CV:ゆかな
概要
『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』(以下「スクスタ」)及び『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の劇場版『完結編 第1章』(以下「えいがさき」)に登場するキャラクター。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会メンバー・鐘嵐珠の母親。
臙脂色の髪を持つ女性。瞳は娘と同じ水色。
服装はパンツスタイルのスーツ。
名義について
彼女の公式キャラクター名は「虹ヶ咲学園理事長」(スクスタ)、「ランジュの母」(えいがさき)の2種類である。
本記事名は、えいがさきで実際に呼ばれた事のある「ランジュママ」とする。
スクスタ版
2020年9月にスクスタにて初登場。出番はメインストーリー19章と、2021年6月更新の28章の2回のみ。
詳細は、当時の名義である虹ヶ咲学園理事長記事にて。
えいがさき版
2024年9月6日公開の『完結編 第1章』にてTVアニメシリーズ初登場。スクスタ以外の媒体には一切出演していなかったため、およそ3年ぶりの登場となる。スクスタ版と違い、理事長設定は消去されている。
以下、『えいがさき』第1章のネタバレあり
世界各地で会社を経営する実業家であり、今作の舞台である沖縄県にあるホテルも、彼女が経営している会社の所有物の一つ。
そして、同好会メンバーが参戦しているスクールアイドルグランプリのスポンサーでもある。
まず彼女の事を簡単に説明すると、思わせぶりで(悪い方に)誤解されやすい振る舞いが多い。
例えば、娘のランジュに対して「やるなら1番を目指さなきゃ意味ない」と、宿泊する部屋をスイートルームに変更した、と告げる。それを自分個人に対する贔屓だと解釈したランジュは反発したが、実は、3人用ルーム2部屋に分かれて宿泊していた同好会メンバー6人が全員同じ部屋で一緒に泊まれるようにしただけだった。
また、グランプリ参加者が沖縄県内でライブステージを確保できない状況にあると秘書から報告を受けた際、ホテル内の屋外プールに特設ステージを作ろうとしたときは、ランジュのメンバーカラーであるピンクゴールドを入れようとした所をかすみに見つかり、「不正の現行犯です!」と言われてしまったが、実際は他のスクールアイドルのメンバーカラーは既に入っており、ランジュの色だけが入ってなかったというオチだった。
そして、グランプリ3日目朝時点のランキングにおいてニジガクメンバーが総じて順位が下がったため、不正操作をしているという疑いもあったが、その直後に自撮り動画がバズったかすみの順位が急上昇したため、そちらの疑いも晴れた。
娘であるランジュとは、(彼女自身の仕事が多忙だったために)ほとんどコミュニケーションが取れていない。
そのため、心から理解し合えるような関係ではなかった。
一方で、ランジュが虹ヶ咲学園に転入するために尽力したり、親の贔屓なしに(グランプリで)結果を残せると信じているなど、親としての愛情はそれなりに持っている。
先述のとおり、スクールアイドルグランプリの件でランジュとの関係が悪化しつつあったが、かすみの尽力で誤解が解け、互いに謝罪することで決着した。
作中終盤のクレジットシーンでは、完成した2つのステージでのランジュと歩夢のライブパフォーマンスを見下ろしながら、別の場所にいるある女性(ミアママ?)と電話で会話していた。
その会話の中で「突然、ステージを追加してくれって言われたときはどうしようかと思ったけど」と発言している。歩夢がパフォーマンスをしたプールのステージは誰に請われたわけでもなく作ったため、ランジュがパフォーマンスをした首里城モチーフのステージがこの事に該当していると思われるが、誰に請われたかは不明。また、ランジュと仲直りした後の帰りの車中でプールにステージを作る話題になった際、娘から「一つお願いがあるの」と言われるシーンがあるが、これとの関連も現時点では分かっていない。