概要
2015年から2023年まで毎年開催されていた、ラブライブ!シリーズのアプリゲーム『スクールアイドルフェスティバル』を始めとするスクフェスシリーズ単独のリアルイベント。
『スクフェス』の全国大会やステージイベント、縁日(アトラクション)など、「スクフェス」の世界観を表したものとなっていた。
毎年、ステージ観覧の抽選参加権付き先行入場券が販売され、このチケットを持っていると優先して施設内に入ることができる。
これは感謝祭限定グッズの物販列にも適用されるため、現地で限定グッズが買いたい場合はチケット必須である。
幸い、イベント1週間ほど前から同グッズの大半の通信販売を開始するブシロードEC SHOPがあるので、チケットなしで参加する場合は事前にネット注文しておく事が推奨される。
数量限定のため欲しい商品は受付当日からチェックしておこう。
2015年度
2015年6月6日、6月7日にて池袋サンシャインシティ展示ホールで開催。入場無料。
劇場版ラブライブ!公開のわずか一週間前という人気絶頂のタイミングでの開催となった。
全国の強豪達が集まる全国大会が6大都市で開催された。全国大会はメールでの抽選制となり、当選者が希望した地区の大会に参加できる仕組み。ちなみに地区予選会場ではスクフェス感謝祭のクリーナークロスやクリアファイルが販売された。
ステージイベントの開会式やトークイベントは3バk…スマイル組のキャスト徳井青空、飯田里穂、新田恵海が出席した。
2日間でのべ4万人を動員した。カフェメイドの衣装が目印。
ちなみに、奇遇にも感謝祭開催初日、スクフェスのユーザー数が1,000万人を突破した。
2016年度
この年は、2会場にて通算2回開催された。
1回目は2016年5月21日、5月22日に開催。去年と開催場所は同じ池袋サンシャインシティ展示ホール。
もちろん入場無料。2日間でのべ5万1149人という前回を上回る動員数を記録した。
トークイベントはAqoursからのミニユニット、Guilty_kissが出席。μ'sは出演しなかった。
追加となる2回目は、「スクフェス感謝祭2016 ~OSAKA~」と称し、2016年11月13日に開催された。場所はインテックス大阪1号館。入場無料。
全国大会2016
全国の都市にて全国大会とミニ感謝祭が開催された。前回はメールの当選者が全国大会に参加できる仕組みだったが、今回の全国大会はスクフェスで開催していた一次予選を突破した生粋の腕自慢が集まる白熱した対戦が繰り広げられた。課題曲は「SUNNY_DAY_SONG」。
3人1組のエキシビションマッチも開催された。
もちろん物販コーナーあり。一次予選を突破できなかった人や感謝祭の現地参加を涙をのんで見送る人達も足を運んだ。
アトラクション(2016年度)
- アーケード版スクフェス体験
- プリントシールコーナー
- スクフェスえんにち
- アルパカを捕まえて!メーメー輪投げ
- そわそわ…!μ'sのスイカ割り
- ワクワク!みんなで鍋パーティー
- みんなでぴょんぴょん♪でかスクフェス
2017年度
2017年6月10・11日に池袋サンシャインシティにて開催された。入場無料。
1日目は26,140人を動員し、2日目は28,027人と2日合わせて54,167人を動員した。
ステージ出演者は前年度同様、Aqoursのみ。
さらに2018年度の開催が早くも決定した。
全国大会2017
一次予選はアプリ内で行われる。課題曲は「青空Jumping_Heart」。
さらに、二次予選の会場は全国12ヶ所に拡大された。
日程 | 開催地 | 会場 |
---|---|---|
2月19日(日) | 秋田 | ALVE |
3月5日(日) | 沖縄 | 沖縄コンベンションセンター |
3月18日(土) | 博多 | 博多スターレーン |
3月26日(日) | 長野 | 長野アークスセンター |
4月1日(土) | 大阪 | インテックス大阪 |
4月9日(日) | 金沢 | 金沢流通会館 |
4月16日(日) | 名古屋 | ポートメッセなごや |
4月23日(日) | 沼津 | プラサヴェルデ |
