「心配させちゃってごめんね。彼方ちゃん、もっと頑張るから」
プロフィール
名前 | 近江彼方 |
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英字表記 | KANATA KONOE |
読み方 | このえ かなた |
学年 | 3年 |
学科 | ライフデザイン学科 フードデザイン専攻 |
身長 | 158cm(シリーズ27位) |
血液型 | O型 |
誕生日 | 12月16日 |
星座 | 射手座 |
3size | B85/W60/H86 |
イメージカラー | すみれ色 |
肩書き | 甘えん坊お姉さん → マイペース |
趣味 | 妹と遊ぶ |
編入前の学校 | 東雲学院 |
所属ユニット | QU4RTZ |
CV | 鬼頭明里 |
概要
ラブライブ!シリーズのゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』のキャラクター。
後に、スクフェス4周年プロジェクトにより虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の一員となり、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STAS』『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のメインキャラクターとなる。
高校3年生。
ウェーブの掛かったオレンジブラウンの柔らかいロングヘアーと、紫の垂れ目。左サイドヘアーにヘアピンを付け、後ろ髪の左の2房が胸元に掛かっている。
他の設定は『スクフェス』『スクスタ』『ニジガク』で異なるため、該当項目を参照。
スクフェス版
『スクフェス』では転入生の3年生。元々は東雲学院所属だったが、音ノ木坂に編入した。
転入生では貴重な姉妹スクールアイドルである(あとは黒羽咲夜&咲良姉妹)
保健委員なのだが、授業にあまり出ず毎日保健室に入り浸り、よく寝ている。会話中もすぐ寝落ちする。結城紗菜によると保健室で皆にお菓子を配っている模様。
スクールアイドルは遥の手伝いで始めた。
何事においてもぐうたら、「遥ちゃんに勉強教えてって言っといて……」等と遥に甘えきり。遥には女子力が無いと厳しく言われて日々お世話されているが、毎朝料理を作り衣装を渡しては喜ばれ、「やればできる子」(まれにしかやらないだけで)の称号を与えられている。
ただし遥に起こしてもらうよりも早く起きた日(遥の東雲学院Part6カード)には、その瞬間に前回は豪雨、前々回は停電が起こったと遥が振り返っている。
東雲学院Part3サイドストーリーでは遥にバレンタインチョコをあげるはずがつまみ食いしてしまい、スクフェス内の4コマ漫画『てん☆ふぇす』で「うっかり食い申した」のカードを添えて空箱を渡していた。
神谷理華と仲が良いらしい。遥は2人の波長が合うからかもと考えている。
一人称は「私」「彼方ちゃん」が半々、末尾が「……」で終わる傾向にあり、やる気なさげで口数少なめ、「失敗して遥ちゃんを悲しませたりしない……」「遥ちゃん……見てない?……私の妹」という具合に語尾をほとんど付けない。(2018年実装の東雲学院Part5カードから虹ヶ咲の彼方の平常時の口調に近付いた)
このように彼方は同じ虹ヶ咲学園への編入組仲間である桜坂しずく・エマ・ヴェルデと比べると、下記のスクスタ版で大きく性格が変更されている。
スクスタ版
スクフェスの『第3回転入生総選挙』で第3位を取った事で虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会への加入が決定した。その代わりに、トップ3でなかった遥(9位より下)は編入できず彼方と別々の学校に通う事になってしまったが、彼方の妹という立場で特別に虹ヶ咲作品での出演が叶う。
ライブ衣装でも髪型チェンジが少ない。ただしスクスタ新規衣装では逆に髪型バリエーションが豊富で、UR衣装は毎回髪型が違う(お団子、三つ編み、ツインテール、ポニーテール、お下げ)。
制服は胸のリボンが緩んで曲がっている。夏服でも長袖カーディガンを羽織る。
私服はフェミニンだが上着が肩からずり落ちている物もある。どの服装も左肩の上着や肩紐がずり落ちる傾向にある。
一人称は「彼方ちゃん」。極々稀に「私」と言うことがある。
セリフは末尾に「~」や「……」が多く、語尾を付けない砕けた口調に「○○だよ~」「○○よね」「○○なの」と女性寄りの中性的語尾を混ぜていて柔らかい(スクフェス分室の活動初期である連載 第30回頃までは、一人称「彼方ちゃん」「私」で、口調もまだ上のスクフェス版に近いものだった)。「お昼寝」「お料理」「おめめ」「お空」と名詞によく「お」を付ける。
スクスタ矢澤にこ誕生日ボイスや毎日劇場2020年12月16日辺りから新たな口癖のだぜ口調(「○○だぜ~」「○○するぜ~」)が誕生、メインストーリーやドラマパートにも採用され定着。
出来ることなら一生寝て暮らしたいと思っている。(スクフェス分室プロフィールより)
