「天下を取るのはこの私だ!」
CV:小山力也
スーツアクター:富永研司
概要
謎の異世界に存在する「武神ライダー」の1体。
外見は仮面ライダー鎧武に酷似しているが、兜飾りが赤く、クラッシャー内部が黒くなっている。
各地の武将達がそれぞれの武神ライダーたちと共に天下を目指す乱世において仕えるものをもたず、自ら天下取りを成し遂げようと他勢力に侵攻を仕掛ける。
他の武神ライダーがそれぞれの元となった仮面ライダー達と全く同じ姿をしているのに対し彼だけはやや異なる姿をしているが、詳細は不明。
劇中では「運命の巫女」こと謎の少女を必要としており、彼女と瓜二つである高司舞のことを怪人たちの手で連れ去ろうとした。
運命の巫女との関係は不明だが、監督の田崎竜太氏は「武神鎧武が彼女のことを知っていた」という考えを示している。
また彼女やご神木については意図的に入れたものとし、武神鎧武との関係を想像してもらえるといいと話している。さらに、一部ではヘルヘイムの森についてや知恵の実に関する何らかの情報を知っていたのではないかと推測されているがその真偽は不明になっている。
バンダイの商品では多くの場合「仮面ライダー武神鎧武」と表記される(公式の表記は「アーマードライダー武神鎧武」。つまり「武神鎧武」でライダーとしての個別名なので間違いではない)。
自身の野望達成の為に怪人たちを率いて次々に武神ライダーたちを屠ってゆくが、自身の世界だけではなく、他の異世界にまで手を伸ばしたことで、ウィザードや鎧武たちの介入を許した事が仇と成り、最後はウィザードと鎧武の『ライダーダブルキック』を受けご神木もろとも爆散し、その野望は潰える事となった。
神木がへし折れたことで武神鎧武軍が独占していた地下水も一気に放出され、枯れていた雨も無事に空へと戻って行った。
形態
ブラッドオレンジアームズ
「邪ノ道・オンステージ!!」
身長 | 203cm |
---|---|
体重 | 105kg |
パンチ力 | 13.5t |
キック力 | 18.9t |
ジャンプ力 | ひと跳び22m |
走力 | 100mを6.3秒 |
実は数値面では後に登場する鎧武・ジンバーアームズや次世代アーマードライダーを上回っており、元が戦極ドライバーを使うライダーにしては破格の性能を誇る。
形状はオレンジアームズと同じだが色は赤く植物状の模様が描かれていて頭部横のパーツは黒くなっている。
通常のロックシードとしての機能だけでなく、自在に複数の世界を行き来出来る裂け目を作り出すことが可能で、劇中ではヘルヘイムの森や仮面ライダーウィザードの世界に配下の怪人を送り込んでいる。
ロックシードの番号は通常のオレンジロックシードと同じく「L.S.-07」。
アームズウェポンはブラッド大橙丸。
後に狗道供界が仮面ライダーセイヴァーに変身するためのアイテムとしても使用され、『小説仮面ライダー鎧武』ではある接点が示唆されている。
必殺技
- ナギナタ無双スライサー
発動方法は鎧武と同じ。
- 邪閃武神斬り
ガンバライジング限定技。
ブラッド大橙丸と無双セイバーの二刀流で敵に的確な斬撃を浴びせた後に、X字に切り裂いてトドメを刺す。
- 紅蓮一刀
ガンバライジング限定技。
ブラッドオレンジスカッシュで発動する武神鎧武版の大橙一刀。
蓮華座 武神鎧武
「私の真の力を見せてやる!」
「天下は…俺のものだああああ!!」
配下のウツボカズラ怪人に吸収された武神ライダー達のエネルギーがご神木に流れ込んだことで、武神鎧武に時空の裂け目のエネルギーが流れ込みご神木と融合合体した姿にして武神鎧武の最終形態。(公式では怪人としてカウントされている。)
神木と融合し下半身が巨大な蓮華の花と化しているという特徴を持ち、ブラーボと同じギター調の待機音と「邪ノ道・オンステージ」の音声と共に変身する。
無数の触手や可憐に舞い散る花弁を敵の周囲で爆裂させて攻撃する。
また、神木からは実を放ち、怪人を孵化させる能力を持つ。
この形態となったことで神木ごと自らの体を縦に真っ二つに開き、幹で押し潰して食らうという技を手に入れたが、この力でウィザードと鎧武を捕食しようとしたことが命取りとなった。
手下の怪人
ゲーム作品
ガンバライジング
ガンバライジングでは2弾から参戦。
初の、劇場版限定高レアのダークライダーである。2弾CPのみの登場だったが4弾ぶりに6弾でR落ちで再録された。
アビリティはダークライダーらしく相手の能力を下げるものが多く、必殺技も、劇中のものではないものの、その迫力的な台詞同様かなりパワフルなものとなっている。
ガシャットヘンシン2弾では初のSRで収録。
この弾はゲンムとリュウガが初参戦、ダークカブトとダークキバも収録され、ネガライダーが多く収録された弾だった。
ライダータイム2弾ではRで収録。
中の人が放送中だったライダーにオーマジオウ役で出演していたからだろうか。
プレミアムバンダイ限定のジェネレーションボックスでは遂にLRでの収録となった。
バトライド・ウォー
2より敵専用キャラとして参戦。
2では蓮華座状態も登場する。
サモンライド
エリアボスとして登場。蓮華座も登場する。
……のは良いが蓮華座がまさかの三体に増殖している。(まあサモンライドではあるあるであるが……)
余談
CVの小山氏は、今作が平成ライダー作品の出演が初であり、スーパー戦隊シリーズでは流星のデレプタ、プリキュアシリーズではゲストキャラのメクルメク国王で出演済みのため、今作でニチアサを構成する3枠全てに出演したことになる。
また、過去に『仮面ライダーBLACKRX』で霞のジョーを演じていた他、後に『劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』でパラドックス・ロイミュードを、『仮面ライダージオウ』でオーマジオウを演じている。
因みに『ジオウ』には「鎧武のIFの姿」というモチーフを持つ怪人が登場している。
関連タグ
劇場版限定ライダー ダークライダー ネガライダー 声優ライダー
冬映画限定ライダー
黒いウィザード/仮面ライダーダークウィザード→武神鎧武→仮面ライダーダークドライブ