「アイズの前には全てがお見通しなのだよ」
スペック
身長 | 220cm |
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体重 | 147kg |
生体コネクタ | 咽喉の右側寄りの位置 |
頭文字デザイン | 眼球の断面図(E) |
特色/力 | 相手の動作の予測、無数の目玉を放出する攻撃 |
副作用 | 眼が疲れやすく、頻繁に眼薬を差す必要がある |
概要
世界各国から誘拐した超能力者をクオークスと呼ばれる兵士に育成する施設「ビレッジ」のある人物が「アイズ(眼球)」の記憶を内包するメモリを挿して変身したドーパント。
白・金・青・黒の四色を使った派手めなカラーリングをしている。
名前に「アイズ」を冠しているが、顔面には眼球が無く、食いしばったような口をしている。また、両手の爪は細めで鋭く、足は靴を履いているように見える。
2つの眼球を作り出し基本浮遊させているが、細めの鋭い爪のある手で器用に持っていたりすることもある。
メモリ名通りに眼に関する能力を使用可能。
優れた動体視力で敵の動きを先読みする能力や2黄色と青色の2つの眼球(赤い小さな眼の部分もある)を出現させて光線を発射して攻撃する能力を持つ。
複数の眼球を出現させて対象の額に張り付けてお互いを監視させて複数を同時に監視したり、ビレッジの外部に出た対象者の脳神経に干渉し殺害する事も出来る。
これは神経を破壊して殺すか、神経を使用して死んだと誤認させ殺すかのどちらかと思われる。
正体・活躍
(ネタバレ注意!)
正体は施設の管理者であるドクター・プロスペクト(人間体・CV:春田純一)。
自分に反旗を翻しビレッジを脱出しようとしたミーナやクオークス候補者達を皆殺しにするが(ミーナだけは奇跡的に生還)、このことで大道克己の人格を変貌させてしまう。
そして仮面ライダーエターナルとの戦いの末にエターナルレクイエムによってメモリブレイクされ倒された。
その直後、プロスペクトにビレッジの外部に出た者たちと同じ症状が発動し死亡した。
メモリが破壊されたことによって能力が暴走したものと思われるものの、その理由は不明。
派生作品
『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では、武神鎧武軍の怪人として登場。大阪城と思しき城に住まうヒデヨシ(照井竜に激似)を襲撃するが、駆け付けた武神ダブルサイクロンジョーカーエクストリームに倒されてしまった。
しかしこいつ含む4名や、斬月との戦いで消耗した武神ダブルは、ウツボカズラ怪人にすぐに吸収されてしまった為に、捨て石として見れば(そもそも武神鎧武軍の怪人は、神木そのものを破壊しない限りいくらでも量産される)役に立ったという事になる。
余談
- 「眼」のドーパントながら、デザイナーによる逆転の発想で、意匠含め目のない姿になっている。
- 色合いも前作『仮面ライダーアクセル』に登場したコマンダー・ドーパントのデザインが地味だった為に逆転した模様。
- 声と人間態を演じた春田純一氏は、仮面ライダー剣でも眼に関する能力を持った怪人を演じている。
- また、春田純一氏はスーパー戦隊シリーズにおいてはスーツアクターとして『ジャッカー電撃隊』から参加しており、『大戦隊ゴーグルファイブ』のゴーグルブラック/黒田官平役、『科学戦隊ダイナマン』のダイナブラック/星川竜役、『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』の獅子之進役なども演じている。
- 仮面ライダーWシリーズにおいて風都以外の場所(おそらくは東南アジア)で活動した唯一のドーパント。
- プロスペクトは能力を部分的に人間の状態でも使用できるハイドープと思われるが、作中一貫してドーパントの力しか利用していなかった事から、代わりに超能力は持っていなかったものと思われる。
関連タグ
仮面ライダーW 仮面ライダーエターナル ドクター・プロスペクト ビレッジ