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野上冴子

のがみさえこ

野上冴子とは、『シティーハンター』及び『エンジェル・ハート』に登場する人物である。
目次 [非表示]

「そうね…下世話なことばだと三角関係だった── と言うんだろうなぁ」

「わたしと槇村─── そして獠は…」

概要編集

シティーハンター』の主人公である冴羽獠(及び獠の相棒である槇村秀幸)とは腐れ縁の女性刑事である。


声優登場作品
麻上洋子(現・一龍斎春水)テレビアニメ版全般
鶴ひろみジャッキー・チェンによる香港映画版。演者はチンミー・ヤウ
木村文乃NETFLIX映画『シティーハンター』での演者
高島礼子実写ドラマ版『エンジェル・ハート』での演者


シティーハンター編集

警視庁特捜部に所属する女刑事。

階級は警部補(1997年放送のTVスペシャル版アニメ『グッド・バイ・マイ・スイート・ハート』では警部)。

警視総監である父を持つ。

「警視庁の女豹」の異名で呼ばれる程に頭脳明晰で優秀な警察官で、年齢は不明だが、槇村の警察官時代の同僚だったことから20代後半から30代前半くらいだと推測される。

前下がりボブの黒髪に抜群のスタイルを持つ妖艶な美女。髪の長さは作画・媒体によってロブカットだったりミディアムボブだったりと微妙に異なる。

バストは87cmで、オーダーメイドの下着を愛用している。

獠が盗んできた冴子のブラジャーを見た香には 「でもおっきいなこれ…ムカ~ くそ~ ホルスタイン女め!!」 と愚痴られていた。

自身の魅力を熟知しており、それを用いて男を手玉に取る


冴羽獠とは彼がアメリカから日本に拠点を移し新宿に住み着いて以降からの長い付き合いで、警察では手に負えない事件などには、彼を『もっこり報酬』で釣って協力させている。

獠はこの手にまんまと引っかかり、危険な仕事を押しつけられるなど毎回散々な目に遭っているが、本人は簡単に身体を許す気はなく、損害の帳消しや仕事の斡旋、情報の提供など毎回あれこれと理由をつけて、のらりくらりとかわしている。

おかげで獠が作った『もっこり回数券』の長さも相当なものになっていたのだが、獠とも対抗できるほどの酒豪であり、彼を酔い潰して欺いた事もあった。

大量の酒と睡眠薬(この時、獠は錠剤の睡眠薬を使っていたが冴子にバレており、粉薬を使った冴子に軍配が上がったのだった)で獠を眠らせた状態で、ホテルで朝まで裸でベッドインし、目覚めて仰天した彼に対して 「夕べはよかったわぁ…」 と囁きかけたのだ。

「一発」をした記憶が全くないことに焦る獠に対して、更に追い討ちで 「ううん、これだけ!!」 「三発ももっこりした」と欺いて、あっさりと彼を出し抜いてしまった。

このように、かなり計算高く強かである。

この「偽装した三発」によって、槇村が刑事時代に残した仕事(原作の「人身売買組織のオカマボス」が出てくる話)を獠に協力させて解決させた後、彼女なりのケジメのつもりで本気で獠と同衾することを決意したが、シャワーを浴びている最中に様々な葛藤から獠が逃げ出してしまい、冴子も内心ホッとしていた。


槇村秀幸は元同僚の刑事であり、難事件を次々と解決して行ったことで周囲からはやっかみで「警視庁の月とスッポン」と呼ばれる程の名コンビ。当時の冴子は獠と槇村の二人を愛しており、結果として三角関係になってしまう。

