概要
仮面ライダードライブの外伝作品。本編では描かれなかったエピソードや後日談を描いたスピンオフ作品だが、所謂「シークレット・ミッションシリーズ」とは別のシリーズ。
作品一覧
第1弾:「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」【2016年4月20日(水)発売済み】
第2弾:「ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート」【2016年11月16日(水)発売済み】
ドラマCD:「ドラマCDドライブサーガ 仮面ライダーマッハ夢想伝」【2016年11月30日(水)発売済み】
第3弾:「ドライブサーガ 仮面ライダーブレン」【2019年4月下旬、東映特撮ファンクラブにて配信】
ストーリー
第1弾
仮面ライダーチェイサー
ロイミュード051と戦っていたチェイスは偶然現場に居合わせた田宮日奈子を巻き込み怪我を負わせてしまう。怪我をした彼女の代わりに彼女の弟の洋を守ろうとするも「人間の心」を持たず笑顔もどこかぎこちないチェイスは怖がられ拒絶されてしまう。
そんな彼の前に人間との共存を目指す超進化態ロイミュード「エンジェルロイミュード」が現れる。
ストーリーは『サプライズ・フューチャー』とTV放送第41話の間の時系列となる。
第2弾
仮面ライダーハート
チェイスの消滅及びロイミュードの全滅から数年後、人々がロイミュードの脅威を忘れかけていた頃。
ロイミュードのリーダー的存在であったハートが謎の復活を遂げた。そしてそれと同時期に、ロイミュードに酷似した怪物がロイミュードがコピーした人間ばかりを襲う事件が発生。「今更未練がましく徘徊して人間を襲うロイミュードを見たくない」としてハートは警察の捜査に協力。そして、ハートは犯人の正体と目的を知る事となる。
仮面ライダーマッハ
元仮面ライダーマッハこと詩島剛は、「犯罪者の子ども」と言う共通の境遇を持つ西堀令子を気に掛け、彼女の出所の日を心待ちにしていた。
しかし、令子が出所した夜に女性の髪の毛を凶器にした連続殺人事件が発生し、監視カメラに令子の姿が映っていた。剛はあくまで彼女の無実を信じて奔走するが……。
ドラマCD
チェイスとの再会を目指していた剛は、ある日沢神りんなに呼び出されて、蛮野博士が残した人工知能「ヒュプノス」と出会う。
第3弾
仮面ライダーブレン
消滅したブレンは手術台の上で目を覚ます。
そこは秘密結社「無」のアジトで、ブレンはその怪人の一員として復活したのだった。
クリスタル博士と名乗る科学者の助けによりアジトを脱出したブレンはその騒動の中で仮面ライダーブレンに変身する力を得る。
主な登場人物
第1弾
「仮面ライダーチェイサー」
チェイス/仮面ライダーチェイサー/魔進チェイサー/プロトゼロ
「チェイサー」の主役。感情のない自身に悩む中、エンジェルから黄金の羽を受け取り人間の感情を手に入れるが…
田宮日奈子
演:山地まり
若い一般人女性。051が起こした現金強奪事件に居合わせてしまった為に標的にされる。チェイサーに命を救われるも051の攻撃で負傷してしまい、入院生活と車椅子での移動を余儀無くされた。
田宮洋
日奈子の弟。内気な性格で姉にしか心を開けていない為、バスケットボールが好きなのに仲間を作れずにいる。負傷した姉に代わり自らを守ろうとするチェイスの事も拒絶した。
本作に登場する超進化を遂げたロイミュード。スパイダー型ロイミュード099の進化態。人間との共存を望み自身の能力でチェイスに人間の感情を与える。ハート達とは異なる理想を抱いているらしいが…
TV本編第3話にも登場したロイミュード。強盗犯でありTV本編で自身を粛正したチェイスと再び戦う。
ゲストキャラクター。051絡みの事件を追う進ノ介の前に現れる。
娘が生まれてパパになっている。
なお、後に仮面ライダーWの続編作品が始まったが、それにおいては照井の娘は生まれていないため、仮面ライダーチェイサーはその続編の後の話である。(つまりWの時系列では、現時点では本作が最後の話である)
第2弾
「仮面ライダーマッハ」
「マッハ」の主役。小説版でも主人公を務めており、小説版で絡みのあった西堀令子の無実を信じて奔走するが……?
