「俺は戦えりゃどーでも。次はアイツら必ず殺す!」
「ワハハ、オマエ10秒だってさ!」
(人差し指を揺らしながら)「チッチッチッ、呼んでも無駄。二度と邪魔しないようにちょっと痛めつけといたから。当分目は覚めないよ!」
CV:神谷浩史
スーツアクター:横山一敏
憑依して変身する仮面ライダー
データ
- 身長:200.0cm
- 体重:131.0kg
- 特色/力:憑依者を盾に使う、大型の曲刀
概要
『劇場版仮面ライダー電王 さらば電王ファイナル・カウントダウン』の敵イマジン。死郎に雇われたイマジン三人衆のリーダー格。契約者や童話は不明。
高い戦闘能力、好戦的かつ残忍な性格、人質を取るなどの卑劣な手段を併せ持つ、歴代イマジンの中でも屈指の外道。
人間に憑依することで仮面ライダー幽汽スカルフォームに変身することが出来る。劇中では野上良太郎に憑依(A良太郎)して変身した。
幽霊モチーフだからか、特異点であるはずの良太郎ですら簡単に追い出せないなど、憑依する力は他のイマジンに比べて非常に強いようだ。その良太郎を物理的に傷つけてから憑依している節もある。
常に相手を見下しており力に酔っているが、想定外の出来事には非常に弱い面もあり、NEW電王と戦った際は相手の技量を前に劣勢気味になっている。
物語の中盤にて、死郎が操る亡霊達を率いてタロスズと対決。一度はモモタロスに消滅しかけるほどの重傷を負わせたが、体の主導権を取り戻した良太郎がモモタロスを憑依させた事で良太郎の体から追い出されてしまい変身解除。最期は電王クライマックスフォームに瞬殺されるという、今までの強さがまるで嘘のような呆気ない末路を辿った。
その後の終盤では、死郎が変身した幽汽ハイジャックフォームの能力により、複数の別個体が出現している。
余談
- 声を演じた神谷氏は平成ライダーシリーズでの出演は今作が初となった。
- 後に『仮面ライダー大戦』にて仮面ライダー2号、仮面ライダースーパー1、仮面ライダーBlack、仮面ライダーカブト、『MOVIEバトルロワイヤル』にてイザンギのCVを担当することとなった。
- 元となった童話の候補としては「耳なし芳一」や「クリスマス・キャロル」が挙げられる。
- 『電王』本編にて三浦イッセーが良太郎がイマジンに憑依される様を「悪霊がついている」と当たらずも遠からずな認識で発言していたが、ガチで悪霊モチーフのイマジンが出たこととなった。
関連タグ
仮面ライダー電王 イマジン NEW電王 仮面ライダーゼロノス
仮面ライダーゴースト:名前被り。こちらもカラフルな精神体を憑依するヒーローだが、性格は変化が無い。