「さあ見せてくれ…黄金の果実を持つ者の力を!!」
変身者
・戦極凌馬
概要
初登場は第14話だが正体が判明するのは第18話、変身シーン及び必殺技の初披露が第28話が初めてとかなり遅い。
スーツカラーは青。バロン、グリドン同様洋風のスーツだが、彼らよりもアーマーは鋭利的で巨大なデザインになっている。
また、王冠や髭を模したモールドがあり王をイメージした外見となっている。
ちなみに『デューク』は五爵の頂点である『公爵』と言う意味があり、『男爵(バロン)』より位が高い。よって上記の外見的特徴はこの事に由来していると思われる。
専用にチューンアップされたゲネシスドライバーを使用しており、立体映像の投影機能や光学迷彩、リアルタイムでのデータ解析機能、強化型ソニックアローなどを追加搭載している上に、基本的な戦闘力自体もかなり底上げされている。
少なくとも鎧武ジンバーレモンアームズを凌ぐほどの戦闘力を持っている事は確実である。
しかし、変身者の凌馬が困難やトラブルを他人に押し付けてバックれる事を繰り返していた為、劇中では自ら前線に出て戦う場面は少なく、戦士としての成長も皆無であった。
加えて凌馬自身が自分が想定していない力への対処に弱く、最終的には自身の研究を踏み台にして人間を越えた力を手に入れたバロンにより軽々と退けられる結末を迎える事となってしまった。
変身ポーズ
右手にロックシードを持ち、両腕をクロスさせながら突出し「変身」と発声。
ロックシードを起動しながら腕を回転させ右腕のみ戻し、その後ロックシードを装着する。
形態
レモンエナジーアームズ
「ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファファイト!」
基本形態。
ドラゴンエナジーアームズ
『MOVIE大戦フルスロットル』で登場。
リンク先ネタバレ注意!
レモンアームズ
「レモンアームズ! インクレディブル・リョーマ♪」
『鎧武外伝』に登場。
他のフォームと違って、戦極ドライバーを使用している。アームズウェポンはレモンレイピア。
その他
以下はアームズチェンジシリーズの作例で登場した形態(参考)。
アームズ名 | 出典 |
---|---|
メロンエナジーアームズ | 『AC12 仮面ライダーデュークレモンエナジーアームズ』 |
ピーチエナジーアームズ | 『ACPB03 仮面ライダーシグルド&仮面ライダーマリカセット』 |
マスターインテリジェントシステム
デェムシュが沢芽市に侵攻してきた際に起動した(おそらく)デューク専用のシステム。沢芽市全域に対する通信妨害、及び監視カメラ等の遠隔操作が可能で、さらに周囲の監視カメラのデータを再構築して最適なマップを黒影トルーパーに送信する等、情報の隠匿だけには留まらない多能なシステムである。
このシステムの恐ろしいところはやはりその効果範囲。沢芽市全域はおろかヘルヘイム内部の出来事や会話まで録画・録音出来るというもので(どうやって撮影していたかは不明)、このシステムが生きていた事で凌馬は自身が不在の間に起きた出来事やロシュオの居場所までもを把握していた。
なお、ユグドラシルタワーに突入した際に再起動をしているが、その間ビートライダーズは無線機を使用していたり、終盤でラット達が自衛隊に連絡できた事から、通信妨害はオマケだった可能性すらある。
Vシネマ
2015年5月5日の鎧武外伝発売記念イベントおよび外伝公式twitterにて製作決定が発表されたVシネマ第2弾にて主役の1人に抜擢された。ちなみにもう1人の主役は仮面ライダーナックルであり、発売日は同年11月11日(水)。
作品の時系列は本編の前日譚という位置付けである。
なお、同作品の初回限定盤には『DX レモンロックシード(キャストボイス入り)』及び『デュークフェイスプレート』が付属した。
ガンバライジング
ガンバライジングでは3弾からレモンエナジーアームズが参戦。
