ラブライブ!サンシャイン!!
らぶらいぶさんしゃいん
関連楽曲はラブライブ!サンシャイン!!オリジナル曲一覧を参照。
『ラブライブ!サンシャイン!!』とは、『ラブライブ!シリーズ』の1作品であり、スクールアイドルグループ・Aqoursの9人を主人公としたメディアミックス作品群を指す。
2015年2月26日に電撃G’sマガジン公式サイトとTwitterにて紹介された、同2月28日発売の『電撃G’sマガジン4月号』に掲載された1枚の記事を皮切りに、プロジェクト開始。
『サンシャイン!!』の前作にあたる『ラブライブ!』とは、世界観は共通しているものの、舞台は東海地方に位置する静岡県・沼津にある浦の星女学院となっており、今作の主要キャラクターも新規にデザインされ、キャストも刷新されている。
キャラクター設定の多くは、沼津市出身の作家である芹沢光治良に関連するものから引用されている。
メディアミックスとしての路線は基本的に前作と変わらず、漫画や短編小説などを「電撃G'sマガジン」にて企画進行&連載中。主要キャラクターのキャストが担当キャラと共にアイドル活動を行い、TVアニメ放送と劇場版の公開、さらにゲーム化や他作品とのコラボ企画も行われた。前作と同様、メディアによっては世界設定やメインキャラクターの性格が大きく異なるので注意。
アニメ化に先行して5枚のシングルを発売、現在もシングルやゲームコラボ曲のCDを継続リリース中。ベストアルバムとソロライブコレクションはAqoursの結成5周年を記念して2020年にリリースされた。
前作と同様、現実に存在する場所や施設、建物、景勝地などが多く登場するいわゆる「聖地アニメ」を意識した作風である。特に今作ではアニメ放送開始前から各協賛企業や地元団体などとの協力・タイアップが前作以上に濃密で、舞台設定も大都市圏から比較的郊外に移ったことで、細かいロケハンや取材に裏打ちされた『ご当地アニメ』としての側面がより強くなった。地元・沼津市内の企業や店舗とのコラボレーションによる観光ツアー企画や、オリジナルグッズ等も続々と展開中。各地で開催されるご当地グルメイベント等にも積極的に出張している他、TVアニメ放送を機に静岡のニュース番組や新聞などのローカル紙面に記事が取り上げられたり、地元の催し物やイベントにもAqoursのキャラクターが用いられることも増えてきている。
2017年7月、第25期沼津市PR大使にAqoursが選出され、認証式の様子は地元放送局ニュース枠でも取り上げられた(2019年1月に劇場版公開に合わせる形で第26期沼津市PR大使として続投が発表)。
正式名称は『ラブライブ!サンシャイン!!』(最初の感嘆符が全角、最後の2つが半角)
メンバーの家族など
ライバル
- Saint_Snow(セイントスノー)
TVアニメ1期7話から登場したAqoursのライバルポジションに相当する姉妹スクールアイドル。持ち歌は「SELF CONTROL!!」など。北海道・函館市出身。
2018年4月にSaint Snowの故郷である函館にて、ラブライブ!シリーズ史上初の主役グループメンバーでないキャラが主催するという形の三次元ライブを実施。以後はAqoursが参加するライブのゲストとして定期的に出演し、ついに1stシングルのリリースと、単独の1stライブ開催が決定した。
『電撃G's magazine』2016年5月号(2016年3月30日発売)から連載。作画は、前作の「School idol diary」シリーズ(第1期)のコミカライズを担当した「おだまさる」氏。
初期設定をそのまま踏襲している。一方で、『サンシャイン!!』のTVアニメ版が前作と世界観を共有しているのに対し、漫画版は前作の漫画版・テレビアニメ版のどれともつながらない、漫画版独自の世界観となっている(μ'sは直接の登場はしないものの、登場人物によって言及されている。
また、μ'sは3人から始まったとなっており、これはテレビアニメ版と同じ設定だが、ラブライブ!初代優勝グループというテレビアニメ版と違う設定(テレビアニメ版での初代優勝グループはA-RISE)になっている。)
事項 | 漫画版本作 | 漫画版前作 | テレビアニメ版 |
---|---|---|---|
μ'sの初期メンバー | 3人 | 4人 | 3人 |
ラブライブ!初代優勝グループ | μ's | 不明 | A-RISE |
