プロフィール
名前 | 三船 栞子 |
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よみがな | みふね しおりこ |
英語表記 | MIFUNE SHIORIKO |
学籍 | 虹ヶ咲学園 |
学年 | 1年 |
学科 | 普通科 |
所属クラブ | 無所属→虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会→虹ヶ咲学園スクールアイドル部→虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 |
所属委員会 | 生徒会長 |
身長 | 160cm(スクスタ12位タイ) |
血液型 | AB型 |
誕生日 | 10月5日 |
星座 | てんびん座 |
スリーサイズ | B79(D)/W56/H78 |
イメージカラー | 翡翠色 |
CV | 小泉萌香 |
肩書き | まっすぐ |
所属ユニット | R3BIRTH |
概要
ゲーム「スクフェスALL_STARS」(スクスタ)及びスクスタ系列の『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』作品群に登場するキャラクター。
日本有数の名家、財閥の流れを汲む三船家の次女。天王寺璃奈、中須かすみ、桜坂しずくと同じ虹ヶ咲学園の1年生。身長160cmと虹ヶ咲1年生の中では長身。
緑寄りの黒髪ボブの左側頭部に短い紐のような髪飾りをしている。八重歯が特徴的。
学科は普通科(『みんなへ届け! ニジガクジャーナル』冒頭紹介より)。
1年生の普通科はかすみと同じだが彼女とは別クラスの模様。
常に敬語で誰彼かまわず「さん」付けで呼ぶ。一人称は「私」。(しずく&優木せつ菜と同じ)「あなた」の事は「あなた」と呼ぶが、本人がいない場では「あの方」と呼んでいる。
スクスタ20章で編入してきた鐘嵐珠とは幼馴染みで親友。年齢こそ栞子が下だが、栞子がただ一人名前を呼び捨てする相手が嵐珠である。彼女にはいつも振り回されてきたと辟易しており、現在は嵐珠のたまのワガママを一喝する保護者役にもなっている。
嵐珠の母虹ヶ咲学園理事長とも家族ぐるみで旧知の間柄。栞子の硬い口調も崩していいと言われ、全面的に信頼されている。
性格は生真面目で誠実。不真面目な者には厳しいが、笑顔で冗談を飛ばす一面もある。ただし天然なところもあり時々他者の冗談が通じず本気にしてしまう。
他人の得意分野「適性」を見極めるのが得意。人の持つ能力や性格から見定めており分野はスポーツから文化系まで多岐に渡る。ところがその人が好みであるだけの不得意分野や上達を気にしない遊びの活動といった非効率の行為は最初意味が無い物として勘定できなかったせいで他者に理想の進路を強要していた。スクールアイドルになってからは遊びの良さも理解し、以前より柔軟なアドバイスが出来るようになった。
2020年8月3日に、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会正式メンバーとして加入することが発表された。外部リンク。
ラブライブ!シリーズ史上初の追加メンバーである(これまで「ストーリー上の追加メンバー」はいたが、いずれも「プロジェクト上は初期メンバーと同等の扱い」であり、栞子は「ニジガク」プロジェクト発足時点では一切発表されていなかった)。
また、それまでのスクフェスALL_STARSの総勢27名とSaint Snowを加えたプロフィールが明らかになっている全スクールアイドル中、絢瀬絵里に次いで二人目の10月生まれでもある。
スクスタにて
- 1stシーズン
現生徒会長の優木せつ菜もとい中川菜々から生徒会長の資質が感じられないとして生徒会長選挙に立候補し、もし当選すれば「スクールアイドル同好会」の廃部を検討しようと考えた。
