プロフィール
生年月日 | 1861年(文久2年)6月(旧公式本)/10月10日(2023年度版) |
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年齢 | 17歳 |
身長 / 体重 | 155cm / 41kg |
血液型 | O型 |
演者 |
概要
『るろうに剣心』のメインヒロイン。
父・越路郎が興した活人剣の流派である『神谷活心流』の使い手で、『神谷道場』の師範代(最終的には師範になる)。巷では剣術小町と評判の美少女。
一流の流派を担うだけあり、剣の腕は、相当なものなのだが、剣心をはじめ周りの連中の強さがバケモノレベルなため、イマイチ目立たない。
但し、序盤では比留間に負けているが、中盤では巻町操と共闘して、十本刀の一人・本条鎌足を倒すといった実力を見せている。
なお、アニメ版では、武器(木刀)が破壊された際の徒手空拳として、合気道、柔術、柔道も嗜んでおり達人レベルの腕前だった。
- あまり目立たないが、折れた木刀を使って、「膝坐」を正確に決められることから、筋力も非常に強いことがわかる。
有事の際は、木刀・竹刀など真剣以外を得物とし、道着・袴にリボンを外した姿で戦う。
ある事件がきっかけで出会った緋村剣心が、幕末最強と謳われた伝説の剣客・人斬り抜刀斎と知っても受け入れ、居候させる。
人物像
基本的に明るく活発で、正義感が強い性格。
しかし、その一方で、短気で怒りやすくもあり、弥彦とよく喧嘩したり、ギャグ描写であるが剣心たちを殴ったり、時には竹刀を取り出したりもする(剣心の場合は、殆どが理不尽な理由で、弥彦や左之助の場合は彼女の短気さを差し引いても悪ノリが過ぎているため、不当な制裁とは言い難い)。
また初期の頃は、人を疑わない性格ゆえに、神谷道場の土地を狙って行き倒れたフリをして取り入ってきた比留間喜兵衛や助けを求めてきた元門下生2人の嘘話(『酔っ払って暴れていたチンピラを止めようとしたら逆恨みされた』)をすんなりと信用してしまったりなど、騙されてしまうことも度々あった。
作中では、斎藤が恵を「狐」・操を「イタチ」と例えることと並んで薫を「狸」と例えている。
自分の美貌に自信を持っており、さらし姿になった際は、胸の谷間が見えたりとスタイルも良い。「ブス」と呼ばれると激怒する(女子なら当たり前ではあるが…)。
また、初期の頃は恵を筆頭に剣心に他の女子が近づくと、機嫌が途端に悪くなるなど、嫉妬深い一面を見せることも多かった。
因みに本家原作版と、実写映画の公開記念に連載されたキネマ版とでもっとも性格に違いがある。
これは和月自身が昨今の風潮を元に書き直したためであり、お転婆な原作に比べ、キネマ版の方がややおとなしい性格である。
何かと後述の料理下手をネタにされてしまうが、女性の社会参画がまだ難しかった時代に、剣心や弟子の明神弥彦を養い、そもそも無収入なので集りに来ている左之助の飯代まで出すしっかり者である。職業婦人の先駆けとも言える(剣心は専業主夫と言ったところであるが)。
アニメ版では、食い扶持が増えたことで剣心、弥彦、左之助の3人を追い出して出稼ぎに行かせるという面が見られた(剣心が珍しく「お金のために刀を使う」ことを考えるエピソードである)。一方で、自身も出稼ぎに赴いている。
また芯が強く、剣心の素性や過去を知っても、態度を変えず、彼が京都に向かった際には(恵の叱責もあって)、会いたいという気持ちひとつで、彼の後を追いかけた。
剣術道場の師範代だけあって、戦闘における洞察力や武器の知識にも長けており、人誅編では乙和瓢湖と弥彦が戦う際に弥彦に暗器についての忠告をし、その仕掛けを見抜いている(乙和からは「なかなか聡明」と評価されていた)。
初期は、剣心がいなくなるのではないかという不安を抱いていたが、京都編以降はそうしたところは見せなくなった。
短気さも目立たなくなった代わりに気丈さが強調され、人誅編では縁に脅されても怯まず、戦いを終えた剣心を「傍で支えたい」と決意している。
なお、道着の下にはさらしを撒いている。
弱点
非常に料理下手なのが玉にきず。
焦がさない限り失敗しなさそうな焼き魚でさえ、『不味い』という判定を頂いてしまい、寝ていた相楽左之助に味噌汁を飲ませただけで即座に目覚めさせる(しかも「誰だ!?俺に毒を盛った奴は!」と勘違いされる)ほど。
剣心は、薫の料理を「食べるごとに味が増すいい料理」とフォローしていたが、連載終了から8年近く経って発売された剣心皆伝にて「苦手なもの:薫の料理」であることが判明している。
弥彦だけは、何も言わず黙々と食べ続けているのだが、恵が神谷道場で夕飯を作ってくれるという話に即座に乗った辺り、別においしいと思っているわけではない模様。
