概要
主にギャグ漫画やギャグアニメに登場する非常に重いハンマーである。
100tというのは、実際の重さというわけではなく、(噓八百や八百八町という風に)あくまでも非常に重いという例えなのかもしれない。
ボケに対するツッコミ用途や、相手のイタズラ、浮気行為への罰に用いられる。
このため言うまでもなく、ギャグ補正がかかっているので重さの割には人力で持ち上げられるし、冴羽獠もこの時ばかりは弱体化して避けられず、よしんば殴られたとしても致命傷にはならない。
元ネタは『モンティ・パイソン』に登場する「16tと書かれた錘」やカートゥーン作品に登場する金床だろう。
描かれるハンマーがどうみても巨大な木槌なのも槇村香の使用するハンマーが木槌が多いのが由来と思われる。
実際の100tって…?
作中のハンマーを鋳鉄で作ったとすれば、おそらく1t前後になると思われる。
一般的な軽自動車で700kg~900kg前後、中型乗用車で1.2~1.4t程度。
(HA37/97Sアルトで680kg(ガソリン/2WD)~760kg(HV/4WD)。)
(E210系カローラで1230kg(ガソリン/FF)~1430kg(HV/4WD)。)
JR貨物のEF200形、EF210形、EF510形の各電気機関車および国鉄EF66形電気機関車の自重がこれくらいある。(100.8t)
成人1人65kgで単純計算して、おおよそ1500人分
注意
まさか実際にできる猛者はいないと思うが、100tの鈍器で本当に殴ると殴られた方は即死し、しかもユッケの人肉ジュース和えのように原形をとどめない見るも無残な死体となるので実際にやらないこと。
また、現実の世界では当然の事ながら人力では持ち上がらず、重機でもフォークリフトやユニックでもまず無理で大型のクレーン車を使わないと上がらない代物である。
ちなみに
2007年3月に「エンジェル・ハート」メインの企画がYahoo!で展開され、その際に100tハンマーの実物大レプリカがチャリティオークションとして出品されその年の最高落札価格アイテムとなる183万2000円で落札された。
このレプリカ、「原作を正確に再現する」意図で発泡スチロールのムクで作られ、FRPでコーティングされたそのモデルは総重量50kgもある、充分鈍器と言える代物だった。
「シティーハンター」の「100tハンマー」原寸大展示-ヤフオク出品(アキバ経済新聞)
2007年 Yahoo!チャリティーオークション落札額1位は100tハンマー(アニメ!アニメ!)
関連タグ
鎚音マー シティーハンター キング・ザ・100t ヘビーボム ツッコミ(物理)
こんぺいとう2号 - シティーハンターにおける姉妹品の巨大なモーニングスター。どちらかと言えばトラップ扱い。