最終的に再選挙に勝利して生徒会長に就任、スクールアイドル同好会を廃部にするために動き始めるが同じ生徒会長の絵里とダイヤとの話し合いの末に「中間テストで全員60点以上取れなかったら活動禁止」と告げる。
最終的に目標は達成したが彼女はそれでもスクールアイドル同好会を認める気はないと言い、何が何でもスクールアイドル同好会は廃部にすると告げる。
その後もどういうわけかスクールアイドル同好会廃部への執着を見せ他の部活動に対しては全面的にサポートする一方でスクールアイドル同好会に対しては迫害を行うようになる。
しかし、生徒を強制的に転部させるなどその強引なやり方が災いしてか支持率が低下していたことが判明した。
さらには学校説明会の打ち合わせでは適性試験を行い、合格した者のみを入部させるという方法を貫こうとしたため当然各部長たちの反感を買い、打ち合わせがなかなか進まないという有様だった。
このままでは学校説明会中止という最悪の事態を避けるためにスクールアイドル同好会に直接どうすればいいかを聞きに行った際にみんなの気持ちを理解するために不本意ながらもスクールアイドル同好会に仮入部することとなり、その際に練習着姿を披露した。
それでも考えを改めないためあなたと話し合った際に、この学校で最後の大会でスタメンに選ばれず泣いていた3年生を見たことやほかにも活躍できず悩み、苦しむ生徒を見てきたこと、そんな姿はもう見たくないと自分なりに学校をよくすることを考えていたことを明かし、あなたの協力もありようやく考えを改め何とか生徒たちと和解し、学校説明会を開催できるようになったのだった。
「学生が学業を疎かにしているのはよくない」等彼女の言い分も分かる反面、やり方が強引な為上記の内容からしても悪役に見えてしまうが、休日はボランティアで児童館や老人ホームに通い児童館の子供たちと戯れる一面があったり天王寺璃奈が拾ってきてしまった猫のはんぺんを部室で飼うことを許可したりと根は悪い人物ではない。
栞子がスクールアイドルを無駄なものと嫌っていた理由は姉、三船薫子の存在が影響していた。
栞子は、「姉(薫子)は自分の適性に見合った生き方をしていれば、三船家の跡取りになれたが、スクールアイドル活動とスクールアイドルフェスティバルに入れ込み過ぎ、何もかも失った。もうそんな人を見たくないから適性を何より大事にし、皆を笑顔にしたかった。」と思う気持ちから、生徒を適性にあった部活に転部させる、スクールアイドルを目の敵にする等の行動をとっていた。
しかし、スクールアイドル同好会との交流や、あなたとの生徒会活動を通して考えが徐々に変わり、せつ菜にも栞子が生徒会長になってくれて学園が活気づいたと喜ばれ、最終的にスクールアイドル活動は素晴らしいものと考えを改めた。
そして2020年7月31日に追加されたFirst Season最終章(17章)では、無事に開催されたスクールアイドルフェスティバルのアンコールにて、栞子もメンバー9人と共に一緒にステージに上がりみんなで練習した曲TOKIMEKI Runnersを披露した(新イントロも専用MVも用意されたので、「17章ver.」として別曲扱い)。
17章配信の3日後、同好会正式メンバーとして加入することが発表され、同8月5日よりプレイアブルになった。
プレイアブル化と同時に各ガチャに彼女の初期カードを追加し、彼女のソロ曲「決意の光」を初披露し、ストーリーの進行度関係なしに全ユーザーへ初期Rカードを配布された。
また、同時期のアップデートで3グループのサマースパラッシュ(水着) 衣装が期間限定の有料パックの一部として実装されたが、彼女のサマースプラッシュ衣装のみニジガクの有料パックではなく課題から無料に入手可能。
18章からは、生徒会長なので同好会のイベント関連の学校申請が手軽にできる立場で時に同好会をまとめる役をしながら、スクールアイドル初心者かつ全メンバーの後輩として低姿勢で活動している。
スクールアイドルになるまで、昼食は生徒会室で1人で食べ、大勢の誕生日会は幼稚園の同じ月の子まとめての会以来無かった。なので同好会の歓迎会は遠慮気味、29人での誕生日パーティ開催に茫然としたがすぐ笑顔になっている。
