元祖スクールアイドル同好会

がんそすくーるあいどるどうこうかい

「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」本編開始以前に結成されていた部員5名で活動していた頃の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のこと。

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目次 [非表示]

1 概要

1.1 部員

2 スクスタ

3 アニメ

4 関連イラスト

5 関連タグ

5.1 歴代の劇中以前からあったスクールアイドルの部活

概要

主人公であるあなたちゃん/高咲侑と上原歩夢がスクールアイドルに関心を持つ以前から存在していた所属部員5人時代の虹ヶ咲学園の「スクールアイドル同好会」のこと。

スクスタ版、アニメ版共に本編開始時点では活動休止状態となっていた。

部員

以下の5名が所属。

名前からも分かる通り、ラブライブ!PDP立ち上げ以前からスクールアイドルフェスティバルに一般生として登場していた3名が全員所属しているのが特徴。残り二人は電撃組の出身(朝香果林除く)で、逆にファミ通組からは一人もいない。

スクフェス組は、虹ヶ咲でスクールアイドル活動をするためにこの春他校から転入してきた設定。2年生のせつ菜は昨年からソロスクールアイドルとして活動しており有名だった。

活動期間は高校進学したらすぐにでもスクールアイドルを始めたがっていたかすみの発言からも入学式直後にはすでに部活が存在していたのは明白で、アニメで入部当初のエマは冬服、本編開始時にはすでに衣替えしていたため1〜2ヶ月は続いていたものだとみられる。アニガサキOVAによると廃部時は春。

元々はこの5人でスクールアイドルグループを結成し楽しく活動していくつもりだったが、それぞれのコンセプトや音楽性などで意見が合わず話し合いの結果活動休止が決定。

その後(当時の)全10名が揃うまでの流れはスクスタ版とアニメ版で異なっている。

活動当時の世間ではスクールアイドルはグループで活動するのが一般的とされていた。スクスタ版ではSaint Snowのデュオも珍しく、やっとソロとデュオ部門のある地方大会が出来てきた。

スクスタ

部員同士の喧嘩はなかったが、リーダーだったせつ菜の意見が4人の望む方向性とは違い、全員のやりたい事が合わない内に、学園の部活動発表会でのステージ披露も辞退せざるを得なくなった。それからだんだん部員が部室から離れていった。

活動休止後、しずくはせつ菜に意見を伝えられなかった件を反省し表現力を磨くために掛け持ちしていた演劇部に専念し、エマは家庭の事情でスイスに一時帰国しており、彼方は1学期中間試験の成績を落として勉強に専念、その合間にお昼寝スポットで昼寝。最も落ち込んでいたせつ菜は行方不明に。

そのため、部室に足しげく通っていたのは、かすみ一人だけの状態だった。

そういった状態から生徒会より、部室を欲しているワンダーフォーゲル部に部室を与えるため、「このまま活動休止状態が続けば月末には廃部にする」と予告されていた。

よって、廃部まで秒読み状態であり、アニメと違い、廃部にはなっていない。

スクールアイドルを知ったばかりで同好会を応援したい、とやってきたあなたは廃部の撤回を求め、生徒会長の中川菜々へ直談判、「部員を10名集めれば同好会の存続を認める」という条件を課される。

幼馴染の歩夢や元々所属していた4名の呼び戻しに加え新たに愛、璃奈、果林の3名が加入し、突如せつ菜が現れたのもあって無事10名が揃い同好会存続・活動再開に至った。

かすみが一人で活動していた様子は、アニメ1期連動ストーリーの1期2話回で観られた。部室で他の部を威嚇して追い返しながら、練習、掃除、美化活動をしていた。

当時の事は今でもかすみの武勇伝となっている。

アニメ

5人でラブライブ!出場を目指して活動開始。

活動休止前の練習風景はかすみの回想でたびたび登場し、この頃おそらく部長だったせつ菜が4人がついていけない程のかなり厳しいトレーニングをしていたことが分かる。

せつ菜は「ファンに熱意を伝える」熱いライブを目指していたが、かすみは自身がやりたい事と全然違うと叫んだ。かすみはせつ菜が悪いと考えていたが、後に新入りの歩夢への指導で同じ事をしてしまい思い直す。

ダイバーシティ東京プラザのステージで5人でのライブが開催予定だったが、上述の理由で実際に出てきたのはせつ菜ただ一人のみだった。そのパフォーマンスに胸打たれた侑はスクールアイドル活動を始めようとスクールアイドル同好会の部室を尋ねるが、直後に現れた生徒会長中川菜々により、せつ菜がスクールアイドルをやめたことと「スクールアイドル同好会の廃部」を一方的に通告され、ドアプレートを持っていかれることとなる。

そのため、スクスタと違い、一度廃部になっている。

廃部後の動向はしずくとせつ菜はスクスタと同様だが、彼方・かすみ・エマは異なっている。

彼方は表向き昼寝していたのは同じだが、せつ菜に遅刻を叱られないことに安堵しつつも部活がないことに寂しそうな表情を浮かべていた。

かすみは生徒会長に勝手に廃部にされたことを快く思っておらず、生徒会室に忍び込みドアプレートを奪い取ることに成功し、スクールアイドルの部活の再興を決意。同じくスクールアイドルの部活を独自に始めようとしていた侑と歩夢を見て即座に勧誘し、非公認ながらも屋外トレーニングを行っていた。

エマは日本に留まったままで同じ寮生である果林に一方的な廃部を嘆いていた。これを放っておけなかった果林は生徒会長の菜々に直談判し廃部の理由を問い詰めたところ「せつ菜との話し合いの結果廃部になった」と言われた。夕方しずく・彼方・エマの三人（かすみにもしずくから連絡が図られたが、上記トレーニングに夢中で気づかなかった）を引き連れて再び生徒会室を訪れ、こっそり持ち出した生徒名簿に「優木せつ菜」の名前はなかったことから菜々＝せつ菜だと看破。

これにより菜々が「せつ菜を部活に復帰させない」条件付きで部活の再興を認める形となった。

それは菜々の「せつ菜としての考えの押し付けが周りを傷つけてしまった」「当時のスクールアイドルはラブライブ!に出場するのが当然という風潮だが、自分が居るとそれは叶わない」ことへの自己犠牲精神の現れであったが、4人もせつ菜の気持ちを分かってあげられなかったことに悔やんでおり、話し合いの結果侑が校舎屋上に菜々を呼び出し「ラブライブ!出場に拘らなくてもいい」と説得。せつ菜を呼び戻すことに成功した。

その際のせつ菜のパフォーマンスで感銘を受けた愛と璃奈も入部し、元々はそのつもりはなかった果林もエマの説得で入部し10名が揃うこととなった。

スクスタと違い部活が一度廃部になったため初期の部室はそのままワンダーフォーゲル部となり、再興にあたってドアプレートはそのままで別の部室が使われることとなった。