『ラブライブ!シリーズ』で一番セリフをゆっくり喋るキャラクターで、言動も緩やか。反応速度も所々ラグがある。と思えば、唐突に覚醒し素早く動くことも。
お調子者で、ジョークや殿様のような言葉遣いと丁寧語でおどけて見せる。ちょっかいや小さなイタズラも好き。騙されにくいので中須かすみに騙されると頬を引っ張るなどのお仕置きをする。
甘え上手でエマ・ヴェルデにいつも世話を求め、メンバー達にも膝枕を求めたり抱き枕にしたりしている。しかし姉属性からか面倒見は良く、生真面目な人を寝かしつけてその人の仕事を代行する姿も。
キャラクターアイコンの羊は彼方の象徴で、スクフェス時点でカードイラストに羊パジャマを装備、『眠れる森に行きたいな』衣装とその系列のライブ用髪型は羊のツノのようなカールがあり、わくわくアニマル衣装のモチーフ動物も羊、作中のベッドには羊クッションを置き、彼方もよく羊クッションを抱え、アニメ作中の私物も羊グッズ多数、夏の練習着も羊の絵柄、冬の練習着のジャージも胸に羊マーク、ナンバリングライブグッズは2回羊グッズである。
四六時中寝たり寝ようとしているが、料理をすることと妹の遥を可愛がることに関しては情熱を燃やす。しっかり者の妹自慢が誇りで、セリフに「”遥ちゃん”」のワードが入る頻度が多く、特に同好会開始当初はスクールアイドル同好会でメンバーのライブの出番を優劣付けする機会が来ると、皆「自分が一番魅力的」「やってみたい」と主張する中で、彼方だけは「活躍すれば遥ちゃんが褒めてくれるから」とやる気を出して立候補していた。現在は彼方自身スクールアイドル活動に満足しているのでこの動機こそ無くなっているが、それでも遥が観てくれるとなったら燃え上がる。この目標が『Love U my friends』CDのドラマパート『彼方と璃奈の体育祭大作戦』で彼方が大変な目に合う原因になったのだが。
遥のことは「宇宙で一番大好き」。たまに怒る顔も好き。遥の日常を映したアルバムを作っている。
学科は朝香果林と同じくライフデザイン学科。スクスタ版での果林の加入は、彼方が彼女を勧誘したいと紹介したのがきっかけである。
彼方は学科の授業にフードデザインを選択しており、栄養学などを学んでいる。「遥ちゃんのお弁当、おいしく作ってあげたいからね~」との事。学科では調理実習の授業やレシピ考案の宿題がある他、校内でスイーツ販売する行事も開催される。
同好会一の料理上手(というかスクスタプレイアブルキャラでもおそらく一番)で、帰宅後夕食を作り、弁当は姉妹分を火曜と木曜に毎週自作。おにぎりは混ぜごはんの具を調味料まで自分で入れ、「手抜き料理」と言って残ったおかずのリメイクや作り置きを詰める。お菓子の細かい装飾も得意。料理の匂いから数種の香辛料を当てられるらしい。スクスタのイベント『ハイキングでリフレッシュ!』で5人分のピクニック弁当を、イベント『スペシャルスイーツ召し上がれ』ではライフデザイン学科生が主催のスイーツ発表会でタルトケーキのレシピを、メインストーリー18章とイベント『秋の味覚を召し上がれ!』でバーベキューを、17章でイベント屋台用メニューを作って大好評、ランジュにはお抱えシェフに勧誘された。「毎日劇場」では星空凛にラーメンをダシから具まで作り絶賛された。料理好き同士のかすみには料理を教えている。『虹ヶ咲学園~おはよう放送室~』ラジオドラマでは朝食用のレシピをいくつも作り、それには海外の家庭料理も含まれていた。
自分の技量を信頼している自信家。
料理、妹愛、睡眠、スクールアイドルで発揮され、褒められると「もっと褒めて~」と催促する。その分、失敗すると「えーん!」と嘆く。
運動も苦手ではないためアニメ版では速く走れているが、普段の性格のせいでどのメディアでも速く動くと驚かれる(アニメ版では妹にも)。ドラマパート版では競争のスタート合図に反応するのが不得意。
1回限りの登場だがスクスタでは木の枝製の銛突きや大道具の絵の具塗りや足つぼマッサージなどの限定的な特技がある。
そして意外や意外、スピード狂のケがある。ドラマパート『A・ZU・NAランドへようこそ!』からジェットコースター大好き設定が付き、どんなに怖いコースターであってもウキウキして並び異常なテンションで大笑いして楽しむ。スクスタイベント『最高の遊園地攻略法!?』ストーリーでは夜まで何周も乗っていた(西木野真姫に「スピード狂」と明言された)。がさらじラジオドラマ『お台場マスターへの道を進め!』でジョイポリスにランジュとミアを連れて行った際には、璃奈がグロッキーになった横で「やっぱジェットコースターは最高だぜ~!!」と上機嫌、ランジュと意気投合した。ドラマパート『かすみのトキメキ祝祭!』では自分の運転するカートを爆走させ狂乱していた。彼方UR【いっけ────!!!】サイドエピソードによると妹の遥も絶叫系の乗り物が好きらしい。
しかし常に眠気があり、気が付いたら寝始めるか既に寝ている。秒で眠れる(羊を3匹も数えられないらしい)。難しい話を聞くと「すやぁ……」と寝落ちしてしまうので全校集会は当然寝ている。部活を遅刻する事も珍しくない。寝息の「すやぴー……」から「すやぴする」(=寝る)という造語の動詞を使用している。