生真面目ゆえ部員の家族を心配させる活動は許さないが、それさえ無ければ柔軟に対応する。
18章のμ'sとの合同合宿はニジガク側は栞子の立案だったが、μ'sらが合宿と称してすぐ遊び始めたノリに戸惑いながら楽しんだ。矢澤にこ主催の茶番にニジガク1年生の括りで参加させられた際のピュアさは必見。
入る部活に迷っている生徒に進路をアドバイスする姿と、かすみ達に成績が悪いと活動は認められないと戒める所は健在である。
- 2ndシーズン
第20章からはそれと同時にランジュがスクールアイドル同好会の面子を輝かせるため、同好会の活動を監査委員会の監視下で規制し、加えて学園内にプロの環境設備が整ったスクールアイドル部を結成することになる。
ランジュがミアと創部の話をファミレスでしていた頃から2人に同行。宮下愛及び朝香果林と共にスクールアイドル部へ移籍した。理由としてはランジュのストッパーと同好会の活動再開を許可させる為。
栞子本人は昔からランジュの強引な言動に悩まされてきたとのこと。その為、ランジュを中々説得することが出来ず、部と同好会の板挟みに悩まされる。
しかし23章で監査委員会を解散すると決定されたことを告げ、元監視委員会の者たちと共にスクールアイドル同好会に謝罪したが、「ランジュのわがままは目に余る」ということで彼女の監視を続けるためまだ同好会には戻れないと複雑な心境であった。
27章で姉との因縁が改めて明かされ、いつまでも自分を子ども扱いする薫子に不満がたまっていたらしく、幼いころからキャンプでは探検に行くと言ったきり帰ってこない、自転車に無理やり二人乗りさせて坂道を猛スピードで走らされる、そのトラウマで外に出られなくなったら今度は部屋に大量の蝉を話される等自由奔放な姉に振り回されてきたことを明かす。
そして三船家の跡取りになれたであろうにスクールアイドルにのめり込み、自ら後継者の座を手放してしまったという出来事が原因でスクールアイドルを嫌っていた経緯を改めて明かした。
説得しようとも薫子はまともに話も聞いてもくれない。姉の思考を理解するべく、自身らと同じ姉または妹である穂乃果、絵里、千歌、ダイヤ、ルビィ、エマ、彼方にも姉の件について意見を聞き、姉に自分の意思を伝えるためにライブをすると決意。
だがその際に手伝うと言い、再び自分のやり方を押し付けようとしてきたランジュに「あなたの特別なやり方は私にはできません。あっち行っててください!」と初めて拒絶する。言われたランジュは「栞子まで、私を特別扱いするのね」と言い残し姿を消す。
ランジュを気にかけながらも、新曲「翠いカナリア」を披露し、薫子は妹の立派な自立心を理解し、ようやく考えを改めたのだった。
ランジュは突然失踪するも彼女が開催したライブで、ランジュの本当のパフォーマンスと「自分勝手で傲慢と思っていたものはランジュなりの精一杯の伝え方」だと彼女のスタイルを心から理解した。だがこれで部を解散させて自主退学すると分かり、部と同好会で捜索、無事再会できると一番に叫んだ。
ミアがランジュの褒めていたDiverDivaから新たなユニットとデビュー曲を創り出しR3BIRTHが結成されると、校内オーディションに向け3人で活動。その果てにランジュがスクールアイドル同好会の真の魅力に気付いた事で部が正式に解散され、愛、果林と共に同好会に戻った。
「三船栞子のファン第1号」を自負する生徒会の書記委員コンビ右月&左月がいる。メインストーリーでは2ndシーズン第20章から登場、まず最初は監視委員会として活動する羽目になってしまったが、元の書記委員に戻ってからはメインストーリーとキズナエピソードで栞子の熱烈ファンかつ同好会ファンとして同好会と交友関係にある。
キズナエピソードにて
8月5日に、入部してから新曲ができるまでの6話が公開された(配布された初期Rだけも解禁できる)。以降も随時更新中。
当時は2ndシーズン公開前だったせいで、栞子入部と同時に短期留学したはずの「あなた」が、「あなた」帰国の前には移籍している栞子が、2人とも至って普通に同好会で活動しているが、時系列がメインストーリーと違うのか、別世界なのか、気にしてはいけないのかは不明。
