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イオンとは

  1. 原子から1〜数個の電子が外れたりあるいは逆に引き寄せたりして、電気的性質を帯びるようになった粒子。 → 本頁で記述
  2. ルーマニア系の男子名(Ioan,Ion) → 本頁に人物一覧あり
  3. 作品のタイトル。 → 本頁に一覧あり
  4. ギリシャ語で「移動する」の意(ion)。
  5. ラテン語で「永遠」を意味する語(aeon)。 → アイオーン

 pixivではキャラクターの名前として扱われる事がほとんどである。


化学における『イオン』

中性の原子原子団または分子電子を失ったり過剰の電子を得たりして電荷を持つようになった粒子。電子は負(マイナス)の電荷を帯びているので、電子を失ったイオンは正(プラス)の電荷を持つ。これを陽イオン(カチオン)という。一方電子を得たイオンは負の電荷を帯びて陰イオン(アニオン)となる。

ちなみに、マイナスイオンという言葉があるが、これは和製英語で家電製品や食品の宣伝において多く見受けられる。もちろん、正式な化学用語ではない。

周期表の左側にある元素の原子と金属の原子は陽イオンになりやすく、右側にある元素の原子は陰イオンになりやすい。これは電気陰性度が関係しており、右側の元素ほどこの値が高く、電子を引き付けやすいためである。

イオンは電子の増減数によって価数が変わり、それぞれ1価、2価、3価となる。同じ価数の陽イオンと陰イオン(合計値でもよい)でイオン性化合物を作る他、また酸塩基反応や酸化還元反応の化学反応において重要である。詳しくは物理化学の記事を参照してほしい。


名前はほとんどの陽イオンが"元になる物質名+イオン"で、陰イオンが"元になる物質名(-素)+化物イオン"である。注意点としては、陽イオンのうち金属イオンで複数の価数がある場合は「〜イオン」の前に価数をローマ数字で添えることと、陰イオンで「〜酸」という名前の物質は水酸化物イオン以外は陽イオンと同じ命名方法をする。次項に例を挙げる。


イオンの例

イオン名価数※1化学式※2備考
ナトリウムイオン+1Na+
水素イオン+1H+ほとんどの水素イオンは陽子に等しい
アンモニウムイオン+1NH4+陽イオンの命名規則の例外
銅(Ⅱ)イオン+2Cu2+他に銅(Ⅰ)イオンもある
塩化物イオン-1Cl-
水酸化物イオン-1OH-陰イオンの命名規則の例外
硫酸イオン-2SO2-
炭酸水素イオン-1HCO2-

※1 ローマ数字で表すこともある。

※2 実際は価数は右上に小さく書く。

他にも、多数のイオンが存在する。


『イオン』という名の人物

※ファミリーネーム50音順。

実在の人物

架空の人物

『イオン』という愛称で呼ばれる架空の人物


『イオン』というタイトルの作品


『イオン』という名の企業・ブランド


関連タグ

別名・表記揺れ

ion Ioan aeon(本来はアイオーンと読む)


外部リンク

イオン(Wikipedia)

「イオン」は本当にラテン語ですか?(Yahoo!知恵袋)

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