寝落ちに留まらず、純粋に寝る行為自体が好き。
校内にはお昼寝スポットが複数あり、彼方が行方知れずになったらそれらの一つである保健室や中庭を最初に捜索されるほど。
お気に入りの枕は藤色と白色のストライプの物(アニメ7話メモリアルグッズでクッションとしてグッズ化済)だが、南ことりのような枕にこだわるタイプではなく、ブランケットは基本要らずに、エマや他メンバーの膝枕でも肩でも、机に突っ伏してでも、日当たりが良いならそこら辺のベンチの上でも、草むらでもアスファルトでもぐっすり寝られる。それでも寝具は厳選して使い他人にも貸すくらい大事にしており、桜内梨子キズナエピソードで「彼方のライブ用の枕に虹ヶ咲メンバーがジュースを零してしまった日は、近寄りがたい雰囲気を纏っていて、あれは怒ってたと思う」と「あなた」が思い出している。
作中で虹ヶ咲メンバーやμ’s・Aqoursらと遊びに行った先でも時折寝るのを目的にする。一度横になるとなかなか起きない。入眠を邪魔されると「ふええ……」と嘆く。目を覚ましていてもあえて目を開けずに過ごしている機会も多いので、ふと目を開けて周りの会話に参加する。
寝顔の生配信を何時間もしたこともあるくらいには可愛い寝顔に自信がある。安らかな寝姿は時に周りにも眠気を与えてしまう。
各メディアの初登場時は大体寝起きか爆睡中である(『すごい てん☆ふぇす』、電撃オンライン分室4コマ、がさらじオープニングドラマ、スクスタメインストーリー、キズナエピソード、初のイベントストーリー参加『ハイキングでリフレッシュ!』、『無敵級*ビリーバー』PV、『未来ハーモニー』PV、アニメ版)。
スクスタの「合宿」モードで「ビラくばり」するとビラを手からボロボロ溢し、「瞑想」すると寝ており、「水泳」でも浮き輪の上で寝ている。
サインも、普通に書いたひらがな氏名に、表情が薄い顔マーク付きという味のある仕上がり。
寝るタイミングと生活態度とジョーク好きのせいで周りからもやる気がないと取られる機会が多い。実際ハードな練習や厳しいアウトドアは苦手ですぐ不満を言う。
反面、眠くない時はやる気に満ち溢れている。彼方曰く「しゃっきりさん」。逆に思いきり楽しいと感じると眠気が飛ぶ。料理中に寝た事はまだない。年に一度くらいは全く眠くない日があり、その日は全力で遊ぶ事にしている。
それで、何故こうも毎日毎日だらけてお昼寝ばかりしているのかというと……
深夜に勉強をしているため。
ライフデザイン学科の特待生で、意外と授業もちゃんと起きて受ける。
家族に負担を掛けまいと、特待生が授業料などの免除を受けられる成績上位をキープしている。それ故に節約し昼食で贅沢していない。他の虹ヶ咲メンバーが高級マンション暮らしや令嬢や留学生ばかりの中で、現状唯一の中流~貧困家庭である。
スクフェス分室 第48回公開の休日スケジュールによると、休日の睡眠は6時間程度、身の回りの事は遥が上手だと大体世話してもらい、遥と外で遊ぶ日なので彼女と1日中過ごしているが、20~24時のスケジュールが空白である(ただし直後のエマのセリフによると、夜遅くまで勉強しているのは判明していた)。
スクスタでも休日は勉強して過ごし、休憩時間で遥の面倒を見ているとして彼女と話したり遊んだりし、家事をしている。平日は遥と一緒にいる時間が短い故の「遥ちゃんと過ごす大切な休日」なので昼寝はしない。
おかげで勉強への意欲はあり全体の成績は悪くない。だが数学がとても苦手で(曰く「理数って聞くだけで頭が痛くなる」)、スクールアイドル同好会の初期メンバー5人の1人としてグループ活動に励んでいたが編入したての1学期中間試験で成績を落としてしまい、期末試験に備えるべくスクールアイドル活動を捨てて勉強に励んでいた。理数系が得意な宮下愛・天王寺璃奈の指導を受けるのを条件にスクールアイドルに復帰。
スクールアイドルは妹のために始め、虹ヶ咲にもスクールアイドル活動をするために編入した。彼方の歌が好きと言ってくれた彼女を笑顔にするのが目的。
勉強した次の朝は妹に起こしてもらい、夕方が練習とトレーニングに割かれて忙しくなっても、妹のため、自分のために自ら選んだ道なので無理な生活と感じていない。
ライブの日は絶対に寝過ごさないばかりか、むしろ早く来る。ステージの上では元気いっぱいになる。
持ち歌のテーマは、自分の睡眠好きから「寝ている時に見る夢」「睡眠」、夢繋がりで「叶える夢」をよく用いている。
キズナエピソードのファンクラブイベントでは、寝顔生配信やファンとの枕作りイベントをした後、ライブを夢の世界でやる、と彼方の夢の世界をイメージしたステージを作り出し、ステージのベッドに寝て照明を落としてから夢の世界のセットを見せる演出を披露する。ファン層も彼方の言動を見守る穏やかな人たちが集まっているようだ。
アニメ連動ストーリーのかすみから「絶対壊れない世界観」が強みだと評価された。
歌とダンスのテンポも緩やか。これは彼方がハイペースで動くのが苦手気味だからという理由もあるようだが、別に速いテンポについて行けないという訳ではなく、全員曲『Just believe!!!』やソロ曲『Silent Blaze』の激しいアップテンポ曲にも対応している。