お小遣いが月3000円(中須かすみと同じで驚かれていた)なことや、外食や寄り道をしたことがなかった過去が判明している。
また真面目過ぎる為、中須かすみから「新入部員は購買で食べ物買ってくるのがルール」と言われ、それを鵜呑みにし、パシられそうになっていた。
あなたとともに曲作りに取り組もうとするが、スクールアイドルとして何がしたいかが曖昧であるため、どういった曲を作ろうか思い悩む。その中で、他の面々から「栞子のイメージに近いもの」を紹介される。せつ菜からは、有名な映画に出てくる、まさにアンチヒーローという感じの仮面をつけ、レーザー的なブレードを持っている敵の司令官のテーマ曲を紹介されたが、却下した。
その後も、自分のスクールアイドルとしての方向性は見つからなかったが、それこそが今の自分が表現できることであると思い至り、進むべき道が見つからない人に寄り添うことをテーマとした曲にすることを決める。
歩夢によく遊びに連れて行ってもらっている。これには「あなた」も少し妬いていた。
自室は高級そうな和室。であるが寝間着はもこもこしたかわいいパジャマである。
「校内フィルムフェスティバル」では生徒会として映画を作成、というか生徒会PR動画を撮った。初期の左月と右月がファン兼部下となって付きっきりでサポートしてくれたが、2人の熱烈すぎる会長愛や妙にノリの良い性格、色々とこじらせた2人の趣味に付き合った結果。
11話で、左月考案のキャラクター作り特訓を行い「毒舌な御嬢様系の後輩」等々のキャラを演じると、左月に絶句した。
挙句に12話で、右月提案(私の好きな服だと呟く)のメイド、そしていよいよ猫耳メイドに変身(仮装)。
台本で指示されるがままに「あなた」を「ご主人様」と呼び、自らを「しおにゃん」と称してにゃんにゃん喋る栞子の姿はユーザーの間でブームを巻き起こした。ただし栞子は大層後悔している。
気を取り直して3人で真面目に生徒会動画を作る段階で栞子はキャラ作りしたまま進めるべきか、これを観る生徒は楽しんでくれるかと悩むが、「あなた」から生徒達が知らない「いつもの栞子」をPVにしないかとアドバイスされる。動画に付ける曲の作曲も引き受けてもらいソロ曲『コンセントレイト!』が誕生する。
ランジュのキズナエピソードでは、突如ニジガク寮で人生初の一人暮らしを始めたランジュの引っ越しをエマ達寮メンバーと手伝いながらランジュに指示。入居後に片付けできない問題が起こると飛んで行っていた。
各メディア
生真面目でありながらちょっと騙されやすい、遊びに慣れていない1年生として描かれがち。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会生放送『Welcome! 栞子ちゃん💓今日から一緒に生放送🌱🌈』(8月11日放送回)で小泉萌香が虹ヶ咲キャストとして初出演。
スペシャルドラマでも同生放送の回で初登場となった。
2021年6月2日放送回のスペシャルドラマでは、他の1年生組と打ち解け合う様子が見られた。
Webラジオ『虹ヶ咲学園~おはよう放送室~』のラジオドラマへは62回(8月6日配信)から出演開始。
ミヤコヒト氏の4コマ漫画『にじよん』にはシーズン4でやっと登場。同氏作の『ニジガクジャーナル 制作中!』4コマには先んじてレギュラー入りした。
2ndライブ幕間アニメでは「『どかーん』とぶつかって行こう!」とメンバーに誘われると、「ど……どかーん!」と言いながらメンバーに駆けて行ってハグしてもらっていた。
ボイスドラマでは、2021/2/24リリースのドラマCD『虹ヶ咲学園~おはよう放送室~ドラマCD 青春カプリッチョ』撮り下ろしドラマ『グラウンドの支配者・しずく』から登場。
生徒会長として生徒の申請や悩みを聞いたり、同好会メンバーとして一緒に探し物をしたり、妖精になったり、RPGの牧師になったり、モルモットになったりした。
