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スクールアイドルミュージカル

すくーるあいどるみゅーじかる

バンダイナムコグループによるメディアミックス作品群。ラブライブ!シリーズの一作品。兵庫の椿咲花女子高等学校と大阪の滝桜女学院に通う、10人の少女たちの活躍を描く。
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概要編集

バンダイナムコグループによるメディアミックス作品群。ラブライブ!シリーズの一作品。2022年9月26日にプロジェクト開始が発表された。

架空の高校・椿咲花女子高等学校滝桜女学院に通う10人の少女たちの活躍を描く。

公式略称は「SIM」(公式ハッシュタグ「#みんなで叶えるSIM」より)、「スクミュ」。(『ニジガク』出演者の矢野妃菜喜久保田未夢使っていたりする)。


その名の通り、シリーズ初のミュージカル作品である。

既存の作品のミュージカル化ではなく、新規キャラクター・舞台設定による、全く新しいラブライブ!作品となる。

一方で、製作委員会こそ「プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル」となっているものの、作品名自体には「ラブライブ!」を含んでいない。

ストーリーは、従来のシリーズ作品同様、スクールアイドルを主役とした青春学園ドラマだが、シリーズ初の関西(大阪と兵庫)に位置する、対立する2つの学校が主要舞台となり、両校の理事長たちそれぞれの娘が主人公を務めるW主人公制、登場人物全員のファーストネームがカタカナで、かつひらがなのメンバーも全くいないというこれまた前例のない設定となる。

ラブライブ!シリーズとして初めて、西日本の府県が舞台となる作品でもある。

3次元のキャスト主体による展開がメインであり、キャスティングは元・現役アイドル及び声優兼舞台女優のキャストが多くしめているのが特徴である。

先述の通り、作品名称に「ラブライブ!」を含まない点や、シリーズにおけるコラボ企画やライブの多くに未登場であったり、メディア展開が限定的、もしくは別分野であるなど、ラブライブ!シリーズ全体を見ても極めて異質な展開をとる作品となっている。

当初は劇場ミュージカルのみの展開であったが後に多くの反響を呼び、音楽展開、書籍展開、そしてシリーズ初の実写ドラマ化といった多角的な展開を徐々に広げていったのも特徴である。


2次元の展開編集

先述の通り3次元の展開がメインではあるが、グッズや宣伝などでは2次元イラストを用いている。

二次元イラストの作画担当は、『虹ヶ咲』のコミックにもかかわった「はづき」氏。

当初は、メインキャラクターの生徒10人のみ二次元verのキャラクターイラストがSD絵で作成された(告知CM動画 30秒verより)。またTwitterでの絵日記イラストに登場という形で、理事長2人のSDイラストも存在している。

後に、アルバムCDのジャケットに使われる形で、通常頭身のイラストが新たに制作された。

2024年公演に合わせて、理事長2人の通常等身イラストも制作された。

公演会場限定のグッズのほか、ゲーマーズなどで一般販売されているグッズにも2次元イラストが用いられている。


あらすじ編集

大阪兵庫の2つの伝統校。芸能コース選抜アイドル部の活躍でブランド化に成功した大阪・滝桜女学院。昔ながらの進学校、兵庫・椿咲花女子高校。対立する2つ学校の理事長の娘である2人の少女がアイドル活動を通じて出会うことで、彼女達を取り巻く小さな世界に、大きな変化が生まれていく――。

「大切な約束より大事なことを探して……」


新たな舞台(セカイ)で始まる、「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」。

いま、スクールアイドルをはじめよう!!


(公式より)


登場人物編集

前述のとおり、本作では、対立する2つの学校両方の生徒が主役となっている。

つまり、どちらの学校も主人公グループであり、ライバルグループでもあると言える。


一人のキャラクターに対し、複数のキャストが演じている場合があるため、本節ではキャストは省略する。次項の「キャスト」を参照。


兵庫 椿咲花女子高等学校編集

生徒編集

教員編集

椿マドカ(理事長)
伝統校の理事長

大阪 滝桜女学院高等学校編集

生徒編集

教員編集



キャスト編集

キャストは書類審査や技術、声が混ざらないよう声質等を基準に、オーディションで選抜された。

メインキャストとして、各校5人の生徒役と、理事長役の計12名が出演。

この他、名無しのキャラクターを演じるアンサンブルキャストが8名出演する。

2024年公演は、ルリカ・アンズ・マドカ・キョウカ以外、Wキャスト制となった。

2025年公演は、アンズ・キョウカもWキャストとなり、ルリカ・マドカのみ一人キャストとなった。


2024年放送予定のドラマ版では、ユズハ役の浅井、ユキノ役の杏ジュリアが初演から、サヤカ役の山本が2024年公演から続投し、他の7人の生徒や理事長2人は入れ替えとなった。