現在、公演予定、または開催中のワンマンライブは以下の通り。
Aqours
- 『Aqours EXTRA LoveLive!~DREAMY CONCERT 2021~』
- 2021年12月29日(水)・30日(木) 会場: ぴあアリーナMM
- 『Aqours 6th LoveLive!~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~』
- 2022年2月12日(土)・13日(日) 愛知公演 会場:バンテリンドームナゴヤ(旧ナゴヤドーム)
- 2022年3月5日(土)・6日(日) 埼玉公演 会場:メットライフドーム(旧西武ドーム)
AZALEA
- 『AZALEA 2nd LoveLive!~Amazing Travel DNA Reboot〜』
- 2021年11月15日(月)・16日(火) 会場:横浜アリーナ
前作では漫画版やアニメ版で初めて設定が創られたスクールアイドルの大会「ラブライブ!」の存在が、本作では最初からG's誌上で言及されている。
μ'sはかつて大人気を博したスクールアイドルグループとして伝説になっている。現役の高校生は動画や紙面上でのみμ'sに接する事ができ、千歌を初めとした登場人物たちの憧れの的となっている。
公式ではμ'sメンバーの未来の姿を描くことができない暗黙のルールのせいで、Aqoursは成長したμ'sと顔を合わせる事は叶わない。
ただし、『スクスタ』等の時空を超越した描写で作られるメディアミックス上ではお互い活動時の姿で共演可能である。
2017年9月21日「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル新情報発表会」で穂乃果役と千歌役のキャストが共演した数日後、Aqours 2ndライブ埼玉公演にて初公開された『スクスタ』の告知PVで初めて18人のキャラが交互に喋りかけあった。『スクスタ特番』内で初めてキャストのバラエティイベントでの共演、キャラの同年代設定による会話が実現する。
その後は『スクスタ』とそれに関するイベント・ラジオ等でキャラやキャストが定期的に共演している。
設定の背景
前作同様、原作は公野櫻子氏。ラブライブ!デイズ増刊号Aqours 9th Anniversary Specialでのロングインタビューによれば、あえて前作と同じ路線を取ったという。理由の概略としては、前作が予想外の爆発的なヒットを記録したこともあり、続きやシリーズ化を求めるなら必然的にその路線のものが求められるという考えだったためである。前作とはガラッと変えるということも考えられるが、あえてそうしていないとのことである。また、ロケハンをしていく中で、静岡県東部・伊豆地域が家庭環境もあり、馴染み深かったことも大きいという。
スクフェス
『スクフェス』では、切り替え自由の「μ'sモード」と「Aqoursモード」でそれぞれの時空が完全に分離しておりストーリー中は相互の直接交流はないが、ライブ用のユニット編成では手持ちカードさえあればμ's・Aqoursを自由に組み合わせられる。
Aqoursのメインストーリーには稀にμ'sの名が登場。千歌と(アイドル全般好きの)ルビィの2人が熱心なファンで、占いの話で2人とも東條希の名を挙げた。アニメ放送後のごく一部のストーリーではダイヤもμ'sファンになっている。
μ'sとの時系列関係は不明で、梨子が転校直後にμ'sの評判を知っている。千歌は普段μ'sのDVD視聴を好んでいるが、一度ラジオ番組のゲストに来ていたμ'sに千歌がお便りを出して採用された話がある。最終章の36章でアニメ同様μ'sは学校に何も残して行かなかったと語られた。
スクスタ
前述の『スクスタ』ではオールスター時空の為、Aqoursはμ'sと同学年の設定。
μ'sを見た千歌がアニメ同様にAqoursを結成、後にμ'sメンバーと友人関係になって合同ライブを披露するまでに至る。そのライブが虹ヶ咲学園でスクールアイドル同好会が結成されるきっかけになった縁で、この3グループはスクールアイドルの文化祭「スクールアイドルフェスティバル」の成功の為に定期的に集まって活動する事になった。
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours浦の星女学院RADIO!!
