題で持ち切りとなり、たとえ時間が経過しようとも根強い支持を受け続ける彼女達の人気の強さを証明した。また9周年記念企画としてニッポン放送『ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD』(ラブライブ!ANN)も放送され長年繋がりの無かったグループ間での連携も実現に至った。
翌20年に前述したコンテンツ揃って27+2人のフェスを開催し、これまでのグループ内の垣根を超えた交流も生まれ、SSAでは異例ともいえる15万人を動員し大盛況となった。
2020年3月25日、9周年記念シングルとして「A song for You! You? You!!」を発売。
実に6年半ぶりとなるアニメPV付きCDであり、映像制作陣にはアニメ1期~劇場版までを担当したオリジナルスタッフ、京極尚彦・西田亜沙子・室田雄平が再結集し、ファンの間でも話題を呼んだ。
その後も、各メンバーが多忙なゆえ全員集合とはいかずとも、ラブライブ!シリーズに関したラジオやウェブ番組などで一部メンバーがゲスト出演する状況が続いている。
アーティストとしての功績
μ'sはアニメソングだけの枠に留まらず、オリコンによるアーティストトータルセールス年間ランキングにて、2014年に13位、15年に8位、16年でも10位と3年連続国内TOP20以内(2年連続TOP10入り)にランクインしており、単体の女性歌手としても全音楽業界において屈指のセールス額を誇る上位アイドルグループであると言える(※オリコンの年間トータルセールスランキング上位はジャニーズの有名所やEXILE(三代目)、AKB48系列といったTVでも露出の多い超強豪アイドルグループが名を連ねる、文字通り国内総売上トップクラスのみが集う場所であり、そこに全国ツアーやリリースイベント等を一切行わない『アニメ発のアイドルユニット』が毎回ランクインするのは極めて異例)。
アニメ業界においては音楽CDでもアニソン史上トップクラスの売上、アニメ関連のライブ映像商品に至っては歴代最高記録の上位~TOP3をほぼμ'sが独占しており、その圧倒的な売上総額はアニメソングに絡んだアーティストでいうとこれまでに同レベルの前例がほぼ存在しないどころか、他の一般歌手・アイドルでも比肩するケースは殆どないと言える。コンテンツ全体としてはアニメ映像作品やグッズ等の市場規模において数百億円レベルの支出喚起力があると試算された(博報堂調べ)こともあるが、それは決して大袈裟な話ではないことがうかがえる。
CD、ライブBD、コンサート動員力の全ておいてバランス良く高い実績を出すと共に、とりわけCDとBDで100週以上ランクインするというアニソン関係では極めて稀な記録も作っている。これはμ'sが最初から売れたわけではなく、地味にコツコツと人気を重ねていった証明でもある。
実際にラブライブ!プロジェクト開始当時にμ'sのメンバーやイラストを見たラジオDJ・司会者である鷲崎健氏は、絶対に売れないと思っていたと後にμ'sのメンバーが自身の番組にゲスト出演した時に話している。
μ's名義だけでも毎年のようにコンスタントに数十億円規模の売上を叩き出したその偉業は、輝かしい記録と共に数多くの人の記憶に残り続けている。アニメ1期作中にて伝説の伝説の「アイドル伝説」・略して「伝伝伝」という設定が登場するが、まさにリアル伝伝伝のサクセスストーリーを、自らの力とファンの支えによって証明したと言えるのかもしれない。
メンバー
クレジット順は、穂乃果→絵里→ことり→海未→凛→真姫→希→花陽→にこ
以下の表は、2年生・1年生・3年生でグループ分けした上で、任意で表記
高坂穂乃果(2年 / CV:新田恵海) | 園田海未(2年 / CV:三森すずこ) | 南ことり(2年 / CV:内田彩) |
