概要
小堺秀男とは1928年生まれで千葉県市川市を拠点にする板前・寿司職人である。南極観測隊にも参加し、第9次越冬隊(1967~1969年、村山雅美隊長)、第15次越冬隊(1973~1975年、村山雅美隊長、越冬担当は村越望副隊長)に料理人として参加したリアル南極料理人。
南極第9次観測隊は日本隊初の南極点到達を成功させている。小堺自身は基地に留まっていたが、この快挙を裏方として支えたことには違いない。
南極第15次越冬で昭和基地の極寒の屋外で流しそうめんを初めて発案し実行した。後に南極での流しそうめんは日本の南極観測隊で恒例行事として定着することになる。