概要
縦に半分に切った竹の樋に水とそうめんを流し、そうめんを箸ですくって食べる。
日本の夏の風物詩である。実は九州地方発祥。(後述)
広い場所で行うのが一般的。右利きの人は左から右に流れる場所に位置取るとそうめんを取りやすい。
取り損ねたそうめんは、樋の最後にざるなどを置いて受け取り、また上流から流す。
流しそうめんのお店は基本は夏期限定の営業が多い。海水浴場が「海の家」なら、山は「流しそうめんの店」である。ちなみに「鮎の塩焼き」や「鯉のあらい」といった川魚の料理を提供する店も多い。
発祥
流しそうめんが生まれたのは昭和30年代の宮崎県高千穂町である。ルーツは野良仕事をしていた人達が夏季に霧島山系の川で涼を取りながら食べていたものとされている。
また、テーブルの上にある水槽による水流循環させるタイプは「そうめん流し」と呼ばれるものであり、こちらは鹿児島県発祥。「流しそうめん」と「そうめん流し」の両方のスタイルで営業している店もある。
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そうめん 麺類 / 麺
夏 水 流し 納涼
夏の風物詩 川崎球場