斬月・真とともにLR枠を手に入れた。劇中では変身する場面は少ないが、凌馬らしい余裕あるテイストはゲネシスライダーの中でも最高スペックと言えるべき実力が再現されている。
アビリティはデメリットがあるものが多いが、4弾のSRに関しては相手のテクニカルタイプのアビリティを封印してしまうというかなり強力なものである。必殺技は劇中のものではないものの、ゲネシスライダーの性能を知り尽くしているような連続射撃が再現されている。
6弾の「伝説ロックオン! キャンペーン」ではウィザードアームズで登場。
その後の活躍
無に所属するダークライダーの1人として、レモンエナジーアームズで登場。
仮面ライダーブレンと戦い「ブレンメガネブレード」の攻撃で大爆発した。
ディアブロによって生まれた悪魔であるデビルライダー軍団の1人として、今作でもレモンエナジーアームズで登場。クローンライダー達と交戦した。
なお、デュークのレモンエナジーアームズが劇場版でまともに戦闘を行ったのは何気に今回が初だったりする(『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』ではろくに戦闘がないまま物語からフェードアウトし、『MOVIE大戦フルスロットル』ではドラゴンエナジーアームズで登場の為)
余談
スーツアクターを務めるのは富永研司氏。富永氏はかつて仮面ライダークウガを演じたことで有名なアクション俳優である。また、氏は『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』で武神鎧武とオーガのスーツアクターも担当している。テレビシリーズでは、演じるのは二体目のライダーである。
ちなみに上記の様にロード・バロンに敗北したが、劇中では一度も戦闘ダメージによる強制変身解除には陥っておらず、性能面だけで言えば鎧武世界最強の仮面ライダーと言えるだろう。(もっとも前線に出て戦った回数が少ないのもあるが…)
なおMOVIE大戦フルスロットルでは貴虎との一騎打ちの末に敗北しており、コレが唯一の強制変身解除となっている(致命傷を負った為、変身解除後に爆死した)。
関連タグ
ゲネシスドライバー エナジーロックシード 戦極ドライバー ロックシード
レモンエナジーアームズ ドラゴンエナジーアームズ レモンアームズ
関連・類似キャラクター
- 仮面ライダー斬月・真、仮面ライダーシグルド、仮面ライダーマリカ:ユグドラシル・コーポレーションのメンバーがゲネシスドライバーで変身するアーマードライダー。
- 仮面ライダー王蛇:多人数ライダー作品のサブライダー、「作中の代表的な悪役でダークライダー」「王がモチーフ」「武器にキーアイテムを読み込ませて強力な必殺技を発動する」「能力がメインライダーをはじめとする他のライダーよりも多い」「メインライダーの一人と因縁が深い」「圧倒的な実力で他のライダーを苦しめる」「別のライダーを殺害する」「最終的には変身者が死亡する」「スーツアクターが主役ライダーを務めた経験を持つ人物」という多くの共通点がある。
- 仮面ライダーエターナル:登場作品の前日談の外伝作品で主役を務めたダークライダー、敵組織に所属している人物が変身、圧倒的な実力や黄色い複眼やマントを持つ、斬撃武器にキーアイテムを読み込ませて必殺技を発動する、能力が他のライダーよりも多い、外伝作品にプロトタイプである新形態が登場する、最終的には変身者が戦いに敗れ死亡する等の点が同じ。
- 仮面ライダーゲンム:ライダーシステムの開発者が変身する強力な弓使いのダークライダー。
- 仮面ライダー滅:弓使いのダークライダー繋がり、驚異的な強さで他のライダーを苦しめる、変身者が敵組織の司令塔で出番が少ない、4号ライダーと同じ組織に属する、物語終盤でも高い実力を発揮し基本形態の姿で主役ライダーの最強形態と共闘した事がある、スーツアクターが主役ライダーを務めた経験を持つ人物等の点が共通。
- 仮面ライダーカリバー:多人数ライダー作品のスーツアクターが同じダークライダー。