アニメ以外のプロジェクト全体については、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の記事を参照。
また、初代や2代目からの通例だと、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(アニメ)」となる。しかし表記が長すぎて不便なのと、単に本項が早く作られたため、pixivではほぼ使われていない。特に『RADIO アニガサキ』など公式でも使用されているのが大きい。
そもそもpixivでは(アニメ)をつけた方のタグは、初代の頃からタグとして全然活用されていない。
概要
テレビアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の通称である。
アニメシリーズとしては、初代と『サンシャイン!!』に続く3代目となる。
2020年に第1期、2022年に第2期が放送され、2023年にOVA『NEXT SKY』が発売(全国劇場にて先行上映・販売)された。
アニガサキ完結編となる劇場上映シリーズ3部作の制作が決定しており、第1章は2024年9月6日公開予定。
同じ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(以下、ニジガク)でも、『スクフェスALL_STARS』(以下、スクスタ)とアニメでは設定や世界が異なるため区別するために使用される。
とはいえ完全に仕切り直しているわけでもなく、挿入歌のライブPVにはスクスタの各カード衣装や私服立ち絵をチラ見せしたり、スクスタの前身たるスクフェスの要素をストーリーの主軸に据えている。
アニメ化までの経緯
もともとニジガクという作品(キャラ・ユニット)はスクスタを中心に展開するという位置づけであったため、それ単独のアニメ化の予定はなかった。
しかし一転して2019年12月15日の1stライブにてテレビアニメ化が発表され、放送開始時期も2020年9月12日の2ndライブに発表された。
ただしあくまでニジガク単独であって、スクスタのアニメ化ではない。それゆえスクスタでは交流のあるμ'sとAqoursは登場しない。ただ、後述する様に他シリーズと世界の繋がりを若干うかがわせるような描写はある。
ちなみに、キャストがテレビアニメ化を知らされたのは2019年夏のことであったと配信番組やインタビューで語られている。
ストーリー
東京・お台場にある、
自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。
スクールアイドルの魅力にときめいた
普通科2年の高咲侑は、
幼馴染の上原歩夢とともに
「スクールアイドル同好会」の門を叩く。
時にライバルとして、時に仲間として、
それぞれの想いを胸に日々活動するメンバーたち。
「夢を追いかけている人を応援できたら……。」
12人と1人の少女たちが紡ぐ、
初めての「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」。
響け!ときめき――。
いままた夢を、追いかけていこう!
_(公式サイトより引用)
登場人物
スクールアイドル同好会
上原歩夢(CV:大西亜玖璃) | 宮下愛(CV:村上奈津実) | 優木せつ菜/中川菜々(初代CV:楠木ともり→2代目CV:林鼓子) | |
2年生 | |||
朝香果林(CV:久保田未夢) | 近江彼方(CV:鬼頭明里) | エマ・ヴェルデ(CV:指出毬亜) | |
3年生 | |||
中須かすみ(CV:相良茉優) | 桜坂しずく(CV:前田佳織里) | 天王寺璃奈(CV:田中ちえ美) | |
1年生 |
2期から登場
サポーター
※第1期OP映像のソロカット及び第1期ED映像の傘が開く順番(歩夢→かすみ→せつ菜→愛→エマ→璃奈→彼方→しずく→果林)は、メンバーがMV付ソロ曲を披露する回の順となっている。
サブキャラクター
この他モブライブ!一部キャラが台詞なしで登場。
虹ヶ咲学園
生徒会副会長(中央の子)/生徒会書記の2人(両側の子)…書紀の2人はスクスタの佐藤右月と佐藤左月にそっくりだが、名前がクレジットされていない。性格も異なっている。(1期3話、1期11話〜)
流しそうめん同好会の部員(1話1期、13話)
演劇部部長(1期1話~)
服飾同好会部長(1期5話〜)
[イラスト未確認]
色葉(眼鏡の子)/今日子(サイドテールの子)/浅希(ロングヘアの子)…天王寺璃奈のクラスメイト/焼き菓子同好会(1期6話~)
新聞部の部員(1期8話~)
[イラスト未確認]
生徒の3人
[イラスト未確認]
映像研究部の部員(2期8話~)
※麦穂は動物専門声優と言ってもよく、人間の声を担当するのは異例のことである。
バスケ部部長(2期8話~)
東雲学院
注:近江遥については「同好会(虹ヶ咲)の親族など」の節に掲載
藤黄学園
Y.G.国際学園
紫苑女学院
黒羽咲夜/黒羽咲良 …姉妹、2期2話ではセリフ(声優)がなかった(2期6話~)
青藍高校
篠宮あきる(えいがさき第1章~)
千歳橋高校
菊池朱美(えいがさき第1章~)
同好会(虹ヶ咲)の親族など
菜々(せつ菜)の母親(1期3話、2期6話・8話・13話)
しずくの母親(2期8話・10話・13話)
彼方と遥の母親…1期7話では書置きのみ登場(2期3話、2期8話)
川本美里(2期4話・8話)
三船薫子(2期4話〜)
エマの母親(2期13話)
嵐珠の母(えいがさき第1章~)
その他
各話リスト
第1期 | 放映期間(2020年10月3日~12月26日) | ||
---|---|---|---|
話数 | サブタイトル | 初放送日 | メインキャラ |
#1 | はじまりのトキメキ | 10月3日 | 上原歩夢 |
#2 | Cutest♡ガール | 10月10日 | 中須かすみ |
#3 | 大好きを叫ぶ | 10月17日 | 優木せつ菜 |
#4 | 未知なるミチ | 10月24日 | 宮下愛 |
#5 | 今しかできないことを | 10月31日 | エマ・ヴェルデ |
