概要
仮面ライダーZOの妨害のため活動エネルギーが乏しくなり、一時撤退を余儀なくされたネオ生命体「ドラス」が自身の代わりに望月宏を拉致するためにクモ女と共に生み出した分身の一体。
蝙蝠への変身能力の他、人間への擬態能力も備わっており、一度目は取り逃した宏を父親である望月博士に擬態して彼を騙して拉致することに成功したり、宏に化けて麻生勝=仮面ライダーZOに不意打ちを仕掛けた。
夜行性である蝙蝠の怪人ではあるが、昼間でも平気で活動でき、両腕に膜を張ることで空を飛べるほか、強靭な腕力の持ち主でもあり、人間一人を抱えて空を飛ぶことも容易く行うこともできる。
物を見る際は両腕の手の平にある目で確認するが、普段は両耳から発生させる超音波により物を識別している。
劇中、ドラスから誕生した後、彼が通う武道道場へと逃げ込んた宏を襲撃するもZOにより妨害され失敗、その後、クモ女から逃れてきた所を再度襲撃するも、ZOとの壮絶なカーチェイスの末に宏を取り返され、状況が不利だと悟り一時撤退する。
その後、宏が街中で1人でいる時を見計らい、父親に化けることで宏をおびき寄せることにより拉致に成功し、主たるネオ生命体の本拠地である廃工場跡に建設されたアジトへと連れ去った。
そして、宏を救出しにやって来た勝を宏に化け、騙し討ちを仕掛けるが通用せず、逆にZOパンチで腹部を打ち抜かれてしまい絶命した。
『小学館スーパークエスト文庫』から発行された小説版ではドラスのアジトと知らず工場に出入りしてた島川という高校生がドラスの手で改造され生まれた怪人である。
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他の用法
東映特撮ザ・カゲスター第7話にも同名の怪盗が登場した。
ちなみに間違いやすいかもしれないが、仮面ライダーに登場する蝙蝠の改造人間の名前は漢字で「蝙蝠男」、あるいは平仮名で「こうもり男」と表記されるため、注意されたし。
また、平仮名表記は怪奇大作戦第19話のサブタイトルでもある。