彼方にとってスクールアイドルの好きな部分は「みんなから元気をもらえること」。日々の生活の原動力となる元気をいっぱい貰えるのが好きで、自分の活動も楽しくて大好きだが、彼方は自分の活動を他のやらなくちゃいけないことを差し置いてやっている「わがまま」だと考えている。そのうえで「一番わがままな彼方ちゃん」としてみんなと楽しいことをたくさんやって応援で元気をいっぱいもらいたい、と遠慮せずに周りを頼っている。彼方の夢は「たくさんのステージに立つこと」。
同好会を「自分が頑張るために選んだ場所」ととても大切に思っている。アニメ連動ストーリー7話で、同好会初期の頃に部活中居眠りしてしずく達4人に心配されプレゼントを貰ったお返しとして、月一回スイーツパーティーを家で遥と準備して部室で開催していると語られた。
自室は、洋の寝室の中央を二段ベッドで仕切って姉妹で勉強机を左右に置いた、右の机で羊のぬいぐるみや紫色の小物で飾っている。二段ベッドは下段を使用。第27章の三船栞子を泊めたシーンで自宅の台所の背景とスチルイラストが追加された。
遥を溺愛して喧嘩もほとんどせず、休日も2人で「デート」(by彼方)と称してたまには1日中行楽地で遊び、いつも遥を優先して行動する。彼方にとっては当たり前の事だが、しかし遥のほうは「自分のために色々と我慢してるんじゃないか」「自分になにかあったらスクールアイドルを捨てて頑張ってしまうんじゃないか」「お姉ちゃんはもっといっぱい自分のために生きていいんだよ」と心配している。遥も悩み事があると相談してくれるようだが、案外互いに腹を割って話す習慣はないため、遥が突然何か思い至って彼方への態度を変えたのを知ると「嫌われたのかも」とこの世の終わりが来たような状態に陥る。
『にじよん』#77「応援1」以降、遥が東雲学園のスクールアイドルをしている設定が出来ると、彼方は遥のステージをメンバーの誰も聞いたことのない大声で応援しに行く。その様子は後に、スクスタ第25章6話で音声付きストーリーとして世に出た。いの一番に会場入りし最前列を確保、ペンライトを携え、いよいよ遥がステージに立つと……
「きゃー、遥ちゃん! 遥ちゃーーーーーーーんっ!!」
「ラブリー・ハルカ! ラブリー・ハルカ!」
「きゃーーー、遥ちゃんと目が合ったぁぁぁぁ!」
楽曲CDドラマパートでは、睡眠ネタもあるにはあるが、自身や仲間の危機に大声で叫び嘆いている役ばかり担当している。
そのドラマパート作品で誕生した彼方関連のネタが「璃奈ちゃん特製ドリンク」。
『彼方と璃奈の体育祭大作戦』で「璃奈ちゃん特製ドリンク」を飲んで大暴れして以来、担当声優の鬼頭明里は彼方を演じる際の元気の上限を引き上げられるようになったらしい。(『虹ヶ咲学園~おはよう放送室~』より)
その『彼方と璃奈の体育祭大作戦』の1件以来、璃奈ちゃん特製ドリンクが現在彼方の一番のトラウマ。璃奈の口からその単語が出ると泣いて拒絶する(どうしても飲むとなったら効果弱めを切望)。唯一スクスタ版劇中ではまだ璃奈ちゃん特製ドリンク絡みの事件は発生してないのかキズナエピソード27話で新曲披露直前に「曲のテーマであるバトル漫画の主人公くノ一みたいに能力解放したい」と璃奈に兵糧丸のレシピを渡して作ってもらい服用、その身から赤く迸るオーラを放った(璃奈曰く「安心して、効果弱めで作った」)。
因みに苗字はうっかり「おうみ」と呼びそうになるが、正しい読みは「このえ」である。
アニメ版
1期
スクスタ系列のメディアではゆっくりゆっくり喋る彼方だが、アニメでは台詞の間を伸ばさず比較的早口になり他キャラと遜色がない速度になっている(尺の都合だろうか)。
全話登場し、セリフは担当回以外では少ししゃべる程度で、メンバーへの相槌が多め。
スクスタ版同様、スクールアイドル同好会の初期メンバー5人の1人として登場。
第1話では昼寝中に「起きなきゃせつ菜ちゃんに……もう怒られないんだった……」とハッと起きたことから、当時の同好会の雰囲気とその末路を窺わせていた。優木せつ菜による熱意を籠め過ぎたかすみへのコーチに「詰め込み過ぎは良くないよ~」と意見したが聞き入れてもらえなかった件を「彼方ちゃん達(=彼方&エマ)、お姉さんなのにみんなを引っ張ってあげられなかった」と反省している。
なお、成績不振によるアイドル活動の休止という話はなく、同好会活動の再開に伴い彼方も普通に復帰していた。その分ライフデザイン学科生としての調理実習といった授業風景はない。
メンバーの意見やアイデアをよく肯定する。果林に真っ向から反論して自分なりの意見を表明したかすみを抱きしめ褒めていたことや、ライブの方向性を決める会議では机にうつ伏せの状態で「お昼寝タイムも欲しいな~」と言ったり、エマのPV撮影や璃奈の家での対話、しずくの主演舞台に果林のソロライブ本番直前を穏やかに応援したり、合宿で果林によるメイクをエマと喜んで試してもらい、ビーチボールで遊び鬼ごっこの鬼で寝たフリしたりと、
メンバーとの関係性、大まかな性格、仕草含めてスクスタ版とは特にこれといった差異が比較的少ないキャラの一人となっている。