キャストの中には、AKBグループなど大手芸能事務所のメジャーアイドルグループ所属(キャスティング当時)の者もいる。

他のラブライブ!作品のキャストには、元アイドルはいても現役アイドルはいなかったので、その点でも本作は、ラブライブ!作品として特異と言える。



キャスト一覧編集

「追加公演キャスト」が空白の場合は、オリジナルキャストが全公演を担当している。




アンサンブルキャスト編集

大原万由子(初演) 金子楓  鈴木まゆり(初演) 中﨑花音

藤本くるみ 古沢朋恵 森本めい  渡辺菜花(初演)

田中奏(再演) 渡辺七海(再演) 桜木雅(2024年公演) 古沢朋恵(2024年公演) 森田佳花(2024年公演) 渡来美友(2024年公演) 石田彩夏(2025年公演) 伊藤波瑠海(2025年公演) 大久保胡桃(2025年公演) 栗本彩未(2025年公演) 篠田果鈴(2025年公演) 中村遙花(2025年公演) 水野伶美(2025年公演)





略歴編集

2022年編集

8月30日発売の「LoveLive!Days」Vol.31にてプロジェクトが発表された。

上演時期と、作品の舞台が大阪兵庫の2ヶ所である事も明らかになった。


9月26日、公式Twitterと公式サイトを開設し、メインキャストと役名を発表。

9月30日放送のラブライブ!シリーズのラジオ『ラブライブ!ANN』に、椿ルリカ役・堀内まり菜滝沢アンズ役・関根優那が当作品からの初出演としてゲスト出演。

10月28日回(生放送)にも堀内と皇ユズハ役・浅井七海が出演し、テーマソング『未完成ドリーム!』音源初公開。


『ラブライブ!ANN』11月25日回にも、堀内と三笠マーヤ役・佐藤美波が出演。


12月2日、理事長役の2人を除くメインキャスト10名による「スクールアイドルミュージカル 上映直前特番」を事前収録で放送。

同月10日から15日にかけて東京公演を上演。初日に、主題歌「未完成ドリーム!」のサブスク配信を開始。


2023年編集

1月17日、配信番組「大阪公演直前生放送」を配信(出演は堀内、浅井、関根、星守)。番組中で、劇中歌を収録したアルバムCD発売決定を発表。

同月25日から29日にかけて大阪公演を開催。


5月4日、アルバム発売を記念したリリースイベントの開催を発表。同月10日、アルバム発売。


6月2日、配信番組「アルバム発売記念ありがとう生放送」(出演は堀内、浅井、関根、星守)にて、東京での追加公演が発表された。

期間は8月3日から6日。レナ役の三田は都合が合わず、初演でアンサンブルキャストとして出演した鈴木が代役となった。

なお、初演にて使用された舞台セットは使用できる会場が限られるため、様々な劇場に対応可能な舞台セットを用いたツアーバージョンになるとのことなので、地方でのさらなる追加公演も期待される。


6月3日、アルバムリリースイベント(出演は堀内、小山、関根、星守)を開催。当日は、前日に関東から関西にかけて発生した大雨の影響で公共交通機関が大きく乱れていたため、来場できなかった当選者に対してプレゼントを後日送付するという措置が取られた(なお、同日に関西で開催予定だった『ラブライブ!サンシャイン!!』関連イベントは、演者が関東から関西へ移動できないため、全面中止となった)。


8月3日、追加公演が開始。また会場で配られたチラシで、オフィシャルブックの発売が発表された。

8月6日、追加公演が終了。千秋楽公演のチケットは完売し、初の満席となった。


9月23日、新情報発表会と題して堀内、浅井、杏、西葉の4人で生配信。以下の情報が発表された。

  • 2024年1月11~21日、THEATER MILANO-Zaでの上演決定。
    • このうち20・21日は、通常公演におけるストーリーパートをオミットし、カーテンコールステージのみを拡大した「文化祭&後夜祭スペシャル公演」を上演。30分弱のステージが1時間30分に拡大され、新規楽曲も披露される。
  • その公演以降、Wキャスト制を採用。2024年1月公演では、ルリカ・アンズ・マドカ・キョウカ以外はWキャスト(初演キャスト+新キャスト、トアとサヤカは両名とも新キャスト)。
  • 12月9・10日開催の「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」にメインキャスト10名+アンサンブルキャストがゲスト出演決定。
  • 追加公演で告知されたファンブックの発売日決定、および表紙イラストを公開。

