概要
スイッチを押すことで色が切り替わるペンライト「キングブレード」のラブライブ!シリーズ仕様。
正式名称は「ラブライブレード!」とエクスクラメーションマークがつくが、公式以外は大体省略してる(この記事の名前もそう)。
公式でライブ前に販売されることもあれば、ラブライバーが市販のキングブレードにステッカーを貼ってオリジナルの物を作ることも。ラブライブ!のイベントではサンシャイン!!以降UO持ち込みが禁じられているため、尚更ブレードに需要が傾きがち。
公式のラブライブレードは、対応するグループのメンバーの色のみを光らせる仕様になっている。
また異なるグループで似たような色(例:穂乃果がオレンジ、千歌がみかん色、愛が超オレンジ)についても、見比べれば違う色だと判別できる程度に調整がされている。
サイリウムと異なり、電池を交換しさえすれば何度でも使用可能なのでお財布にも優しい。加えてアニメロサマーライブのようなラブライブ!シリーズのグループが参加する合同イベントで流用されたり、ライブ会場以外でも災害発生時に重宝する。
ただしライブによってはとても流用出来るようなものではない欠陥品になっている例もある。特にAqours 4thのものは歴代ブレード屈指の燃費の悪さを誇り、ライブ本番中に電池が切れたという報告もあったため、それしか持っていない場合を除き他のライブに好んで持ち込む者は少ない。
また、当初は筒部分が簡単に取り外せる(交換できる)仕様になっており、筒部分とグリップ部分のどちらかが破損しても、修理が容易であった。
しかしいつの頃からか、筒部分の根元がグリップ部分と接着されるようになった。これによって、落下や衝突時の衝撃(加重)が根元部分に集中するようになり、旧仕様よりも破損率が大幅にアップしてしまった。
公式ラブライブレードのバリエーション
無印(μ's)
共通商品名は「ラブライブレード!」。
3rdライブ以降に発売されるようになった(1stはサイリウム、2ndはピンクのみのハート形ライト)。
取っ手の部分の色はまちまちだが、文字色はピンクで統一。また4th以降、取っ手と光る部分の間の「鍔」がメタリックピンクになった。
基本的な仕様は変わらないが、4thライブのみ、自動カラー切り替え機能がついており、スイッチを押さなくても9人の色が次々に表示されるため、全員曲で重宝する。
サンシャイン
共通商品名は「ラブライブレード!サンシャイン!!」。
Aqours単独のもの、Saint Snow単独のもの、両グループ合同のものの3パターンに分かれる。
Aqours
取っ手の部分は水色。
Aqoursのライブイベント自体が多いため、初代ラブライブレード!を越える多種多様なバリエーションがあり、海外公演のみならず劇場版用のもの、ファンミーティングの一環であるユニット対抗全国ツアー用、さらには2020年のミニユニットライブ用に各ミニユニットのカラー三色を加えたバージョンまで作られた。
初期こそAqoursの9色だったが、Saint_Snowも本格参戦するようになってからはさらに2色追加された全11色体制になっている(4th除く)。
Saint_Snow
SSの単独イベントに合わせて発売された。
取っ手の部分は黒地に赤文字。
メンバー2人の色に加え、グループカラーのレッドの計3色仕様で、グループのブレードとしては最少色数。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
共通商品名は「ニジガク指定ラブライブレード!」。
取っ手の色はパステルイエロー。
メンバーから途中で何度も増員していることから、1stライブから毎回出演メンバー数が異なる(9人⇒10人⇒9人⇒12人)ため、色数も毎回異なるという変則仕様。
さらに2ndライブは異なるタイトルのライブを2種開催したためブレードも2種類あり、校内シャッフルフェスティバルというナンバリングでないライブのブレードも存在する。
またライブ&ファンミーティングで販売されたミニユニット用は、各ユニットにつき1種類であり、メンバーカラーに加えてユニットカラーが加わった特別仕様になっている。
ラブライブ!スーパースター!!(Liella!)
共通商品名は「ラブライブレード!スーパースター!!」。
取っ手の色は薄紫。
2022年春までは1期生5名しかいないため、全5色しか用意されておらず、主役グループのブレードとしては最少色数となっていた。
2期生4名が加入した2022年初夏のファンミーティングツアー以降は9色仕様、3期生2名が加入した2023年の4th以降は11色仕様となっている。
シリーズ恒例のライバルのメンカラーは、現時点でブレードに組み込まれていない(そもそも2ndライブを最後に、「スーパースター!!」単独イベントに出演していない)。
ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!)
現状、公演ごとに正式名称も仕様も大きく異なる。
1stツアーのブレードは「Link!Like!ラブライブレード!」。
カラー数は、メンバー数を超える26色仕様。
グリップはターコイズブルー、ストラップはエメラルドグリーンと、リンクラのロゴに合わせてある。
2ndツアーのブレードは「103期 蓮ノ空女学院 ラブライブレード!」。
カラー数は、メンバー6名+ユニットごと(メンバー2名+ユニットカラー)×3で、計15色仕様。つまり、メンバーカラーが重複している。ユニット活動を主とした『蓮ノ空』らしい仕様と言える。
グリップは桜色、ストラップはネイビー。
3rdツアーのブレードは「蓮ノ空女学院 ラブライブレード!」。
カラー数は、104期生を加えたメンバー9名の計9色仕様。
3rdツアーは、最初の3公演が実質ユニットライブであるため、ブレードもスリーズブーケ、DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!の3ユニットに合わせ、3種類のデザインが用意されている(グリップとストラップがユニットカラー。筒部分もユニットごとに異なるデザイン)。発光するカラーはどれも一緒。
スクールアイドルミュージカル
正式名称は「ペンライト」(作品の設定的に「ラブライブ!」が一切関係ないためと思われる)。
2024年公演から販売された。全10色仕様。
グリップは椿咲花女子高等学校のシンボルカラーである緑、ストラップは滝桜女学院のシンボルカラーである赤と、ダブルカラーデザインになっている。
点灯部の先端には椿と桜の花があしらわれている。
シリーズ合同イベント
ラブライブ!フェス
正式名称「ラブライブレード!フェスver.」。
無印(μ’s全9色)、サンシャイン(Aqours+Saint Snow全11色)、ニジガク(初期メンバーのみの全9色)の三シリーズを全て融合させた全29色搭載のラブライブレードが登場。あまりにも数が多すぎるため、グループごとにスイッチ出来るグループボタンが導入された。
カウントダウンライブ
サンシャイン!!(Aqours全9色)、ニジガク(全12色)、スーパースター!!(Liella!全5色)の計26色仕様。
ユニット甲子園
Aqours、SS、ニジガク、Liella!、Sunny Passion、蓮ノ空の4作品5グループの各メンバーの個人カラーに加え、ユニットカラーを加えた、全58色仕様。
SPの個人カラー、Liella!、SP、蓮ノ空の各ユニットのカラーは、ここで初お披露目となった。
合同アジアツアー
名称は「ラブライブレード!LL!SAT」。
LoveLive! Series Asia Tour 2024~みんなで叶える物語~ 横浜公演に合わせて販売。
μ's9色・Aqours9色・虹ヶ咲12色・Liella!11色・蓮ノ空9色の計50色仕様。
関連イラスト
関連タグ
ラブライブ! ラブライブ!サンシャイン!! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
Aqours_Sky_High! ソラノトビラ:グランブルーファンタジーとのコラボイベント。こちらでラブライブレードに類する形状の武器がSSR武器として実装されている。