概要
原作の終盤に登場する野上家の三女。高校生。
北野ユカというペンネームで活動している学生小説家。第二の赤川次郎とも呼ばれている。ミステリー小説を書いており、最新作「警視庁の女豹 刑事サヨコ」はベストセラーになっている。
外見はロングヘアの美少女だが、姉達同様に図々しく強情。上記の小説も姉の冴子がモデルで、彼女の担当した事件をそのまま題材に書ているだけである。ミステリー大賞も麗香のことをネタにした小説で受賞したもの。
しかし、ミステリー小説家だけあってか、観察力や洞察力には長けている。また売れっ子作家であるため、かなり儲けている模様。
図太いところもあり、獠がテロリスト達と戦っていた時も逃げず、その様子を小説として書いていたほど。
姉達から逃げていた際に獠と香を見かけ、新たなネタとしてシティーハンターの獠を題材にした小説を書こうと冴羽アパートに一方的に押しかけた。その際に香に対して煮え切らない態度を取る獠に対して「卑怯」と評していた。その後、テロリスト達に拐われそうになるが、獠と香の活躍で助かる。その際に二人の信頼関係を見て、彼らの小説は関係が決着してから書くと決め、アパートを出て行った。
アニメ版
残念ながら未登場。
しかし『シティーハンター2』第5話「モッコリ迷探偵!? 美人作家の推理ゲーム」にて推理作家の女性・梓が登場する。自分が殺されたように偽装して獠の反応を窺うなどかなりの変人。
暴力団に取材しようと首を突っ込んだことで麻薬取引の現場を見てしまい殺されそうになるが、獠と海坊主の活躍によって救われた。
エンディングでは新作「男はみーんな オオカミよ」を刊行。これを読んだ香は「男のロマンね。生まれ変わったら絶対に男になる!」と意気込んでいた。
実はこの小説の主人公は、獠をモデルにしていたりする。
宝塚版
CITY HUNTER-盗まれたXYZ-に登場。設定は変わっておらず女子高生兼小説家。
姉・麗香の仕事を手伝わされており一緒にビラ配りをしていた。
関連人物
- 野上警視総監
野上姉妹の父親。本作の主要人物の中では珍しい血の繋がりのある親。下の名前は不明。唯香が登場するエピソードに本格的に登場する。
かなりの親馬鹿で思い込みが激しい人物。娘に度々縁談を持ちかけている。また唯香が冴羽アパートに泊まった際には「獠が娘達を毒牙にかけた」と思い込んでアパートまで勝手にやってきたことも。娘達からは「プッツン親父」と呼ばれていた。
結構な年のはずなのだが、男児が生まれるまで子作りをするつもりらしい。
余談
- なお、獠は当初彼女が末っ子だと考えていたが、彼女の下には双子の妹がおり、まだまだ妹が増える可能性があるらしい(獠は頭痛のタネが増えると嘆いていた)。