12月8日、ファンブックが発売。

同月9・10日、「異次元フェス アイラブ歌合戦」にゲスト枠として出演した。


2024年編集

1月11-21日、2024年公演を上演。20日昼の後夜祭公演初演後には、後夜祭公演で初披露となった新曲すべてを収録したアルバムCDの発売決定が発表された。


同年6月8日、「ちゃやまち推しフェスティバル2024」内「推し作品を見つけよう バンダイナムコフィルムワークスステージ 」に堀内、浅井が出演。『虹ヶ咲』の矢野妃菜喜、内田秀と共演するとともに、2025年公演の上演決定が発表された。


8月21日、後夜祭公演の楽曲を収録した「椿滝桜女学院高等学校スクールアイドル部 後夜祭アルバム!」が発売。

翌週29日には、発売を記念した初のフリーライブイベントを池袋・サンシャインシティにて開催。堀内、浅井、小山、西葉が登壇した。また同日、秋葉原・スクールアイドルシアターにて、同店では初となる『スクミュ』グッズが発売開始となった。

2周年となる9月26日に、『ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA』のタイトルで、シリーズ初の実写ドラマの制作、放送決定が発表。11月21日より放送開始。

ミュージカル作品として編集

残念ながら配信&映像商品化の予定はないことが運営から明言されている

ミュージカルでは決して珍しい話ではないのだが(ブロードウェイミュージカルが顕著。日本オリジナルの作品も著作権の関係で映像化が不可能のものも少なくない)後述するように惜しまれる声が上がっている。


スタッフ編集

脚本・演出等を担当する岸本と作曲・編曲等を担当する小島は劇団四季出身。

企画を持ち掛けたのは両氏であり、ラブライブ!が世界的人気を誇るシリーズであり、既存のミュージカルとは異なる分野であることや、シリーズに込められたポジティブなメッセージを理由としている。

関西が舞台になったのは、街の様子を詳しく描けるようにと岸本の出身地である兵庫県神戸市に由来する。



  • 美術:松生紘子
  • 照明:日下靖順
  • 音響;遠藤宏志
  • 衣装制作・ヘアメイク:佐藤愛鈴華
  • 美術リアライザー:竹内暢
  • 演出助手:陶山浩乃

  • 製作:プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル(バンダイナムコフィルムワークス バンダイナムコミュージックライブ アークスインターナショナル)

観劇中のルール編集

一般的な舞台作品と同じく、私語や物音の他、舞台及び観客の迷惑になる行動は禁止。

但しカーテンコールスペシャルステージでは観客がペンライトを使ってキャストを応援できる。


観劇ルールの詳細は、

  • 公式サイト 公演ガイド(外部リンク)
  • 公式Twitter中の【『スクールアイドルミュージカル』をもっと楽しむためのワンポイントアドバイス』】ツイート(外部リンク)

に記載されているので、観劇前に確認しよう。

公演場所・日程編集

公演名場所日程
2022年初演新国立劇場中劇場、梅田芸術劇場メインホール2022年12月10日~15日(東京)、2023年1月25日~29日(大阪)
初演追加公演日本青年館ホール2023年8月3日~6日
2024年公演THEATER MILANO-Za2024年1月11日~21日
2025年公演日本青年館ホール、新歌舞伎座2025年2月9日〜19日(東京)、2025年4月4日〜6日(大阪)

ドラマ版編集

詳しくはラブライブ!スクールアイドルミュージカル_the_DRAMAを参照のこと。

グッズ編集

初演編集

上演された劇場での物販およびラブライブ!シリーズ公式ストアの通販においてグッズが販売された。

キャストの写真を用いたブロマイドやアクリルフィギュア、SDイラストを用いたアクリルキーホルダーなどがラインナップ。


一般販売編集

2023年5月10日には、アルバム発売に合わせて新規グッズが発売。

こちらはアルバムジャケットに使われた通常頭身イラストを用いたアクリルフィギュアなどがラインナップ。


追加公演編集

初演であったキャストの写真を使ったグッズ(アクリルフィギュア、ブロマイド、ブロマイドケース、缶バッジ)はなくなり、代わりにTシャツ、はづき氏のイラストを使ったグッズ(アクリルスタンド、トレーディングカード、クリアファイル)が追加された。