4月30日(日) | 札幌 | ホテルさっぽろ芸文館 |
5月6日・5月7日(土・日) | 東京 | 東京ビッグサイト※ |
5月14日(日) | 仙台 | アズテックミュージアム仙台産業展示館 |
5月21日(日) | 岡山 | オレンジホール |
※「ブシロード10周年記念イベント」にて開催
2018年度
2018年度は大阪・沼津・東京の3会場で開催され、東京会場はコミックマーケットの開催場所で馴染みの東京ビッグサイトで開催された。
ステージ出演者はAqoursに加え、キャストの活動が再開されたμ's、前年度の感謝祭後にキャストが発表になった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の3グループ。
最後の閉会式では3グループのキャストが登壇(μ'sは一部メンバー)した。異なる3つのグループのキャストが一般客の前で共演したのは、これが初めて。
2019年度
9月21日、22日にベルサール秋葉原で開催。
ステージでは、μ's・Aqours・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のキャストが登壇した。
2020年度
10/31(土)~ 11/21(土)開催。
今回からタイトルが「スクフェスシリーズ感謝祭」に改められ、『スクフェスALL_STARS』や『スクフェスAC』などを含めたスクフェスシリーズ全体を正式に扱うイベントとなった。
一方、COVID-19の感染拡大を受け、完全オンライン開催となった。
アトラクションはウェブ上のミニゲームとなり、グッズは通販オンリー、ステージはすべて配信形式となった。
ステージにμ'sキャストは出演せず、Aqoursおよびニジガクのみ出演となった。
2021年度
9月24~26日、東京・サイエンスホールにて開催。(24日は物販のみ)
依然としてCOVID-19の影響が大きいため、ステージ・物販は現地開催されたものの、完全事前申し込み制となり、アトラクションは掲示物のみとなった。
出演者はAqours、ニジガク、Liella!(初出演)の3グループ。
2022年度
コロナ対策として、現地ではステージのみとし、物販は9月1日からゲーマーズの秋葉原・沼津・お台場・原宿店とゲーマーズ通販で受け付けた。
またレクリエーションは、先述の4地域でフォトスポットやパネル、スタンディの設置・掲示という形式で行われた。
ステージ出演者はμ's、Aqours、ニジガク、Liella!の4グループ。μ'sは2019年度以来3年ぶり、Liella!2期生は初の出演となった。
2023年度
コロナによる制限が大幅に緩和され、入場無料、ステージの無料観覧(屋外からの立ち見)解禁、ステージ観覧での声出し解禁などの施策が取られ、コロナ前の状況が戻ってきた。
一方で、物販は前年同様、ゲーマーズの実店舗・通販で行なわれた。
ステージは、初日は来場者参加型のクイズ大会とスクフェス2大会、2日目はキャストによるトークショーが開催された。出演者はμ's、Aqours、ニジガク、Liella!の4グループ。Liella!からは2期生のみの出演で、1期生や2週間前に加入が発表された3期生は出演しなかった。
スクフェス感謝祭の終焉
スクフェス2のサービス終了に伴い、スクフェスシリーズの展開そのものが終了したため、スクフェスシリーズ感謝祭は事実上の終焉を迎えることとなった。
一応PS4・5のスクフェスACHMはあるものの、アプリゲームと比較してもマイナーであり、μ's・Aqours・Saint Snowの3グループしか登場しないため需要に見合っていない。
ラブライブ!シリーズの数少ないシリーズ横断型イベントとなっており、非常に人気であるため、SNS上では「何とか続けてほしい」「ラブライブ!感謝祭としてやってほしい」といった意見が多数存在している。
外部リンク
- 公式サイト:2018年度まではスクフェス公式サイト内に特設サイトが開設されていたが、2019年度からは感謝祭専用ドメインを取得し、その中に各年のサイトを設置するようになった。