なおモルモットになった際は「ぷいぷい」と鳴いていた。
アニメにて
2020年10月から12月まで放送された虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会単独のテレビアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(以下、アニガサキ)第1期には一切登場しなかった。
しかし、1期13話の高咲侑が音楽科の転科試験の会場に入るシーンで会場横の掲示板にボランティア募集のポスターの背景色が翡翠色となっていることから、続編で栞子が登場する伏線なのではないか?という声もあった。
2021年10月3日に行われた生放送で、ミア・テイラー、鐘嵐珠と共に2022年4月から放送予定のアニガサキ2期への出演が決定。晴れてアニメデザインの栞子が披露された。
アニメデザインの栞子はスクスタの栞子と比べ、髪飾りの形がリボン型に変更されている。
第2期
ミア・ランジュと共に1話から登場。
設定はスクスタ版から大きく変更されている(同様に姉の薫子も設定が変えられている)。
- 第1話
とはいえどこか融通の効かない真面目さは健在で、ゲリラライブ敢行後のランジュに対して反省文の提出を求めていた。
- 第2話
- 第3話
休憩中にランジュと再開し、次はもっと大規模なライブをやるから「その…来てくれるわよね」と遠慮混じりで聞かれ、「もちろんです」と即答している。同好会とY.G.国際学園の合同ライブにも誘われていることを話し、ランジュも行くのかと問いかけ、ランジュは肯定した。
合同ライブ当日となり、見に来た栞子の隣にランジュも立ち一緒に観覧した。QU4RTZのファーストライブに笑みを浮かべながら「これが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会なんですね」とつぶやいた。一方で「アタシにはマネしたくてもできない」と言って立ち去ったランジュのことを気にかけている。
- 第4話
DiverDivaのオンライン配信ライブを自宅で正座して鑑賞している。
Cパートでは、ランジュのライブを現地鑑賞し、ライブ終わりのランジュに「ランジュを見ているとやはり人はそれぞれ適正にあったステージにいるべきだと思います」と伝えていると、そこに薫子が現れる。「久しぶり」などと声をかけていることから、スクスタ版同様家を長く出ていたようだ。
- 第5話
休日に自宅にて菜々に電話して問い合わせ、それが終わると薫子が抱きついてきて遊びに誘われるのを断ると、スクスタ版同様ニジガクの教育実習に入ることを報告される。
Cパート、校内で菜々とすれ違う。その際に菜々の右側頭部に普段は付けていないはずの逆三角形の髪飾りに気付く。
- 第6話
キャパオーバーで合同開催が困難な状況に、菜々は合同開催を白紙化することを独断する。栞子の尽力が無になったことを謝罪する菜々に栞子は「残念ですか生徒会長として正しい判断だと思います」と答える。
その後、同好会からの励ましにより、菜々が合同開催の再検討を始め、他校のスクールアイドルとの合同会議に栞子も同席している。
前夜祭イベントで、菜々がせつ菜であることを生徒全員にカミングアウトし、そのままA・ZU・NAのライブが行われたのを見届けると「すごいですね、自分のやりたいことをすべて叶えるなんて…」と呟いたところに薫子が現れ「栞子はやらないの?やりたいって言ったじゃないスクールアイドル。このお祭りに協力してるってことはそういうことでしょ?」と問われる。
- 第7話
第6話Cパートの終わりから話が直接続いている。薫子の「やりたいって言ったじゃないスクールアイドル。このお祭りに協力してるってことはそういうことでしょ?てっきりあなたもステージに立つって思ってたわ」という問いかけに対し、「それは子供の頃の話でしょう。私の適性は皆さんを応援し、サポートすることです。フェスティバルの間は、関係ない話に時間を取られたくないのです」と言い残し、その場を離れる。
