「守り包まるつぼみを開きて 導かれたる白金の道
涙に濡れたる想い文 秘めて歩み出したる翡翠の夢路
「フラウ・ヤーデ」夢大路栞 共に征きます 王の頂!」
概要
所属 | シークフェルト音楽学院中等部3年 |
---|---|
誕生日 | 6月21日 |
好きなこと | ティータイム/乗馬 |
苦手なこと | 長距離走・柔軟体操 |
好きな食べ物 | 紅茶/シフォンケーキ |
嫌いな食べ物 | 納豆 |
武器名 | ヤーデアングリフ(サーベル) |
CV | 遠野ひかる |
元々は身体が弱く、長時間のレッスンが出来なかったが、身体の成長とともに克服し頭角を現した舞台少女。シークフェルト中等部の5名が追加されるまでは、『少女☆歌劇レヴュースタァライト』関連に登場する中で唯一人の中学生だった。
中等部でありながら、雪代晶によって「フラウ・ヤーデ(翡翠の君)」に抜擢された。この称号は、シークフェルト音楽学院を代表する5人の生徒に与えられる「エーデル(気高き君)」の一つであり、姉である夢大路文がかつて持っていたが、文が凛明館女学校に転校して以降は空位となっていたものである。
大人しい性格だが芯は強く、人当りも良い。個性の強い「エーデル」のメンバーの中では比較的に常識人で良識派のため、苦労人ポジンションになることが多い。
ピアノの演奏も得意だが、本人によると姉の方がもっと上手だという。
病弱だった時期が長かった影響か、自身の体力の限界がよくわかっていない節があり、レッスンに打ち込み過ぎて周りに止められることもしばしば。
他の舞台少女とは敬語で話すことが多いが、姉である文との会話では、タメ口で会話をすることが多い(また、一人で行動している時や考えている時にもタメ口になることがある)また、以下の舞台少女の絆ストーリーでは、中等部の生徒に対しても敬語で話している場面が存在している。
舞台少女 | 絆ストーリー |
---|---|
『☆4 未来の舞台少女 海辺みんく』 | 「良からぬ考え、実践☆」 |
『☆4 未来の舞台少女 森保クイナ』 | 「カフェトリンケン当日!」 |
『☆4 ジュリエット 高千穂ステラ』 | 「姉の気持ちと妹の気持ち」 |
特に、『☆4 未来の舞台少女 海辺みんく』や『☆4 ジュリエット 高千穂ステラ』では、前者はみんく、後者はステラに対しても敬語で会話をしていたことから、シークフェルト音楽学院中等部2年の生徒(というよりも、中等部の生徒全員)に対しても敬語で話している可能性がある。
ちなみに、高千穂ステラの台詞や、『☆4 未来の舞台少女 海辺みんく』『☆4 未来の舞台少女 森保クイナ』の絆ストーリーによると、他の気高き君と共に、ランダムで選ばれた中等部の生徒と一緒にお茶会(『カフェトリンケン』と呼ばれる)を開いている。
姉である夢大路文が理由も告げず転校したことや、自らが姉と比較されることに対し、わだかまりを抱いている。なお、近年はわだかまりが少しずつ解消されたのか、姉の文に対する誕生日ボイスがシークフェルトの舞台少女の中で唯一追加されるなど、少しずつ仲良くなっている(詳しい理由については夢大路姉妹を参照)。
シークフェルト中等部の森保クイナとの関係は、クイナの幼馴染であるみんくから、中等部3年で『気高き君』に入った栞のことを「いつかは追い越したい目標」ということでライバル視している舞台少女であることを伝えられている。一方で、栞は、目標だと思っていただけることは光栄だと思っているため、栞をライバル視しているクイナのことを嬉しく感じているようだ(『☆4 未来の舞台少女 海辺みんく』の絆ストーリーで判明できる)。
