ピクシブ百科事典

槇村香

まきむらかおり

槇村香とは、「シティーハンター」及び「エンジェル・ハート」に登場する人物。
目次[非表示]

CV:伊倉一恵 演:相武紗季(ドラマ「エンジェル・ハート」)

人物

シティーハンター

シティーハンター」のヒロイン。主人公・冴羽獠パートナー。彼の前の相棒であり親友だった槇村秀幸の妹。
ショートヘアの髪(アニメや映画では茶色か赤茶色に描かれている)に長身が特徴的な女性。誕生日は1965年(アニメ版では1967年)3月31日。身長168㎝、B87-W59-H86。一人称は「あたし」。

元々は兄の秀幸と二人で暮らし、裏の世界とは関わりがなかったが、兄の死後は獠のパートナーに自ら志願する。冴羽アパートに移り住み、家事全般や依頼のチェック、依頼人との交渉、調査、お金の管理など、いい加減な獠をアシストするしっかり者。しかし(数ヶ月単位で閑古鳥が鳴くほど)頻繁に依頼が来ないことに加え、獠の依頼の選り好み・ツケでの飲み歩き、度々アパートが破壊されることなどが原因で、常に金欠に悩まされている。依頼がない時には、冴羽商事を宣伝するビラ配りをすることもある。

手先は器用で、裁縫が得意な模様。獠を模した等身大の「リョウちゃん人形」(ストレス発散用)やキーホルダー用のマスコットを自作している。絵心もあり、冴羽商事のビラのイラストも彼女が描いている。しかしその反面、非常に機械音痴で、事務仕事は不得手。
仕事柄、動きやすい服装をするように獠から言われており、普段はロングのスカートは身につけず、ミニスカートやパンツスタイルで行動している。

獠ほど博学ではないが、代わりに流行や最新の時事、芸能的な要素に詳しく、彼に説明することもある。

タメ口の獠とは異なり、礼儀正しく、基本的に他人のことは「さん」、年下の相手には「ちゃん」・「君」付けで呼んでいる。呼び捨てにしているのは、劇中でも獠とミックのみである(ミックにも初対面では「さん」付けだった)。兄の秀幸のことは「兄貴」と呼んでいた。

性格・言動

基本的に男勝りかつ勝気であり、いわゆるラムちゃんと双璧を成す暴力ヒロインのはしり。獠の「もっこり」には、後述のハンマーや道具などで「天誅」を下すのが「シティーハンター」のお約束になっている。
獠と出会う以前は恋愛経験がなく、恋愛方面には初心で鈍感。男性から惚れられても、その好意に気づかない。しかし嫉妬深いところがあり、獠について依頼人などにジェラシーを燃やすことも多々ある。このため、早とちりや嫉妬からハンマー攻撃をしてしまうこともある。またギャグシーンではあるが、獠への怒りなどでとてつもない怪力を発揮し、天誅を下すことも。

普段は獠に惚れているが、実は中性的な美男子タイプの男性に弱く、そうした相手の前では顔を赤らめてしまうこともある。

初期は男言葉で話したり、一人称が「オレ」になったりすることも多かった。ショートヘアで長身であること、男寄りな言動・服装、化粧も殆どしないことなどから、男・オカマに間違われることもしばしばあり、本人も嫌がっていた。高校生の頃は、その男寄りな容姿や性格からタカラジェンヌ的な意味で同性から憧れを抱かれており、多数のラブレターやバレンタインチョコレートを送られていた模様。しかし、物語が進むにつれて女性らしくなり、女子から羨望の的だったことを知る高校時代の同級生に驚かれていた。
髪は物語が始まってからは髪をセミロングには至らない長さまで伸ばしていたが、海原戦の前には決意の表れとしてベリーショートにした。その後は多少髪が伸びている。

ハンマーを振るうところから乱暴なイメージを抱かれがちだが、人当たり自体は悪くなく、普段は気さくで人懐っこい。ハンマー攻撃もほぼ獠かミックに対してだけである。本質的には優しく、裏や表の世界に関わらず誰に対しても分け隔てなく接する思いやりがある。獠とはライバル関係にある海坊主やそのパートナーである美樹とも仲が良い。
その人としての温かさは、獠を始め、依頼人、裏の世界の人間(マリィーやミックなど)にも大きな影響を与えることになる。そして物怖じしない度胸と行動力もある。

また芯が強く、犯罪者の娘である上に血の繋がった家族とも生き別れになり、唯一の家族だった義兄も殺されるという暗い過去を持つものの、真っ直ぐに生きている。作中では兄を失った悲しみや辛さを感じさせない気丈な振る舞いをしている。獠からどれだけ突き放されようとも、彼について思い悩みながらも傍に居られるよう努め、獠の過酷な過去を知った際にも、彼のために誕生日を作り、毎年祝うと決めた。その強さや健気さはマリィーからも認められており、ミックからは本気で惚れられていた。