レナ役が三田から鈴木になったため、キャストグッズを出せない不都合が生じたためと思われる。


2024年公演編集

理事長であるマドカとキョウカのグッズが追加

スペシャルステージパートを反映したイラストが描き下ろされ、アクスタのラインナップに加わった(トレカは生徒のみ)。

理事長のグッズが出るのは、13年半のラブライブ!シリーズ史上初めてのこと。


さらに、Wキャストに加え、キャストグッズが復活。

アクスタ、ブロマイド、缶バッジがラインナップ。

ブロマイドにのみ理事長2人も加わっている。


スペシャルステージに用いる応援グッズも追加。

専用のペンライト(作品タイトルに「ラブライブ!」が入っていないためか、商品名称は「ラブライブレード」ではなく「ペンライト」)と、キャストの顔写真が入ったジャンボうちわがある。

ただし、胸以上の高さに掲げるのがNGなのは、これまでと変わらない。

ファンによる考察・意見編集

本作はこれまでのラブライブ!シリーズ作品と異なり、スクールアイドルという概念が存在しないかのように描かれている。

冒頭からアイドル活動をしている滝桜のメンバーも、あくまで学校が少子化対策で設立した芸能コースに所属する生徒であり、最終的な目的はメジャーデビューである(過去作で言えば、A-RISEが近い)。


スクールアイドルの概念がないので、当然、大会としての「ラブライブ!」も存在しない。

作品タイトルに「ラブライブ!」を含まないのは、そのためである可能性がある。


その中で、「アイドルとはこういうもの、こうあるべきものなんじゃないか」と他のキャラクターから言われたルリカが「学校の部活なんだから、下手でもいい、好きなようにやっていい」と、自ずと「学校のアイドル」=スクールアイドルの概念に至る。

こうした流れから、本作を「いずれ『無印』に(ひいては他の作品に)至る、スクールアイドルという概念が誕生するまでの物語」と捉える者もいる。


この説を裏付ける描写として、以下の2点が挙げられる。

  • さんちかのアニメイト

マーヤの発言より。

これはかつて、さんちかを通らなければ行くことができないセンタープラザ西館に店舗があった頃のアニメイト三宮店の通称である。

ところが2013年にセンタープラザ本館に移動したため、次第に呼ばれなくなった。


  • スマートフォンが登場しない

作中で携帯電話を使っているのは主人公たちの母親たち2人のみで、両者とも折り畳み式の携帯電話を使っている。古風なマドカはともかく、先進的な考えのキョウカがスマートフォンを使っていないのは、2020年代を舞台にした現代劇において不自然と言える。

また、ルリカやアンズなどの学生たちは携帯電話を一切使っていない。椿は厳しい学校なので携帯電話の所持を禁じられているかもしれないが、滝桜の生徒まで使っていないのは、これまた不自然と言える(仮にスマートフォンや各種SNSが普及していれば、キョウカは率先して、生徒たちに投稿をさせていただろう)。

また、ドラマ版に置いても同様。


  • 時代錯誤の家電製品

舞台版では登場してはいないもの、ドラマ版では上記のスマートフォンも含めて非常に顕著であり、主流であるはずの液晶テレビが置いておらず、ルリカの自宅にはプラズマテレビ(もしくはハイビジョンテレビ)、滝桜の練習場にブラウン管テレビが置かれている。また、現代において無線が主流であるはずの固定電話も有線電話である。


以上の点をまとめると、


  • 2013年以降はセンタープラザ本館にあるはずのアニメイト三宮店がセンタープラザビル西館にある。
  • 2012年頃には学生にもある程度普及していたスマートフォンが登場しない。

ことから、本作の舞台設定は2010年頃より前、即ち2010年にプロジェクトが始まった『無印』よりも前の時代と考えることができる(『無印』も2010年に公開されたMVで、キャラクターがガラケーを使っている)。

楽曲編集

詳しくはラブライブ!スクールアイドルミュージカルオリジナル曲一覧を参照のこと。

CDとしては現在、3種発売されている。


  • テーマソングシングル「未完成ドリーム!
  • アルバム『スクールアイドルミュージカル』
  • アルバム『椿滝桜女学院高等学校スクールアイドル部 後夜祭アルバム!』

書籍展開編集

  • 「ラブライブ!シリーズpresents スクールアイドルミュージカル オフィシャルブック2023」(2023年12月08日発売、LoveLive!Days編集部)

