概要
原作の終盤に登場する野上家の三女。高校生。
北野ユカというペンネームで活動している学生小説家。第二の赤川次郎とも呼ばれている。ミステリー小説を書いており、最新作「警視庁の女豹 刑事サヨコ」はベストセラーになっている。
外見はロングヘアの美少女だが、姉達同様に図々しく強情。上記の小説も姉の冴子がモデルで、彼女の担当した事件をそのまま題材に書ているだけである。ミステリー大賞も麗香のことをネタにした小説で受賞したもの。
しかし、ミステリー小説家だけあってか、観察力や洞察力には長けている。また売れっ子作家であるため、かなり儲けている模様。
図太いところもあり、獠がテロリスト達と戦っていた時も逃げず、その様子を小説として書いていたほど。
姉達から逃げていた際に獠と香を見かけ、新たなネタとしてシティーハンターの獠を題材にした小説を書こうと冴羽アパートに一方的に押しかけた。その際に香に対して煮え切らない態度を取る獠に対して「卑怯」と評していた。その後、テロリスト達に拐われそうになるが、獠と香の活躍で助かる。その際に二人の信頼関係を見て、彼らの小説は関係が決着してから書くと決め、アパートを出て行った。
関連人物
- 野上警視総監
野上姉妹の父親。本作の主要人物の中では珍しい血の繋がりのある親。下の名前は不明。唯香が登場するエピソードに本格的に登場する。
かなりの親馬鹿で思い込みが激しい人物。娘に度々縁談を持ちかけている。また唯香が冴羽アパートに泊まった際には「獠が娘達を毒牙にかけた」と思い込んでアパートまで勝手にやってきたことも。娘達からは「プッツン親父」と呼ばれていた。
結構な年のはずなのだが、男児が生まれるまで子作りをするつもりらしい。
余談
- なお、獠は当初彼女が末っ子だと考えていたが、彼女の下には双子の妹がおり、まだまだ妹が増える可能性があるらしい(獠は頭痛のタネが増えると嘆いていた)。