レヴュースタイル
武器はサーベル。ゆるやかな「S」の字型に曲がっている。銘は「ヤーデアングリフ」(独語で翡翠の攻撃)。
余談
前述したように、夢大路栞の使用武器はサーベルだが、実は『少女☆歌劇レヴュースタァライト』の主人公である愛城華恋もサーベルを使用武器としている。但し、サーベルの形状は異なっている。ちなみに、柔軟体操が苦手である共通点までもある。
設定では中学生である栞だが、意外にもスタイルが良い(特に『☆3 風の神 夢大路栞』のイラストを見れば分かる)。
舞台やライブイベント、朗読劇では、
- 3rdライブ『Starry Diamond』
- 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE エーデル- Delight』
- 『シークフェルト流伝説のしごき-TALK&LIVE-』
- 朗読劇『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE- Reading Theatre』第三弾『ロイヤルリテイナー』
で出演している。また、2023年2月に開催される舞台少女大運動会revivalに出演することも判明されている(参考)。
名前に『栞(しおり)』が用いられているということもあるのか、2022年と2023年では、10月27日~11月2日まで『栞の読書週間キャンペーン』が開催されることがあり、2022年は好きなストーリーorスクショor感想(参考)、2023年はスタリラ内の栞に関連するスクショ(参考)を『#栞のしおり』をつけてツイートすると、「栞のしおり 3種セット」がプレゼントされる企画が実施されている。
衣装一覧
主にヒロイン役での衣装を着ることが多い。
夢大路栞としては初となる☆4衣装。敵役を眠らせつつ自身のHPが低いほど高威力なクライマックスACTを持っている。
☆4衣装である親指姫実装から9ヶ月以上経った後にようやく実装された☆4衣装。すばやさダウンを付与する通常ACTと、敵全体を攻撃し、味方全体に不倒を付与するクライマックスACTを所持。
2020年の栞の誕生日限定舞台少女。味方全体に大容量の特殊バリアを付与して、相手の攻撃役を睡眠で妨害できる。防御寄りのステータスを持っている。
数日前に実装された『☆4 ヘルシング 鳳ミチル』と共に、『ロスト・ヴァンパイア ~人の形をした者たち~』という舞台で主役を務める。
正式名称は『ロスト・ヴァンパイア ~人の形をした者たち~』に登場するアルカード。
最初はメイファンが演じる予定だったが、メイファンに譲る形で栞が演じることになった。
前述したように、同じ舞台の主役である『☆4 ヘルシング 鳳ミチル』を意識しているということもあるのか、絆ストーリーに登場するのはミチルと栞だけであり(逆に『☆4 ヘルシング 鳳ミチル』では、前半の絆ストーリーのみ、前述したようにメイファンが登場している)、ミチルや栞の二人の活躍をたっぷり絆ストーリーで見たい人には入手することをオススメする。
なお、前述したように使用武器などで共通点がある華恋に至っても、何故かヴァンパイア繋がりで『☆4 ヴァンパイア 愛城華恋』が存在している。演目こそ違うが(あちらは『狂瀾のヴァンパイア』)、2020年の誕生日限定舞台少女であることや、絆ストーリーで登場しているのは華恋とクロディーヌの二人だけという点などが共通している。同年に栞と華恋の声優が参加しているミニアニメが放送されていた繋がりがあるのだろうか?
