概要
漫画『るろうに剣心』の第2部。第1部は東京編、第3部は人誅編と称する。
原作漫画の7巻から18巻、旧アニメ版の34話~62話、新アニメ版2期に該当する長編で、るろ剣史上最高傑作と評する読者も多い。後にOVAとして「新京都編」が発売された。
実写映画は第1作が東京編をモデルにしていたため、必然的に第2作「京都大火編」が京都編の前半部分に該当する。また、第3作「伝説の最期編」は京都編の後半部分に大きなアレンジを加えた内容になっている。
あらすじ
時は明治11年5月14日、紀尾井坂の変が勃発。内務卿・大久保利通が、不平士族に暗殺された事件として世間を驚かせた。しかし、その黒幕は石川県士族ではなく、幕末に抜刀斎の後を継いで幕臣を斬り続けた元維新志士・志々雄真実一派によるものだった。
山県有朋から志々雄の政府転覆計画を知らされた剣心は、志々雄の住まう京都へと向かう。途中、かつて相対した四乃森蒼紫の弟子・巻町操と出会い、斎藤一とも合流した剣心だったが、志々雄配下の「十本刀」の一人、「天剣」瀬田宗次郎との戦いで逆刃刀を破壊されてしまう…。