実行委員として仕事をする栞子に声をかけようとしたランジュは途中でやめて立ち去ってしまう。その様子に気をかけようとするが、菜々から声をかけられ注意を逸らされる。
「参加するみんなの夢が叶う場所。今回のスクールアイドルフェスティバルもそれが実現できていますね」と呟く。
同好会の2年生組は、薫子から自身が紫苑女学院のスクールアイドルだったこと、栞子は『高校生になったら、絶対スクールアイドルをやる』と言っていたこと、自分はラブライブ!大会などで結果を出せずガッカリさせただろうけど、あの子のやりたいって気持ちは変わっていないと思う、ということを4人に伝える。
それを聴いた4人は栞子の元に駆けつけ、スクールアイドル活動を勧誘する。しかし、栞子はその声を遮り、「私はスクールアイドルはやりません。もう、諦めましたので」という。なぜ諦めたのかを問う歩夢に、姉を目標していたが、「結局、姉にはスクールアイドルの適性が無かったのでしょう」と言い、薫子が結果を出せなかったことを夢破れ傷ついて終わったとして、「私は自分の適性を最大限発揮できる生き方をしたいと考えています。それは皆さんの夢をサポートすることです。ステージに立つことではありません」と言い放つ。自分と同じように両方すればいいというせつ菜に「それはあなただから出来ることです!」と強い口調で拒絶し、更に「身の丈に合わないことに入れ込むより、向いていることだけに全力を尽くす。そうすれば皆さんの役に立てるし、喜んでもらえる。それが間違っているとは思いません」と続け、4人の元から立ち去る。途中、薫子とすれ違い何かあったのか?と問われるが、「何もありません」とだけ答え立ち去る。
栞子がスクールアイドルを目指していたのは、ランジュが香港に引っ越して行ってしまいさみしいだろうと思った薫子が自身のスクールアイドルの姿を見せてあげたからであった。いつも格好良くて輝いていた姉を憧れて目標にしていた。スクールアイドルの適性がないことを最初から分かっていたら、薫子が不要な後悔をすることもなかった…そう考えていた栞子、同じ失敗をしないと自身言い聞かせている。
一方、同好会メンバーは栞子をもう一度説得すると決め、2年生組は、栞子を捕まえると、自由時間を取っていないとして、遊びに連れ出す。一緒に文化祭を満喫した栞子は感想を問われ、「どなたも自分のやりたいことを体現されていると思いました」と硬い感想を告げる。最後に4人が連れて来たのは、紫苑のステージ。
侑は「ここが三船さんの夢が始まった場所でしょ?」と語りかける。同好会全員が揃っている。せつ菜は「やりたいことを、してください。三船さんができることを大切にしているのはわかります。そのおかげでフェスは素晴らしいものになりました。ですから、今度は私たちに三船さんを応援させて欲しいんです!私がスクールアイドルと生徒会長を両立できたのは、同好会、生徒会、ファンのみんな、そして三船さん、あなたがいたからです!」と言う。歩夢が続ける「あなたが私たちにしてくれたように私たちもあなたに何かをしたい!」。璃奈「それは当たり前のこと」。
愛が「今日は何の日が知ってる?」と問いかける。栞子は真面目に「フェスティバルの4日目ではないのですか?」。エマが「みんなの夢を叶える日だよね」と代わりに正解を答える。それにハッとする栞子。「こんなに頑張ってくれた栞子ちゃんの夢も叶わなきゃ、スクールアイドルフェスティバルは成功とは言えないよね?」と彼方。
しかし、栞子には涙の薫子の記憶が強く残り「後悔していたんです!」と。そこに現れた薫子が「してないよ、後悔なんて。確かにあの時は悔しかった。でも、今では、やってよかったって思ってる。スポットライトの眩しさ、歌を届ける喜びも。かわいい妹に凄いって言ってもらう誇らしさもスクールアイドルをやって知ることができたんだから。私はあなたが応援してくれたから幸せな高校生活を送れたと思ってる。それで今は教師になって、沢山の生徒を…あなたも応援できる人になりたいって思ってる」。最後の言葉にハッとする栞子。歩夢が更に「お姉さんのステージを見てたくさんの幸せを貰ったんじゃないの?」と問いかける。「そうです。姉は私にたくさんの胸の高まる想い出をくれました。そんなもの現実の前には無意味だと思っていました。そのはずなのに…私が皆さんを応援しようとしたのは、スクールアイドルから離れたくなかっただけかもしれません」と自分自身の奥底に眠っていた真意に気付いた栞子。
