ランジュママ
らんじゅまま
CV:ゆかな
『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』(以下「スクスタ」)及び『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の劇場版『完結編 第1章』(以下「えいがさき」)に登場するキャラクター。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会所属のスクールアイドル・鐘嵐珠の母親。
臙脂色の髪を持つ女性。瞳は娘と同じ水色。
服装はパンツスタイルのスーツ。
2024年9月公開の『完結編 第1章』でTVアニメシリーズ初登場を果たす(※)。『スクスタ』版とは異なり、虹ヶ咲学園の理事長という設定ではなくなっている。
(※)『スクスタ』から数えると、およそ3年ぶりの登場となる。
以下、『えいがさき』第1章のネタバレあり
(『アニガサキ』における世界線では)世界各地で会社を経営する実業家として登場しており、今作の舞台となる(沖縄県にある)ホテルも、彼女が経営している会社の所有物の一つ。
そして、同好会メンバーが参戦しているスクールアイドルグランプリのスポンサーでもある。
まず彼女の事を簡単に説明すると、思わせぶりで(悪い方に)誤解されやすい振る舞いが多い。
例えば、娘のランジュに対して「やるなら1番を目指さなきゃ意味ない」と、メンバー達が宿泊する部屋をスイートルームに変更したと告げる。それを自分個人に対する贔屓だと解釈したランジュは反発するも、実は、3人用ルーム2部屋に分かれて宿泊していた同好会メンバー6人が同じ部屋で泊まれるようにしただけだった。
また、グランプリ参加者が沖縄県内でライブステージを確保できない状況にあると秘書から報告を受け、ホテル内にある屋外プールに特設ステージを作ろうとした時に関しても、娘のメンバーカラーであるピンクゴールドを入れようとした所をかすみに見つかり、「不正の現行犯です!」と言われてしまったが、実際は「他のスクールアイドルのメンバーカラーは既に入っているのに、何故かランジュの色だけが入ってなかった」というオチだった。
そして、グランプリ3日目の朝時点でニジガクメンバーが総じて順位が下げた為、ランジュママが不正操作をしているという疑いもあったが、その直後に(自撮り動画がバズった)かすみの順位が急上昇したため、そちらの疑いも晴れた。
その一方で、娘のランジュとは(自身の仕事が多忙だったためか)ほとんどコミュニケーションが取れていない。
そのため、心から理解し合えるような関係ではなかった。
一方で、ランジュが虹ヶ咲学園に転入するための尽力を行ったり、親の贔屓なしで(グランプリで)結果を残せると信じていたりするなど、親としての愛情はそれなりに持っている。
先述のとおり、スクールアイドルグランプリの件でランジュとの関係が悪化しつつあったが、かすみの尽力で誤解が解け、互いに謝罪することで決着した。
作中終盤のクレジットシーンでは、完成した2つのステージでのランジュと歩夢のライブパフォーマンスを見下ろしながら、(別の場所にいる)ある女性と電話で会話していた。
その会話の中で「突然、ステージを追加してくれって言われたときはどうしようかと思ったけど」と発言している。歩夢のライブ会場であるプールのステージは誰に請われたわけでもなく作ったため、ランジュのライブ会場である首里城モチーフのステージがこの事に該当していると思われるが、これについての詳細は不明。また、帰りの車中でプールにステージを作る話題になった際にランジュから「一つお願いがあるの」と言われるシーンがあるが、これとの関連も現時点では分かっていない。