しかし槇村の死を受けて以降、結局は槇村への意識が強くなった模様(→槇冴)。獠と肉体関係を持たず利用し続けているのは、槇村に対する操立てなのかもしれない。


香からは獠に色気を使い迫ってくるのでヤキモチを焼かれることもあるが、冴子自身は槇村の妹であり忘れ形見の香を非常に大切に思っている。

実際、獠に「香を人身売買組織壊滅のための囮にしたのではないか?」と疑われた際には本気で怒り、彼の頬を平手打ちして否定した。

香が獠から護身用に渡されていたコルトローマン・Mk-Ⅲを見て、彼女に 「知らないの?それは、あなたのお兄さんが昔…使っていたもの」 だと教えたのも冴子である。


男性を利用するということで、普段は図々しく強かなところが目立つが、脅しや辱めに屈しない気丈さを併せ持ち、正義感も強い。

常に冷静沈着な性格で仕事にも真摯。自分より弱い男には興味がないからと、父の勧めで受けた見合いも全て破談になっている。


ナイフ遣いの名手で、左太腿に仕込んだ投げナイフを自在に操り、射撃の腕も高い。

使用拳銃は改造したニューナンブM60。

戦闘では小型のスローイングナイフをクナイのように扱い、直接相手を攻撃したり、武器などを取りあげていたりする。

ナイフを太股に隠しているため、スリットの入ったスカートを身につけていることが多い。

香と同じく彼女も100tハンマー(「警視庁」と書かれた白黒のツートンカラー)を持っており、獠に「天誅」を下したこともあった。


女系家族の出身であり、野上家長女の冴子、元刑事の探偵・麗香、女子高生作家の唯香(ペンネーム:北野ユカ)、その下に双子(未登場)と妹が4人いる。

なお登場している上記三名は「自分の周りにある使えるものは何でも利用する」という点に置いて共通している。


アニメ版での追加描写編集

オリジナルストーリーでは出番が増えており、犯罪者の尾行や追跡を行うなど刑事らしさが増している。

ただし海坊主と比べると獠たちと行動を共にする場面は少なく、別動隊として動くことが多い。

この傾向はテレビスペシャル版や劇場版でも見られた。


また獠をドライブに誘うなど意外な一面を見せた。

獠には裏があるのではと警戒されたが本当にデートのつもりだったようである。

直後に犯罪者を見かけたことで追跡に切り替えてしまい、デートはご破算となった。

基本的に彼女は敵を倒す立場にはないのだが、『シティーハンター2』第13話「最新密輸工作!! 美人歯科医の愛情治療」では不意打ちを仕掛けようとした敵ボスに対して、なんと獠が拳銃を抜くよりも先にナイフを投げつけて制圧している。

この時は密かに隠れて事の成り行きを見守っていたのだが、なんと「冴子が潜んでいたことに獠も気づいていなかった」という見事な隠形を見せている。

センシティブな作品センシティブな作品

お色気要素として有名なのは『シティハンター2』第17話「大和撫子志願!? モッコリは国境を越えて(前編)」であろう。

この話では飛行機を占拠したハイジャック犯たちに近づくために下着姿で100万ドルを届けるというシーンがある(水着のように見えなくもないがブラジャーにレースが入っている場面があり、下着であることが判別できる)。

しかも獠の狙撃でブラを落とされておっぱいを丸出しにされてしまった(さすがに1980年代末期のアニメとはいえども乳首は見えない)。

ちなみに後編ではパンチラキック)も披露した。


『シティーハンター2』第30話「獠だまされてね! 少女に冴子の贈り物」では、小学生の女の子が連続爆破銀行強盗事件に巻き込まれ重傷を負ってしまうのを目撃。怒りに駆られた冴子は、刑事部長の制止を無視して独自に捜査に乗り出す。

そこで獠を上手いこと誘惑してホテルに誘い込み、ロビーで“しつこい男に言い寄られて拒否する美女”の演技をする。

美女のピンチにまんまと食い付いたのは、爆破事件の主犯だった。

獠を追い払った後、主犯から見返りに誘われるがしつこい男は嫌いと言ってワインをぶっかけて拒否。

これも冴子の作戦であり、袖にされた主犯はますます冴子が欲しくなり誘拐という手段に出てしまう。こうして冴子はアジトに入り込むことが出来た。


これらの作戦は獠には説明しておらず、さすがに怒らせてしまったかと気に病んでいた(獠には「外で待っててほしい」というメモを密かに渡し、自分が誘拐される瞬間を目撃させ尾行させた。これがなければ獠も腹を立てて帰っていたという)。

獠から「冴子にしては手際が悪い。冴子らしくない」と評されているように、少女の一件で相当を腹を立てていたようだ。


その後、獠と居合わせた香とも協力して強盗犯一味を一網打尽にする。

獠は報酬としてもっこりする気満々だったが、冴子が少女の見舞いに来ているのを見て事情を察し、クールに去っていった(病院に来る前に、ゴミ箱がエナドリの空き瓶で溢れるほど飲んでいた)。


劇場版&TVスペシャルでの活躍編集

基本的に獠たちと行動を共にすることはなく、外部から支援するというのが定番。このため戦闘シーンはおろか固有の敵を倒すこともない。


愛と宿命のマグナム(1989年)編集

記念すべき最初の映画作品。

東ガリエラの破壊工作資料(マイクロチップ)を情報屋キルヒマンから買い取るべく刑事を連れて空港にやって来るが、キルヒマンは何者かに狙撃され死亡する。

東ガリエラの駐日大使ボンダルはマイクロチップの隠滅を目論んでいたが、キルヒマンはそれをどこかに隠してしまっていた。しかも空港を爆破することで情報料の釣り上げを目論み、それを看過できなかった東ガリエラの情報部大佐ヘルゼンによって射殺されてしまった。

冴子は敵の正体を突き止め、ヘルゼンの実力が「獠でも敵わないかもしれない」と獠に伝えた。

終盤ではマイクロチップがヘルゼンの義父クラウスの手に渡っていることが判明し、ボンダル子飼いの特殊部隊に拉致されてしまう。獠は依頼人のニーナ(クラウスの孫娘)と一緒にいたため対応が遅れてしまった。

