親指姫は、アンデルセン童話の一つで、チューリップから生まれた親指ほどしかない女の子の有為転変を描いた物語である。
あらすじ
ある家に子供のいない女性が、魔法使いから1つの種を貰い、その花の中から親指ほどの大きなの女の子が現れて、親指姫と名づけて可愛がる。
ところがその夜親指姫はヒキガエルに連れ去れて、その息子の花嫁にされかかってしまう。親指姫はなんとか魚や虫達に助けられて、ヒキガエルから脱走するが、今度はコガネムシに捕らえられて、花嫁にされかかるが、人間に見えたので開放された。
それから親指姫は寒くなる日が来るまで歩き続け、ネズミのおばさんと出会い、居候することになります。それからある日、傷ついたつばめが家の前で倒れていたので親指姫は必死に看病する。そしておばさんと仲良しのモグラの紳士が遊びに来て、彼女を花嫁にしようとする。親指姫はそれがいやで、元気になったツバメと家を後にして、南の国に向かう。
南の国の花の国に付いた親指姫はその国の王子と恋に落ちて結婚する。