ヒュプノス(仮面ライダードライブ)
ひゅぷのしす
CV:神谷浩史
本記事にはドライブサーガに関するネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください
『マッハ夢想伝』に登場するギリシャ神話の睡眠を司る神“ヒュプノス”の名を冠した蛮野天十郎の遺した人工知能。
かつてロイミュードたちによって蛮野が殺害された後、彼の研究所諸共破壊されてしまうが、チェイスを復活させる方法を探して世界各地の研究者たちを訪ね回っていた剛の為にハーレー博士の手によって復元され復活した。
蛮野の忘れ形見のような存在ではあるが、彼(?)もまたハートと同じく人間の悪意をプログラムとして植え付けられていない為、性格は善人そのもので、人間に対して決して嘘が付けない様にプログラミングされている。
また、復活したのがロイミュード事件の後である為、生みの親である蛮野の極悪非道な悪行の数々については知らなかったが、その後過去のデータを閲覧して死の事を知り、その事を恥じたり、かつてロイミュードが人間以上に優れた存在であるにも拘らず、自身が八つ当たりする為に拷問を続ける生みの親に抵抗するなど、心優しい性格の持ち主でもあり、そういう意味では剛と似ていた為、彼ともすぐに打ち解けていた。
かつて蛮野がロイミュードを開発する為の研究のサポートとして開発した事や、彼の理論をもとに彼らのコアが開発されて事もあってロイミュードの生態に付いても詳しく、世界中の科学者たち誰もが思いつかなかった、ロイミュードのコアが放っている特殊な波長(たとえコアが破壊されて空中を漂っていても出し続けているらしい)を剛の記憶から計測して、それを元にチェイスのコアの波長を割り出し、それを元にチェイスのコアの残骸を収集して復元するという方法を思いつき、彼の力になりたいと進んで彼に協力するが…。
以下、更なるネタバレに付き閲覧注意‼
本人の知らなかった事だが、実は自身が万が一に消滅した場合、ヒュプノスが思いついた方法と同じ手法で復活しようと蛮野が密かに自身が復活する為のプログラムを組み込まれてしまっており、知らぬ間に剛の想いを利用して蛮野復活の片棒を担がされていた。
そしてもくろみ通りに復活を遂げた蛮野に散々罵られた挙句に拷問紛いの攻撃を受け、一度は消滅してしまうが、その前に蛮野の目論見に気づいていた剛の機転により、蛮野復活プログラムをりんなによって消去した状態で復活させてもらい、今度こそ剛と蛮野の因縁に決着を付けさせ、チェイス復活の為に力を貸すことになる。
仮面ライダー図鑑にもヒュプノスのページは存在しており、画像には『仮面ライダーブレン』のラストシーンでコア復旧作業を行っている剛の写真が用いられている。