裸の王様
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はだかのおうさま
『裸の王様』は、デンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話。原題から『皇帝の新しい服』とも。
そんなある日「とても珍しい服」を仕立てられると話す男達が王様の前に現れた。彼らはただの詐欺師で何も持っていないのに、「馬鹿には見えない服」と王様を騙し、金を払わせてしまう。
当然王様自身も家来も何も見えていないが、「それを指摘する=馬鹿だと認めてしまう」と、何も言い出せず、新しい服のお披露目として城下町でパレードを始めた。
町の人々も馬鹿と思われないよう見えていない服を褒め称えるが、一人の子供が「王様は裸だ」と本当のことを言った。
それをきっかけに皆が口々に王様は裸だと言い始め、王様はたいそう恥ずかしい思いをしましたとさ。
正直に意見を述べることの大切さや、体裁を気にすることの愚かさを説く寓話として知られるほか、言葉の響きから、周囲をイエスマンばかりで固め実力が伴わない権力者という意味でも用いられる。
また転じて「馬鹿には見えない服」にも二通りの意味があるとの考察もあり、
「(他者には着ている者が)馬鹿には見えない」
「馬鹿には(着ているようには)見え(て)ない」
といった意味を持つキーワードにもなる事も考えられる。
開高健:同じ題名の小説を書いている(もちろん内容は別物)
はまぽん - 八幡浜市のゆるキャラ。裸の王様としか呼べない姿形である。
王様メギド - 『仮面ライダーセイバー』に登場する、この物語をモチーフにした『はだしの王様アルターライドブック』で生み出された怪人。
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レバンナ王家が100数軒も城を建ててお金に困らないのはツケにしているから説を小説という形で提唱してみた。 ちなみにアンケートの(BOHI)は(バカと思われてもいいから本当の事言おう)の略です。1,814文字pixiv小説作品