ただし、原作では比較的できていた柔軟運動についてはアニメ版では相当苦手になっているようで、もっと壊滅的な娘と共に指導を受ける羽目に。しかも彼女はどんどん上達していったのに対して彼方の方は腕立て伏せもできず全く改善が見られない。第11話のペアストレッチの背中伸ばしでは果林の上で引き攣っているような姿でいた。
加えて、家を空けている母に代わって家事全般を引き受け、遥より早起きして料理、家計のために週5日でアルバイトの掛け持ち(アルバイト勤務はアニメオリジナル設定)、奨学金のための猛勉強、加えてスクールアイドル同好会の活動…と、極めて多忙な私生活が明らかに。同好会では当たり前の寝落ち癖や膝枕好きも妹には見せず、妹に着替えを手伝ってもらう様子も無く自立している。それでも「世界一大好きな遥ちゃんの笑顔を見られるなら」と苦に思わず続けてきていた。勉強のための昼夜逆転生活だったスクスタ設定にさらに苦学生要素が足され、ここまで来るともはや「過労」である。
第4話の同好会の活動再開以降はとても楽しんでさらに活動に熱を入れるようになったが、一方で睡眠不足が祟って第4話の朝9時前に路上の石階段で寝落ち、第6話から練習中に熟睡しだす、立った姿勢から倒れて寝る、寝落ちがもはや気絶、など限界が来ている部分も見られていた。ところが、それでもなお自身の体調を自覚していなかった。
遥にはそのことを心配され、一時は彼方の負担を減らすためにと遥がスクールアイドルの引退を決意してしまう。だが、「遥ちゃんは自分が守らなくては」「遥ちゃんは妹だから気にしなくて大丈夫」「彼方ちゃん、もっと頑張るから」と相変わらず妹のためにと負担を背負おうとしたために初めて怒らせてしまい、まともに話し合えないまま遥のラストライブを迎えようとしていた。
そのことで思い悩み「遥ちゃんが辞めるぐらいなら自分が」と自身も引退しようとするが、メンバーにお互い相手を気遣って自分一人で背負い込もうとする姿を「似た者姉妹」と形容され、姉妹両方の夢を実現させたい望みを「これってワガママかな?」と質問すると違うと受け入れられ、侑に「遥ちゃんはもう守られるだけの存在じゃない」と言われたことで、自分の思いを遥に伝えることを決意。
東雲学院のスクールアイドル部に頼んでライブ会場を借り、ソロ曲「Butterfly」を通じて遥に想いを伝える。ライブ後に遥と私生活ではお互い支え合い、スクールアイドルとしてはライバルとして高め合うことを約束して和解。
ただし、妹がアルバイトすることは断固として認めてない模様。
第9話で遥が藤黄学園との連名でダイバーフェスへと虹ヶ咲学園を招待してくれた縁で綾小路姫乃を連れて再度同好会を訪ねて来た際には妹の手を握って大歓迎。同話の休日13時には家で昼寝していた様で遥もそのベッドに座っている。
母親は夜勤の仕事で、娘達のライブに招待されないくらい多忙。しかし第7話ラストで次回のライブ観覧を約束するメモを残しており親子仲が良好なのが窺える。姉妹揃って「かな」「はる」と呼ばれている。
家は台所と玄関が新たに描かれ、集合住宅住まいで年代物のキッチンや台所用漂白剤や整頓された道具といった生活感に溢れた様子が見て取れる。寝室はスクスタからベッドのデザインと遥の勉強机の場所が変更、ベッドは左の壁に寄り、机は姉妹で隣同士になった。
アルバイトの一つである青果部門の品出しをしていたスーパー「SOROR」は、東雲イオンがモデル。「SOROR」の意味はラテン語で「姉妹」。
料理が得意な要素も登場。第7話では家で玉子焼きを作った。第10話では生地から手作りのピザを焼いたうえ、せつ菜作の紫色スープ(味見した璃奈がフリーズするマズさ)を「ちょっと味を調節した」と言って、美味しい味に変えてしまった。(せつ菜の料理が、せつ菜の味付け後からリメイクされたのはこれが初めて。)
第7話終了後も居眠りキャラは健在。第11話では特に、机に突っ伏して同好会での話をし、メンバーの肩や壁でうたたね、部室のソファで寝る姿が全て背景で描かれた。しかも寝息が聞こえてくる。
スクールアイドルとしての方向性は、『Butterfly』楽曲では採用しなかっただけでアニメ世界線でもちゃんと全話を通して「お昼寝」「ベッド」等のテーマを通している(第4話と第10話でのやりたい事の話より)。
第13話のスクールアイドルフェスティバル本番では、ヴィーナスフォート前の広場を特設ステージとして、自分はステージ用ベッド、観客席にはふわふわのソファベッドを設置。歌の休憩で自分がベッドに寝転ぶと、観客も「すやぁ」とベッドに寝転ぶ、という特殊すぎるライブを開催していた(遥もこれには流石に「こんなライブ有りなの!?」と困惑した)。スクスタではファンクラブイベントでやると予定していたお昼寝ライブを映像化させてしまったのだ。
今の10人になったスクールアイドル同好会の存在を「叶えたかった夢はここにある」「彼方ちゃんにとってもう失いたくない大切な場所なんだよ」と特別な居場所であると感じている。第7話で引退するか悩んだ際エマの問いかけによってその気持ちを思い出し、すぐさま撤回するほどには。
1期の補足
