ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

曖昧さ回避編集

  1. 富士不二フジ等のひらがな表記。
  2. リンゴの品種。→ふじりんご
  3. 海上自衛隊艦艇
    1. LSSL-405:ゆり型警備艇「ふじ」。元アメリカ海軍上陸支援艇。艦名の由来は植物の藤。
    2. AGB-5001:砕氷艦「ふじ」。日本の2代目南極観測船として南極観測事業に従事した。艦名の由来は富士山。本稿で詳述。

南極観測船「ふじ」編集

南極観測船ふじ

宗谷」に次ぐ2代目南極観測船として、1965年~1983年まで運用された日本の砕氷艦。艦番号AGB-5001海上保安庁所属だった「宗谷」と異なり、海上自衛隊に所属する自衛艦(実質的な軍艦)である。


神奈川県横浜市鶴見区の日本鋼管鶴見造船所(現ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所鶴見工場)で建造された。先代「宗谷」は戦前の砕氷商船を改造したものだったため、本船は日本初の最初から南極観測船として建造された船でもある。


「宗谷」のヘリ運用実績を踏まえ、艦後部にヘリコプター用の格納庫と発着甲板を備え、S-61A-1輸送用ヘリコプター2機と、ベル47G小型観測用ヘリコプター1機の計3機を搭載。海上自衛隊初のヘリコプター搭載艦でもあった。


満載排水量は9,120tと宗谷の2倍近い大きさを誇り、機関はディーゼルエンジンで発電し、モータースクリューを回すディーゼル・エレクトリック方式を採用した。砕氷能力は6m(宗谷は1.2m)と世界水準の能力を得たが、これでも昭和基地の位置するリッツォ・ホルム湾の分厚い海氷を切り開くには能力が不足していた。本艦の担当した18回の南極観測中、接岸に成功したのは僅か6回にとどまっている。


1983年の初代「しらせ」建造に伴い、1984年に退役。1985年から名古屋港ガーデンふ頭に係留保存されている。名古屋港文化センターを経て、現在は名古屋港ポートビル名古屋港水族館とともに名古屋みなと振興財団が管理する。


外部リンク編集


関連タグ編集

砕氷艦 昭和基地 南極観測船

しらせ 宗谷(船) 戦艦富士

開陽丸 摩周丸 海王丸 日本丸 氷川丸:フローティングシップ協会所属の船。ふじ、宗谷、しらせ(初代)の歴代南極観測船も所属している。

関連記事

親記事

南極観測船 なんきょくかんそくせん

兄弟記事

  • しらせ なんきょくかんそくせんしらせ

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 24303

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました