概要
『りぼん』(集英社)に、1997年に全6話の作品として掲載。2010年に後日談が『りぼん』の増刊に掲載された。
超能力を題材としたものである。
登場人物
粒依音(つぶらぎ いおん)
物を浮かせるという超能力を持つ主人公。出自の割に能動的な性格の持ち主でもある。
家族は母親だけで、すでに他界した父親は超能力研究家だった。
宝来帝(ほうらい みかど)
超能力を研究する少年。頭脳明晰だが根は暑苦しい性格の「お子ちゃま」。しかし白石に追われる依音を救った事で彼女の恋の相手に。
水瀬藍(みなせ あい)
依音の恋のライバル。ちなみに作者の弟子兼親友に同じ名前の人物がおり、その人は2014年1月現在『Sho-Comi』(小学館)の執筆陣の一人である。
白石広貴(しらいし こうき)
生徒会長にして、依音にしつこく迫るストーカー。超能力を信用しておらず、依音の事もあり、帝のことを親の敵の如く嫌っている。
清乃、愛美(きよの、まなみ)
いずれも依音の友人。実は二人とも作者の友達から名前を拝借した。
田吾作
「イ・オ・ン」を始め、作者の作品にちょこちょこ出てくる謎のキャラクター。
関連イラスト
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