CV:日髙のり子
概要
アニメ版クレジットでは「ことりの母」とされている。
国立音ノ木坂学院の理事長(漫画版では「学院長」と称される)を務める。
年齢は不明だが、アニメのお母さんキャラなので外見は非常に若々しく美人でスタイル抜群。この姿はデフォルメではなく、スクフェス2の一コマ漫画では娘と同じミナリンスキーのメイド服を着用すると、穂乃果からはミナリンスキー(=ことり本人)と間違えられるレベルである。前髪は、ことりと同じ独特の形をしている。
アニメ版・小説版では一児の母だが、初期設定ではことりに姉と妹がいるため、三児の母とする資料もある。
本名不詳のため、便宜上の呼び名として「ことりママン」が使われている。
他にはもっぱら「親鳥(娘のことりに掛けて)」「理事長(後発作品でも理事長職のキャラクターが登場しており、単に「理事長」と呼ぶと混乱するため、あまり使われなくなってきている)」など。
ピクシブでは、ことりの母・南理事長・ことりママ・おやどりなどがタグとして使用されているが、「ことりママン」での登録が最も多い。
なお、他のママライブ!キャラクターは「○○(娘の名前)ママ」が主に使われており、「ママン」が主なのはことりママンだけである。
漫画版
直接登場はしておらず、ことりたちの会話に上がるのみ。
なお、ことりが理事長の娘である設定が最初に明かされたのは、この漫画版である。
アニメ版
娘のことりと仲のいい高坂穂乃果とも親しく、彼女を下の名前で呼ぶ間柄。
一期では、「学業優先」という条件付きでμ'sの活動を認めており、逆に絢瀬絵里の心情を見抜いて生徒会の廃校対策活動は許可しなかった。
終盤、娘の夢を応援するべく海外留学の話を取り付けるが、これがことりと穂乃果と海未の不和とμ's解散の危機を招く騒動に繋がってしまう。
さらに、無理な練習をした穂乃果が文化祭でのライブ中に倒れてしまったときは、学校(教員)としての監督責任を棚に上げ、「無茶をさせるためにスクールアイドルをさせたわけじゃない」と、μ'sに加入した絵里を叱った(μ'sが所属するアイドル研究部は終始顧問不在であり、学生だけで活動せざるを得ない状況だった。音ノ木の入学希望者増加の功労者であるμ'sに対する扱いとしてはあまりにも冷たいとも言える)。
最終回では、娘のライブを見ようと講堂に訪れた際、こちらも同じ理由で訪れた真姫の母と顔を見合わせ、まるで久々に再会した友人のように、互いに驚いていた(学校理事長と生徒の保護者なので顔見知りでも不思議ではないが、それにしては感情が表に出過ぎていた。そのため、二人を友人として扱う二次創作も多い)。
劇場版では、「アキバドームで開催予定の第3回大会を盛り上げるために海外でPR活動をしてほしい」という、ラブライブ!の大会運営からの依頼をμ'sに伝える。
依頼を受けたμ'sは海外に行ったのだが、学校としての付き添いを付けずに9人だけで行かせ、結果として穂乃果が迷子になりかけた(結局、通りすがりの女性のおかげで事なきを得た)。
そして海外から戻ってきたμ'sに対し、今度は「大会を盛り上げるためにスクールアイドル活動を続けてほしい」という大会運営からの言葉を伝える。
これによって、三年生の卒業を機に解散するつもりだったμ'sは、三年生を欠いた6人で活動するか若しくはスクールアイドルではなく普通のアイドルとして9人で活動するという選択肢を与えられ、悩むことになってしまう。
こうして書くと、言い方が悪いかもしれないが結構なトラブルメーカーである。
余談
ちなみに中の人もアイドル経験者である。さらに20年以上前のアニメで真姫ママや劇場版のあるキャラクターの中の人と一緒に声優ユニットDoCoを結成するというある意味μ'sの先駆けとも言える事をやっている。
関連タグ
ラブライブ!シリーズの理事長たち