絢瀬絵里(3年 / CV:南條愛乃) | 東條希(3年 / CV:楠田亜衣奈) | 矢澤にこ(3年 / CV:徳井青空) |
星空凛(1年 / CV:飯田里穂) | 小泉花陽(1年 / CV:久保ユリカ) | 西木野真姫(1年 / CV:Pile) |
リーダーは穂乃果。楽曲の作曲を真姫、作詞を(基本的に)海未、衣装デザインはことりが担当する。
ライブ前に掛け合う番号は2年生→1年生→3年生の年上からの順。そのため2年生最年長の穂乃果が最初で、3年生最年少の絵里が最後になっている。
簡易プロフィール
カラーは、ラブライブレード!での色表記(参照)
名前 | 誕生日 | 血液型 | 学年 | カラー | キャスト |
---|---|---|---|---|---|
高坂穂乃果 | 8月3日 | O | 2年 | オレンジ | 新田恵海 |
絢瀬絵里 | 10月21日 | B | 3年 | 水色 | 南條愛乃 |
南ことり | 9月12日 | O | 2年 | 白 | 内田彩 |
園田海未 | 3月15日 | A | 2年 | 青 | 三森すずこ |
星空凛 | 11月1日 | A | 1年 | 黄色 | 飯田里穂 |
西木野真姫 | 4月19日 | AB | 1年 | 赤 | Pile |
東條希 | 6月9日 | O | 3年 | バイオレット | 楠田亜衣奈 |
小泉花陽 | 1月17日 | B | 1年 | グリーン | 久保ユリカ |
矢澤にこ | 7月22日 | A | 3年 | ピンク | 徳井青空 |
キャラクターアイコン
スマホアクセサリグッズの発売以降は各メンバーを象徴するキャラクターアイコンも作られた。
アイコン | 備考 | |
---|---|---|
高坂穂乃果 | ほ | 穂むらの「ほ」、μ'sの練習着にも使用されている |
絢瀬絵里 | Я | ロシア語の「私」 |
南ことり | 🐥 | 名前そのままの意味 |
園田海未 | 🏹(➶) | 弓道部 |
星空凛 | 🐱 | 猫好きな事から |
西木野真姫 | ★ | スター西木野 |
東條希 | ☽ | タロット、スピリチュアル |
小泉花陽 | 🍚 | ラブライス! |
矢澤にこ | 😊 | にっこにっこにー |
キャスト
名前 | 生年月日 | 血液型 | 愛称 | 出身 | 所属事務所 | 配役 |
---|---|---|---|---|---|---|
新田恵海 | 1985年12月10日 | B | えみつん | 長野県長野市 | ディファレンス | 高坂穂乃果 |
南條愛乃 | 1984年7月12日 | O | ナンジョルノ | 静岡県焼津市 | ボイスキット | 絢瀬絵里 |
内田彩 | 1986年7月23日 | O | うっちー | 群馬県太田市 | アクロスエンタテインメント | 南ことり |
三森すずこ | 1986年6月28日 | AB | みもりん | 東京都 | 響 | 園田海未 |
飯田里穂 | 1991年10月26日 | B | りっぴー | 埼玉県富士見市 | 放映新社 | 星空凛 |
Pile | 1988年5月2日 | O | Pile様 | 東京都 | SPACEY MUSIC ENTERTAINMENT | 西木野真姫 |
楠田亜衣奈 | 1989年2月1日 | A | くっすん | 千葉県習志野市 | (フリー) | 東條希 |
久保ユリカ | 1989年5月19日 | A | シカコ | 奈良県奈良市 | ステイラック | 小泉花陽 |
徳井青空 | 1989年12月26日 | O | そらまる | 千葉県南房総市 | エイベックス・ピクチャーズ | 矢澤にこ |
ディスコグラフィー
なお、ナンバリングされたシングル発売ごとに行われる総選挙にて1位になるとセンターポジションを獲得できる。
当然PVでもメインの扱いになる。