冴子はボンダルが根城にしている屋敷の場所を教え、獠を最後の戦いに送り出した。


ベイシティウォーズ(1990年)編集

本作の冴子は、ベイシティホテルを遠目に見ているだけでまったく動かず、ペンタゴンの指揮官ノートンとの掛け合いがメインとなっている。


南米のコステロ共和国の支配者ギリアム将軍がアメリカに麻薬を密輸したとしてアメリカ軍に追われる身となる。ギリアム一派が日本に亡命して来たと知った冴子は、アメリカのペンタゴンと協力して対応する。

手始めに海坊主に依頼し、ギリアムの娘ルナの確保に向かわせる。しかしルナは獠にナンパされており、連れ去ろうとした海坊主とケンカになってしまう。ルナはその間に車に乗って逃げ出してしまい、獠と海坊主は彼女を追うことに。


一方その頃、ギリアム将軍たちはベイシティホテルを占拠してスーパーコンピューターを手中に収めていた。これを用いてアメリカの防衛機構にハッキングし、ミサイルを落として報復しようとしていたのだ。

ルナはコンピューターのスペシャリストであり、ギリアムと合流した彼女の手によってハッキングが行われようとしていた。しかし獠と海坊主の活躍によりギリアム一派は壊滅。復讐計画が頓挫したルナは無気力な人間になってしまい、生き残った兵士たちと共に警察に連行されて行った。


なお、ホテルが爆破されたことで物凄い損害が出たのだが、ペンタゴンの指揮官ノートンが「費用はすべてペンタゴンが持つ(だから主導権はこちらが持つ)」と発言していたため責任を全部おっかぶせた


実は事件の前日、冴子はプールに海坊主を呼び出していた。用件を聞く海坊主を無視して立ち去ろうとしたため肩を掴まるが、その際にブラが落ちて乳房が露わになってしまう。

冴子は「見た! 触った!」と騒ぎ立て、弁解する海坊主に「ある仕事をしたら許してあげる」と今回の依頼を持ち掛けたのだった。当たり前だが海坊主には「あの女狐……最初からおれを罠にハメるつもりだったんだ……」と忌々しそうにされた。


100万ドルの陰謀(1990年)編集

ベイシティウォーズの後日談。本作では珍しく事件そのものにはまったく関わらず、獠から依頼をされて情報収集に動いている(依頼人となるヒロインの素性を探り、それを獠に伝えた)。

獠はラスボスとの戦いでは廃墟となった競馬場を派手に破壊してしまい、エンディングでは冴子から諸々の修理代として100万ドルの小切手(依頼解決の報酬)を横取りされてしまった。

しかも手付金の1万ドル小切手も海坊主にツケと店の修理代として取られてしまい、獠はタダ働きとなった。


シティハンター(1993年の香港映画)編集

獠の知人という設定で登場。TV放映時は「ラン」(芽子)という名前だった。相棒には銀子がいる。

銀子と一緒に豪華客船に乗っていたところ、マクドナルド大佐率いるテロリストたちに占拠されてしまう。当初は乗客を人質に取られているため手も足も出なかったが、居合わせたギャンブラーの青年と協力してテロリストたちと戦った。しかし逆上したテロリストたちによって乗客たちに犠牲が出てしまい、青年もテロリストを倒すも負傷により戦線離脱する。

終盤では大佐たちに捕まり処刑寸前だった獠を、仲間たちと協力して助け出す。その後は獠と共に戦いテロリストたちを倒すが、マクドナルド大佐の銃撃で戦闘不能となり、獠と大佐の最後の戦いを見届けた。

冴子が銃を使って獠と共闘するという貴重なシーンである。


グッド・バイ・マイ・スイート・ハート編集

本作では警部となっており国際的犯罪者にして愉快犯プロフェッサーとの戦いに駆り出される。

プロフェッサーは新宿の各所に時限爆弾を仕掛けており、それを用いて警察(日本政府)を脅迫。100億を用意するように告げる。電話は警視総監が出たが怒りっぽいため交渉には向かず、代わりに冴子が交渉を務めた。政府に支払う意思がないことを伝えると、プロフェッサーは新宿を消し飛ばすことを宣言。よりによって笑美が乗っている新幹線(山手線)に爆弾を仕掛けており、それを聞いた冴子は「あなた自分の妹をっ!」と怒りを見せた。


冴子としては獠に協力を求め続けていたが「真風笑美(プロフェッサーの妹)とのモッコリが優先」ということでスルーされ続けていた。しかし獠が笑美を守るという体でプロフェッサーと戦ってくれると分かっていたようでそこまで気にした様子はなかった。