#6 | 笑顔のカタチ(〃>▿<〃) | 11月7日 | 天王寺璃奈 |
#7 | ハルカカナタ | 11月14日 | 近江彼方 |
#8 | しずく、モノクローム | 11月21日 | 桜坂しずく |
#9 | 仲間でライバル | 11月28日 | 朝香果林 |
#10 | 夏、はじまる。 | 12月5日 | 全員 |
#11 | みんなの夢、私の夢 | 12月12日 | 高咲侑&上原歩夢 |
#12 | 花ひらく想い | 12月19日 | 上原歩夢 |
#13 | みんなの夢を叶える場所 | 12月26日 | 全員 |
第2期 | 放映期間(2022年4月2日~6月25日) | ||
---|---|---|---|
話数 | サブタイトル | 放送日 | メインキャラ |
#1 | 新しいトキメキ | 4月2日 | 鐘嵐珠 |
#2 | 重なる色 | 4月9日 | QU4RTZ |
#3 | Sing!_Song!_Smile! | 4月16日 | 同上 |
#4 | アイ Love Triangle | 4月23日 | DiverDiva |
#5 | 開幕!ドリームランド↑↑(*'▽') | 4月30日 | A・ZU・NA |
#6 | "大好き"の選択を | 5月7日 | 同上 |
#7 | 夢の記憶 | 5月14日 | 三船栞子 |
#8 | 虹が始まる場所(TOKIMEKI Runners) | 5月21日 | 全員 |
#9 | The Sky I Can't Reach | 5月28日 | ミア・テイラー |
#10 | かすみん☆ワンダーツアー | 6月4日 | 中須かすみ&鐘嵐珠 |
#11 | 過去・未来・イマ | 6月11日 | 朝香果林&エマ・ヴェルデ&近江彼方 |
#12 | エール! | 6月18日 | 高咲侑&上原歩夢&近江彼方 |
#13 | 響け!ときめき――。 | 6月25日 | 全員 |
Aパート冒頭や次回予告等で表示されるサブタイトルの文字のフチの色(ベース色は白)が、1期ではその回でピックアップされるメインキャラクターのイメージカラーになっている。11話は前半分が黒、後ろ半分がピンクで変則的だった。12話は歩夢のイメージカラーであるピンク。13話(最終回)はメンバー全員の色によるグラデーション。なお2期では書体が変わり、フチの色は1期13話を引き継いだグラデーションで固定されている。
アニメとスクスタの違い
基本的なキャラ設定、舞台設定はスクスタと同じだが細かい部分で様々な差異が存在する。
ストーリーは、1期はスクスタメインストーリー1st Season(1章~17章)の内容がベースとなっているもののアニメの設定にあわせて再構築されており、「活動停止状態となったスクールアイドル同好会を再始動させ、スクールアイドルフェスティバルという催しを発案し開催を実現させ成功に導く」という大筋自体は共通だが、物語の内容は完全にアニメ独自の展開となっている。
(例として、スクスタでは同好会は廃部寸前の状態から再始動するが、アニメでは一度完全に廃部となってから再始動する。)
2期もスクスタメインストーリー2nd Season(20章~30章)と栞子加入前のストーリー(8章~17章)がベースだが、こちらは展開が大幅にアレンジされており、第2回スクールアイドルフェスティバル開催のため動く同好会と関わる事になった栞子&ミア&嵐珠が物語に絡んでいく。
その他細かい違いは下記表を参照。
スピンオフ作品『にじよん』は、書籍版ではスクスタ設定、アニメ『にじよん あにめーしょん』ではアニメ設定のキャラデザと登場人物が、それぞれ採用される。
アニメ | スクスタ | |
---|---|---|
キャラクターデザイン | 横田拓己氏 | KlabGames(室田雄平氏の絵柄に準じたデザインでμ's、Aqoursと同じ絵柄) |
制服のリボンのデザイン | 上部の色が違う | 下部の色が違う |
校舎のデザイン | 東京国際展示場会議棟がガラスで囲まれている架空のデザイン | 現実の東京国際展示場ほぼそのままのデザイン |
同好会以外のスクールアイドル | 東雲学院、藤黄学園、Y.G.国際学園と紫苑女学院(モブライブ!) | μ's、Aqours、近江遥と夏川マイ |
あなたちゃん | 高咲侑 | スクスタちゃん |
あなたちゃんの学科 | 普通科だったが、2期で音楽科へ転科 | 物語開始時点から音楽科 |
あなたちゃんのスマホの色 | ブラックにグリーンの模様 | シルバー |
あなたがスクールアイドルを知るきっかけ | ゆうぽむがお台場(ダイバーシティ東京プラザ)でせつ菜のライブを目撃 | あなぽむが秋葉原(UTX学園(=秋葉原UDX))でμ's・Aqours合同ライブの配信を目撃 |
歩夢とあなたの部屋の位置関係(※1) | 向かって右側の角部屋 | 向かって左側の角部屋 |
歩夢とあなたの自宅マンションの場所(※2) | 東雲付近 | お台場海浜公園付近 |
上原歩夢のアイドル化 | 自発的に開始 | あなたに勧誘され開始 |
上原歩夢の幼馴染独占を巡るライバル | スクールアイドル像の参考・生徒会長という2つの立場から侑と行動を共にすることが多い優木せつ菜 | あなたに対し度々優位に立とうとする中須かすみ |
中須かすみの性格の一面 | 交渉力に行動力、そして顔芸に長けた、愛されるいじられキャラ | 他のメンバーにイタズラを仕掛けるが、いつも失敗している憎めない腹黒キャラ |
中須かすみが髪飾りを入手する時期 | 第1期最終話でしずくから貰う | 最初から所持している |
中須かすみの髪飾りを付けるタイミング | 勝負服のようなもので、大きな行事の時のみにつける | 常につけている |
桜坂しずくの悩み | 趣味等で変な人と思われたくない | 自分らしいアイドル像が分からなくなった |
桜坂しずくの目指すステージ | 本当の自分を見せたい | 自分の想いを演劇で表現する姿を見せたい |