第3回総選挙については1位のメンバーがセンターポジションを獲得することに加え、上位3名がソロ権を獲得することができるというものであった。
その他BDや前売り特典など一般で入手できない楽曲なども含めたディスコグラフィはラブライブ!オリジナル曲一覧を参照。
一般発売されたシングル
1stシングル『僕らのLIVE君とのLIFE(C/W 友情ノーチェンジ)』(センターポジション:高坂穂乃果)2010/8/25発売
2ndシングル『Snowhalation(C/W baby_maybe_恋のボタン)』(センターポジション:高坂穂乃果)2010/12/22発売
3rdシングル『夏色えがおで1,2,Jump!(C/W Mermaid_festa_vol.1)』(センターポジション:矢澤にこ)2011/8/24発売
4thシングル『もぎゅっと“love”で接近中!(C/W 愛してるばんざーい!)』(センターポジション:高坂穂乃果)2012/2/15発売
5thシングル『WonderfulRush(C/W Oh,Love&Peace!)』(センターポジション:南ことり)2012/9/5発売
6thシングル『Music_S.T.A.R.T!!(C/W LOVELESS_WORLD)』(センターポジション:西木野真姫)2013/11/27発売
TVアニメ一期オープニング主題歌『僕らは今のなかで(C/W WILDSTARS)』 2013/1/23発売
TVアニメ一期エンディング主題歌『きっと青春が聞こえる(C/W 輝夜の城で踊りたい)』2013/2/6発売
TVアニメ一期第1話挿入歌、第3話挿入歌『ススメ→トゥモロウ/ START:DASH!!(歌はどちらもμ'sではなく二年生組)』( 2013/2/20発売
TVアニメ一期第6話挿入歌、第9話挿入歌『これからのSomeday / Wonderzone』2013/3/6発売
TVアニメ一期第11話、最終話挿入歌『No_brand_girls / START:DASH!!(9人Ver.)』2013/4/3発売
スマホ用ゲームスクールアイドルフェスティバルオープニング曲『タカラモノズ / Paradise_Live』2014/1/29発売
TVアニメ二期オープニング主題歌『それは僕たちの奇跡(C/W だってだって噫無情)』 2014/4/23発売
TVアニメ二期エンディング主題歌『どんなときもずっと(C/W COLORFUL_VOICE)』2014/5/8発売
TVアニメ二期第3話挿入歌『ユメノトビラ(C/W SENTIMENTALStepS)』2014/5/28発売
TVアニメ第5話挿入歌、第6話挿入歌『Love_wing_bell / Dancing_stars_on_me!』2014/6/11発売
TVアニメ第12話、最終話挿入歌『KiRa-KiRa_Sensation! / Happy_maker!』2014/7/9発売
PS Vita用ゲームスクールアイドルパラダイスオリジナル曲『Shangri-La_Shower(C/W るてしキスキしてる)』2014/10/1発売
電撃G'sマガジン誌上連載企画「みんなで作るμ'sの歌」コラボシングル『ミはμ'sicのミ(C/W Super_LOVE=Super_LIVE!)』2015/4/22発売
劇場版ラブライブ!挿入歌1『Angelic_Angel/Hello,星を数えて(星空凛、西木野真姫、小泉花陽)』 2015/7/1発売
挿入歌2『SUNNY_DAY_SONG/?←HEARTBEAT(矢澤にこ、東條希、絢瀬絵里)』 2015/7/8発売
挿入歌3『僕たちはひとつの光/Future style(高坂穂乃果、南ことり、園田海未)』 2015/7/15発売
スマホ用ゲームスクールアイドルフェスティバル第二弾オープニング曲『HEART_to_HEART! / 嵐の中の恋だから』2015/10/28発売