第1弾「チェイサー」にも登場。変貌したチェイス関係のトラブルで貧乏くじを引く等扱いはやや悪いが、物語後半でのロイミュード戦ではドライブ・アクセルと共闘し活躍した。
西堀令子
TV本編においてシーカー・ロイミュードの事件を引き起こした犯人であり西堀光也の娘。劇中で発生した殺人事件の容疑者。
狩野洸一
かつてチェイスのコピー元であった元白バイ隊員。
現在は捜査一課に転属し進ノ介の部下として働いているが…
彼と思われる姿が予告編で確認出来るが……?
「仮面ライダーハート」
「ハート」の主役。チェイスの消滅から数年後に謎の復活を遂げて再登場。何とブレンやメディックのコアまでも体内に宿しているが、そのせいかロイミュードとしての力を一部失っている。
第1弾「チェイサー」にも登場。エンジェルに己の姿勢を批判され彼女に仲間のロイミュード達が従っていく様を見せつけられるが、それでも己の信念を貫き彼女と対峙した。また、人間の感情を獲得し心揺れるチェイスに対しても「嘗て友だった男」の立場から厳しくも優しい言葉を贈って叱咤激励した。
作中での事件の捜査を担当。ハートとコンビを組む。
羽鳥美鈴
メディックのコピー元。謎の怪物の襲撃を受ける。
劇中でロイミュードのコピー元の人間ばかりを襲撃する事件を引き起こした犯人。ロイミュードに酷似した姿をしており、ハートはその正体と目的を察している模様。
ドラマCD
第3弾
「仮面ライダーブレン」
「ブレン」の主役。
「チェイサー」にも登場し、相変わらずハートの側近として活躍しているが、エンジェルの台頭にはさすがに心穏やかではいられず、一時は彼女の意見を取り入れても良いのではないかと思ってしまった。目立った活躍は無いが、チェイスに言葉を掛けたりハート・チェイスの両人をピンチから救ったりと要所要所で活躍している。
「ブレン」では「無」の手で復活した怪人でもある。
「無」が蘇らせた、ブレンと対峙するダークライダー達。
「無」が蘇らせた、歴代の仮面ライダーと戦ってきた怪人達。
その他主要人物
TV本編の主人公。
「チェイサー」では051の起こした事件を追う内にアクセルこと照井竜と出会い、共闘した。なお、自分より階級の高い竜に対しては敬語で接し、「俺の出世に関わる」として軽々しい態度を取った剛を叱っていた。
「マッハ」では西堀令子を連続殺人事件の容疑者としてマークする。
「ハート」では復活したハートと再会する。
TV本編で活躍した女性警察官。
「チェイサー」では突如変貌したチェイスに驚きを隠せずにいた。
「マッハ」では妻となり母となった一方で、実の弟である剛の幸せを心から願っている。
「チェイサー」では本編の他にプロトドライブ誕生当時の過去回想シーンで登場した。本編においては人の心を欲するチェイスに「君は完璧な正義のプログラムを宿した戦士であり人間的な感情を得る必要は無い」と告げ、後に人間の感情を得たチェイスにも彼の開発者として言葉を掛けている。
幹部ロイミュードの内の1人。
「チェイサー」では本筋に絡む事無く超進化に必要な「愛」を学ぶ為に孤軍奮闘している。
初登場の戦士
第1弾
チェイスがブレイクガンナーとライノスーパーバイラルコアを用いて変身した姿。チェイスの超進化態と呼べる姿。
第2弾
剛がマッハドライバー炎とシフトライドクロッサーで変身した姿。
外見はチェイサーマッハに似ているがカラーリングは異なる。
ハートがドライブドライバーとシフトハートロンで変身した姿。
外見はタイプトライドロンに似ているが、頭部の角などハート・ロイミュードの要素も含まれている。
第3弾
ブレンがブレンドライバーで変身した姿。
初回限定版の付属品
第1弾
DXブレイクガンナー(キャストボイス入り。ドライブサーガver.)&ライノスーパーバイラルコア
第2弾
シフトライドクロッサー(キャストボイス入り)&シフトハートロン(キャストボイス入り)
主題歌
第1弾
「good bye little moon」
歌:「mitsuru matsuoka EARNEST DRIVE」
※『仮面ライダー4号』の主題歌「time」のCDに収録済み。
第2弾
「eternity (~from SURPRISE-DRIVE)」
歌:「mitsuru matsuoka EARNEST DRIVE」
※劇場版『サプライズ・フューチャー』の主題歌「re-ray」のCDに収録済み。
※TV本編の主題歌「SURPRISE-DRIVE」の歌詞を変更しアレンジを加えた曲。
外部リンク
関連タグ
鎧武外伝→ドライブサーガー→ゴーストRE:BIRTH