開幕時に敵全体にターゲット固定を付与するオートスキルを持つ☆4衣装。ポケモンの技で例えるなら、あのリスで有名になった『このゆびとまれ』と似たような効果かもしれない。
アンドロメダのギリシャ神話(詳しくは当該記事を参照)のように、波の打ち寄せる岩に鎖で縛りつけられた場面をイラストでうまく再現している。……のだが、そのせいで、中学生である彼女が鎖で縛りつけられるという、ギリシャ神話を知らない人から見たら、ちょっと危なっかしいイラストになっている。
なお、2023年6月21日の誕生日では、『☆4 アンドロメダ Encore 夢大路栞』となって、『☆4 白うさぎ 夢大路栞』と共に実装された。前述の開幕時に敵全体にターゲット固定を付与するオートスキルは『Encore』版では持っていないが、オートスキルで味方の雲属性の舞台少女を強化することができる他、舞台効果「拍手万雷(雲)」(雲属性の舞台少女の通常防御力や特殊防御力などがアップ)「百発百中、一発必中」(クリティカル率アップ&クリティカル威力アップなど)を付与するクライマックスACTを持っている。また、イラストも変更されている。
『アルカナ・アルカディア』で夢大路栞が担当する配役。普段の栞では見ることが出来ない、攻撃的な印象が強いイラストが特徴であるのだが、意外にも、敵全体にクライマックスACT威力ダウンを付与するクライマックスACTを持っている。
衣装には馬耳が付いている。これはタロットで登場する戦車を引く動物は二頭の馬であることを由来している可能性があるのだが、同時期にはウマ娘プリティーダービーの人気が上昇していた(数ヶ月前にゲーム版がリリースされた)こと、そして栞の声優は、その作品でマチカネタンホイザを演じていたことを考えると、そちらにも意識している可能性が高いかもしれない。
これに限り、普段の夢大路栞とは全く異なる性格になり、まるで悪役のような雰囲気になる(なお、似たような現象として、後述する『酒呑童子』を演じている場合でも雰囲気が変わる)。他の舞台少女も様々な『アルカナ・アルカディア』の役を演じているが、夢大路栞の場合は、元の性格と『戦車』を演じている時の性格がかなり異なるため、インパクトがかなり強い。そのため、夢大路栞が『戦車』を演じた後、雪代晶に『ヒャッハー系』と呼ばれたこともある。また、夢大路栞も、『戦車』を演じることは恥ずかしいと感じているらしい。『戦車』を演じる夢大路栞は、そのインパクトの強さも含めて必見である。
ちなみに、『え~でるラジオ』によれば、収録の際に「(気にせず)やっちゃってください!」と言われたことで、やちよの声優曰く「聴いたことない声」になったということ。
絆ストーリーでは、後半の絆ストーリーで露崎まひるに教わる場面が存在している。また、この絆ストーリーの前半部分「あの蹄音(つまおと)を追って 前編」では、馬から落馬しそうになったこともあった。
雷光のホリィ(忠義の士 ホリィ)
前者は2021年の誕生日限定舞台少女として登場、後者は2023年4月に登場した☆4衣装。
前者は舞台の敵側に舞台効果「雷鳴」を付与するクライマックスACTが強力であり、基本ACTで解除不可の継続マイナス効果耐性を付与することが出来る。後者は総合力が前者よりも強化され、誓いのレヴュー特攻を所持している他にも、舞台効果「拍手喝采」を複数付与できるクライマックスACTを持っている。
演目『ロイヤルリテイナー』での配役である。設定としては、第47特殊猟兵班所属の曹長であり、若さゆえに甘く見られることを歯がゆく思っていたり、真面目な性格が災いして思い詰めてしまうこともあるが、実力をつけるため人一倍努力し、剣の技術は随一であり、一度心を決めたら一直線に突き進むという設定になっている。
BLOODY DEVIL
2022年2月に登場した☆4衣装。全ての基本ACTでターゲット固定を付与できたり、オートスキルで開幕時に解除不可のターゲット固定を付与できる盾役の舞台少女として登場した。
演目『Futureプロレスリング2999』の配役である。ヒール(つまり、悪役を演じるプロレスラー)勢力『HELL DRAGON』の幹部――新世界を望む、『PONZU DEVIL』(こちらは姉である夢大路文の衣装になっている)の本来の人である、毎日せっせと労働に勤しむ少女であるフウミの妹であり、病弱である設定を持っていて、リハビリにも負けずいつか姉と同じリングに立つことを目指していたという設定を持っている。病弱であるという設定は、元々は身体が弱かった栞を意識しているかもしれない。
酒呑童子(闇夜の悪鬼 酒呑童子)
前者は2022年、後者は2024年の誕生日限定舞台少女として登場。前者は☆4衣装であるが、後者は☆5衣装という扱いになっている。
演目『YIN-YANG』(『YIN-YANG・ORIGIN』)で夢大路栞が演じる役である。なお、主役の安倍晴明以外の役はオーディションで決まるのだが、栞が酒呑童子を演じることになった理由としては、姉である文が酒呑童子を演じた(実際にそれ以前に「☆4 酒呑童子 夢大路文」)と聞いてそこから興味が湧いたという理由。前者の絆ストーリーの後半部分である「すべてはエリュシオンのために」で酒呑童子を演じている栞を見れば分かるが、まるで悪役のような雰囲気で演じている。
前者の絆ストーリーの前半部分である「望みの役」では、『解説・酒呑童子絵巻』を探している途中、シークフェルトの生徒と出会い、一緒に会話をするという話になっている。なお、その後、電話が鳴り、やちよの発言で晶が安倍晴明役を降板して蘆屋道満役を希望したという事実を知り、それが後半部分の「すべてはエリュシオンのために」に繋がっていく。
後者の絆ストーリーでは、前半部分の「外道丸という過去」では、やちよと共に演技の練習をしている場面から始まる。そして、後半部分の「本当の、迷いの理由」では、まさかの…!?
