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イザンギ

いざんぎ

映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』に登場する未確認生命体。
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CV:神谷浩史

スーツアクター:神前元


概要編集

映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』に登場する未確認生命体。バリデロと共に五十嵐幸四郎の悪魔である赤ちゃん悪魔を狙う。

容姿は悪魔クリスパーの様な金色の姿をしているが、現状はあくまで「未確認生命体」である為悪魔かどうかは不明。

仮面ライダージュウガのような形状の頭部が特徴的。


余談編集



  • 名前の由来は、恐らく日本神話における天地開闢で神代七代の最後にイザナミとともに生まれた男神で「国堅めの神」、「生命の祖神」とも呼ばれているイザナギだと思われる。


  • デザインモチーフは仮面ライダーWフィリップ。「仮面ライダーリバイス公式完全読本」によると、コンビライダーであるリバイスと相対する敵ということから「2人で1人の仮面ライダー」である仮面ライダーダブルの変身者二人がモチーフに選ばれたとのことで、右腕の赤と黄色がヒートルナ、頭部の渦巻き形状がサイクロン、刺々しい左腕の白がファングをイメージしたものとなっており、フィリップが所有する「ソウルメモリ」の3つとファングメモリの要素が取り入れられている。
    • また、口元が阿吽の「吽」をモチーフとしている。


関連タグ編集

MOVIEバトルロワイヤル


ガンマ1号中の人繋がりで、映画の主要な敵キャラである点が共通。


メガヘクス5年前の冬映画に登場した未確認生命体。本編における黒幕の被害者でありながらそれとほぼ同質の存在へと成り果ててしまっている点が共通している。


ゴルドラ:劇場版限定怪人であり、デザインモチーフが過去の仮面ライダーである点が共通している。


ここから先はネタバレです。未見の方は注意!























その正体は、ギフの手によって文明を滅亡させられた地球外生命体。デザイアロワイヤルのゲームマスターであるコラスと結託しており、産まれて間も無い五十嵐幸四郎の中に潜む「ギフの細胞の結晶」たる赤ちゃん悪魔を狙っていた。


頭脳明晰で科学者気質の性格であり、武器も持っていない為、戦闘は基本的にバリデロに任せている。しかし一度戦闘になると触手の様な形状に変化させた手とソコから放つ光弾を武器とし、バリデロを手こずらせたエビリティライブインビンシブルジャンヌをアッサリ倒して(半分程の力しか出せていなかったと説明されているが)アルティメットリバイをオマケと言わんばかりに瞬殺する、エビリティライブとジュウガの猛攻を片手で平然と捌く等、どう見てもバリデロ以上としか思えない程の恐るべき戦闘力を見せる。またバリデロと違って最初からコラスを裏切るつもりであり、「ギフの力を使って全宇宙を支配する」野望を持っていた様である。


五十嵐家の慰安旅行先の海岸に出現し、五十嵐三兄妹と交戦。目的達成にしか興味を示さず、真っ先に幸四郎を狙うも彼のギフの力を目の当たりにして増々興味を示した。その後、バリデロから促される形で戦闘に参加し、幸四郎を守ろうとしたエビリティライブ、インビンシブルジャンヌを触手の様な手で掴んで岩盤に叩き付けて変身解除させた。その直後に幸四郎の元に向かおうとしたアルティメットリバイに対してはエネルギーを纏ったパンチを叩き込み変身解除させた。それでも自身の目的達成を妨害しようとする五十嵐一輝をもう1度触手の様な手で掴み、岩盤に叩き付けて意識不明の重傷を負わせた。その後、幸四郎を手にしてその場を去った。


その後、空の裂け目に向かおうとしたが、五十嵐大二五十嵐さくら玉置豪夏木花ジョージ・狩崎に見つかり、そのままエビリティライブ、インビンシブルジャンヌ、仮面ライダーゲットオーバーデモンズ仮面ライダーアギレラ、仮面ライダージュウガと交戦。自身はエビリティライブ、ジュウガと交戦し、2対1の数的に不利な状況にも拘わらず2人を圧倒し、途中で大二と交代したカゲロウが変身した仮面ライダーエビルが参戦し、エビルの「ダークネスフィニッシュ」とジュウガの「アメイジングフィニッシュ」でダメージを受けるも、ソレでも多少怯む程度であり、赤ちゃん悪魔を顕現させた上で取り込みつつジャンヌ達に倒されたバリデロを復活させた。その後、カゲロウと交代した大二が再びエビリティライブに変身し、ジュウガとともに応戦するも連携して2人を変身解除させる程のダメージを与えた。


その後はバリデロに命令して5人を抹殺しようとしたが、意識不明の重体から奇跡の生還を果たした五十嵐一輝奇跡の復活を果たしたバイスが現れ、そのままアルティメットリバイスと交戦。自身は、アルティメットリバイと交戦したが、先程とは打って変わってその圧倒的な力に為す術無く追い詰められる。たまらずバリデロとともに逃走しようとしたが、「リバイ・バイスギファードフィニッシュ」をモロに喰らい、爆散した。


「自分達が憎むべき相手である筈のギフの力を取り込んだ上、それを上回るギフの力を持つ仮面ライダーに倒される」本末転倒且つ何とも呆気無い最後を迎えてしまった。


この戦いの一部始終はコラスに目撃されており、彼は自身を裏切った時点あるいは最初から裏切る事は織り込み済みで彼らに倒される事も想定内だった様子であり、赤ちゃん悪魔を手中に収める事に成功する。


真の余談編集

  • この二人の襲来とその目的が明らかになった事により、本編終盤にて暴走した狩崎の「ギフの力が残っている以上、本当の平和は訪れない」という台詞が最悪の形で的中した事になる(無論狩崎は彼らの存在を予見していた訳でもなく、偶然の一致ではあるが……)。
  • 彼のギフに文明を滅ぼされた身でありながらギフの力を利用しようとした行為は、後に吾妻道長もギーツ本編にてジャマト友人を殺された身であるのにジャマト側の目的に加担した行為に類似しているが、道長が向けていた憎しみの矛先はジャマトではなく、デザイアグランプリ根幹を成す存在だった。

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