概要
流しそうめん同好会とは、2020年10月3日より放送されているラブライブ!シリーズのスピンオフアニメ作品である。
東京・お台場(有明)にある虹ヶ咲学園の部活「流しそうめん同好会」を舞台にした、流しそうめんに熱き情熱をかける8人の青春物語。
全国大会、「ナガシメン!」での優勝を目指し日々技術を磨いていく!
……とういうのは嘘であり
本当の概要
アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に登場した虹ヶ咲学園の部活動の1つ。
始まりは第1話。スクールアイドル同好会の部室を探していた高咲侑と上原歩夢が適当に開けた部屋は流しそうめん同好会の部室であり、狭い部屋で流しそうめんの真っ最中であった。よく見ると本棚等にそうめんのパッケージが大量に貼られており、歩夢と侑に入部希望かと尋ねてくる。そう、一発ネタでも冗談でもないガチの部活動としてそうめんを流し、食しているのだ。スクールアイドル同好会のことを聞かれるも、「知らないなぁ」とメイン画像一番手前の3年生部員(CV:鈴代紗弓、言及はないが部長と思われる)が返答。出番はこの僅か数十秒のみの登場である。
画面内で確認できる部員は少なくとも8人(1年2人、2・3年各3人)。虹ヶ咲学園の規模や諸々を考えると多いのか少ないのかなんとも判断に困る数字だろう。
この地味ながらも狂気に満ちたその絵面は視聴者達に衝撃を与え、ツイッターでも「流しそうめん同好会」がトレンド入り。「終盤、流しそうめん同好会がスクールアイドルの窮地を救うのでは?」「この娘たちが主役のアニメを1クール見たい」等々、小さからぬ反響を呼んだ。
その後・・・
そのまま出番は無いと思いきや、1期最終回となる第13話で再登場。
メンバー6人がスクールアイドルフェスティバルの屋台「みやした」(お好み焼き屋)の前に居るのが確認できる。しかし手に持っていたのは明らかにそうめんのめんつゆであった。1話同様、出番は短いが単なるファンサービスというだけでなく、当初はスクールアイドルを知らなかった彼女達がフェスに来場しているという、同好会の知名度が上がったことを示す場面でもある。
2022年放映のアニメ2期でもその活動はもちろん健在。第1話の虹ヶ咲学園のオープンキャンパスにて、見学者を相手に大掛かりな流しそうめんを披露している。普段の部室を飛び出した雄姿(?)に、流しそうめん同好会ファンの視聴者は大いに沸き立ったのであった。
第8話では文化祭の午前の目玉イベントとして学校内にウォータースライダーのレーンを張り巡らせて、そこに模型のボート「ニジガク号」を流して、ステージ近くに設置されたゴールに着くと同時にステージがライトアップされてライブがスタートするという企画の監修も行っている。このとき、スタート前のニジガク号を上記の3年生部員が持っていた。
第13話の同好会ファーストライブでは中須かすみを応援するコッペパン同好会の後方で応援している他、控室に7色のそうめんを差し入れている。
2期では他にも「釜めし同好会」「観覧車同好会」「こけし同好会」等の謎部活の存在が(名前のみではあるが)新たに判明。更に最終回では「凧あげ同好会」なる部活の設立申請まで出る始末。どうやら虹ヶ咲学園は、他校では見られない変わった部活も盛んな校風であるようだ。
叛逆のニジガサキ
ちょぼらうにょぽみ氏によるX(Twitter)で連載されている漫画。2024年8月25日掲載の回にて、流しそうめん同好会が登場した。
地球から火星まで流しそうめんを作り、100年後に人類が住める環境にする「マーズそうめんテラフォーミング計画」を立てているらしい。
続く2024年8月30日の回では、テラフォーミング計画を恐れた火星のアイドルでもあるにょぽむ(歩夢)が、しおにゃん(生徒会長三船栞子)に頼み込み、会長権限で同好会解散命令を出されてしまう。果たして、流しそうめん同好会の運命はいかに!?
時が下って同年11月20日の回では解散命令後も活動を続けており、μ'sの南ことり・矢澤にこの両名から某国から近代兵器を仕入れ、闇市に卸しているという反社も真っ青な禁忌を犯していることが明かされた。続け様に璃奈からは連中がタイムマシンを完成させたことが告げられる。
続きとなる同30日の回(25日は休載)ではことり・にこを筆頭としたメンツからカチコミをかけられている。
2人の園田海未ちゃんビームのパワーもあり、瞬く間に制圧されることとなった。
なお、武器の密輸と横流しという禁忌を犯していた理由は、タイムマシンを完成させるためであった。そしてそのタイムマシンを作った目的は、μ'sのスノハレを生で観るためであった。
12月5日の回、侑と愛が、「生のスノハレを見たい」動機に賛同し、にことことりに訴え、2人はそれに応えたようにも見えたがそれは無く、問答無用で同好会員に手錠をかけ、「逮捕!」「牢屋で反省するんだよ!」。容疑者は、反省しつつも「でも…ことりちゃんにつかまえられて、うれし〜よ〜」とコメントしている。
本編
関連イラスト
実在する同好会について
流しそうめん同好会は学校法人角川ドワンゴ学園のN高校や、学校の部活ではないが北海道に実在する模様。
N高校流しそうめん同好会は、アニメで話題になったことを認知しており、「時代が追いついた」「うちが本家」と反応している。
一方北海道の流しそうめん同好会は、Facebookを見る限り夏限定の活動の様子。特に反応はなし。