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演:ささきいさお

概要

臨床遺伝子工学の博士号を持つ世界的権威。42歳。

4年前、自ら望月遺伝子工学研究所を構えて「感情などに惑わされない完全生物」ことネオ生命体の開発に乗り出す。

音楽を愛し、息子の望月宏にその素晴らしさを伝えるなど、本来は温厚な良き父親だったが、やがて狂気に陥り、生命倫理を失ったマッドサイエンティストとなってしまい、助手である麻生勝さえも実験台にして仮面ライダーZOへと改造手術をし、2年後に失踪した。

しかし実は、ネオ生命体の脅威的な成長に恐れをなして研究を中断しようとしたところ、すでに自我を発現させていたドラスにより廃工場の生体プールと肉体を接続させられて自由を奪われており、さらなる改造を迫られながらも、テレパシーで麻生/ZOに宏を守るよう訴え続けていた。

ZOを吸収したドラスに逆らって宏をかばったため、生体プールから引きずり出されたが、最後の力を振り絞って生体プールを破壊。これがZOの勝利につながったものの、すでに機械との融合なしでは生命を維持できなくなっており、宏の無事に涙を流しながら息を引き取る。

小説版

小説版でのフルネームは望月敏郎であり、妻を失った悲しみに耐えられず、それをもたらした「感情」を超越しようと考え狂気に染まっていったとされる。

最後は自らの罪とドラスの抱いていた孤独を理解し、ZOに倒され少年の姿に戻ったドラスの亡骸を抱え、燃え盛る廃工場の中へ身を投じた。

コミカライズ版

島本和彦によるコミカライズ版ではより狂気が前面に出ており、ドラスがZOに苦戦する姿を前に、自身の最高傑作・ドラスが劣っているはずがないと、ドラスの要求を呑んで強化してしまう。だが、結局ドラスはZOに倒され、自身の追求した「完全」とは彼の「限界」に過ぎなかったことを悟り、自分の思想や研究が間違っていたことを認め、爆発する廃工場と運命を共にした。

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  • 汚れた涙を洗い流したら

    『仮面ライダーZO』という名作。そのたった50分足らずの中で描かれる鋭い物語。しかし惜しむらくは短さゆえに本編では観られなかった話が多いということ。 それを補填するつもりで書きました。もちろん、これは公式ではない捏造です。けれど、どうしても私は望月博士のことを書きたかった。 だってさ、「感情などに左右されない完全な生命体」を造りたいって、どうして思ったのか。私なりに答えが欲しかったから。 ※改めて言いますが、公式ではありません。捏造です。 ※タイトルは、本編の主題歌の一節を使わせていただきました。『愛が止まらない』です。
望月博士
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望月博士
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