「「「恋の喜び咲かせます」」」
「「「AZALEAですっ」」」
概要
「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するスクールアイドルユニット「Aqours」内ミニユニットの一つ。
2016年3月28日に公式サイトにて、この三人のユニット名が明らかになった。
コンセプトは外見重視の「しっとり和風」……だったが、和風要素はダイヤ&花丸の実家設定やダイヤの琴くらいしかなかったからなのか、
1stシングルリリースを機に「洋風ガーリーな純朴乙女」的なユニットに変わった。さらに活動が進むとクール系の曲や様々なコンセプトの曲も増えてきている。
花丸役の高槻かなこ曰く、「しっとり和風タイプかと思ってたらなんかピコピコしてました(コウメ太夫のモノマネ)」だそう。
全員早生まれという共通点がある。
もう一つの共通点としては全員の口調が(果南だけある条件下では)珍しいという事だろう。花丸の語尾は「〜ずら」、ダイヤは絵に描いた様なお嬢様口調である事は言うまでもない。果南は一見普通の中性口調だが、μ'sとAqoursの3年生の中でいえば、普通の中性口調をオーソドックスとしているのは果南だけである(他は女性口調、方言、外国語訛り、お嬢様口調が重なりながらひしめき合う。虹ヶ咲まで範囲を広めれば、彼方、エマ、少年的なミアも中性口調である)。
ユニットカラーはピンク。
メンバーにピンクがイメージカラーの人物がいないが理由は後述。
ユニット対抗全国ツアー用のAZALEAファンネームは「トリコビト」。
キャストがユニット名を呼ぶ時の通称は「アッゼ~リア~」「アゼさん」「アゼ」など。
因みにAzaleaとは日本語でつつじの意味であり、同時に静岡県の県花でもあることから、
ユニット名には故郷と地域に根ざしたアイドルユニットであるという想いが込められている。
白いアゼリアの花言葉は「あなたに愛されて幸せ」。
メンバー
楽曲
曲調は基本的にエレクトロニカなダンスミュージック。
しっとりとした天使の歌のような曲もあるが、あのA-RISEのようなクールな曲もこなす。これらに優しい歌詞と歌を乗せている。
ユニットシングルの中盤に相応しく、ピュアな雰囲気と清純な歌声が特徴的でこれらの曲で癒しをもらったファンが多い。3人の各々特徴の強い歌声が調和する中でさらに強調されており、それぞれのソロ歌を聞くために曲を再生する者もいる。
2016年5月25日に1stシングル『トリコリコPLEASE!!』を発売。カップリングは『ときめき分類学』。
A面はノリノリな電子音で、友達止まりの異性に想いを伝えられずチャンスを願って叫ぶ歌。B面はスローテンポでしっとりと自らの恋心について哲学的に考える。
2017年5月31日に2ndシングル『GALAXY HidE and SeeK』を発売。カップリングは『INNOCENT BIRD』。
A面はギャラクシーなメロディでひとり恋の到来を待つSFチックな歌で、B面は珍しい重いビートで恋によって傷付くのを恐れる臆病な気持ちを歌う曲となった。
ライブでは、『GALAXY HidE and SeeK』は1番サビまで果南&花丸が暗幕に隠れて登場しない演出が、『INNOCENT BIRD』は短いコード付きマイクを使ったダンスがある特殊仕様。
アニメ1期BDのソフマップでの全巻購入特典に『LONELY TUNING』CDが付属。
頑張っていて休めない人にエールを送るアップテンポかつ優しい曲で、イントロとアウトロの逆再生音源にはある加工台詞が入っている。
アニメ2期BDのソフマップでの全巻購入特典に『卒業ですね』CDが付属。
3年生が2人もいる本ユニットは、卒業後に別々の道を歩む心境を歌う。
シングルCD曲4曲すべてが自分の抱く恋心に悩み考える曲になっている。
2枚のシングルのCD帯にあるキャッチコピーは、他のユニットシングルと同様、往年の有名アーティストと映画のオマージュ&パロディだと思われる。
『トリコリコPLEASE!!』は「3人はアイドル」。ビートルズのアルバムCD「4人はアイドル」が元ネタか。
『GALAXY HidE and SeeK』は「やけどするほど、危険な3人!」。元ネタは映画「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」(2003年)の「やけどするほど、危険な2人!!」だろう。
2019年12月11日に二年半ぶりとなるシングル『Amazing_Travel_DNA』を発売。
3曲共にAZALEA史上最高ともいえる非常に高い完成度でファンからも好評を博し、自身最高となるオリコン週間3位を獲得すると共に、先行したGuilty_Kiss・CYaRon!と合わせてキャラ名義のユニットシングルとしては稀な3週連続TOP3入りを果たす快挙も果たした。
2021年6月23日に1stアルバム『We‘ll get the next dream!!!』を発売予定。