朝香果林の性格 | 名簿を盗み優木せつ菜の正体を見破る等頭脳派(※3)、誤解されやすい言動のツンデレ | 勉強嫌いを隠さない、セクシーを武器にする冷静で物腰の柔らかいお姉さん |
朝香果林の入部 | エマの影響を受けて入部 | あなたの頼みで自発的に条件付入部 |
宮下愛の髪型 | 三つ編みと髪飾りがない | 三つ編みと白花の髪飾りがある |
宮下愛の入部 | 自発的に入部 | 勧誘されて入部 |
宮下愛の実家モデル | くぼ金(※4) | 三久 |
宮下愛のスマホ | オレンジ色で裏面に白星一つ | 黄緑色で裏面に黄色星3つ。黄リボンキーホルダー装着 |
川本美里 | 長期の入院生活明け。将来の夢は海外生活 | 定期的に検査入院が必要。愛のファンクラブ「愛トモ」の副会長 |
近江彼方の私生活 | 妹より早起き。週5日アルバイトの掛け持ち | 妹に起こしてもらう(後にアルバイト設定逆輸入) |
優木せつ菜の放課後服 | 手袋がない | 手袋をしている |
優木せつ菜の校内の服装 | 練習着と学校制服 | 放課後スクールアイドル衣装 |
優木せつ菜の同好会への正体明かし | 朝香果林に看破されて正体を認める。栞子には菜々の話を聞かれる | 部員が10人揃ったところで自ら正体を明かす。栞子には着替えた服を見られる |
優木せつ菜の同好会以外への正体明かし | 全世界に真実を公表した | 同好会・μ’s・Aqours・両親以外には正体を知られていない |
優木せつ菜が生徒会長を降りる経緯 | 任期満了に伴う勇退 | 三船栞子にリコールを起こされ解任、再選挙でも栞子に破れる |
エマ・ヴェルデのそばかす | 頬の周辺 | 鼻の周辺 |
同好会休止後のエマ・ヴェルデの行動 | 普通に日本で生活 | 一度スイスに帰国していた |
璃奈ちゃんボード | 序盤は考案前なので存在していない。その後璃奈自身で考案 | 初登場時から装備。愛の助言で完成 |
璃奈ちゃんボードを使うタイミング | 自分の気持ちを伝える時のみに一瞬使う | 日常的に使用している。掲げっぱなしが多い |
AEC璃奈ちゃんボード(※5) | 完成までの経緯は不明 | 他の部の協力で完成 |
天王寺璃奈の素顔 | 基本真顔、ジト目や照れ等は少しだけ可能 | 微笑む口の動きが可能 |
天王寺璃奈の入部 | 自発的に入部 | 勧誘されて入部 |
三船栞子の登場時期 | 第2期から。スクールアイドルフェスティバルの後 | ストーリー7章から。スクールアイドルフェスティバル開催に向けた序章にて |
三船栞子の登場時の肩書き | オープンキャンパス実行委員・文化祭実行委員 | 各部活動を見学して生徒会長に不満を抱いた一般生徒 |
三船栞子加入前の動向 | 学園のため率先して同好会のイベントに協力する | 学園のためスクールアイドルを認めず廃部を目指すが、学校説明会の歩夢を観て見直す |
三船栞子が考えていた「適正」 | 「自分にはスクールアイドルの『適正』が無い」と思い込んでいた | 「各生徒はそれぞれの『適正』に合った部活動に入るべき」だと考えていた |
三船栞子が憧れる人 | 三船薫子 | 上原歩夢 |
三船薫子の高校生時代 | 紫苑女学院のスクールアイドル。ラブライブ!全国出場が叶わなかった | スクールアイドルフェスティバルの運営。公園でのライブを目撃したことにより、スクールアイドルにのめり込み、最終的に家出した |
三船姉妹の関係 | かつて、栞子は薫子に憧れてスクールアイドルを志していた。現在でも仲は比較的良好 | 栞子は薫子の自由奔放、破天荒な行動に振り回され、現在でも苦手意識を持つ |
ミア・テイラーの練習着 | ジャケットの下にパーカー | ジャケットの下に野球ユニフォーム |
ミア・テイラー加入前の動向 | 侑と音楽科補習クラスが同じになり交流。校庭のはんぺんを手懐けようと奮闘 | 作曲ルームに籠り嵐珠からの仕事をひたすらこなすのみ |
ミア・テイラーと同好会 | DiverDivaのオンラインライブに参加。第2回スクールアイドルフェスティバルを観て、侑の作曲を手伝う | 同好会のステージをきっかけに作曲スランプに陥り、同好会との交流を経て復帰、再び歌を志すようになる |
ミア・テイラーが再び歌を志すきっかけ | 嵐珠の帰国騒動で嵐珠と喧嘩した後、天王寺璃奈から励まされ、後押しされる | 上記の通り |
鐘嵐珠留学のきっかけ | 動画でスクールアイドルフェスティバルの虹ヶ咲ステージを観て | 栞子と母・理事長の縁で情報を得たスクールアイドルフェスティバルを観に来て虹ヶ咲ステージを目にした |
鐘嵐珠の髪型 | ツインテールの上に輪を作る。おでこが広い | ツインテールに髪を1房巻き付ける。おでこはやや狭い |
鐘嵐珠の住居2ヶ所で内装を公開した方 | 同好会加入前に居たヒルトン東京お台場 | 同好会加入後のニジガク寮 |
鐘嵐珠加入前の動向 | 無所属で個人活動しゲリラライブのみ | 部を設立、同好会の吸収合併を勧める |
かつて、鐘嵐珠は同好会をどう見ていたか | 馴れ合おうとせず独りライバルとして対決を望む | 溺愛して移籍を強いるも対立すると敵視 |
鐘嵐珠が帰国を決断した理由 | 第2回スクールアイドルフェスティバルでTOKIMEKI Runnersを観て、自身の敗北を悟った | 三船栞子に拒絶されたと勘違いし、孤独感を感じた |
鐘嵐珠の帰国を引き留めた曲 | ミア・テイラーのstars we chase | R3BIRTHのMONSTER GIRLS |
嵐珠ママの登場可否 | TVアニメには登場しなかったが、えいがさき第1章で登場 | 虹ヶ咲学園の理事長として登場 |
スクールアイドル同好会 | 1度完全に廃部になり部室も無くなった | 廃部寸前の中でかすみが1人守っていた |
劇中歌の作曲者 | NEO SKY, NEO MAP!、TOKIMEKI Runners、Love U my friends、1stライブのソロ楽曲群及びFuture Paradeは侑、Eutopiaとstars we chaseはミア作曲だが、それ以外の曲は不明 | 哀温ノ詩以外はスクスタちゃんかミアが作曲している |