「私に…できるでしょうか?」と不安な栞子に、せつ菜は「大丈夫です。そばにいますから」。侑は「三船さんの中のトキメキ、信じてあげて」そして果林は「やりたい気持ちがあなたにあるのなら、それだって十分適性なんじゃない?」。
栞子は、スクールアイドルとしてステージに立ち、『EMOTION』を披露する。EMOTIONの映像は、最後に時計の針が一つ動く絵で終わっており、薫子の卒業以来停まっていた栞子のスクールアイドルの時が動き出した様子が表現されている。
それを見届けた薫子は「まだまた練習が必要ね…けど、私は大好きよ」と伝え、栞子は嬉しそうにする。
同好会メンバーに感謝を伝えた栞子は、エマから「早速明日のステージに立っちゃう?」と聴かれるが、「フェスティバルの間は今まで通り全力で職務に励みます」として断るが、続けて「…ですが、それが終わったら…私もスクールアイドルの仲間に入れてもらえますか?」と問う。せつ菜は「もちろんです!栞子さん」、愛が「改めてよろしくね、しおってぃー」、かすみから「しお子にスクールアイドルのいろはを教えてあげるー!」といきなり、下の名前・ニックネームで呼ばれ、同好会に受け入れられた。
その様子を遠くから悲しげな顔で見つめ、そして一人立ち去ったランジュには誰も気づくことはなかった。
余談
前述のとおり、ストーリーとしては2020年7月31日、キャラクターとしては8月3日にスクールアイドルになるまではサブキャラ扱いであったが、演者の小泉氏が踊れる歌手としても活躍している事やスクールアイドルの活動を反対していた生徒会長が最終的には仲間入りしたケースが過去にもあった事から「虹ヶ咲のメンバーになるのでは?」と一部では言われていた。
ラブライブ!シリーズ初の初期メンバーではないメンバー(いわゆる「追加メンバー」)であり、長寿コンテンツになってきたラブライブ!シリーズに新しい風を呼び込んだと言えるだろう。
小泉氏はインタビューにて、栞子役のオーディションから追加メンバーになるかもしれないと言われていた為、初めから虹ヶ咲のメンバーのつもりで演じていたと語っている。
また小泉氏は、『ラブライブ!サンシャイン!!』のオーディションも受けていたが落選したこと、校内マッチングフェスティバル(2019年3月開催)も観覧していたことをインタビューで語っている。
正式加入以前に、2Dライブのグラフィックが17章専用と思ったものではなく、他メンバー同様に「オールスタープロローグ」であるため、その時点でプレイアブルで実装と予想されたプレイヤーは少なくない。
オールスタープロローグ衣装が赤であるため、他メンバーがスクフェスで用意されている専用属性はまさかのスマイル属性。ニジガク1年生のスマイル属性は璃奈と同じである。
アニメへの登場はミア、ランジュと共に後発組になる(厳密に考慮された時系列で言えば「歩夢達初期メンバー+栞子+ミア&ランジュ」という感じになる)が、セブンイレブンで2020年9月に実施されたキャンペーン(この時「μ'sとAqoursとの三者合同扱い」とはいえ、ニジガクメンバー達は同店キャンペーン初登板である)では登場直後から「ニジガク」メンバーの一員として缶バッジ化されている(一方で「何故『高咲侑の缶バッジ」は無いのか」と残念がる声が少なからずあったが、侑は「アニメにおける『主人公』ではあるが、あくまでも『あなたちゃん』に相当するキャラ」であるために「スクスタ」主体の内容では出し辛いという側面がある)。ただそれもアニガサキ2期で解消し、以降は12or13人でのグッズ展開となる。(スクスタが絡むブシロードクリエイティブ発など一部を除く)
楽曲