既存曲9曲と新曲3曲(We‘ll get the next dream!!!、PHOENIX DANCE、メタモルフィズム)、Remix2曲を収録。
性格と活動
キャラの組み合わせとしては、ザ・体育会系の松浦果南、生真面目でストイックな黒澤ダイヤ、引っ込み思案の国木田花丸の3人組。
G's版では3年生の果南とダイヤが保護者役で1年生の花丸が妹役であることが多く、花丸が2人の魅力的な大人っぽさの間に入るのをやや緊張している。ドラマパートではその妹役が暴走するのだが。
知的で落ち着いたユニットでいられるか、天然ボケを連発するイロモノユニットになるかはメディアごとの性格設定やその時の空気次第。G's版では全員が補習回避した。
キャストは、ニコ生などでは、特に小宮さん、諏訪さんという、まとめ役的な資質を持つメンバーを2人擁するせいか、性格は他2つと比較するとおとなしめ。
ただし、顔芸担当の面を持つ小宮さん、1年生トリオのダチョウ倶楽部的ノリを持つ高槻さん、時として毒舌を放つが基本的にはクールな傾向が強い諏訪さんで構成されているので意外な爆発力がある。
初のユニットあいさつの際には1番手だったのもあって(小宮さん曰く)「すっごく普通なあいさつ」を行った。そのため、後に続いたCYaRon!の完成度の高さとGuilty Kissのネタ全開あいさつに驚愕。
その後スクフェス感謝祭2016で他2つに対抗して上記の決めゼリフを3人で花を描くようなポーズで披露。その後はニコ生やラジオ、ライブでのユニット口上となった。
『トリコリコPLEASE!!』発表後は、キャストMCで「トリコリコにする」「トリコリコになる」という言葉を多用している。意味はトリコリコ=虜。
転じてラブライバーは「Aqoursのキャラやキャストの中のこの人が大好き」という意味で使っている。
メンバーカラーは赤(レッド)・黄(イエロー)・緑(エメラルドグリーン)で信号機カラー、もしくはクリスマスカラー。
ライブやイベントのMC中に「トリコリコステッキ」なる杖を振って「トリコリコリコ~」と唱え、観客のブレードをピンク色に変えていく演出がある。(※ルビィ色、梨子色どちらでも可。ユニット対抗全国ツアー専用ラブライブレードではピンク。) ライブの2日目に演出を見越してあらかじめブレードをピンク色に変えておくと諏訪さんにちょっと怒られる。
キャストがAZALEAを呼ぶ時によく言う「アッゼ~リア~」は『ときめき分類学』の落ちサビが元ネタ。モデルウォークの後に決めポーズを取るシーンのものだが、ポーズ時のセンターである果南の腕を上げる振り付けがキャスト陣に真似されやすい。
キャラの三人が並ぶと背の高い二人と背が並かそれ未満一人という凹構図になるが、これはキャストも同様である。Aqoursキャストの身長トップ2がユニット内にいるため、果南(諏訪)と花丸(高槻)の立場が入れ替わるだけで全く同じ並びになる。Aqoursキャスト背の順TOP3なのでシルエットが大きい。
キャストがユニットごとに分かれて戦うユニット対抗戦の第1回(2016)で見事1位を獲得した。スクフェスチャレンジでは諏訪プロこと諏訪さんがほとんどしゃべらなくなってスコアを稼ぐ。
第2回(2017年)と第3回(2018年)は2位に落ち着いたため、罰ゲームを受けた事がない。
三人の得意属性がクール、スマイル、ピュアとちょうどバラけているという点でlily_whiteと共通する一方、3年が2人+1年が1人という学年構成はBiBiと共通している。ちなみにGuilty_Kissは学年構成がlily_white、得意属性がBiBiとAZALEAとは真逆になっている。
関連イラスト
関連動画
「トリコリコPLEASE!!/ときめき分類学」
「LONELY TUNING」
「GALAXY HidE and SeeK/INNOCENT BIRD」
「卒業ですね」
「Amazing Travel DNA/空中恋愛論/メイズセカイ」
1stアルバム「We‘ll get the next dream!!!」
外部リンク
http://gs.dengeki.com/news/66030/
余談
このメンバーの中で果南と花丸はナンバリングシングルの表題曲にて単独でセンターを務めたことがある。(ダイヤはアニメの作中曲やアーティストコラボ曲にてWセンターの片方を務めたことはあるが、現在映像化されている9人曲にて単独でセンターを務めたことはない。)
メンバーの声優は3人とも、フルネームに濁音が一切入っていない(すわななか、こみやありさ、たかつきかなこ)
関連タグ
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 黒澤ダイヤ 国木田花丸 松浦果南
BiBi・KALEIDOSCORE…メンバーの学年が、3年×2、1年×1という構成つながり。
5yncri5e!…電子音やエレクトロを基調とする楽曲が多いユニットつながり。