第11話のスクールアイドルフェスティバル開催準備用投書BOXに、バスケットボール部の部員である暗青髪メカクレボブカットの生徒が「彼方(ちゃん)の歌にずっと励まされていて、インターハイ出場できた」とお便りを送ってくれたので、同話で会いに行き握手もした。愛が助っ人に行っていた部だったのもありスクールアイドルフェスティバルの会場準備を手伝ってくれることに。
バスケ部の彼女は第12話では彼方の特設ステージ作りを手伝うため彼方を呼びに来ており、彼方が中庭で寝てしまったのをどういう訳だか1年生数名と共に彼方には触れない距離で見守っていた。第13話の『夢がここからはじまるよ』ステージではスクールアイドルフェスティバルTシャツを着て菫色のブレード1本だけを振っている。彼女の学年は一応3年生ではあるが(第12話で着用しているリボンより)、何故か1期12話で彼方のことを「先輩」呼びしていた。
2期
第1話の『第2回スクールアイドルフェスティバル(以下SIF)』のPVでは、(「夢」から連想してか)しゃぼん玉を出していた。
スクールアイドルになる為に来日、虹ヶ咲に転入した鐘嵐珠が、ファンの重要性を感じず、同好会とは別のソロアイドルとして宣戦布告をした際「望むところだよ!」と意気込んだ。
第2話と第3話は彼方が属するユニット、QU4RTZの結成秘話から、ファーストライブまでの話。
アルバイトが休みの日にかすみ、エマ、璃奈と共にゲリラライブを行う予定の嵐珠を尾行。その中でゲーマーズに自分達のグッズが販売され、嵐珠が9人全員分を購入した場面を目撃。かすみが感動のあまり、ライバル意識から一転、サインを書こうと飛び出そうとするのを「おい、落ち着け」とクールな男口調で制止する。
ゲリラライブを見た後、嵐珠から高級な自宅に招かれ、エマがついに「嵐珠ちゃんは本当に1人で活動したいの?」と切り出す。「私は自分の足で高みに登りたいの。「ファンと一緒」なんて言ってる同好会に入ったら、パフォーマンスにも悪影響が出るわ。」と言う嵐珠に「悪影響」の部分を優しく否定する。根負けした嵐珠からの「そこまで言うなら、(応援する側のファンと繋がる必要性を)証明してみせてくれる?」という言葉に、スクールアイドルとして、ライブで挑戦する事となる。本当の事を言ってない(と感じる)嵐珠への説得も兼ねてファンと気持ちを繋げる、そしてY.G.国際との合同ライブに、以前の経験を活かしてユニット=今の彼方達4人で出る決意を固めた。
合同ライブまであと7日を切った日、璃奈から1日1人づつアイデアを出し合う合宿(アイデアを出す人の自宅へ順番に泊まる)を提案され、その日の夜から行う事になった。1日目のかすみ宅(衣装決め)、2日目の彼方宅(すやぴできるステージを考案)、3日目の璃奈のマンション(気持ちを揃えるゲーム)でもアイデアは何一つ決まらない。
意気消沈していたが、同じ頃に作曲の課題で悩んでいた侑へメンバーと共に「やってみて、ダメならダメでもいい」「(自分には個性がないと思い込んでいた侑に)侑ちゃんには侑ちゃんらしい所がいっぱいある」と諭す。
エマの学生寮の部屋にて「侑ちゃんのみならず実はみんな、人の事はよく見えてて、自分の事は見えてない」と気づき、互いから見た自身への印象を教え合う(彼方は「マイペースに見えて、お世話好き」と言われ、気付かされた)。その結果、新しい自分を見つけ、ライブの方向性も見つける事ができた。
そして迎えた合同ライブ当日。ステージに立った4人はユニット名『QU4RTZ』を名乗り、デビュー曲『ENJOY_IT!』を披露。会場の手拍子と一体になり、ライブは大成功を収めた(嵐珠も「自分にはできないライブだった」と認めた)。
第7話での虹ヶ咲と東雲学院も含めた5校合同のSIF&文化祭の1日目(東雲の文化祭の日)を迎え、「(1週間ある開催期間が)楽しみ過ぎて~、夜しか眠れなかったぜ~!」とウキウキする自分に「それ普通です」としずくにツッコまれた。東雲のスクールアイドルのライブでは、スペシャルゲストとして、遥と2人でコラボレーションライブを行う。
第10話での横浜・鎌倉でのお泊り会では、横浜の公園でのバレーボールでこっそり嵐珠の膝枕を堪能したり、しずくの家に到着したときには、かすみが外泊は初めてという栞子と嵐珠に枕を持参したかを聞いて焦らせようとして(実際はその必要はなかった)、枕を持参してきたことをかすみに伝えて反対に驚かせていたり、並べた布団の上でエマと共に転がっていた。
第12話ではまさかのメイン回。冒頭で普段とは異なる様子の侑と歩夢に疑問を浮かべる。
遥がラブライブの予選に出場すると決まり、ポニーテールと袴姿で書道を行っている(遥を応援するために、筆文字の横断幕を作成している)と侑が駆けつけて来た。
先日侑の様子がおかしかった事を彼女自身へ問いかけると、コンクールの応募の件で悩んでいることを打ち明けられる。歩夢の前では応募しないと言っていたが内心では応募したい気持ちもあったのだ。
悩みを聞いて別れた後、今度は歩夢からも短期留学の相談(スクールアイドルを目指すロンドンの女学生達の夢を応援する為)を持ち掛けられる、彼女も事情があってそのことを侑に打ち明けられていなかった事に対し、「今じゃなくて将来の話かぁ。みんな考えていることは同じだね」「夢を真剣に追い求めるなら同じ場所にいられなくなる」と呟く。