スクールアイドルフェスティバル | 第2回まで開催。同好会主催で周辺校との合同イベント | 劇中では一度開催。伝統の超大型イベントで全国から人が数万人集う |
スクールアイドルフェスティバルの発案者 | 高咲侑 | 三船薫子 |
内部ユニット結成のきっかけ | それぞれ鐘嵐珠、川本美里、桜坂しずく、1stライブをきっかけに、QU4RTZ、DiverDiva、A・ZU・NA、R3BIRTHが結成される。 | イベント「スクーアイドルエキシビション」に向けた作戦として、DiverDiva、QU4RTZ、A・ZU・NAの順に結成。後に嵐珠の帰国騒動をきっかけにR3BIRTHが結成 |
同好会再建時のノルマだった部員数 | 5人 | 10人 |
旧同好会のグループの初ステージ | フェスティバル広場でのグループお披露目ライブ(せつ菜のソロに変更) | 学園の部活動発表会(参加取り止め) |
同好会の部長 | 優木せつ菜→中須かすみ | 不明→スクスタちゃん |
同好会の合宿 | 同好会単独で2回実施(※6)し、侑も参加した。それぞれ発案者は優木せつ菜と中須かすみで、合宿場所は虹ヶ咲学園と桜坂しずくの家 | 一度目は沼津でスクールアイドルフェスティバル宣伝ムービー撮影のためAqours・μ'sと3校合同実施。二度目はμ'sと合同で実施し、後にAqoursと合流。スクスタちゃんは参加せず。三船栞子発案で、合宿場所は西木野真姫の家族が所有している別荘 |
海外留学をするメンバー | 上原歩夢 | スクスタちゃん |
1stライブの開催場所 | 東京ガーデンシアター | 武蔵野の森総合スポーツプラザ(※7) |
スクールアイドル部 | 同好会が部への昇格条件を満たし、生徒からも昇格を噂される。全員での話し合いの結果、部への昇格を見送る | 鐘嵐珠が設立し、朝香果林、宮下愛、桜坂しずく(※8)と三船栞子が同好会から移籍。同好会と対立するが、最終的に同好会に吸収される形で消滅 |
生徒会書記の扱い | 名前が無い。せつ菜を応援する | 佐藤右月、佐藤左月とそれぞれ名前がついている。栞子の大ファン |
生徒会役員レギュラー | 生徒会長、生徒会副会長、書記2人の合計4人 | 生徒会長、書記の右月&左月の合計3人 |
※1…ベランダ側から見た場合
※2…モデルになった場所、公式発表ではない
※3 ただし、アンケートに漢字が書けずひらがなで書き直す、方向音痴も健在。エマのお世話に関してはエマがいなければ行動できないレベルのスクスタ版よりは改善しているようである。
※4…2019年末に閉店
※5…正式名称は「オートエモーションコンバート(Auto Emotion Convert)璃奈ちゃんボード」
※6…同好会としての合宿とは別にQU4RTZも一度独自に合宿を行った。
※7…「スクスタ」における1stライブの開催場所ではなく、「実際に行われた」1stライブの開催場所である。また、1stライブ開催当時は東京ガーデンシアターは完成していなかった。
※8…第20章の最後で移籍するも、第21章での同好会のライブを見て、同好会に復帰した。
アニガサキ以外のアニメ3作との違い
本作はシリーズのマンネリを懸念してか、これまでとは設定や演出等が異なる部分が多く、アニガサキ以外の3作品で築いてきた"ラブライブ!らしさ"を残しつつも、微妙に雰囲気が違うのが特徴。
作品の設定・方向性
- 話数ごとに主人公が異なるオムニバス形式の話となっている。全体を通した話として見た場合、高咲侑が物語の主役・中心人物、上原歩夢がスクールアイドルとしての主役を担う形になる。
- 侑・歩夢共に主人公の家族構成が一切不明。
- 過去作では一期1話から主人公の姉妹が、母親も一期のどこかで必ず登場していたが、どちらも出演していない。そのため二人に兄弟姉妹が存在するのかもはっきりしていない。
- また過去二作では主人公の自宅の内部構造も明かされていたが、今作では自宅は二人の個室が映る程度。
- 他の11人の家族構成もエマが大家族、愛がおばあちゃんっ子、彼方に妹の遥がおり、ミアが音楽一家で姉がいる以外ほとんどが明らかになっておらず、現時点でアニメ版で新たにCVが付いたメンバーの家族もせつ菜(菜々)の母親、近江姉妹の母親、しずくの母親のみ。
- 主人公達の通う高校が廃校危機に瀕していない。
- 国際展示場がモデルになっている程の巨大な学校が廃校の危機に晒されるというのは、さすがに無理があったか、入学希望者減少といった不穏な気配も全くなく、それどころかオープンキャンパスも大規模に行われている(2期6話で東雲・藤黄・Y.G.ら他校より大きいと判明)。
- 過去作はスクールアイドル部(同好会)の結成から始まっていたのが、本作では春に結成→活動休止→再開の流れを辿っている。
- これに伴って、過去2作は共に時系列の始まりが4月だったが、虹ヶ咲は6月以前から始まっている。OVAで1期1話は「春」だと明言される。
- これら季節を推測できる根拠は、制服の夏冬の違い。過去2作や後続作は4月スタートで冬服、当の虹ヶ咲だって1期5話・6話での4月の回想は冬服であるが、1期1話からは夏服であるため。
- 第1期では曲作り(作詞・作曲)担当が誰なのかはっきりしていなかった。スクスタでは楽器演奏経験者のプレイヤーキャラクターが曲作りを担当していたが、アニメでのそのポジションにあたる侑は素人。そのうえ入部前の旧同好会時点で少なくとも一曲以上完成していた。侑が本格的に楽器を触るようになったのは1期終盤。
- 第2期ではミアがランジュの「Eutopia」を作曲した設定や、3話で侑が「NEO SKY, NEO MAP!」を演奏し以降は同好会の作曲担当をするシーンが描写された。
- 今作のコンセプトが9人(第1期)→12人(第2期)のソロスクールアイドルなので、過去作の「ファーストライブ」と「ファーストステップ」に相当する、2年生組3人でのライブが開催されなかった。強いて言うならせつ菜の復活ライブがこれに該当するものと思われる。