他のスクールアイドルとの合同曲は、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、またはR3BIRTHを参照。
衣装
決意の光
サマースプラッシュ
オールスターズプロローグ
※現在2Dのみ
関連タグ
ラブライブ!シリーズ関連
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
スクフェスALL_STARS
星空凛、津島善子…劇中でもちょくちょく八重歯を見せていたキャラ。ただし両者は演出なのか本当にそうなのかははっきりしておらず、明確に八重歯があるのは栞子が初。
鞠莉ママ…同じようにスクールアイドルをよく思わない人物。スクールアイドルを「くだらないもの」と吐き捨てていたが最後はAqoursの活躍を見て彼女たちを認めた。
認められない系生徒会長
iPhoneシャワー:中の人ネタ。虹ヶ咲の声優関連イベントでも複数回言及された。
追加戦士、追加キュア…新規のメンバーが追加される展開があったり、ポジションも似ているがために彼らを想像した人も多いだろう。
三船薫子…彼女の姉。ちなみに演じる日笠陽子も、ブシモつながりにおける作品で、高1の女の子の姉キャラを演じているが、その妹もラブライブ出演経験がある。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会メンバー
学年 | 名前 |
---|---|
1年生 | 桜坂しずく |
天王寺璃奈 | |
中須かすみ | |
三船栞子 | |
2年生 | 上原歩夢 |
宮下愛 | |
優木せつ菜 | |
鐘嵐珠 | |
3年生 | 朝香果林 |
近江彼方 | |
エマ・ヴェルデ | |
ミア・テイラー | |
部長 | 高咲侑 |
カップリングタグなど
人称・口調・呼称です(スクスタ版準拠)
一人称 |
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二人称 |
|
口調 | |
呼称 |
|
スクールアイドルメンバーの呼称です
μ's | 呼び方 | 呼ばれ方 |
---|---|---|
高坂穂乃果 | 穂乃果さん | 栞子ちゃん |
南ことり | ことりさん | 栞子ちゃん |
園田海未 | 海未さん | 栞子 |
星空凛 | 凛さん | 栞子ちゃん |
小泉花陽 | 花陽さん | 栞子ちゃん |
西木野真姫 | 真姫さん | 栞子 |
矢澤にこ | にこさん | 栞子 |
東條希 | 希さん | 栞子ちゃん |
絢瀬絵里 | 絵里さん | 三船さん、栞子 |
Aqours | 呼び方 | 呼ばれ方 |
高海千歌 | 千歌さん | 栞子ちゃん |
渡辺曜 | 曜さん | 栞子ちゃん |
桜内梨子 | 梨子さん | 栞子ちゃん |
国木田花丸 | 花丸さん | 栞子ちゃん |
黒澤ルビィ | ルビィさん | 栞子ちゃん |
津島善子 | 善子さん | 栞子 |
松浦果南 | 果南さん | 栞子ちゃん |
黒澤ダイヤ | ダイヤさん | 栞子さん |
小原鞠莉 | 鞠莉さん | 栞子 |
ニジガク | 呼び方 | 呼ばれ方 |
上原歩夢 | 上原さん⇒歩夢さん | 栞子さん⇒栞子ちゃん |
宮下愛 | 愛さん | 三船さん⇒しおってぃー |
優木せつ菜 | 中川さん⇒せつ菜さん | 三船さん⇒栞子さん |
中須かすみ | 中須さん⇒かすみさん | 三船栞子⇒しお子 |
天王寺璃奈 | 天王寺さん⇒璃奈さん | 三船さん⇒栞子ちゃん |
桜坂しずく | 桜坂さん⇒しずくさん | 三船さん⇒栞子さん |
近江彼方 | 彼方さん | 三船さん⇒栞子ちゃん |
エマ・ヴェルデ | ヴェルデさん⇒エマさん | 三船さん⇒栞子ちゃん |
朝香果林 | 朝香さん⇒果林さん | 三船さん⇒栞子ちゃん |
鐘嵐珠 | ランジュ | 栞子 |
ミア・テイラー | ミアさん | 栞子 |
その他 | ||
三船薫子 | 姉さん | 栞子 |