そして同好会加入前の時点でのソロアイドルだった嵐珠を思い出し、孤独に苦しむくらいなら自分から孤高になろうと決意した彼女の「友達・仲間との絆や友情が、自分自身を不自由にさせてしまう事がある」という旨の発言も、ある意味で正しかったという考えを口にする。
その後、東雲学院の生徒から本日3度目の相談をされ、汗を流しながら「また?」と若干動揺した姿を見せた。その際、巨大な習字を取られるのではと警戒し「これはあげないよ~」という一幕も。
大会当日の中継映像では挨拶役を務め(なぜか集合して声援を送る動画にも姿がある)、東雲の生徒と共に遥に声援を送っている。
遥たちを励ました後、歩夢と侑に対し「別々になっても、背中を押した掌の温もりは伝わっている」と語り、留学とコンクールへの出場を優しく後押ししていた。
第13話の同好会初のファーストライブでは開始直前に緊張しているかすみに「手、握ってあげようか~?」と自分の両手をわしわしするポーズをとっている。
ソロステージではランジュ・かすみに次ぐ3番手としてステージに立ち、月を模した吊りゴンドラでステージ上から登場し「My Own Fairy-Tale」を歌唱。ステージ中央部分にはベッドが用意され、歌い終えた後に「おやすみ」と呟きながら横になっている。応援に来ていた遥と母親は彼方への筆文字の横断幕(前話で彼方が遥のために用意したものの彼方版)を用意し、12話に登場した東雲の生徒の協力の元パフォーマンス中に広げており、それに反応して遥たちに手を振っている。
ライブ後の後日談として、璃奈とアニメ談議に熱中するせつ菜の膝枕を堪能しつつ「次は璃奈ちゃんお願いね~」と璃奈に膝枕を頼んでいる。
2期の補足
遥に家事を任せる機会が増えたおかげで精神的な余裕ができたのか、上記の(自分達が見つからないように)かすみを制止したり、嵐珠の発言の裏を読むといった行動が可能となっている。
遥の方も1期第7話では調理を苦手としていたが、第3話で姉直伝のだし巻き玉子をQU4RTZに食べてもらえる程に上達しており、第13話ではライブ前の同好会に玉子サンドを提供していた。
1期第7話で言及された彼方と遥の母親が第3話で初めて姿を現した。自身が友達を3人連れて来た為に、母親らしい事として、遥と共に晩ご飯を振る舞われる。彼方はご飯をよそうと言って立ったが、長女としていつも調理していた分、2人に準備を任せてもらい、着席する。なお、今回は母親から「かなちゃん」と呼ばれた。
彼方似の大きなてるてる坊主(見た目も顔つきも『すごい てん☆ふぇす』の彼方に似ている)が登場したのは第2話。2回目のSIFに向けて、雨天対策の場所決め(前回、突然の雨でイベントの予定の多くが流れてしまった反省)を話し合うメンバーに、遥と作ったそのてるてる坊主を取り出す。なんとかすみんBOXに続く、同好会メンバーを模したアイテム第2弾がこのタイミングで登場した。
前述のバスケ部の女生徒は2期でも登場しており、第6話の文化祭&第2回合同SIFの前夜祭で流れたPV映像では、焼き菓子同好会の部員と思われる1年生と独特の色(外側が緑で内側が紫)をしたマカロンの試食をする姿があるほか、第8話ではバスケ部の出し物の運営側にいたほか、文化祭のフィナーレでも愛のファンであるサッカー部部員とかすみのファンであるコッペパン同好会の部員(1期12話でかすみを呼びに同好会部室に訪れた女生徒)の間にいる姿が描かれている(この時も菫色に光らせたブレードを1本持っていたが、前回とは違い制服姿だった)。
そして13話のライブではスクスタに登場しているバスケ部の部長と思える人物と一緒に私服姿+上記のてるてる彼方を持って応援している。
彼女は2期登場時も制服着用時は緑のリボンを着用していたため、3年生であることは確定している。
容姿
スクスタと比較すると全身の特徴がかなり変更されている。
服装は胸元のボタン以外整えて着ている。制服のリボンは緩めだが曲がっておらず、私服は第10話の上着以外着崩さない。
髪型の方は、前髪が長くて重め。前髪の中央に1本毛束が目立つ。他メディアと異なり、左側の後ろ髪を肩に掛けていない(全て後ろに流している)。
髪質もスクスタでは非常にウェーブが強いが、アニメではストレートヘアに近い。ライブPVだと髪のストレートさと前髪の長さが強調されており日常パートとも印象が異なる。
先述の通り、2期12話ではポニーテールの髪型に書道用の袴姿が登場したのだが、放送中及び放送直後のSNS上ではしばらく話題となっていた。特に、男女共に人気の高い髪型のポニーテールに「ときめいた」人も多かった。
すごい てん☆ふぇす
2018年の媒体別活動時に、スクフェス分室組のサイトにて連載されていた公式4コマ漫画『すごい てん☆ふぇす』。
スクフェスの転入生のコミカライズ4コマ『てん☆ふぇす』のスクスタバージョン。
『てん☆ふぇす』シリーズは、作画担当の藤丸氏による独特のゆるい世界観の日常が描かれる。『てん☆ふぇす』での東雲学院の近江彼方は、チョコのつまみ食いと寝落ちと夢オチネタを提供するのみだったが、この4コマに登場する虹ヶ咲学園の近江彼方は
布団で簀巻きになっている。