- 2016年4月13日よりキャストがトークするWeb配信のラジオ番組で響ラジオステーションより配信されている。毎週水曜日更新。
パーソナリティは番組初期および浦ラジパーソナリティ総選挙選挙期間中(第1回~第32回、第67回から第100回)はAqoursメンバーが1~3人で交代で担当している。また、第214回~第214回まではAqours結成5周年記念として「シャッフルパーソナリティ企画」として、Aqoursメンバーで各2回ずつトリオを組んでパーソナリティーを担当した。
初代パーソナリティーぐ~りんぱ(第33回~第66回)
担当:伊波杏樹(高海千歌役)、小宮有紗(黒澤ダイヤ役)、小林愛香(津島善子役)
後にデュオ・トリオVol.2で『Party! Party! PaPaPaParty!』がユニット曲として発表される。
いつからかは不明だが、日本語が読めない海外ユーザーの方々が、pixivからのオススメのタグと勘違いをしてしまい、投稿するイラストの内容に関係なく「ラブライブ!サンシャイン!!」のタグを付加してしまう事案が時々発生している。
悪意はないと信じたいが、検索妨害となり得る行為であり、心当たりのあるユーザーには自重を促したいところであり、もしそのような投稿を見かけたら、検索サイト等でその事を和訳して、コメント欄等に書き込んで注意を促してもらいたいところである。
(もちろん、イラスト内容やキャプション等で、ラブライブ!を意識している事が明白な場合はその限りではない)
※詳しくは、※作者は海外ユーザーの記事を参照。
- 安田屋旅館、あわしまマリンパーク、淡島ホテル、沼津市民文化センター
- 沼津港(大型展望水門「びゅうお」)、沼津港深海水族館&沼津バーガー
- マルサン書店、旅館 浜の家、松濤館(しょうとうかん)、和洋菓子 松月、千鳥観光汽船、やば珈琲、ジャンボエンチョー、辻宗商店
- 内浦漁業協同組合(いけすや)、JAなんすん(南駿農業協同組合)、(株)バンデロール(のっぽパン)
小田急が消極的なのは、かつて同社の特急ロマンスカー『あさぎり(現ふじさん)』が沼津まで運行していたものの、現在は御殿場まで短縮されてしまった事が原因である。もし辛抱強く沼津まで運行を続けていれば主導権は小田急になっていた可能性も少なくはない。それどころか、1950年から1968年の約18年にかけて箱根を舞台に小田急(当時は東急グループの傘下だった)と西武との間で輸送シェアを廻り対立していた「箱根山戦争」の再燃ともなった可能性もある。
その後、小田急本体も2020年に発生した新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、需要が急増したテレワーク用に東海バスのラッピング車両が描かれた背景画像が配布されたが、前述で述べた通り、西伊豆方面への経営資本の投入には消極的である為、これ以上のコラボ展開は期待する見込みはない。
当初は参加は表明していなかったが、2023年に東海道新幹線のネット予約サービスである『EXサービス』内の「EX旅のコンテンツポータル」において、突如コラボする事を発表した事によって多くの人が驚愕した模様。
ライブイベントのマネジメント、海外でのグッズ販売などを委託している。Aqoursキャストにもアミューズ所属がいる他、今作のライバルのキャストも共に同事務所所属でアニメ二期以降ライブイベントでの参戦も積極的に行われている。
(※アニメEDクレジットで紹介された協力企業等を中心に記載)
聖地巡礼に関する注意
前作と同様、聖地巡礼が盛んなため、公式から注意喚起を呼びかける文章が発表されている。禁止事項は以下の通り。
- 学校や私有地への立ち入り禁止
- 学校の生徒、地元住民の方々を無断で撮影することは控えるように
- 大川家長屋門は私有地のため立ち入りや外観を含む撮影は禁止
上記のような項目を守らない場合法的にもトラブルになる可能性があるので、見学や観光の際には注意されたし。
加えて2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、緊急事態宣言の発令時、川勝平太知事から感染拡大を助長する巡礼をやめるよう呼び掛ける声明も発表。2020年11月には伊豆の国市の大学病院でクラスターも発生しており、沼津市で感染爆発を起こさない為にも、不要不急の巡礼は中止の検討を含めて注意するべきである。無論、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置発令区域からの巡礼など、言語道断である。
