日本料理としての焼き魚
魚をそのまま、もしくは開いたり三枚におろしたりしたものを焼いた料理。
定食のメインとしてご飯のおかずと言うイメージが強いが、塩味が強めの物や脂の乗った物なら酒の肴としても相性が良い。
昔の日本では七輪などで炭火を起こして金網の上で焼いたり、焚き火の周りや囲炉裏傍に串刺しした魚を立てかけて炙る「炉辺焼き」が一般的だった。
近年ではガスコンロやIH調理器のグリルを用いるのが一般的になっている。
醤油ベースのタレに漬けてから焼いたものは蒲焼や照り焼きと呼ばれる。
外国風の焼き魚料理
魚の焼き料理自体は、ベトナムや、ギリシャなどの地中海沿岸地域、南米などでも好まれている。
魚をヌクマムやニンニクのタレにつけてから焼いてライムをかければベトナム風になり、塩焼きにした魚にオリーブオイルをかけてハーブを添えると地中海風に仕上がる。
トルコ料理には焼き鯖のサンドイッチであるサバサンドが存在する。