獠からは普段は女扱いされていないが(詳しくは後述)、依頼人に負けないくらいスタイルの良い美人で、化粧をしてカツラをつけると、多数の男にナンパされるほどである。劇場版でもプロのファッションデザイナーから容姿とスタイルを評価され、ピンチヒッターのモデルとしてウエディングドレスを着ている。

家族

の槇村秀幸とは血の繋がりはなく、彼女は義理の妹である。
本名は久石香。実の両親は生後間もなく離婚しており、刑事であった秀幸の父が追跡中に事故死した犯人・久石純一の娘である。当時赤ん坊だった香は、槇村家に養女として引き取られ、秀幸の妹として育った。

実母は既に他界しているが、後に母に引き取られていた実姉・立木さゆりが登場する。彼女とは依頼人として出会い、一度は姉妹として共にアメリカに行くことを持ちかけられるも、結局は断って別れており、以後登場することはなかった。

槇村家では香が養女であることは本人に伏せられており、香の20歳の誕生日に秀幸が真実を話すはずだった。なお、秀幸は知らなかったが、香は高校生の時点で自分が養女であることには気づいており、獠にそのことを話している。
但し香自身は非常に兄想いであり、血の繋がりこそないものの、彼のことを心底大切に思っている。獠のパートナーになったのも、兄の死への悲しみから逃れるためである。また兄(本当は香の実母)の形見の指輪を大切にしている。

獠との関係

リョウ香も参照
獠とは高校時代に一度会ったことがある(その日が3月26日であり、後にこの日が獠の誕生日と決める)。最初はスイーパーの獠を訝しんでいたが、ある事件を経て彼の人間性を気に入り、兄の相棒として認める。なお香の男言葉は彼女が獠の言葉遣いを真似したことが始まり。

獠のパートナーになってからは唯一「もっこり」しない女性と公言されていた(実は完全に相棒になる前に一度もっこりした事がある)。しかしパートナーとして過ごすうちにお互いを信頼し、掛け替えのない関係を築くようになる。獠に惚れた依頼人もふたりの関係に入る余地なしと諦めていることが多い。香の影響で獠は徐々に人間らしい温かさを取り戻しており、アメリカ時代のパートナー達からは驚かれている。

獠とは互いに意地っ張りであることに加え、獠自身が不器用であること(獠の過去や立場を考えれば仕方のない面もあるが)、香が恋愛面では非常に鈍感であることなどから、なかなか関係が進展しなかったが、作中では様々な出来事や困難を乗り越え、終盤ではようやく互いに気持ちが通じ合う。

天誅に使う道具

獠の「もっこり」に対しては主に鉄槌「100tハンマー」や刺鉄球付き鎖鎌「こんぺいとうシリーズ」(1〜6号まである)を愛用し、天誅を下している。他にも煩悩退散棒(寺の鐘をつく棒のようなもの)を使ったり、獠を布団でぐるぐる巻きにしてアパートの外に吊るしたりすることもある。

ハンマーには大抵文字が書かれており、何も描かれていないパターンの方が少ない。このほか連載1周年記念プラチナハンマーや100ギガトンハンマー、アニバーサリーとして話数が描かれているものなど多数のバリエーションが存在する。香以外にもレギュラーキャラクターの女性や依頼人が持っており、これで迫ってきた獠を撃退している。

そのほぼ全てが獠に対するお仕置き用だが幼い頃から自作して愛用し、これでいじめっ子を撃退していた(毎回どこからハンマーを取り出しているのかは不明)。このため、幼い頃は「爆走ハンマー女」と呼ばれていたらしい。
但し、あくまでギャグ要素であるため、さしものハンマーも銃の攻撃には敵わない模様。

パートナーとしての能力

最初は素人だったが、パートナーとして過ごすうちに様々な技術を身につけている。

当初は戦闘スキルが皆無で、危機意識が乏しく獠に守られることに依存していたが、銀狐が登場するエピソードで、獠にパートナーを辞めるように突き放された際に、「プロ」としての意識に目覚める。海坊主からマイケル・ガーラント(TVシリーズオリジナルキャラ)直伝のトラップを教わり、免許皆伝を与えられる。
トラップの腕は一流で、殺し屋・銀狐を追い詰め、ミックと対決した時にも奮闘していた。またしばしば家に無数の罠を張り巡らせ、女性依頼人の保護もしている。

拳銃は兄の形見であるコルト・ローマンを使用している。射撃の才能はあるが、獠が香に人を殺させたくないために、狙っても照準が狂い絶対に命中しないように香の銃にわざと細工をしていたため、本人は長らく射撃の才能は無いと思い込んでいた(後に照準を直した銃を改めて獠から渡されている)。但し、この状態でも標的には直接当たらなくとも、周辺の物品を破壊して間接的にターゲットにダメージを与えたことはある。