2021年6月26日には人気ソシャゲ『モンスターストライク』とまさかのコラボを果たした。モンストのコラボの中では数少ないバトルものではない作品のコラボな上に、普段であればコラボの時期ではない時期なのでモンストニュースの視聴者達を大いに驚かせた。
ただし、他のコラボとは事情が大きく異なる。本コラボではAqoursのメンバーが1年生、2年生、3年生とそれぞれ分かれてプレミアムガチャから排出されるのだが、その排出されるガチャが超獣神祭ガチャのみであり、そこから出てくるという事は既存の超獣神祭限定キャラも排出される事があるという非常に闇が深いケースとなっているのである。その上排出期間も1週間程なので、期間が短い。
こうした事情もあって本コラボはかなり賛否両論が巻き起こった模様。ただし、コラボ企画なのでプレミアムガチャでは専用の確定演出もしっかり存在している。
また、本コラボを記念した特別な楽曲が作られた。それに関してはこちらを参照。
前作とのコラボイラストも投稿されている。
カテゴリ | 音楽 / 漫画 / 小説 / アニメ |
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ジャンル | アイドル アイドルアニメ |
シリーズ | ラブライブ!シリーズ ラブライブ! ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ラブライブ!スーパースター!! ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ スクールアイドルミュージカル |
表記揺れ | ラブライブサンシャイン ラブライブ!サンシャイン! ラブライブ!サンシャイン!!(!マークが全角の為にタグとして使用出来ない)ラブライブ!サンシャイン!!(正式な!の使い方であるが、!マークが全角の為にタグとして使用出来ない) |
評価タグ(イラスト) | ラブライブ!100users入り→ラブライブ!500users入り→ラブライブ!1000users入り→ラブライブ!5000users入り→ラブライブ!10000users入り→ラブライブ!30000users入り |
評価タグ(小説) | ラブライブ!小説50users入り→ラブライブ!小説100users入り→ラブライブ!小説300users入り→ラブライブ!小説500users入り |
アニメ | 2016年夏アニメ / 2017年秋アニメ / 劇場版ラブライブ!サンシャイン!! |
楽曲 | ラブライブ!サンシャイン!!オリジナル曲一覧 |
ゲーム | スクールアイドルフェスティバル / スクフェスALL_STARS / ぷちぐるラブライブ! / スクフェスAC(アーケード) / スクールアイドルフェスティバル2 / モンスト(コラボ) / IDOLY_PRIDE(ゲームでのコラボ) |
ライブ | ラブライブ!シリーズのライブイベント一覧 |
カップリング | ラブライブ!サンシャイン!!のカップリングタグ一覧 |
ユニット | Aqours / CYaRon! / Guilty Kiss / AZALEA / Saint_Snow / Saint_Aqours_Snow |
ラジオ | ぐ~りんぱ / わいわいわい |
呼称 | ラブライブ!サンシャイン!!呼称表 |
用語 | ラブライバー(ラブライブ!シリーズファンの呼び名) / スクールアイドル(劇中で活動する学生によるアイドルの総称) / ママライブ! / ロリライブ! / ラブライブ!男性キャラ / シーラカンス!サンシャイン!!(まさかの実写化!?2017年4月1日動画配信!) / シャゼリア☆キッス(2020年4月1日登場の新生合同ユニット!?) |
ラブライブ!『電撃G's magazine』公式サイト (現在はシリーズのポータルサイトにリダイレクトされている)
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site
僕らのラブライブ! (ラブライブ!シリーズ 同人オンリーイベント運営サイト)
コメント
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