ファイナルシングル『MOMENT_RING(C/W さようならへさよなら!)』2016/3/2発売
ニューシングル『A Song for You! You? You!!』2020年3月25日発売
アルバム
・ベストアルバム『μ's Best Album Best Live! collection』 2013/1/9発売
※1st~5thまでの楽曲全10曲、Pritemps・BiBi・lily whiteの1stシングル収録楽曲全6曲、コンビ・トリオ及び各メンバーソロ楽曲全13曲、Webラジオテーマ曲全2曲を収録。(「Solo Live!」にてリリースされた園田海未ソロ曲「私たちは未来の花」、南ことりソロ曲「スピカテリブル」、高坂穂乃果ソロ曲「愛は太陽じゃない?」「もうひとりじゃないよ」の4曲は未収録)
ある意味ユニット創設期~円熟期に至るまで、μ's自身の躍進の軌跡を象徴する重要な役割を果たしたアルバム。初動こそ9000枚程度でそこまで派手にセールスをあげたわけではなかったが、その後アニメ1期~スマホゲームヒット等の波に乗り、近年のアニソンでは稀ともいえる驚異の粘り腰で長期間売れ続けた。その記録はオリコン週間チャートランクイン数において連続147週、累計176週という凄まじいロングセラーであり、延べ3年と5ヶ月間絶え間なく売れ続けた驚愕のスタミナは全アニソン史上でもトップの長さを誇る(2017年10月現在)。イベント・ライブチケットあるいはゲーム内シリアルコード等の販促特典無しで、積み上げた枚数は実に初週売上の16倍に及ぶ累計14.5万枚以上にのぼり、グループの人気上昇を陰で支え続けた、コンテンツ全体とっても深い意味合いを持つ1枚。初めてラブライブ!に触れる初心者にオススメな入門用アルバムにして、初期楽曲群の集大成。
・ベストアルバム『μ’s Best Album Best Live! Collection II』 2015/5/27発売
※前作『μ's Best Album Best Live!』の続編ベスト。アニメ放映開始から発売された楽曲をほぼ全て網羅。一期・二期のOPED(c/w含む)および劇中歌20曲(内一曲は同曲の別バージョン)、6thの楽曲2曲、スクフェス用オリジナル曲2曲、Pritemps・BiBi・lily whiteの2nd~3rdシングル収録楽曲全12曲、スクパラ用オリジナル曲(c/w含む)2曲に加え、スクパラ用に制作された既存曲のリミックス8曲を収録。ただしBD特典のμ'sオリジナルソングCDや特定のアニメ専門ショップのBD購入特典のオリジナルCD収録曲は未収録。
μ’sというグループの知名度を拡大させる基盤を築いた1枚。前作アルバムの地道な長期積み上げにより高まったエネルギーを一気に解放するような形で、強豪一般アーティストとの熾烈な勝負に競り勝ち、初週8.5万枚という当時の自己最高初動で見事念願の週間総合1位を獲得。この快挙が後の劇場版の動員や興行収入、映画シングルの大ヒットにも繋がり、TV出演等の機会も飛躍的に増え、世間一般でも名が知られるコンテンツへと成長を遂げるきっかけとなった。こちらもイベントチケットやシリアルコード等の特典は一切付属せず、前作初回版にあった映像特典すら同梱されていない純粋な音源集のアルバムであるが、累計枚数で15.2万枚以上のセールスを記録し、ラブライブ!史上における歴代音楽CDの最高売上枚数となっている。
・『μ’s Memorial CD-BOX「Complete BEST BOX」』
2016年4月の告知以降、長らく詳細が途絶えていたが9周年にあたる2019年12月25日に発売。
内容は12枚組で税込35000円というコアファン向けの超高額のためそこまで多く市場に出回っておらず、メーカー限定生産品となっている。