終盤では総監や幹部とたちと共に爆弾解除の指示を出していたが、プロフェッサーの策の前にことごとく失敗に終わる。いても立ってもいられず単独行動に移したところ、自衛隊からヘリコプターを強奪した海坊主と美樹に迎えられ、乗り込んで後方支援を担うことに。その際、総監側が香と笑美が乗っている新幹線を別の路線に誘導して斬り捨てるつもりだったことを知り腹を立てている。総監に文句を言おうとしたが「いち刑事に総監がわざわざ答える必要はなーいっ!!」と無視された。

エンディングでは香、美樹と共にキャッツアイのコスプレを披露するが、すぐに普通の服に着替えてしまい獠たちをがっかりさせた。


ザ・シークレット・サービス編集

警視庁特捜部の所属。後輩には新庄安奈(24歳)が登場する。互いに刑事ということで良い先輩後輩の関係を築いている。

実は安奈の正体は、マイガイア大統領候補の1人娘であった。そのことを知った警視総監は安奈をマクガイアの護衛から下ろすように冴子に告げるが、親子だからと言って任務とは関係ないと突っぱねる。

怒った総監からもしものことがあれば責任を取るように告げられ、冴子は「辞表でも書けと?」と聞くが、なんと「3人の男から1人を選んで見合いをしてもらう」とドヤ顔で言い返され呆れてしまうのだった(めちゃめちゃ公私混同しているため)。

エンディングでは日本を去るマクガイアを前に、安奈に対して「シークレットサービスの任務は終わりよ。娘に戻りなさい」と告げ、本当の意味での親子の再会と別れを迎えさせた。

なお、安奈は今回の件を通して冴子から獠の扱い方を学んでおり、香には「冴子さんが二人になったみたいだわ」と呆れられた。


緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期(1999年)編集

メガシティーテレビの陰謀によって獠が凶悪犯として報道されてしまったため、冴子と獠は一貫して初対面を装った態度を取っている。

冴子は獠の無実を信じていたため警視総監に「こんなスケベ顔の男が大それたことをするとは思えない」とやんわりと意見したが、報道内容を信じ切っていたため効果がなかった。

獠が潜伏するアパートが判明したため警官隊を率いて包囲するが、交渉には冴子一人で向かうという体で獠を押し入れに隠し「冴羽獠は外に逃げた」と叫んで警官隊を誘導した。そして獠と一緒にいた香は“人質にされていた被害者”ということにして警察に保護させた。

一方で警官を一人だけ残して獠に襲わせ、制服とパトカーを奪わせる形で支援した。

終盤では獠が次々と一般人を殺害したとニュースが報じられるが、殺されたのはいずれも一般人に扮した一流の殺し屋たちだと知って驚愕する。メガシティーテレビは獠への刺客として殺し屋たちを雇ったが、失敗した者たちは獠に殺されたように粛清されたというのが真相だった。


エンジェル・ハート編集

新宿西警察署長に出世している。獠の協力者である立場は同じだが、現場から離れたからか、戦闘シーンは少ない。年齢を重ねたからか、落ち着いた女性になっている。


独身。

仕事一筋であり、署員らには「鉄人」と言われている。

陳に口説かれたが、30歳後半のために振られたことがある。年齢を気にしており、年齢、誕生日など、年に関わることを言われるとキレる。


なお、シティーハンターでは、槇村への想いが残っていたが、こちらでは獠の方にも強い好意を抱いているかのような描写がある。

ミキとの出会いで、心の奥に思い描いていた「ベタな暖かい家庭」は夫が槇村ではなく、冴羽獠で、長女が香瑩、次女がミキのようなイメージであった。




関連イラスト編集

野上冴子劇場版シティーハンター 応援絵

革ジャンデカ(野上冴子)野上冴子さん


関連タグ編集

シティーハンター

エンジェル・ハート


風の聖痕:よく似た立場の女警視「橘霧香」が登場する。


HEVNGetBackersの登場人物。21歳の巨乳美女だが、毎回とんでもない依頼を持って来るため主人公にはかなり嫌がられている。しかし、色香に物を言わせて結局受諾させてしまう。主人公から胸を揉まれるなどセクハラを受けるが裏拳をかますなど気質は香に近い。


エンドオブエタニティ:冴子と似通った要素を持つ巨乳美女“カーディナル・バーバレラ”が登場する。「巨乳の美女で治安維持に携わる権力者」「スケベだが凄腕の何でも屋である主人公に依頼するが嫌がられる」「しかし結局色香で依頼を受けさせた」という点が類似。ただしバーバレラは腹黒くもなければ計算高い女でもない。


腐れ縁:冴羽獠

恋人の妹:槇村香

恋人:槇村秀幸


父:野上警視総監

妹:野上麗香(次女)、野上唯香(三女)

香瑩


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