データ
概要
『仮面ライダーディケイド』第14・15話に登場するはぐれイマジン。
本来『ディケイド』はキバがファンガイアの父親と人間の母親から生まれた世界やライダー裁判員制度のある世界などといった原作とは大きく異なるリ・イマジネーション世界を巡るロードムービーだが、電王の世界はTV本編とほぼ地続きな世界観となっているため、アリゲーターイマジンもイマジンとしての設定はほぼ原典と同じである。
契約者の少年の思い描く「キツネとワニ」というイソップ童話に登場するワニのイメージから現出したイマジン。複数のNEWモールイマジンを引き連れて破壊活動を行い、「電王の世界」を滅亡させようとしていた。
能力は手の先から放つ強力な波動。高層ビルでも一撃で倒壊させるという高い威力と射程を持ち、持ち前のパワーで電王ソードフォームとディケイドを苦しめるも、最後はファイナルフォームライドで姿を取り戻したモモタロスが振り回したクウガゴウラムでズタズタにされて爆死した。
元が平成一期の中で最もコミカルな「電王」の怪人とはいえ、終始相互不理解によって仲間割れしまくっていた仮面ライダーたちに翻弄された挙句、倒されたシーンも爆笑モノというちょっとかわいそうな怪人でもある。
また、リ・イマジ怪人の中でこいつだけ特に幹部クラスの扱いを受けていない。イマジン自体「使役されるもの」であるため、仕方ないとも取れるが、ネガタロスのようなカリスマ性は特に見当たらなかった(バケガニはただの化け物なので除く)。
後にスーパーアポロガイストの能力で復活し、再び仮面ライダー達に戦いを挑む。タイガーオルフェノクと共にディケイドに向かい例の波動で攻撃するが、ディメンションキックで無理矢理突き破られてタイガーオルフェノク共々爆発四散した。
なお、この時はゴーストイマジン及び仮面ライダー幽汽スカルフォームと同じ長剣を装備していた。
『スーパーヒーロー大戦』では大ショッカーの一員として登場。ドクトルGの命令により、他の幹部怪人達と共にゴーバスターズやゴーカイジャーを襲撃した。
デスイマジンのスーツが別のイマジンに改造されている為、恐らくその代理として登場したものと思われる。
余談
元ネタになった「キツネとワニ」は家柄自慢をしていたワニが話を盛った所、キツネに嘘だと論破されてしまう話となっている。
演者の三宅氏は『仮面ライダーアギト』の地のエル役以来の7年振りの仮面ライダーシリーズへの出演となった。
関連タグ
仮面ライダーディケイド 電王の世界 イマジン(仮面ライダー電王) はぐれイマジン
ン・ガミオ・ゼダ ビートルファンガイア パラドキサアンデッド タイガーオルフェノク 牛鬼(魔化魍) バケガニ(魔化魍)
仮面ライダーガオウ・・・こちらもワニをモチーフとした敵キャラで本家電王に登場している。ガオウガッシャーソードモードを得物としており、奇しくもアリゲーターイマジンが電王から奪った武器もデンガッシャー『ソードモード』である。ベルトの造形も似通っている。
9つの世界のラスボス
バッファローロード←アリゲーターイマジン→フィロキセラワーム