師匠である海坊主の影響なのか、重火器を好んで使い、戦闘スタイルはド派手で豪快そのもの。バズーカ砲や重機関砲の乱射、手榴弾乱れ投げに至っては致命傷に成らないダメージで気絶させる器量はあり、周囲は銃撃痕と爆発痕だらけの焦土と化すが、獠や海坊主も「プラマイゼロ」と評価を述べている。

至近距離からのリボルバー式拳銃への護身法も獠から教えられている。また運動神経は悪くなく、素手の状態でも素早い身のこなしで敵を倒している。依頼をこなし場数を踏むうちに、度胸もついて戦闘スキルも高くなっている。中盤では刃物を持った素人程度ならあしらえるようになり、終盤では獠なしで重火器や手榴弾を駆使して南ガルシアの諜報員を撃破した。

敵側からは獠の数少ない弱点と思われる事も多く、作中で何度も敵に捕まっている。縛られることもあるが、その対策としてカミソリを隠し持ち、自力で拘束を解いた事が一回だけある。またハンマーで牢を破ろうとした事もある。(最終的には隠し持っていた手榴弾で扉を見張りごと吹っ飛ばした。)

根がお人好しであるため、詰めが甘いところもあるが、ポテンシャル自体は高いようで、テロ組織にそれを利用されたこともある。「さらばハードボイルド・シティー」(アニメオリジナル回)では、テロリスト集団「ブラック・アーミー」の現場指揮官に選ばれる。そして催眠術で”セイラ”だと思い込まされ、真のボスに操られる形で獠達と対決した。この回では正確な射撃、トラップの能力など彼女の素での実力が垣間見られる。また戦闘スタイルも豪快ではなく、冷静に相手の力量を見極め、油断をつくものとなっていた。最終的には獠の説得により、正気に戻った。

獠とコンピを組む中で彼とアイコンタクトなしでも彼の行動を予想可能になり、息の合ったコンビネーションを発揮できるようにまで成長した。相手の力量にお世辞は言わない獠からも「シティーハンターてのはな!! おれたちふたりのことを言うんだぜ!!」と認められるようになった。


エンジェル・ハート

香瑩の事実上の義母として、獠同様に彼女の保護者になっている。ただし獠と結婚式の写真を撮る道中、車に轢かれそうになった子どもを庇って交通事故で亡くなり、第1話の時点で故人である。その後、移植用に摘出された彼女のドナー心臓が正道会に強奪され、グラス・ハート(香瑩)に移植されたことから物語が始まる。

本来は起こりえない事であるが、心臓が移植された香瑩の中に意識として生き続けている。移植により死んで苦しみから逃れようとしていた香瑩の心に変化が起き、組織を脱走し、獠の元へ行くことになる。また暗殺者の香瑩が普通の人間として生きることに彼女の心臓も影響を与えることになる。

事故死する直前に獠にプロポーズされており、本作でのふたりの関係は最初から実質的に内縁の夫婦である。自分の心臓を受け継いだ香瑩を娘と思っており、獠と共に香瑩の義親となる。

槇村家の養女であることはシティーハンターの時と共通しているが(後に生き別れの実姉・立木早百合が登場する)、こちらでは獠のパートナーになる前に看護師をしていた。獠とも患者として出会い、名前のなかった獠に「冴羽獠」の名前を付けた。(多くの偽造パスポートや免許証の中のひとつにあった名義が『冴羽獠』)
またかなり男勝りだった前作に比べ、こちらでは母性的で慈愛深い性格になっている。

シティーハンターでは獠が銃に細工をしていたため、射撃が正確に出来なかったが、こちらでは本当に射撃の才能が全くなかったという設定である
なお、エンジェル・ハートにおいても100tハンマーは健在で、彼女の自室クローゼット内に一本備え付けられており、娘になった香瑩に受け継がれた。

関連イラスト

香ちゃん


Jump!
Queen!


リョウ香

落書き☆
Ryo&Kaori



関連タグ

シティーハンター / エンジェル・ハート
パートナー:冴羽獠  / 義兄: 槇村秀幸  /  養女:香瑩 義理の父:海原神  /  友人:美樹 
師匠:海坊主  /  お得意様:野上冴子 / 実姉:立木さゆり / ご近所さん:ミック・エンジェル名取かずえ / 幼馴染み:御国真司 親友:北原絵梨子

武器:100tハンマー

カップリングタグ

リョウ香 槇村兄妹  ミク香

関連人物

神谷薫別作品のヒロイン。そのお転婆な性格と、主人公の過酷な過去と正体を知ってもなお傍で支えようとする姿勢が共通している。但し香の方が料理上手である。

関連記事

親記事

シティーハンター してぃーはんたー

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「槇村香」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 6726784

コメント