- リアリティ(キャラクターの実在感)を出すため、過去2作よりも、色彩設定の彩度を意図的に落としている(テレビアニメファンブックの監督インタビューより)。
- 前2作と生い立ち(メディアミックス展開)が大きく異なるためか、後作を含めた他シリーズで使われる共通タイトルロゴの書体を使わず、大会ロゴも他作と異なっていた(2期12話)。
番組の構成
- 過去作+後作第2話以降からのアバン「前回のラブライブ!〇〇~」の台詞やアイキャッチがない。メンバーによるタイトルコールも挟まない。代わりに、1期の一部回及び2期ではアバン冒頭でその回のメインとなる人物によるショートポエム風の前振りと共に、校舎内外周辺を数カット流してから本編に入っている。
- OPが他三作のステージパフォーマンスをメインに様々なカットを入れる構成から、前半に制服姿のメンバーを一人2カットずつ登場させた後(1期のせつ菜のみスクールアイドル衣装と私服)、サビをライブパートとする構成となっている。
- 他3作の第1期OP映像でのダンスパートの舞台は、その主人公グループがいずれ出場するラブライブ!の会場となっているが、本作では主人公グループが所属する学校となっている。
- EDがBパート終わりにイントロを被せる方式ではなくなった。また、ほとんどの話で過去作にはなかったCパートが追加されている。挿入歌の代わりにEDキャンセルをする演出も2期3話の例外を除いて無くなった。その他、各回によって歌唱者が変わる他3作と異なり、本作では1話より9人もしくは12人全員で歌唱している他、映像もアナログ調の固定絵となっている。
- 2期最終話のみ本編終盤にED曲のイントロを被せているが、この話はCパートがない替わりに、途中にCMを入れず通しで本編を放送した(本来のABパート間のCMはOP後とED後に分けて流されている)。
- 過去2作の(1期)第1話はOPのみが解禁されたが、虹ヶ咲はEDのみが解禁された(ただし、次作はOP、ED共に第2話から解禁された)。
- 数話に1回ライブ回が定番だったが、虹ヶ咲は第1期だと1~9話の間に集中して毎話ソロライブ回(演出含む)が入った。
- 1期では特殊EDが存在しなかったが、2期では第3話で初めて特殊EDが挿入された。
- 海外配信版およびEテレ放送版ではシリーズとして初めてエンドカードが設けられた。これは後の作品である「ラブライブ!スーパースター!!」にも受け継がれた。
- サブタイトルのナンバリング表記が「第〇話」となり、他三作の「#〇」と異なる(ただし次作のみ「#00」の2桁表記で、次回予告については「第〇話」と表記されている)。更には1期と2期で文字書体が異なる他、各話リストでも記している通り、1期では各話で白地ベースの文字のフチの色が異なる(基本各話のメインととなる人物の色だが、11話では黒とピンクの2色構成、13話はグラデーションとなり、2期でもフチのグラデーションは引き継がれている)。
ストーリー・描写
- μ's・Aqoursは1stライブ(第3話)時点で社会的認知度はほぼ0だったのに対し、1話の時点でせつ菜の名前と顔が一般人に知られており、観客(足を止めた通行人)が多数いた。Liella!も同様である。
- μ’s、Aqours、Liella!(注)は合宿や遠征を理由に都道府県外を出ることがあったが、虹ヶ咲は第一期だと都内どころか1期4話のジョギング回を除き臨海副都心から外に出る展開が一切なかった。合宿も虹ヶ咲学園内で完結していた。
- 今まで水着回は海を舞台にしていたが、虹ヶ咲は校内常設のプールが舞台になった。
- ただし、2期追加の3人の水着姿はなかった。
- 虹ヶ咲以外の3作品では学年別にまとまって行動する展開が目立っていたが、今作では二年生組だけまとまった活動がほぼ無い。厳密には愛が歩夢とせつ菜にあまり接触せず、同級生の侑がこの二人と接する展開の方が圧倒的に多い。
- その後、2期7話で2年生の4人が、同11話ではランジュを含めた5人でいる姿が描かれている。
- 過去作は主人公をセンターとした二年生組のライブパフォーマンスをきっかけに入部希望者が増えたが、虹ヶ咲は1期メンバーは全て優木せつ菜一人のライブパフォーマンスによるもの。
- 果林のみ曖昧だが、それでも例のライブをスマホで見ていたり、せつ菜をライバル視したりしているシーンがある。
- これまでのシリーズとは一線を画す様な不穏な描写があり、視聴者に大きな衝撃を与えた。(詳しくはアニガサキ11話ショックを参照)
- アニメ放送前の「未来ハーモニー」の時点でそれらしき伏線はあったが、ソロの劇中歌でかすみ、愛を除いた殆どがロングスカートかショートパンツを履くようになり、とうとうステージ衣装からミニスカートが絶滅危惧種状態に。ある意味初代のラブアローシューターが兼ねてから望んでいた理想のスクールアイドルのスタイルとなり、アニメで衣装がミニスカートなのは9人全員が歌う1期OP「虹色Passions!」、OVA「NEXT SKY」のミニライブでメンバー12+1人がステージで着用していた「Love U my friends」の衣装ぐらいとなった(ただし、ステージ衣装を除けば制服のスカートもミニ丈ではあるが)。
- 全員が揃っている場面を少しでも長くしたいという監督の意図により、過去2作はメンバー9名全員が揃うのに2ヶ月分の話数がかかっていたが、今作は最速放送にして放送開始月と同じ10月中にギリギリ9名が揃っており、ひと月も経ってない(テレビアニメファンブックの監督コメントより)。
- 他3作はアイドル活動がほとんど「ラブライブ!」出場にまつわるものばかりだが、今作ではスクフェスやSIDでもよく見られたローカルでのスクールアイドルイベント参加やゲリラライブ開催がメインになっている。
- ゲーム『スクフェス』の要素が起用されており、転入生達がアニメ出演したり、「スクールアイドルフェスティバル」の名称が初めてアニメで使われた。
- 高森奈津美の演じるレポーターが登場しない。