収録曲は前作2枚のベストと重複してはいるが、それぞれのディスクの構成が違っており、アニメ以前からの時系列順、ブルーレイ特典曲、映画シングル、各ユニット別といったように区分が変更された上で、全ての曲を網羅するBOX。また収納箱は2020年発売のシングルが同梱できるようにデザインされている。
μ's内ユニット
2011年~
2011年に下記の3ユニットが形成。シングル第1弾が発売された。
Printemps(プランタン)
高坂穂乃果(リーダー)、南ことり、小泉花陽の王道乙女系ユニット。
1stシングル『Love_marginal(C/W sweet&sweet_holiday)』 2011/5/25発売
2ndシングル『Pure_girls_project(C/W UNBALANCED_LOVE)』 2013/8/21発売
3rdシングル『永遠フレンズ(C/W 小夜啼鳥恋詩)』 2014/11/12発売 ※当初は10/29発売予定だったが諸事情により二週間延期。
4thシングル『WAO-WAO_Powerful_day!(C/W NO_EXIT_ORION)』 2015/11/25発売
BiBi(ビビ)
絢瀬絵里(リーダー)、西木野真姫、矢澤にこの華やかモデル系ユニット。
1stシングル『ダイヤモンドプリンセスの憂鬱(C/W ラブノベルス)』 2011/6/22発売
2ndシングル『Cutie_Panther(C/W 夏、終わらないで。)』 2013/7/24発売
3rdシングル『冬がくれた予感(C/W Trouble_Busters)』 2014/12/24発売
4thシングル『錯覚CROSSROADS(C/W PSYCHIC_FIRE)』 2016/1/20発売
lily_white(リリーホワイト)
園田海未(リーダー)、星空凛、東條希の天然元気系ユニット。
1stシングル『知らないLove*教えてLove(C/W あ・の・ね・が・ん・ば・れ!)』 2011/7/27発売
2ndシングル『微熱からMystery(C/W キミのくせに!)』 2013/6/26発売
3ndシングル『秋のあなたの空遠く(C/W ふたりハピネス)』 2014/11/26発売
4thシングル『思い出以上になりたくて(C/W 春情ロマンティック)』 2015/12/23発売
2012年
2012年4月から4か月連続で、コンビ・トリオのシャッフルユニット楽曲のリリースを発表(ことほのうみにて)
コンビ・トリオシャッフルユニット楽曲以外にそれぞれのソロ楽曲も収録。
4月25日 高坂穂乃果&星空凛の元気ハツラツコンビ
『Mermaid_festa_vol.2 ~Passionate~(C/W Someday_of_my_life/高坂穂乃果、恋のシグナルRin_rin_rin!/星空凛)』
5月23日 東條希&矢澤にこのラブリーボイスコンビ
『乙女式れんあい塾(C/W まほうつかいはじめました!/矢澤にこ、純愛レンズ/東條希)』
6月27日南ことり&小泉花陽のロマンチック乙女コンビ
『告白日和、です!(C/W ぶる~べりぃ♡とれいん/南ことり、孤独なHeaven/小泉花陽)』
7月25日 西木野真姫&園田海未&絢瀬絵里のクール&ビューティートリオ
『soldier_game(C/W Daring!!/西木野真姫、勇気のReason/園田海未、ありふれた悲しみの果て/絢瀬絵里)』
ソロアルバム
2011年から開始した、各メンバーのソロプロジェクト。μ'sの楽曲を個人でセルフカバーした楽曲で構成されたアルバム形式で発売。メンバー毎に必ずサブタイトルがアルバムに付けられている。
オリジナル曲以外の収録曲のタイトルは、末尾に「(〇〇 MIX)」(〇〇はメンバーの英文表記。穂乃果なら「HONOKA」)が付記されている。
Solo Live!
