フィリップ「メモリ使用者を、人間と想定していた所に僕らの落とし穴があった」
フィリップ「メモリ使用者を、人間と想定していた所に僕らの落とし穴があった」
データ
身長 | 220.0cm |
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体重 | 132.0kg |
特色/力 | 超越的な身の軽さと強烈な腕力、腕を合わせて形成するキャッツアイからの破壊光弾 |
CV | 高戸靖広、赤羽根健治(memory of heroez) |
スーツアクター | 藤井祐伍 |
概要
園咲家の飼い猫であるミックが首輪型のガイアドライバーにスミロドンメモリを挿してもらう事で変身する上級ドーパントで不要と見なした構成員の処刑を担当(なので、相応に知能は上がっていると推測される)。
この姿になると首輪のドライバーが腹部に移動している。
変身すると人間大まで巨大化するが、あくまで猫であるため人語は話せない(この点はオウムが変身させられたケツァルコアトルス・ドーパントと同様)。
武器はアクセルトライアルをも上回る超スピードとそこから繰り出される鋭い爪。
この爪でゼロ・ドーパントの変身者やイナゴの女などを消滅させている。
他にも両手を合わせる事で獣の顔を完成させ、その目の部分・キャッツアイから光弾も発射可能だがその他に特殊能力の類いはなく、ご主人様と違って純粋な戦闘力特化タイプのドーパントと言える。
最大の特徴として変身しているのが猫という性質上ヒトとは一線を画す反射速度・スピードを誇り、この事がただでさえ高いメモリのスペックを底上げしている。
事実第45話ではスミロドンメモリの能力を閲覧したエクストリーム相手にその検索結果をも超える反射速度で攻撃を通している。
終盤までダブルとアクセルの両者を圧倒したが、自身の過去を全て閲覧し終えたフィリップから餌を与えられる時の一定の動作を見せられたことで動きが止まり、その隙を突いたメタルスタッグブレイカーでベルトを破壊され変身が解けた。
『AtoZで爆笑26連発』では、「Pの悪戯/ミックは手くせが悪い」に登場。
「霧彦の部屋 THE トークリベンジ」のゲストであり、自分を振り回した霧彦(どう見ても人形だが)に怒ってボコボコにしてしまった。
派生作品での登場
『MOVIE大戦MEGAMAX』
Rナスカ、クレイドール、テラーと共に複製怪人が登場するも、所詮は偽物、仮面ライダーアマゾンの大切断の前に敗れ去った。
『ゲイツ、マジェスティ』
アナザーディエンドに召喚される形で登場。
同じく召喚されたアークオルフェノクや恐竜グリードと共にゲイツマジェスティに襲い掛かったが、ゲイツマジェスティが召喚したウイングランサーやゼロガッシャーボウガンモードの攻撃で撃破された。
『memory_of_heroez』
CV:赤羽根健治
黒幕に復活される形で登場。ベースはミックの変身した個体だが、本物のミックはミュージアムの構成員では唯一死亡を免れており、そもそも風都でお留守番しているので、再生怪人というよりも、立ち位置はコピー怪人に近い。
このゲームはゼロワンの存在から、少なくとも時系列が令和以降である事が確定しており、ミックが寿命で死んでいる可能性も考慮した場合は再生怪人でも正解かもしれないが、風都探偵で分かった事を考慮するとコピー怪人の方が濃厚だろう。
最期はサイクロンジョーカーのジョーカーエクストリームを食らって爆散した。
余談
スーツは後に仮面ライダーフォーゼのカニスミノル・ゾディアーツや小獅子座のゾディアーツに流用されている(シルエットのみの登場)。
声を演じる高戸氏は、『W』の続編たる『風都探偵』のアニメ版にて変身者(?)たるミックを演じており、システムボイス担当の立木文彦と同じく『W』から続投したキャストの一人となった。
古代生物系のドーパントはそれぞれ巨大な姿に変身する能力を持っていたが、スミロドンは古代生物であるにもかかわらずこの能力を発揮していない。
元々が猫サイズなので人間大になったのを巨大化といえなくもないが、オウムが変身したケツァルコアトルスは元のサイズの何十倍もある巨大な姿に変身していたため、スミロドンにも巨大形態があった可能性は十分に考えられる。