- これまでラブライブでは延々と動物ばかり演じてきていた麦穂あんなだったが、2期6話で映像研究部員の金髪さん(本人呼称)を演じた。今までクラスメイト等でモブキャラを演じることはあったが、彼女にまともに人間役が充てられた初の実績である。本人ツイート もちろんこれまで通りはんぺんやオフィーリアなどの動物役も担当。
(注)Liella!の場合は東京都の神津島だが、離島であるため都道府県外相当として扱う。
他シリーズとの繋がり
- アニメにおける「ラブライブ!」と「ラブライブ!サンシャイン‼︎」は双方が同じ世界の物語であることが、アニメ版「サンシャイン!!」で明確になっていた。(「ラブライブ!スーパースター‼︎」の世界は現状不明だが、恐らく作画や演出、描写等から前述した2作と同じ世界である可能性が高い。)しかし、本作が他3作と世界を共有しているかは今のところ明確になっておらず、他3作とは異なる独自の世界ともとれる内容となっている。
- ただ、第1期3話にて大会としての「ラブライブ!」が存在している事は明らかになっており、この部分が他3作との数少ない共通事項である。また、細かい描写としてアニメ版無印で登場したものと同じスクールアイドル雑誌、背景広告が登場する他、第2期2話ではLiella!のシングルのジャケットやAqoursのキャストの写真の様なものが映る等、他作のパロディやオマージュネタも随所に見られるが、これが同じ世界である事を示す要素なのか、単なるファンサービスに留まるものかは不明。
- 2期5話においてはスクールアイドル記念館が後楽園の周辺にあり、最寄り駅は水道橋であることから東京ドーム及び東京ドームシティのようであり、無印及びサンシャインの描写を考慮すればアキバドーム及びアキバドームシティになると思われるが劇中では特に名称が登場しなかったため詳細は不明だが、東京ドームシティがEDで取材協力としてクレジットされている。なお展示されていたラブライブの優勝旗はμ'sとAqoursが手に入れていた物と同一デザインである。また、行きの虹学駅→国際展示場駅に、国木田花丸らしき人物がいるが、本人なのか、似た容姿の人違いなのかは不明。
- 仮に過去2作と同一世界である場合、時系列は「サンシャイン!!」と並ぶかそれ以降とされる。現時点で教育実習生である三船薫子の高校生時にもラブライブ!が開催されているため。
- 『NEXT SKY』では、UTX学園や神田明神、キュアメイドカフェ、沼津市のアンテナショップと金沢市のポスター、竹下通りと、他作品のスクールアイドルを連想させる名所が登場した。特に秋葉原地区の高校では現在ほとんどスクールアイドルが結成されており、中でもUTXは「スクールアイドルの名門校」と侑が説明している。
その他
- キャラクターデザインが過去2作を担当し、次作でもキャラクターデザイン原案としてクレジットされている室田雄平ではないなど、スタッフの人選が大幅に変更されている。詳細は「スタッフ」の項目を参照。
- 練習場所が校舎屋上メインではなくなっている。ただし活動休止前は屋上でやっていた。
- 鳥の羽根(羽毛 / 一枚羽)による演出がない。
- ファンによる応援イラストや応援メッセージを募集し、第1期・第2期の各最終話で掲出された。
- 他3作の1期と2期の初回放送間隔が1年以内(過去2作は1期最終回の1年後に2期放送開始、『スーパースター!!』は1期最終回の9か月後に2期放送開始)であるが、本作は1年3か月と、歴代で最も離れている。
アニメ版のCD展開
1期挿入歌シングル第一弾・第二弾・第三弾は、それぞれ挿入歌3曲とOff vocalが封入されたCDだが、各弾ごとに歌唱3人のメンバーの中からジャケットイラストと早期購入特典のメンバーカードとアイテムを1人選んで購入できる仕様となった。そして各弾のCD3種全購入特典のグッズが用意されたが為に「ヒトリダケナンテエラベナイヨー」という名言が誕生する。
- アニメ本編との関係は無いが、2020年7月発売の中須かすみ単独のPV付きシングル「無敵級*ビリーバー」及びカップリング「未来ハーモニー」のPVはテレビアニメ版のスタッフが手掛けている。それ故、かすみが無敵級*ビリーバーPV内で用いたフラッグ、愛のウォーターガンなどがアニメ版にも使用されている。
2期挿入歌シングル第一弾・第二弾・第三弾は、それぞれ挿入歌、c/w曲、Off vocalが封入されたCDで、R3BIRTH以外による3つのミニユニットから成す。
- 1期
- 2020/10/21発売 オープニング主題歌『虹色Passions!』
- 2020/11/4発売 エンディング主題歌『NEO SKY, NEO MAP!』
- 2020/11/18発売 アニメ挿入歌シングル第一弾『Dream with You/Poppin'Up!/DIVE!』(3種)
- 2020/12/2発売 アニメ挿入歌シングル第二弾『サイコーハート/La Bella Patria/ツナガルコネクト』(3種)
- 2020/12/16発売 アニメシングル挿入歌シングル第三弾『Butterfly/Solitude Rain/VIVID WORLD』(3種)
- 2020/12/24発売 Blu-ray 第1巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD1『POWER SPOT!!』(DiverDivaの新曲)
- 2021/1/13発売 ニューシングル⑥『Awakening Promise/夢がここからはじまるよ』(新規楽曲2曲)
- 2021/1/27発売 アニメサウンドトラック『Sound of TOKIMEKI』
- 2021/1/27発売 Blu-ray 第2巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD2『Kakushiaji!』(A・ZU・NAの新曲)
- 2021/2/25発売 Blu-ray 第3巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD3『Make-up session ABC』(QU4RTZの新曲)