収録曲は「僕らのLIVE君とのLIFE」から「Mermaid festa vol.1」まで。
一般販売組
第三回総選挙の結果で上位三名のみがオリジナル楽曲収録のソロアルバムが一般発売される権利を得られた。結果は以下の通り。
※()内がオリジナル楽曲。なお、総選挙1位の穂乃果のみオリジナル曲が2曲与えられている。
園田海未/『海色少女に魅せられて』(「私たちは未来の花」) 2011/11/23
南ことり/『ことり Lovin' you』(「スピカテリブル」) 2011/12/14
高坂穂乃果/『ほんのり穂乃果色!』(「愛は太陽じゃない?」「もうひとりじゃないよ」) 2012/1/11
会場・オンライン限定組
残り6人のSolo Live!もμ’s First LoveLive!の会場物販で以下6枚セットの「ラブライブ!μ’s Memorial BOX Solo Live! Collection」として限定販売。
その後好評を得て、通販サイト「ランティスマート」(現「アスマート」)で単体販売されている。
絢瀬絵里/『Beloved Ellie』
星空凛/『THE BRILLIANT STAR☆』
西木野真姫/『TRUE DIVA』
東條希/『ノゾミ♪カナエテ』
小泉花陽/『あなただけの太陽になりたい』
矢澤にこ/『スマイル・フォー・ユー』
Solo Live!Ⅱ
前シリーズと違い全員同時に2014年4月2日に一般発売された。
収録曲は「もぎゅっと“love”で接近中!」から「START:DASH!!」まで。オリジナル楽曲収録はなし。
また9枚のCDに特製ボックスとブックレットがセットになった「ラブライブ!Solo Live! collection Memorial BOX II」も同時発売された。
サブタイはいずれもパーソナルカラーに準拠している。
高坂穂乃果/『orange cheers!』
絢瀬絵里/『アイス・ブルーの瞬間』
南ことり/『純白ロマンス』
園田海未/『蒼の神話』
星空凛/『Ring a yellow bell』
西木野真姫/『SCARLET PRINCESS』
東條希/『バイオレットムーン』
小泉花陽/『若草のSeason』
矢澤にこ/『ももいろ♡えがお』
Solo Live!Ⅲ
2018年3月28日発売。
告知自体は2016年3月31日・4月1日開催のファイナルライブのチラシでされており、実に2年かけて発売にこぎつけたことになる。μ's名義としては「MOMENT RING」以来、2年26日ぶりの新譜リリースとなる。
収録曲は「Music S.T.A.R.T!!」から「さようならへさよなら!」まで。オリジナル曲はなし。
メンバー単体でも3枚組、Box版は驚異のCD枚27組285曲収録の超特大ボリューム。
サブタイトルはすべて、「Memories with 〇〇」(〇〇はメンバーの名前の英文表記が入る。穂乃果なら「Honoka」)で統一されている。
Solo Live! collection Extra
2019年10月25日発売の「ラブライブ!9th Anniversary Blu-ray BOX Forever Edition」に同梱。後にダウンロード販売。
テレビアニメ版BDの特典曲のうちソロ曲を除く曲のソロバージョン。CDとしてはメンバーごとではないが、ダウンロード販売ではメンバーごとのアルバム(サブタイトルなし)として販売されている(単品購入も可)。
ライブイベント
メンバーは元々本業が声優でなかったり声優や歌手としての仕事が多忙なメンバーもいるため全員集めてライブを行うのが難しく、ワンマンでのライブイベントは基本年に一度の大型会場で開かれるのが限度となっている。
実際二度目のNYライブでは南條愛乃がスケジュール多忙を理由に欠席し、8人での開催となり、あまりの人気から4th以降は2days開催が当たり前のようになった。その他、アニメロサマーライブなどのライブイベントにも出席する事があった。
詳しくはラブライブ!シリーズのライブイベント一覧#μ’s(ラブライブ!)を参照。
カップリング
ファンの間ではμ'sのメンバーを使った『ラブライブ!』の二次創作が行われている。
μ'sは全員女性であるため、カップリングを作ると必然的に百合になる。
原作ではメンバー同士仲良くしているが、あくまで友情であり同性愛には至っていないため、百合・GLは二次創作である。
後世での神格化
10年以上続いているラブライブ!シリーズの元祖で、社会現象を引き起こした事からか、やはり神格化されており、後の世代では直接言及される事はあまりないが、Aqoursでは高海千歌、黒澤ダイヤに、Liella!では唐可可、米女メイに蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブでは乙宗梢から、間接的にレジェンドスクールアイドルや廃校から救った伝説のスクールアイドル等の言い方で示唆されている事がある
→ラブライブ!のカップリングタグ一覧へ
関連イラスト
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ラブライブ! 国立音ノ木坂学院 スクールアイドル
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