なお、スタリラは2024年9月30日にサービス終了するため、2024年の誕生日に実装された「☆5 闇夜の悪鬼 酒呑童子 夢大路栞」は、夢大路栞にとっては、最後に実装された新衣装になってしまった。
この他にも、スタリラのサービス終了まで、以下の衣装が登場していた。
衣装名 | 説明 |
---|---|
☆4 親指姫 | 2019年5月に実装。みんなの回復役。2022年ではララフィンもこの役を演じることになった |
☆4 ジュリエット | 2021年10月に実装。絆ストーリーの前半部分「やってみよう結婚式」ではあるる&つかさの自由すぎる演技に振り回されてしまうことになった。2023年ではステラもこの役を演じることになった。 |
☆4 アリーズ | 2022年に実装された、おひつじ座イメージの衣装 |
☆4 白うさぎ | 2022年の誕生日限定舞台少女。美空が演じた役を栞が演じた役として登場 |
☆5 スクルド | 2023年10月に実装。初めて実装された栞の☆5衣装。 |
その他
他の舞台少女でも同様であるが、私服姿で登場することもあり、私服姿の栞が描かれたイラストも存在している。
ちなみに、一部のストーリーやメモワール『鏡の向こうは洗い立ての自分』や『早く元気になりたいな』では、衣装は実装されていないが、パジャマ姿の衣装を着た栞が登場している。
また、誕生日の際に実装されるメモワールには、そのメモワール限定の衣装も登場している(左の画像は2021年版で、右の画像は2022年版)。どちらも衣装は実装されていない上に、前述のパジャマ姿とは違ってストーリーにも登場していないため、そのメモワールを入手しないと、その衣装を着た栞を見ることができない。
関連イラスト
関連動画
【スタリラ】シークフェルト音楽学院 夢大路栞 自己紹介動画
関連タグ
美坂栞:『Kanon』より。名前が栞の妹つながり。病弱要素(こちらは現在進行形で病弱)や姉との関係のわだかまりなどの点も共通する。
氷川日菜…同じブシロード作品のキャラで、此方も姉との関係にわがたまりを抱いていたと言う共通点を持つ。
王雨嘉…中の人が同じブシロード作品としてメディアミックス化された作品のキャラ。実際に衣装交換をしているイラストも存在している。以下のイラストはその一つで、雨嘉が栞の衣装を着ている。
愛染京…こちらも中の人が同じブシロード作品としてメディアミックス化された作品のキャラ。
ニコリーナ:とあるブシロード作品に登場するキャラ。身体が弱い点と薔薇の髪飾りを付けている点が共通する(但し、前者は、栞の場合は身体の成長とともに克服している)。
竹下みいこ:とあるブシロード作品に登場するキャラ。栞と同じく、乗馬が特技であり、乗馬しているイラストも存在しているという共通点がある(栞は『お馬は友達!』、みいこは『ゆらゆるスカーツ』(特訓前のイラスト)で確認できる)。
小原鞠莉:とあるブシロード作品に登場するキャラ。6月生まれ、乗馬を趣味にしている、嫌いな食べ物が納豆などの共通点がある。
※中学生です…中学生でありながら『気高き君』に所属している点や、高校2年である鳳ミチルよりもスタイルが良い点、前述の『アンドロメダ』では鎖で縛りつけられるイラストになっている、さらにはランダムで選ばれた中等部の生徒と一緒にお茶会を開いているなどもあり、それに加えて、栞以外の『気高き君』は高校生であるため、一部の人は高校生だと勘違いするかもしれないが、もう一度説明するが、栞は中学生である。