- 2021/3/26発売 Blu-ray 第4巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD4『祭花-saika-』(テーマ「夏祭り」)(Diver Divaの新曲)
- 2021/4/27発売 Blu-ray 第5巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD5『Happy Nyan! Days』(テーマ「猫の日」)(A・ZU・NAの新曲)
- 2021/5/26発売 Blu-ray 第6巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD6『Twinkle Town』(テーマ「クリスマス」)(QU4RTZの新曲)
- 2021/6/25発売 Blu-ray 第7巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD7『Hurray Hurray』
- 2期
- 2022/4/20発売 オープニング主題歌『Colorful Dreams! Colorful Smiles!』
- 2022/4/27発売 エンディング主題歌『夢が僕らの太陽さ』
- 2022/5/11発売 『ENJOY IT!』(QU4RTZ)
- 2022/5/25発売 『Eternal Light』(DiverDiva)
- 2022/6/8 発売 『infinity!Our Wings!!』(A・ZU・NA)
- 2022/6/22発売『Eutopia/EMOTION/stars we chase』(3種)
- 2022/6/24発売 Blu-ray 第1巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD1『Fashionista』(DiverDiva)
- 2022/7/27発売(当初の7月6日から変更) ニューシングル5『Future Parade』
- 2022/7/27発売予定 Blu-ray 第2巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD2『Fuwa Fuwa アワー!』(QU4RTZ)
- 2022/8/26発売予定 Blu-ray 第3巻収録 録り下ろしオリジナルソングCD3『ロマンスの中で』(A・ZU・NA)
放送局・配信
第1期
2020年10月3日よりTOKYOMXほか、以下のスケジュールで放送された。
テレビ局 | 曜日 | 放送時間 |
---|---|---|
TOKYOMX | 土曜日 | 22:30~ |
サンテレビ | 土曜日 | 23:30~ |
KBS京都 | 土曜日 | 23:30~ |
BS11 | 日曜日 | 24:30~ |
テレビ愛知 | 火曜日 | 25:35~ |
静岡朝日テレビ | 火曜日 | 25:59~ |
テレビ北海道 | 火曜日 | 25:35~ |
TVQ九州放送 | 火曜日 | 26:35~ |
バンダイチャンネル、LINE LIVE、YouTubeLIVE、ニコニコ生放送にて、毎週土曜日22:30~(ただし、ニコニコ生放送に関しては11話から配信が火曜日の20:30に変更。)
2021年4月11日からはNHK Eテレにて毎週日曜日19:00から海外配信版と同様の修正版が放送されていた。これは実在する場所を具体的な名称付きで放送すると違法行為(放送法83条1項並びに協会定款51条)になる為である。
第2期
2022年4月2日(土)より、以下の放送局で放送された。
テレビ局 | 曜日 | 放送時間 |
---|---|---|
TOKYOMX | 土曜日 | 22:00~ |
BS11 | 土曜日 | 22:00~ |
サンテレビ | 土曜日 | 22:30~ |
KBS京都 | 土曜日 | 23:00~ |
テレビ愛知 | 月曜日 | 25:30~ |
テレビ北海道 | 月曜日 | 25:30~ |
TVQ九州放送 | 月曜日 | 26:00~ |
静岡朝日テレビ | 火曜日 | 25:55~ |
オンライン配信についてはバンダイチャンネル、LINE LIVE、YouTubeにおいて東京MX、BS11と同時配信中。
※公式ホームページより、2022年3月7日現在の情報
第2期は2024年4月5日時点で、一切NHKで放送されていない。これは前期以上に実在する施設等の登場頻度が上がっており、修正がほぼ不可能と判断されたとされたのだろうか。
仮に再放送される場合、例えば1話に登場したりんかるやゆりもにはモザイクがかかるかもしれない。
スタッフ
メインスタッフ
原作 | 矢立肇 |
---|---|
原案 | 公野櫻子 |
監督 | 河村智之 |
シリーズ構成 | 田中仁 |
オリジナルキャラクターデザイン | KlabGames |
キャラクターデザイン | 横田拓己 |
デザインワークス | めばち |
音楽 | 遠藤ナオキ |
アニメーション制作 | 株式会社サンライズ |
前作サンシャイン!!や次作スーパースター!!のメインスタッフのほとんどが初代ラブライブ!に携わった人間で構成されていることを考えれば、シリーズとして異質な体制。
ただし、各話に関しては無印及びサンシャインのスタッフも参加している。特に無印監督である京極尚彦は3話ダンスパートの演出絵コンテと、6話本編絵コンテ及びダンスパート絵コンテ演出、9話ダンスパート絵コンテを担当している。
スタッフインタビューを見ると虹ヶ咲のリアルライブなどに感化されたスタッフもいる模様。
製作委員会
- 第1期……2020プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
- 第2期……2022プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
基本的に構成企業の増減はないが、バンダイナムコグループの2社が共に組織変更・商号変更したため、名義が変わっている。