作中の動向
ネタバレ注意
剣心を拾ってからというもの、薫は彼に惹かれるようになっていった。アニメでは京都編直後のオリジナルエピソードで丸々一話にわたって薫が剣心にプロポーズされたと勘違いして有頂天になる話があったくらいである。
そして剣心にとっても、彼女はかつて愛した女性と同じ、何よりも大事な存在となっていった。
それを知った武器商人・雪代縁はかつて自分から大切な人を奪った剣心に生き地獄を味わわせるため、彼女を「剣心の心の支え」と解し、薫を奪うことで剣心を絶望の淵に叩き込もうとした。結局過去のトラウマで若い女を殺せなくなっていた縁は同志・外印の協力を得て彼女に似せた死体人形を作り上げ、剣心たちを謀った。
剣心は薫を守れなかった自責の念に苛まれて廃人と化すが、本物の薫が縁のもとに捕らえられていることを知ると再び逆刃刀を取り、戦場へと赴く。
太平洋の小島にて剣心は仲間たちと共に縁を迎え撃ち、復讐の鬼と化した縁を下して薫を再び奪い返した。
剣心にとって薫は、最早何物にも代えがたい存在になっていたのだから。
(せめて、側で支えていたいーーーずっと側で支えていたいーーーー)
そして月日は流れ、明治12年。
幕末を駆けた人斬りと、明治の世に生きる少女。
大切な人と未来のために斬れぬ刃を振るい続けた二人の剣豪は、本当の家族となるのだった。
関連イラスト
関連タグ
るろうに剣心 薫 緋村剣心 剣薫 緋村一家 緋村剣路 神谷越路郎 格闘ヒロイン
関連人物
槇村香:別作品のヒロイン。男勝りな性格や、主人公の素性や過去を知っても受け入れ傍で支えようとするところが薫と共通している。但し、料理の腕は香の方が上である。
マァム:別作品のヒロイン。ヒュンケルに囚われていた際のシチュエーションが鵜堂刃衛や雪代縁に捕まった薫の状況とよく似ている。また復讐に関する真実が記された物を渡すという点も同一。
真宮寺さくら:別作品のヒロイン。黒髪にポニーテール、剣術の心得有り、正義感の強い性格と属性が似通っている。
志村妙:共通点が非常に多いが男性陣への暴力は薫以上にキツく、こちらは料理下手が最後まで改善の兆しが見られないなどの違いもある。
外部リンク
人称・口調・口癖・呼称だったかしら
一人称 |
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二人称 |
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口調 | |
口癖 |
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呼称 |
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関連人物への呼称
関連人物 | 呼称 |
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緋村剣心 | 剣心 |
相楽左之助 | 左之助 |
明神弥彦 | 弥彦 |
高荷恵 | 恵さん |
巻町操 | 操ちゃん |
柏崎念至 | 翁さん |
三条燕 | 燕ちゃん |
久保田旭 | 旭ちゃん |
関原妙 | 妙さん |
関原冴 | 冴さん |
塚山由太郎 | 由太郎くん |
月岡津南 | 津南さん |
浦村署長 | 署長さん |
斎藤一 | 斎藤さん |
永倉新八 | 永倉さん |
三島栄次 | 三島君 |
四乃森蒼紫 | (四乃森)蒼紫⇒蒼紫さん |
癋見 | 癋見 |
ひょっとこ | ひょっとこ |
式尉 | 式尉 |
般若 | 般若 |
志々雄真実 | 志々雄(真実) |
本条鎌足 | 鎌足⇒鎌足さん |
比古清十郎 | 比古さん |
雪代巴 | 巴さん |
雪代縁 | (雪代)縁 |
関連人物からの呼称
関連人物 | 呼称 |
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緋村剣心 | 薫どの |
相楽左之助 | (薫)嬢ちゃん |
明神弥彦 | ブス⇒薫 |
高荷恵 | 薫さん |
巻町操 | 薫さん |
柏崎念至 | 薫くん |
三条燕 | 薫さん |
関原妙 | 薫ちゃん |
関原冴 | 薫ちゃん |
塚山由太郎 | 薫さん |
月岡津南 | 神谷薫 |
浦村署長 | 神谷さん |
斉藤一 | 狸娘 |
四乃森蒼紫 | 小娘⇒神谷薫 |
癋見 | 小娘 |
ひょっとこ | 小娘 |
式尉 | 小娘 |
般若 | お嬢さん |
志々雄真実 | 不明 |
本条鎌足 | 小娘 |
比古清十郎 | お嬢さん |
雪代巴 | 薫さん |
雪代縁 | 神谷薫 |