2022年初演、初演追加公演に参加したキャスト11人のソロロングインタビュー等か収録されている

絵日記企画編集

2022年11月6日、メンバー達の絵日記企画がスタート。


キャラ達の練習中の出来事が綴られる。絵日記のキャライラストは二次元verである。

Twitter上で隔週日曜更新。1/29更新分で企画は一旦終了。


 作画:はづき

1.アンズ

2.ルリカ

3.トア

4.ユズハ

5.ユキノ

6.ミスズ

7.ルリカ


また、同作者の観劇レポート漫画も公開されている。



公式での扱い編集

本作はミュージカルが主媒体であるがゆえか、キャラクター(二次元)展開もキャスト(三次元)展開も原則行われていないという、ラブライブ!シリーズとしては特殊と言える扱いになっている。

  • シリーズ公式サイトのトップページにおいて、無印〜蓮ノ空は世代が新しい方から上に来るのに対し、本作は公式や各メディアから『サンシャイン!!』のスピンオフと明言されている『幻日のヨハネ』の右隣(スマホ表示では『ヨハネ』の下)に位置。
  • キャストが出演するラジオやテレビ番組などで、〜作目や〜発目の作品といった案内や発言もされていない。
  • 2024年のシリーズ合同イベント「ユニット甲子園」には出演せず、演出等に一切その影が見られなかった(同イベントでは、μ'sも出演していないが、言及はされている)。
  • 2024年パ・リーグコラボでは、6球団に割り当てられた作品の中に、『幻日のヨハネ』が入っているのに本作は含まれていない。せっかく大阪の球団オリックスバファローズが存在するのにもったいない、という意見もある。
  • 専門誌「LoveLive!Days」の5周年企画では、投票対象のラインナップから外されており、同じく2024年に蓮ノ空が追加されたCM(ナレーションは伊波杏樹)でも紹介されない。

このような扱いである理由は不明だが、以下のような理由が考えられる。

  • ストーリー(ミュージカルの脚本)は原則非公開(映像ソフト化せず、直接舞台を鑑賞するしかない)という方針から、ネタバレを防ぐため。
  • 出演者が専業声優ではなく、ラブライブ!シリーズ(バンダイナムコ)としてマネジメントできないため、リアルイベントに招集しにくい。

しかし、公式が外伝として扱っているともとれる扱いの一方、以下のようなメイングループ級としての扱いもされており、歴としたラブライブ!シリーズの作品であることには疑いはない。

反響編集

初のミュージカル作品、(SDイラストはあるものの)二次元キャラクターが不在、オーディションで選抜されたとは言えキャストにAKB48を始めとするアイドルグループ所属者がいることなどもあり、前評判は芳しくなかった。

ところが12月10日の東京公演の初日を皮切りに、実際に公演を見に行った観客からおおむね好評な口コミが多数発信された。

寧ろ公演期間の短さや東京・大阪のみでの上演を惜しむ声もあがるほど。


なお、東京公演初日はLiella!_3rd_LoveLive!愛知公演の初日と、大阪公演千秋楽はLiella!3rdライブの東京公演2日目とかぶっており、最も集客が見込める週末でさえ当日券が販売される状況だった。

仮に、スクミュとLiella!の会場が同じ地域であれば両方をハシゴすることも可能であったろうが、新幹線を使っても1時間以上かかる距離であったため、それも叶わなかった。


先述の通り、劇中歌を収録したアルバムCDの発売決定が、2023年1月の配信番組にて発表された。

発売時期から、おそらく当初から予定されていたものではなく、本作の反響を踏まえて急遽決定したものと考えられ、このことも本作の高評価を裏付けるものと言える。


ラブライブ!シリーズのキャストやスタッフなども多数観覧しており、ネタバレにならない範囲で感想を発信している。


μ's


Aqours


虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会


Liella!


スタッフ

関連動画編集

ロングPV

ミュージカル「スクールアイドルミュージカル」CM SPOT (30秒 Ver.)

稽古風景PV

関連タグ編集


ラブライブ!スクールアイドルミュージカル:制作委員会等の単語。

スクールアイドルミュージカルのカップリングタグ一覧

演劇 ミュージカル

椿咲花女子高等学校 滝桜女学院 椿滝桜女学院高等学校 椿滝桜女学院高等学校スクールアイドル部


少女☆歌劇レヴュースタァライトスタリラ):本作同様、劇場ミュージカル要素を取り入れた作品。






外部リンク編集

公式Twitter

公式サイト

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