サンライズ→バンダイナムコフィルムワークス(サンライズ+バンダイビジュアル)
バンダイナムコアーツ(ランティス+バンダイビジュアル)→バンダイナムコミュージックライブ(ランティス)
主題歌
第1期
オープニングテーマ「虹色Passions!」(2話から)
エンディングテーマ「NEO SKY,NEO MAP!」(2期3話特殊エンディング)
歌:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(9)
第2期
オープニングテーマ「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」(2話から)
エンディングテーマ「夢が僕らの太陽さ」(3話除く)
歌:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(12)
3話エンディングテーマ「NEO SKY,NEO MAP!(ピアノバージョン)」 ※ OFF VOCAL
挿入歌
第1期
- Dream with you (第1話)
- Poppin'Up! (第2話)
- DIVE! (第3話)
- サイコーハート (第4話)
- La Bella Patria(第5話)
- ツナガルコネクト(第6話)
- Butterfly(第7話)
- Solitude Rain(第8話)
- VIVID WORLD(第9話)
- Awakening Promise(12話)
- 夢がここからはじまるよ(13話)
第2期
- Eutopia(第1話)
- ENJOY IT!(第3話)
歌:QU4RTZ
- NEO SKY,NEO MAP!(3話ED)
演奏:高咲侑
- Eternal Light(第4話)
- infinity!Our Wings!!(第6話)
歌:A・ZU・NA
- EMOTION(第7話)
歌:三船栞子
- Queendom(第8話)
歌:鐘嵐珠
- TOKIMEKI Runners(TVアニメ挿入歌Ver.)(第8話)
歌:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(9人)
- stars we chase(第9話)
歌:ミア・テイラー
- Love U my friends(TVアニメ挿入歌Ver.)(第10話)
歌:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(12人)
- Future Parade(第13話)
歌:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(12人)
ラジオ
2020年10月16日より、響ラジオステーションにて、『TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」RADIOアニガサキ!』が配信される。
舞台となった場所
- 東京ビッグサイト……虹ヶ咲学園のモデル
- お台場………本作の舞台
- お台場レインボー公園……愛がライブした場所
- デックス東京ビーチ(シーサイドデッキ)……サイコーハート(愛)のデート衣装カットで登場
- パレットタウン大観覧車……サイコーハート(愛)のニジガクデート衣装カットで登場。2期4話では侑と歩夢が乗っている。
- ヴィーナスフォート(2022年3月27日営業終了)……サイコーハート(愛)のめっちゃGoing!!衣装カットで登場した箇所とButterfly(彼方)がライブを行った場所
- お台場たこ焼きミュージアム……エマが果林を連れ歩いた場所
- MOMI & TOY'S お台場ヴィーナスフォート店……エマが果林を連れ歩いた場所
- アクアシティお台場……エマが果林を連れ歩いた場所
- 東京ジョイポリス(ZERO LATENCY VR)……璃奈、愛、侑、歩夢が遊んでいたVR施設
- ヒルトン東京お台場(旧称・ホテル日航東京、2015年10月にリブランド):嵐珠が2期1話~2期9話後半の期間、住居としていた部屋。『Eutopia』にも登場
- ダイバーシティ東京プラザ……せつ菜がライブした場所、以後も外観は度々登場している。
- ゆりかもめ……たびたび映る鉄道
- くぼ金……愛の実家飲食店(2019年末閉店)。ゲーム版の実家となったモデルは「三久」(公式が聖地認定)だが、どちらも門前仲町に位置している。
- 東京ドームシティ:2期5話で登場
- 野球殿堂博物館:本作では「スクールアイドル記念館」として登場。野球好きのミアには激おこ案件である。
- 東京ガーデンシアター:2期13話の同好会の1stライブを開催した会場。
- 横浜市:2期10話で散策
- 鎌倉市:同上
- ロンドン
- タワーブリッジ:2期13話エピローグに登場
余談
ファンからの評価
従来シリーズおよびそれを踏襲した「スーパースター!!」とは異なる主要制作陣による製作、という点もあったことより、当初は「今までと変えてよかったのか」、と不安視する声も少なくはなかった。
しかし、放送が始まると従来とは一線を画す作風がファンの注目を集め、人気を獲得した。
皮肉にもスクスタのストーリーがファンから否定的な反響を集める時期に放送された結果、不満を持つファンの受け皿となった。
本作を傑作とみなしたそれらのファンや、従来シリーズからの制作陣に不満があったファンの一定の支持を受けた結果、後発の「スーパースター!!」や「蓮ノ空」などに対して批判をぶつける、テーマに反する心無いファンが一定数登場し、ラブライブ!シリーズファン内での争いの火種の一因となってしまったことは否めない。
関連イラスト
- 単体
- まとめ・log
関連動画
1期
2期
関連タグ
虹ヶ咲学園
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会オリジナル曲一覧
シリーズ
ラブライブ!(アニメ) ラブライブ!サンシャイン!!(アニメ) ラブライブ!スーパースター!!(アニメ)