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「いたよ」「いるよ」「ここにいるよ」


CV:桐井大介(アックスハンド)、坂口候一(クローハンド)、笹沼晃(ドリルハンド)


データ編集

  • 身長:195.0cm
  • 体重:117.0kg
  • 特色/力:他のモールイマジンとの連携、回転して移動、右腕の鉤爪(アックス・ドリル)、左腕の斧(アックス)、左腕のドリル(ドリル)、両腕の鉤爪(クロー)、鼻から放つ光線(ドリル・クロー)

概要編集

仮面ライダー電王第35・36話に登場。

左手の武器がそれぞれ違うアックスハンド、クローハンド、ドリルハンドの3体。体色は赤色。


親指姫サンブリーナ』に登場するモグラをイメージして現出。青い上下の上から、モグラの手をイメージしたショルダーアーマーを付けたロングコートを羽織った洗練されたデザインとなっている。


足踏みで地震を起こし、高速できりもみ回転することにより地中を掘り進む。この体当たりは一撃でビルでも粉砕するほどの威力を有し、「今度のイマジンは相当手ごわい」と侑斗に言わしめた。

鼻のドリルは回転させることで竜巻を発生させることが出来る。


公式に言及はされていないが3体の性格はそれぞれ兄弟のように異なっており、メインで行動する長男(アックス)、クールな次男(ドリル)、ハイテンションな三男(クロー)というようになっている。

また項目トップのセリフのように、3体とも語尾に「〜〜よ」とつけて喋る。


契約者の願い編集

願い事:「ライバル関係にある岡元道場に勝利したい」

対応する時間:2006年11月22日


山口は、ライバル関係にある空手道場「岡元道場」の道場主に勝ちたいと思っていた。

道着を纏ってトレーニングに励む、ライバルが他の道場となれば誰しも「空手で勝利する」と解釈しそうなものだが、K良太郎が事情聴取したことで山口の本当の望みは町内会ののど自慢大会で勝つ事と判明。

これにはキンタロス「また随分軽い記憶で飛んだな」、良太郎も「ちょっと気になるけど…」とツッコんでいたが、その後のモールイマジンの行動からして、過去に飛んで電王を狙えれば切っ掛けは問わなかったようである。


活躍編集

アックスハンドが出現、トレーニング中の山口と契約。

憑依して道場員を打ちのめした後、必死で否定する山口に「なんでもいい。記憶が繋がれば契約完了だよ」と過去に飛んだ。


そしてのど自慢大会の会場を襲った後、過去まで追いかけて来た電王を狙う。分身して取り囲み、最初から電王狙いであったことが判明した。

この時、とある理由で不調と化したアックスフォームを3体がかりで苦戦させ、アックスが引導を渡そうとするも桜井から新たなゼロノスカードを受け取った侑斗ゼロノスに変身。ゼロノスの猛攻に武器を砕かれ、地中に戻るも地面にグランドストライクを打ち込まれて撃破される。


残る2体はしばらく身を潜めていたものの、電王を誘き出す為に町中を破壊して回る。

その後は再び過去に飛んで来た電王(ソードフォーム)やゼロノスと対決。クローハンドがゼロノス、ドリルハンドが電王と交戦。

イマジンとリンクを保つことすら困難になり、プラットフォームと化した電王をドリルハンドが痛めつける。クローハンドに苦戦を強いられつつすんでのところでゼロノスがゼロガッシャー・サーベルモードを投げ渡し、ベガフォームに交代。しかし、ゼロノス(デネブ)が良太郎を庇いに向かったことで一ヶ所になった電王・ゼロノスを光線で攻撃、ゼロノスもデネブと分離してしまう。

到底勝てない相手でありながらも諦めない良太郎を攻撃するも事態を把握し対策に動いていたタロスズが砂状態で駆けつけ新フォーム「ライナーフォーム」を誕生させる。

警戒しながら竜巻状態でアタックするも、繰り出された電車斬り(デンカメンスラッシュ)により2体纏めて粉砕された。


NEWモールイマジン編集

詳細は記事で。


電王以降の客演編集

第14・15話の電王の世界編にて登場。

アリゲーターイマジンと共に世界を破壊し尽くすべく暴れ回ったが、電王とディケイドにより全滅させられた。また、こちらでは手から稲妻を放ちビルを破壊するなどの技を持っていた。


こちらでは大ショッカーの怪人として登場。


CV:笹沼尭羅(1) 、高梨謙吾(2)、小田久史(3)

今作では赤と黒に加え、黄色のロングコートを着た個体も登場。

火野映司オーズの住む夢見町をトリオで襲撃するもオーズに蹴散らされ、さらにNEW電王がやってきた事で1971年まで逃亡する。

結局3体ともNEW電王に滅ぼされるが、こいつ等が1971年まで逃亡したのを切っ掛けに、ショッカーグリードが誕生する事になってしまった。


魔宝石の世界の住人として複数の個体が登場。


CV:笹沼晃

第39話よりアックスハンドの個体が登場。

遠藤タクヤの姉の恋人・大澄ユキヒロと契約し、タクヤがアナザー電王になってしまう光景を目撃したユキヒロの「タクヤを助けて欲しい」という願いを聞き入れ実体化。アナザー電王に襲撃を仕掛ける。


しかしユキヒロが告げた願いを「怪物になってしまったタクヤを助けて欲しい」ではなく「姉の死をなかった事にしようとしているタクヤを手助けして欲しい」という敵イマジン特有の曲解した意味合いで聞き入れていたようで、アナザー電王がデンライナーをハイジャックして過去に飛んだ後は「タクヤが自分で望みを達成した」という強引な解釈で契約を完了させ、同じように過去へ飛んで行ってしまう。


第40話では2017年5月11日に飛んで病院内で暴れていたが、モモタロスが憑依したウォズが変身したウォズギンガファイナリーに追い詰められる。しかしウォズがモモタロスの憑依を拒否したことで動きを止め、その隙に逃走。

アナザー電王が奪っていたデンライナーを乗っ取り、ゲイツリバイブに追い詰められていたアナザー電王を助けてその場は撤退する。


その後、少し過去の自分を連れてくるという方法で大量に出現。集団でソウゴ達に襲い掛かったが、最後はグランドジオウが呼び出した電王タロスズが憑いたクライマックスフォームのボイスターズスラッシュとゼロノスベガフォームのスプレンデッドエンドを受けて全滅した。


声を演じる笹沼氏は原典ではドリルハンドの個体を演じている。



余談編集

上記の通りTV本編の終盤で多量に出現したためか大量にスーツが作られていたらしく、以降の作品では半ば戦闘員扱いになっている感がある。

ゲーム作品でも雑魚敵として登場する事がある。

そのため忘れられがちだが、最初に登場したオリジナルの3体は戦闘能力が高い強敵であり、(本領発揮できない理由が別で存在していたとはいえ)両ライダーをピンチに追い込んでいる。


デザインの韮沢靖モグラングドリルモグラが青く着色されていたことから、モグラブルーと称してこのイマジンとモールアンデッドを青くした。

なお、胸に書かれているナンバーはジェットモグラのオマージュである。


アックスハンドの声を演じる桐井氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演、ドリルハンドの声を演じる笹沼氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

なお、笹沼氏は2009年から2019年半ばまで『笹沼尭羅』名義に改名しており、先述のレッツゴー仮面ライダーではそちらの名義であったが、ジオウ客演時には元の芸名に戻していた。



関連タグ編集

仮面ライダー電王 敵イマジン 三馬鹿 またお前か

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