どういう訳だか、第3回以降は(布団を敷いている時以外)ほとんど布団で簀巻きになった姿で常に身動きしている。学校でも椅子の上でも買い物中でも焼き肉店でも。夏だけはタオルケットを服に巻いてスタイリッシュなファッションの様にしていた。
目は滅多に開眼しないし、口の形も「ω」になっていてゆるい。時折本気の八頭身作画で描かれる時は顔が元に戻り簀巻きもなくなる。
言動も、スクスタの彼方がたまにする芝居じみた口調をこちらではかなりの頻度で発言。男口調も使う妙に超然とした喋り方をしている。
「おぅ やってみろ」「ぜんぶ私が食い申した」「それでいいのかキミ」「彼方ちゃんでなければ死んでいた。」「全く…彼女らもそんな事望んでなかろう」「どうした」「角刈りでいいね?」「耳の穴をかっぽじっているの…サ!!」
バレンタインチョコもスクフェス時代のようにやっぱり遥の分を自分で食べている。
にじよん
ミヤコヒト氏による公式4コマ『にじよん』では至ってマイペース。ボケ役かほとんど慌てない達観したツッコミ役担当。
たまに上唇が「ω」になる。
肝が据わり、眠っているとかすみのネズミぬいぐるみ攻撃にも近くの落雷にも動じない。
遥の存在とエマにお世話されるのが好きで甘えん坊の一方、真面目なメンバー達の内心をよく見て面倒を見ている。
動物に喩えられると、エマは髪質から故郷の近所の羊を連想、しずくにはオフィーリア扱いされた。
楽曲
他のスクールアイドルとの合同曲は、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会およびQU4RTZを参照。
関連動画
関連イラスト
スクフェス
ニジガク
制服
冬制服 | 夏制服 |
ソロ楽曲衣装
眠れる森に行きたいな | Märchen Star |
Butterfly | Silent Blaze |
Cooking with Love | Daydream Mermaid |
ユニット楽曲衣装
Sing&Smile!! | Swinging! |
ENJOY IT! | PASTEL |
グループ楽曲衣装
Love U my friends | Just Believe!!! |
L!L!L! | 未来ハーモニー |
虹色Passions! | CDCS |
Future Parade | SSYYP |
Go Our Way! | 繚乱!ビクトリーロード |
関連タグ
ラブライブ!シリーズ関連
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 元祖スクールアイドル同好会 QU4RTZ
ラブライブ!シリーズ以外
セイウンスカイ(ウマ娘):鬼頭明里の演じるゆるふわマイペースアイドルつながり。やはりというか、よく寝る。ちなみにしずくと侑とエマの中の人も出演している。→ラブライブ!プリティーダービー
月坂紗由:Re:ステージ!に登場する中の人繋がりの学生アイドル。こちらは中学生。
鬼頭はるか:暴太郎戦隊ドンブラザーズのキャラクター。苗字が中の人、名前が妹と一致している。同作は他にも名前ネタに関して只ならぬご縁を持つ。詳しくはこちらのコラボタグにて。
来栖彼方:名前&姉繋がり。中の人は前作のスクールアイドルグループリーダーの母親。
天野エリカ:中の人&姉繋がりのキャラ。
安達桜:中の人&アルバイト勤務繋がり(但し彼方の方はアニメオリジナル設定なのに対し、此方は公式設定である)。
因みに両作品は、共にアニメ1期の放送時期が同じである。
千代田桃:中の人繋がり、成績優秀などの共通点を持つキャラ。彼方が姉なのに対し、此方は妹(厳密に言えば義妹)である。
また彼方は料理上手なのに対し、彼女は料理に関しては壊滅的である。
どちらかというと家が裕福ではないところや料理上手な点は彼女の自称宿敵のほうと共通する。
因みにアニガサキとまちカドまぞくは、共にアニメ2期の放送時期が同じであったりする。
夜桜二刃:中の人&姉繋がりのキャラで彼女の妹も遥の中の人が演じている。
以下、鬼滅の刃
竈門禰豆子:同作のメインヒロインで、長女と遥の中の人が演じる人物の姉と中の人繋がり。弟妹達への面倒見がよく、たった1人の兄とは、近江姉妹の様に強い絆で結ばれている。鬼になって以降は睡眠をとる(人を喰わない代わりに体力を温存したり、傷を回復する為で、人喰い鬼の中では珍しい)。
胡蝶しのぶ:こちらは姉1人(故人)と引き取った義理の妹1人を持つ次女。紫色の隊服を着る。3姉妹共、同じ女性鬼殺隊士。
不死川実弥:こちらは弟持ちの兄(かつては弟妹があと5人いた)。寝ることと遥が大好きな彼方と、過去の壮絶な経験から鬼への憎しみに燃え(上記の禰󠄀豆子にも暴力を振るった)、玄弥の事も避けてきた実弥は、一見すると真逆だが、本当の彼は、彼方と同じく優しい、弟妹想いの人物。アニガサキの彼方も上述の様に「1人で抱え込み過ぎた(遥もその傾向があった)せいで遥を怒らせてしまい」、奇しくも不死川兄弟と共通点が多くなった。実弥も玄弥と和解するも…。実弥の中の人はラブライブ!シリーズへの出演経験はないが、とあるラブライブ!の特番の司会進行を行う為に、短期間にシリーズ(の要点)を猛勉強した事がある。